四階の女

俺は、会社帰りにカレーの具材を買った。
その具材を持って五階へとエレベーターで昇る時、四階に同じ買い物袋を笑いながら揺する女がいた。
俺は、恐怖に駆られ自宅へと急いだ。

しかし、女は俺の前に現れる。
そして、俺はカレーのルーを買い忘れていた事を思い出す。

──貴方はカレーを食べる時、どんな味がすれば嬉しいですか。
24h.ポイント 0pt
0
小説 193,904 位 / 193,904件 ホラー 6,812 位 / 6,812件

あなたにおすすめの小説

逢魔刻の旅人

ありす
ホラー
逢魔刻 闇の住人はいつでも私たちのそばに必ず潜んでいる 誰しもが"やつら"と同じ空間を旅する 旅人になりうるのだ

校長室のソファの染みを知っていますか?

フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。 しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。 座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る

狙われた女

ツヨシ
ホラー
私は誰かに狙われている

『ショート怪談』訪れるもの

見崎志念
ホラー
何が来ても受け入れてはいけません

呪詛人形

斉木 京
ホラー
大学生のユウコは意中のタイチに近づくため、親友のミナに仲を取り持つように頼んだ。 だが皮肉にも、その事でタイチとミナは付き合う事になってしまう。 逆恨みしたユウコはインターネットのあるサイトで、贈った相手を確実に破滅させるという人形を偶然見つける。 ユウコは人形を購入し、ミナに送り付けるが・・・

「   」

茶々あやめ
ホラー
初心者。投稿がよく分からない、大丈夫でしょうか。

このセーラー服が脱げたなら

しんしあ
ホラー
 警察庁長官の娘に手を出し、懲戒解雇されそうになった田城は刑事部殺人犯捜査第8係に異動となる。しかし、第8係には暴虐君主も裸足で逃げ出すほどの女帝が君臨していた。 更に、第8係はどうやら犯人逮捕をしないらしく…  一方、あさなわ町に住む畠山諒子は恋をしていた。学校の裏山に住んでいる謎の男性、新野さんに。あの手この手でアプローチするが、新野さんは決して諒子に手を出してはくれない。それは諒子が着ているセーラー服が全てを物語っていた。 2つの歯車が重なりあった時、物語は動き出す。 ※不定期更新 ※この物語は話が進むほどホラー表現、残酷描写が強くなっていきます。苦手な方はご注意下さい。

処理中です...