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本編後ストーリー
警察2
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「王も侯爵も裏側の街も、誰も味方はいない。でも私は貴方達の味方になれるわ。王族でも貴族でも街の住人でもないもの」
「味方だと…?」
「ええ。貴方達は鞄を見つければいい。本物が見つからなくても、どんな鞄でも私の鞄だと言えばいい。そしてそれを私に証言させればいい。」
「確かに…」
「私をヤング侯爵のもとへ連れて行けばいいわ。そうすれば問題解決。けれど、鞄の中身に似た物を用意する必用がある。じゃなきゃ貴方達は本当に裏側の街を探す事になる。それじゃ、状況は今と変わらなくなるわ」
「……」
「……」
「……」
「そこで、取引しましょう。明後日、私をヤング侯爵のもとへ連れていってほしいの。何も損はないはずよ。鞄は見つけた。その中身も見つけた。持ち主も見つけた。警察は命令された事はしてるのだから、大した咎めはないわ」
「明後日、本当にここにお前がいるか解らない」
「いるわよ。鞄がなくて一文無しなのよ、どうやって逃げるっていうのよ」
「そこのシスターとガキに借りれば逃げられる」
「裏側の街の人が見ず知らずの私にお金を貸すと思う?裏側の街の人じゃ無くても普通貸さないでしょ。返してもらえるか解らないのに。ここにいられるのは、教会だからよ」
この取引は絶対に失敗出来ない。
「貴方達……裏側の街に行けば何をされるかわかったものじゃないわよ。それを思えば、明後日まで待つ方がいいと思わない?」
「……わかった。明後日だな。時間は?」
「ヤング侯爵は明後日何時頃なら家にいるかわかる?」
「だいたい昼はいる」
「では、私はここで待ってるから、ちょうどいい時間にむかえに来てくれるかしら」
「わかった」
「では、また明後日会いましょう」
警官3人は悔しそうに、ぶつくさ言いながら帰った。
うまくいったわ!これでヤングに会える。会えないと話にならないもの。けれど明後日までに、こちらから反撃できる何かを手に入れないと…。
やっぱり、パリスを探すしかないわね。
「味方だと…?」
「ええ。貴方達は鞄を見つければいい。本物が見つからなくても、どんな鞄でも私の鞄だと言えばいい。そしてそれを私に証言させればいい。」
「確かに…」
「私をヤング侯爵のもとへ連れて行けばいいわ。そうすれば問題解決。けれど、鞄の中身に似た物を用意する必用がある。じゃなきゃ貴方達は本当に裏側の街を探す事になる。それじゃ、状況は今と変わらなくなるわ」
「……」
「……」
「……」
「そこで、取引しましょう。明後日、私をヤング侯爵のもとへ連れていってほしいの。何も損はないはずよ。鞄は見つけた。その中身も見つけた。持ち主も見つけた。警察は命令された事はしてるのだから、大した咎めはないわ」
「明後日、本当にここにお前がいるか解らない」
「いるわよ。鞄がなくて一文無しなのよ、どうやって逃げるっていうのよ」
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この取引は絶対に失敗出来ない。
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「……わかった。明後日だな。時間は?」
「ヤング侯爵は明後日何時頃なら家にいるかわかる?」
「だいたい昼はいる」
「では、私はここで待ってるから、ちょうどいい時間にむかえに来てくれるかしら」
「わかった」
「では、また明後日会いましょう」
警官3人は悔しそうに、ぶつくさ言いながら帰った。
うまくいったわ!これでヤングに会える。会えないと話にならないもの。けれど明後日までに、こちらから反撃できる何かを手に入れないと…。
やっぱり、パリスを探すしかないわね。
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