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STEP1 ハジメマシテ
case5:Eさんの場合
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※今回都合上伏字や濁しが多いです。
わかったら僕と握手!(?)
その日の衝撃は今でも覚えている。
『コ○ダについて、お話したいです』
そんなメッセージの送り主は
『あ、あまみや○い……!?』
そのゲームのキャラクターにそっくりな美青年だったんだから。
久水遥歌。
2020年の初め、同ブランド内3大タイトルの中で唯一手を出してなかった学園クラシックネオロマンスに手を出す。
無印の難易度は鬼畜で1度投げ出すも、他ナンバリングなら大丈夫と先人の意見を聞き、キャラが一新された3とFDから始める。
そして、気付いたらヴァイオリンを買っていた。
ネットで本体のみならず弓、ケース、教本&DVD、松脂、チューナー、予備の弦等初心者にはもってこいのセットである。
お値段なんと送料無料の9,900円也。
お飾り用にしようと思ったが、ちゃんと音鳴るし、頑張れば弾けなくないと気付いた私は、教本を元に頑張るが、如何せん調弦が出来なかった。
時折弾きはするものの音に違和感を感じてしまい、10分足らずで投げ出してしまう日々。
……もし、もしこの中に、ヴァイオリンができる方がいたら、少しだけでも教えて貰えないだろうか。
結城さんにはヴァイオリンの話はしていない。
既に趣味の数が多すぎたからだ。
だから、だから、例えこの人の顔が2次元でも、惹かれた理由がゲームでも、ヴァイオリンやってますの一言で、私は会いたいと思ってしまったのだ。
ここが、噂の……。
辿り着いたのは、ゲーム画面で見たことある洋館である。
この学園クラシックネオロマンスは、実際市と提携して、本物の風景を描いている。
だから、周辺を歩けば行くところ行くところ画面と一緒で、興奮する。
職場付近だから行きたいとは願っていたけどなかなか機会なくて行けなかったんだよね~!
写真撮りたい気持ちを抑えて、綺麗なお顔を探す。
「あ、エイチさん!」
「ハルカさん」
よかった、私服はまともだ!!
キャラの方は中世のお貴族様?って聞きたくなるような(でも似合ってる)私服だったから、ちょっと心配してたのだ。
全然そんなことなかった。
「はじめまして」
「はじめまして、よろしくお願いします」
「さ、寒いので中に入りましょう。ゲームに出てきたチェリーサンドはいかがですか?」
「わ、是非!」
出てきた紅茶も、チェリーサンド含めた洋菓子もとても美味しくて、とにかく食べるのに夢中になってしまった。
ゲーム……つまり、主人公ちゃんたちがこれを食べたのか……。
そういえば甘党な声優さんも、先日通販で買ってたな。
中世の西洋にタイムスリップしたような、素敵な内装。その中に、ゲームのスタンプラリーが行われた際設置されていた交流ノートが目を引く。
疫病で経営が危ぶばれた時、その声優さんをきっかけにゲームファンが挙って通販を利用し、なんとか持ち堪えたという話を聞いた。
新参者ながらその話には感動し、私も力になれればと、大手デパートの地下街にある支店?ディスカウントショップ?(と言えばいいのか?)に買いに行ったことがある。
「ふふ、僕もその話を聞いて、差し入れ用に通販したんですよ」
「素敵な話ですよね、まさに絆を感じました!」
「はい、本当に」
そう笑うエイチさんを見て、本当にゲームが好きなんだなと思う。
「エイチさん、答えたくなければ無理に言わなくて大丈夫です」
「え?」
「このゲーム、好きになったきっかけを教えてください!ちなみに私はプレイしたら生意気な天才ヴァイオリニストに沼ってました!」
「あ、もしかして衛星の彼ですか?」
こくん、と頷くとずるいよね、彼と同意してくれた。
わかる。個人的に愛メの修学旅行が1番ずるくてやばいと思いました。
「姉が無印をやっていたんです」
「あぁ、あの鬼畜ゲー……」
「難しかったですよね、でも、音がたくさん溢れてて、幼いながらも素敵だなって」
以来、初心者にも関わらず、めげずに頑張って、難曲を弾きこなし、優勝してった主人公に憧れヴァイオリンに手を出したという。
「以降のタイトルも自分で買って、ゲーム内で演奏される曲を弾いたんです」
「わかります~、無印主人公ちゃんに憧れる気持ち……!」
「もちろん3主人公ちゃんも好きですよ」
「3といえば、学院祭6の1日目夜公演好きなんですけどわかりますか」
「あっ、あぁ、ふふっ、やめて、笑ってしまいます」
あの公演の3主人公ちゃんのヒロイン力、笑うと同時に賞賛の拍手を贈りました。
「というか、イベントも網羅してるんですね……」
「僕もびっくりしました。好きになったの、今年ですよね?」
「はい、とりあえず今手に入るオンリーイベントの映像は全て持ってます」
「凄いですね……僕も生演奏があるからなるべく観てますが、全部はまだで……」
確かに、どの公演も最低限ヴァイオリニストとピアニストがいた。
あとはキャラに合わせてトランペットやフルート、チェロ、ヴィオラ等が参加している。
イベントが楽しめて、生演奏も聴けるとか、本当に素敵なイベントですな?早く行きたい。
まずは2月の新作配信イベント楽しみです。
「……本当は、中止になった3月のコンサート、出る予定だったんです」
「─────え?」
それは、私が初めて行こうと思っていたイベント。
声優さん、キャラメインではなく、作中に出てくる演奏曲や、キャラソンのクラシックアレンジバージョンが生演奏で聴けるという本当に素晴らしいイベントだ。
確かその時は地元のフィルと、主人公らと同世代の高校生演奏者、各校の制服を着て演奏してくれる、イベント常連の演奏者さんが出演という、豪華な仕様だったはず。
その時はわからなくてお名前全く確認してないけど、いや、でも、観たライブビデオではお姿確認してないはず。
でも、それでも、これだけはわかる。
「お上手、なんですね……?」
凄くお上品に笑われた。
「い、いつまで笑ってるんですかぁ」
「ごっ、ごめんなさい、まさか、そんな感想だなんて、思ってもいなくて……っふふっ」
一頻り笑ったのか、ふぅ、と息を吐いて落ち着かせた。
「確かに、コンクールでは良い賞を頂きますし、コンサートもたくさんの方が聞きに来てくださいます」
「お上手ですね??」
あ、まずい、また笑われる!
ふ、と息を零す前にと私は問いかけた。
「弾いてる映像とかあるんですか?」
「観ますか?」
それは是非。と頷くと、スマホを軽く操作して、先日動画サイトに上げたやつです。と見せてくれた。
曲は、無印メインヒーローのキャラクターソング。彼の名前の1文字であり、象徴物である月がタイトルにある、私も好きな曲。
素人でもわかる。上手いって。
元々曲自体難曲で、本家が弾いてる映像見たことあるけど、指や弓の動きがえげつなかったのを覚えている。
彼はそれを難なく弾いているのだ。
最後の1音が響いた時、頬に涙が伝った。
「凄い……なんで、私に語彙力がないのでしょう」
「ありがとうございます。その反応が何よりの賞賛ですよ」
「あの、この曲の楽譜ってあるんですか?」
「いえ、原曲がないものは基本耳コピですね。弾いている映像があれば真似するんですけど……」
「もしかして、他にも!?」
「ええ、ヴァイオリンと、ヴィオラ、チェロくらいなら少しキーが変わったりしますが一通りは」
「私!遊園地デートの好きです!」
「楽しくなる曲ですよね、弾いたことありますよ」
「あと先輩の、遠距離恋愛の!あれで先輩好きになりました……!」
「アンコールよかったですよね、僕泣いてしまって……」
「そう、そうなんです、アンコールのシナリオがパーフェクトすぎて……!」
「僕、アンコールなら衛星くんの引き継ぎが好きで……」
「あー!お手紙で陥落しました!元から好きだったのに、なにそのせこいの!と」
「あれは、本当にずるいですよね。でもおかげでロンカプ弾けるようになりましたし」
「難しい曲ですよね……?いいなぁ、私も……」
「────?」
「あぁ、いえ!そうだ、私、3以降だと幼なじみルートが全部好きでー」
「王道ですよね、幼なじみに憧れてしまいます。僕は函館が……」
「うわっ、待ってくださいタオル必須ですその話」
「あ、ちなみにハルカさん、新作のソシャゲはどうですか?」
「安定の主人公校な気がします。ヴィオリストとお姉様……」
「お姉様、イベントにもよく来るのにメインにいませんでしたからね、ようやくです」
「ようやく、ようやくキャラソン出来ますかね、お姉様!?」
「そうですよね?出来たら嬉しいですね!」
「ソシャゲといえば今回オーケストラですけど────」
こうして。
その後も、ゲームからキャラソンからイベントから演奏曲まで、ほんの少ししか話してないはずなのに、ダイスケさん同様凄い時間が経ってしまっていた。
「ねぇ、ハルカさん」
「?なんでしょうか」
「ヴァイオリン、初めてみますか?」
「へ?」
「次回すぐに、は難しいかもしれませんが、たまに練習デート、しませんか」
ゲームの2人練習っぽく、なんてあのキャラのように笑うから、まさに自分が主人公になった気分になってしまう。
でも、この提案はとても魅力的だ。
あんなに素敵な演奏する方に、しかも、公式に認知されてる方に教えて貰えるなんて。
弾いてみたい曲や、目標をヒアリングされ、では、近々。と約束させられた。
しかし、本当に素敵なお顔をしているなぁ。
なにしてても許されるほどの美形って設定だけど、それが立体化したらこんな感じという見た目だった。完璧だった。
ハル様───アキラさん以来の衝撃で、私は家に帰ってからしばらく、寝ることが出来なかった。
わかったら僕と握手!(?)
その日の衝撃は今でも覚えている。
『コ○ダについて、お話したいです』
そんなメッセージの送り主は
『あ、あまみや○い……!?』
そのゲームのキャラクターにそっくりな美青年だったんだから。
久水遥歌。
2020年の初め、同ブランド内3大タイトルの中で唯一手を出してなかった学園クラシックネオロマンスに手を出す。
無印の難易度は鬼畜で1度投げ出すも、他ナンバリングなら大丈夫と先人の意見を聞き、キャラが一新された3とFDから始める。
そして、気付いたらヴァイオリンを買っていた。
ネットで本体のみならず弓、ケース、教本&DVD、松脂、チューナー、予備の弦等初心者にはもってこいのセットである。
お値段なんと送料無料の9,900円也。
お飾り用にしようと思ったが、ちゃんと音鳴るし、頑張れば弾けなくないと気付いた私は、教本を元に頑張るが、如何せん調弦が出来なかった。
時折弾きはするものの音に違和感を感じてしまい、10分足らずで投げ出してしまう日々。
……もし、もしこの中に、ヴァイオリンができる方がいたら、少しだけでも教えて貰えないだろうか。
結城さんにはヴァイオリンの話はしていない。
既に趣味の数が多すぎたからだ。
だから、だから、例えこの人の顔が2次元でも、惹かれた理由がゲームでも、ヴァイオリンやってますの一言で、私は会いたいと思ってしまったのだ。
ここが、噂の……。
辿り着いたのは、ゲーム画面で見たことある洋館である。
この学園クラシックネオロマンスは、実際市と提携して、本物の風景を描いている。
だから、周辺を歩けば行くところ行くところ画面と一緒で、興奮する。
職場付近だから行きたいとは願っていたけどなかなか機会なくて行けなかったんだよね~!
写真撮りたい気持ちを抑えて、綺麗なお顔を探す。
「あ、エイチさん!」
「ハルカさん」
よかった、私服はまともだ!!
キャラの方は中世のお貴族様?って聞きたくなるような(でも似合ってる)私服だったから、ちょっと心配してたのだ。
全然そんなことなかった。
「はじめまして」
「はじめまして、よろしくお願いします」
「さ、寒いので中に入りましょう。ゲームに出てきたチェリーサンドはいかがですか?」
「わ、是非!」
出てきた紅茶も、チェリーサンド含めた洋菓子もとても美味しくて、とにかく食べるのに夢中になってしまった。
ゲーム……つまり、主人公ちゃんたちがこれを食べたのか……。
そういえば甘党な声優さんも、先日通販で買ってたな。
中世の西洋にタイムスリップしたような、素敵な内装。その中に、ゲームのスタンプラリーが行われた際設置されていた交流ノートが目を引く。
疫病で経営が危ぶばれた時、その声優さんをきっかけにゲームファンが挙って通販を利用し、なんとか持ち堪えたという話を聞いた。
新参者ながらその話には感動し、私も力になれればと、大手デパートの地下街にある支店?ディスカウントショップ?(と言えばいいのか?)に買いに行ったことがある。
「ふふ、僕もその話を聞いて、差し入れ用に通販したんですよ」
「素敵な話ですよね、まさに絆を感じました!」
「はい、本当に」
そう笑うエイチさんを見て、本当にゲームが好きなんだなと思う。
「エイチさん、答えたくなければ無理に言わなくて大丈夫です」
「え?」
「このゲーム、好きになったきっかけを教えてください!ちなみに私はプレイしたら生意気な天才ヴァイオリニストに沼ってました!」
「あ、もしかして衛星の彼ですか?」
こくん、と頷くとずるいよね、彼と同意してくれた。
わかる。個人的に愛メの修学旅行が1番ずるくてやばいと思いました。
「姉が無印をやっていたんです」
「あぁ、あの鬼畜ゲー……」
「難しかったですよね、でも、音がたくさん溢れてて、幼いながらも素敵だなって」
以来、初心者にも関わらず、めげずに頑張って、難曲を弾きこなし、優勝してった主人公に憧れヴァイオリンに手を出したという。
「以降のタイトルも自分で買って、ゲーム内で演奏される曲を弾いたんです」
「わかります~、無印主人公ちゃんに憧れる気持ち……!」
「もちろん3主人公ちゃんも好きですよ」
「3といえば、学院祭6の1日目夜公演好きなんですけどわかりますか」
「あっ、あぁ、ふふっ、やめて、笑ってしまいます」
あの公演の3主人公ちゃんのヒロイン力、笑うと同時に賞賛の拍手を贈りました。
「というか、イベントも網羅してるんですね……」
「僕もびっくりしました。好きになったの、今年ですよね?」
「はい、とりあえず今手に入るオンリーイベントの映像は全て持ってます」
「凄いですね……僕も生演奏があるからなるべく観てますが、全部はまだで……」
確かに、どの公演も最低限ヴァイオリニストとピアニストがいた。
あとはキャラに合わせてトランペットやフルート、チェロ、ヴィオラ等が参加している。
イベントが楽しめて、生演奏も聴けるとか、本当に素敵なイベントですな?早く行きたい。
まずは2月の新作配信イベント楽しみです。
「……本当は、中止になった3月のコンサート、出る予定だったんです」
「─────え?」
それは、私が初めて行こうと思っていたイベント。
声優さん、キャラメインではなく、作中に出てくる演奏曲や、キャラソンのクラシックアレンジバージョンが生演奏で聴けるという本当に素晴らしいイベントだ。
確かその時は地元のフィルと、主人公らと同世代の高校生演奏者、各校の制服を着て演奏してくれる、イベント常連の演奏者さんが出演という、豪華な仕様だったはず。
その時はわからなくてお名前全く確認してないけど、いや、でも、観たライブビデオではお姿確認してないはず。
でも、それでも、これだけはわかる。
「お上手、なんですね……?」
凄くお上品に笑われた。
「い、いつまで笑ってるんですかぁ」
「ごっ、ごめんなさい、まさか、そんな感想だなんて、思ってもいなくて……っふふっ」
一頻り笑ったのか、ふぅ、と息を吐いて落ち着かせた。
「確かに、コンクールでは良い賞を頂きますし、コンサートもたくさんの方が聞きに来てくださいます」
「お上手ですね??」
あ、まずい、また笑われる!
ふ、と息を零す前にと私は問いかけた。
「弾いてる映像とかあるんですか?」
「観ますか?」
それは是非。と頷くと、スマホを軽く操作して、先日動画サイトに上げたやつです。と見せてくれた。
曲は、無印メインヒーローのキャラクターソング。彼の名前の1文字であり、象徴物である月がタイトルにある、私も好きな曲。
素人でもわかる。上手いって。
元々曲自体難曲で、本家が弾いてる映像見たことあるけど、指や弓の動きがえげつなかったのを覚えている。
彼はそれを難なく弾いているのだ。
最後の1音が響いた時、頬に涙が伝った。
「凄い……なんで、私に語彙力がないのでしょう」
「ありがとうございます。その反応が何よりの賞賛ですよ」
「あの、この曲の楽譜ってあるんですか?」
「いえ、原曲がないものは基本耳コピですね。弾いている映像があれば真似するんですけど……」
「もしかして、他にも!?」
「ええ、ヴァイオリンと、ヴィオラ、チェロくらいなら少しキーが変わったりしますが一通りは」
「私!遊園地デートの好きです!」
「楽しくなる曲ですよね、弾いたことありますよ」
「あと先輩の、遠距離恋愛の!あれで先輩好きになりました……!」
「アンコールよかったですよね、僕泣いてしまって……」
「そう、そうなんです、アンコールのシナリオがパーフェクトすぎて……!」
「僕、アンコールなら衛星くんの引き継ぎが好きで……」
「あー!お手紙で陥落しました!元から好きだったのに、なにそのせこいの!と」
「あれは、本当にずるいですよね。でもおかげでロンカプ弾けるようになりましたし」
「難しい曲ですよね……?いいなぁ、私も……」
「────?」
「あぁ、いえ!そうだ、私、3以降だと幼なじみルートが全部好きでー」
「王道ですよね、幼なじみに憧れてしまいます。僕は函館が……」
「うわっ、待ってくださいタオル必須ですその話」
「あ、ちなみにハルカさん、新作のソシャゲはどうですか?」
「安定の主人公校な気がします。ヴィオリストとお姉様……」
「お姉様、イベントにもよく来るのにメインにいませんでしたからね、ようやくです」
「ようやく、ようやくキャラソン出来ますかね、お姉様!?」
「そうですよね?出来たら嬉しいですね!」
「ソシャゲといえば今回オーケストラですけど────」
こうして。
その後も、ゲームからキャラソンからイベントから演奏曲まで、ほんの少ししか話してないはずなのに、ダイスケさん同様凄い時間が経ってしまっていた。
「ねぇ、ハルカさん」
「?なんでしょうか」
「ヴァイオリン、初めてみますか?」
「へ?」
「次回すぐに、は難しいかもしれませんが、たまに練習デート、しませんか」
ゲームの2人練習っぽく、なんてあのキャラのように笑うから、まさに自分が主人公になった気分になってしまう。
でも、この提案はとても魅力的だ。
あんなに素敵な演奏する方に、しかも、公式に認知されてる方に教えて貰えるなんて。
弾いてみたい曲や、目標をヒアリングされ、では、近々。と約束させられた。
しかし、本当に素敵なお顔をしているなぁ。
なにしてても許されるほどの美形って設定だけど、それが立体化したらこんな感じという見た目だった。完璧だった。
ハル様───アキラさん以来の衝撃で、私は家に帰ってからしばらく、寝ることが出来なかった。
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