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毒草接触禁止令2
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「リリー様、泣かないで下さい…。」
新学期初日から、グリーの話でもちきり。ルーシー様とスタンはリリー様に1度も会いに来ない。物凄く励ましにくるかと思ったけど…さすが『私達はお友達』ね。スタンはルーシー様の腰巾着だもの、来るわけがないわね。
まわりはリリー様を笑い者にしたくて仕方がない…っていうのが透けて見えるわ。リリー様が何をしたというのかしら。
励ましてるのが私とセドリックだから回りは何も言えないみたいだけどね。
でも、寮には私もセドリックもいないから、どんな扱いを受けるかわからない…。
はぁ…。本当に面倒だわ。
お昼の時間
険悪なムードになりそうだから一応ついてきたけど…。
「リリー様、この席でお食事をとるのはやめてくれるかしら。」
「…ルーシー様」
リリー様はほんの少し期待してたよね。助けてくれるって。…泣きそうじゃない。
「ルーシー様、グリーは貴女のご友人でもあったのでしょう。」
「私達は一緒にいただけよ。あのような男を好きだった人と、食事を共にしたくありませんわ。」
さすが、やっとルーシー様の素敵な本性が拝めるわね。
軽くのしてやりたいけれど、それをするとリリー様が更に虐められそうだし…。
「ゼドリック様、リリー様、お昼はお庭で食べましょう。」
「…そうだな。」
「では、私達3人はこれで。リリー様は私とセドリック王太子の大切な友人だという事を、皆さんお忘れなく。」
私はグイグイとリリー様を引っ張って食堂を出た。
「身分ばかり気にする学校だし、王太子様と私の友人…と言えば、相手は怯むわ。」
グリーの事をとても好きだったのは知ってる。彼女にはきっと優しくて素敵な人だったんだわ。
「ぅぅ…ありが…と…」
「…お礼はいらないのよ。」
グリーの事は私の責任ではないけれど、リリー様を利用したのは事実だから…。
あの状況で『3人で食べましょう』…だなんて言ったら、暫くはセドリックも一緒だよね。……それって良いかも!!婚約者候補のリリー様とセドリックがお近づきなるチャンスよ。怪我の功名!!
リリー様も弱ってるし、そういう時に優しくされると好きになりそうな気がするわ。ルーシー様はもう圏外ね。
お庭でお昼ご飯、私とリリー様の方にセドリックはついてきたのだから。ルーシーとスタンはある意味捨てられたのよ。
さて、後はルーシー様の対応ね。今度何かしてきたらスタンを狙い打ちしてやるわ。私は性格は良くないのよ。私の大切な毒草と研究グッズを壊したお詫びの言葉を頂いて無いもの。
新学期初日から、グリーの話でもちきり。ルーシー様とスタンはリリー様に1度も会いに来ない。物凄く励ましにくるかと思ったけど…さすが『私達はお友達』ね。スタンはルーシー様の腰巾着だもの、来るわけがないわね。
まわりはリリー様を笑い者にしたくて仕方がない…っていうのが透けて見えるわ。リリー様が何をしたというのかしら。
励ましてるのが私とセドリックだから回りは何も言えないみたいだけどね。
でも、寮には私もセドリックもいないから、どんな扱いを受けるかわからない…。
はぁ…。本当に面倒だわ。
お昼の時間
険悪なムードになりそうだから一応ついてきたけど…。
「リリー様、この席でお食事をとるのはやめてくれるかしら。」
「…ルーシー様」
リリー様はほんの少し期待してたよね。助けてくれるって。…泣きそうじゃない。
「ルーシー様、グリーは貴女のご友人でもあったのでしょう。」
「私達は一緒にいただけよ。あのような男を好きだった人と、食事を共にしたくありませんわ。」
さすが、やっとルーシー様の素敵な本性が拝めるわね。
軽くのしてやりたいけれど、それをするとリリー様が更に虐められそうだし…。
「ゼドリック様、リリー様、お昼はお庭で食べましょう。」
「…そうだな。」
「では、私達3人はこれで。リリー様は私とセドリック王太子の大切な友人だという事を、皆さんお忘れなく。」
私はグイグイとリリー様を引っ張って食堂を出た。
「身分ばかり気にする学校だし、王太子様と私の友人…と言えば、相手は怯むわ。」
グリーの事をとても好きだったのは知ってる。彼女にはきっと優しくて素敵な人だったんだわ。
「ぅぅ…ありが…と…」
「…お礼はいらないのよ。」
グリーの事は私の責任ではないけれど、リリー様を利用したのは事実だから…。
あの状況で『3人で食べましょう』…だなんて言ったら、暫くはセドリックも一緒だよね。……それって良いかも!!婚約者候補のリリー様とセドリックがお近づきなるチャンスよ。怪我の功名!!
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お庭でお昼ご飯、私とリリー様の方にセドリックはついてきたのだから。ルーシーとスタンはある意味捨てられたのよ。
さて、後はルーシー様の対応ね。今度何かしてきたらスタンを狙い打ちしてやるわ。私は性格は良くないのよ。私の大切な毒草と研究グッズを壊したお詫びの言葉を頂いて無いもの。
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