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感情の花びら
しおりを挟む朝、チチチと小鳥のさえずる声が聞こえてそろそろスマホのアラームが鳴るかなと思って枕元をゴソゴソと探るけどなにも手ごたえがない。
上はなにもないけど、目の前にはなにかあるみたいで動き難い。
違和感はなくてぬくぬくで思わず二度寝をかましそうになる。
んん? 待てよ?
昨日オレは異世界という場所に来たんだよな?
でもって、クロウに一緒に寝てもらって…。
「!」
パチリと目を覚ましたら男の硬い胸が目の前にあった。
抱き枕みたいに抱きつかれていて、昨日も思ったけど妙なジャストフィット感。
起き上がりたくてペシペシ目の前の胸筋を叩けばようやく起きたのかクロウが危うげな声を出してパチリと目を開けた。カーテンが閉まっているからそんなに明るくないけど、クロウの瞳が眩い金色に見える。とってもキレイ。
「コガネ様、おはようございます」
クロウがニッコリ笑う。
朝からイケメンの必殺スマイルを直撃して恥ずかしくなる。ハラリと花びらが舞っていた。
「朝食は簡易ではありますが、隣の部屋に設えてあります。そちらでお願いいたします」
侍女さんたちがやってきて、オレの着替えを手に持ってきてた。オレは自分の鞄から服を出してこれを着るからいらないよって断ったら折角、選んで持ってきたのに…とたいそうなショックを受けたようで、仕方ないから今日はそれでいいかなって迷ったのが運のつき。
着替えくらい自分ひとりで出来ると思っていたのに、貴族の服みたいな、実際貴族の服なんだろうな、とんでもなくボタンが多くて袖を通すのは判るけど、どのボタンがどれに通せばいいのかすか判らなくて、待ってましたとばかりに侍女さんたちがわらわらとオレの着替えを手伝ってくれた。
もしかして、このためにわざわざボタンの多いこの服を持ってきたのかな? 確信犯かな?
侍女さんたちがオレの準備をしてくれている間にクロウは自分の部屋に戻ったらしく、昨日と同じ鎧姿になっていた。あれ、ガッチリしすぎてるからラフなのがいいな。
ズボンを履いて、シャツを着たところで難航してしまったオレは侍女さんが支度をしてくれるのを鏡越しにみている。そして段々と気付き始めた。これは…正装はいいとして、大人の正装なのだろうか。やけにフリルが多い気がする。ボタンが多いのは最初から判っていたんだけど、おかしいな。
これから朝ごはんを食べるのにカッチリスーツは真っ白だ。七分丈のズボンは濃紺だけど、上着はなにからなにまで真っ白だ。ネクタイじゃなくてフリルだ。襟や袖口には紫色と金色の鮮やかなラインがあるけど、これご飯こぼしたらすぐ判っちゃうよね。
服の着せ替えがすんだらしく、侍女さんたちが満足そうに離れた。
うん、やっぱりこれ、大人の正装じゃない気がするんだけど。
「これ、大人のオレが着てもいいやつなの?」
「それがでございますね、コガネ様。昨日の今日ではコガネ様専用のお召し物を用意することが不可能でございまして、コガネ様のお身体付きの既存のものは我が国では年齢が低めになってしまいまして」
「ち、ちなみに…これは何歳くらいの服なんですか?」
おそるおそる尋ねるオレに侍女長と名乗った人が言いにくそうにそっと「そちらのお召し物は十歳程のご子息様がお召しになられます」と答えてくれた。
「じっ…」
え? オレの身長ってそれくらいなの?
確かにあっちでも中学生にしょっちゅう間違われてたけど、小学生って!!
この国の人たちが大きいのって遺伝なのかな。それとも食事なのかな。
食事だったらワンチャン大きくなれるかもしれない。
「納得できない部分があるし、この格好もすごくヤだし…明日は持ってきてる服着るから…」
本当はこの服を脱ぎたいんだけど、脱ぐにも時間がかかるだろうし、今日は諦めた。
昨日から身長ネタへのダメージがすごい。
半泣き状態で着ようと思っていた服を鞄に仕舞おうとして、そこに入れた覚えのないはずのものが入っているのに気付いた。
「しょーゆ」
コンビニで売っているような一人用の小さいボトルタイプの醤油だ。
オレの鞄は友だちが整理していったままだから余計なものが入っているはずがないのに、これはなんだ?
しかも新品。
オレはこれを買った覚えもないし、友だちが入れたとも考え難い。
なんではいっているんだろう。
昨日のご飯はちょっと物足りなかったし、持っていて損はないし、上着のポケットに入れておこうかな。
ゴソゴソしてたオレにクロウが「その鞄にはなにが入っているのですか?」って聞いてきたから昨日のマフィンを入っていた袋ごと手渡した。
「そんなに日持ちしないし、あげる。友だちと食べてよ」
全部で六個あった。
それを渡せばクロウはいいんですかと、瞳を輝かせた。目開いちゃってる。すごいイケメン。
いそいそと自分の部屋に入って、クロウはすぐに戻ってきた。マフィンを置いてきたっぽい。
そういえば、マフィン昨日食べたから五個のはずだったのに、数を間違えていれてたのかな。
「さて、コガネ様、食堂へとご案内しますね」
クロウが俺の手を取る。
映画でみたことある。ねーちゃんが、こんなことされたら恋に落ちちゃうわねなんて言ってた。たしかに、手を取って腰を折るその姿はどんな身長のやつだってねーちゃんとの身長差がわからなくなるもんなって納得したら手に持っていた湯飲みを握り潰したねーちゃんがオレを笑顔で見ていた。あれはどんなホラーにも負けない恐怖だった。
それを思い出してクロウの手をギュッと握ってしまった。
こういう場合って手を握っちゃ駄目なんだよね。男側のエスコートとして習った覚えがある。父親か母親かどっちだったか。
女側であるのが癪に障るがしまったと思った瞬間クロウに更に強く手のひらを握られて「大丈夫ですよ」って微笑まれた。
なんだろ?
大丈夫ってクロウが言うんなら大丈夫なんだろう。お腹も空いたしクロウに食堂に案内してもらおう。
オレとクロウが部屋を出れば六人いる侍女さんの内二人が付いてきた。他の人はオレがご飯食べている内に交代で休んだり部屋の準備したりするんだって。
でもさ、なんでクロウはまたオレを持ち上げて運んでるの? 横抱きにされていないだけいいかと思うけど、これは必要ないと思うんだ。
歩けるからと腕を突っぱねたが昨日と同じ展開になってしまって早々に諦めた。お腹空いたし。
「クロウはいつ休むの?」
「コガネ様が朝食を終えた後、少しだけ暇を頂きます」
「それは休憩でしょ? こういうのって交代とかないの? ずっと、クロウがオレの護衛をしなくちゃならないの?」
「そうですね。本来ならば三交代なのですが、俺が代わりたくないんですよね」
「駄目だよ、身体壊しちゃう。寝るときだってワガママ聞いてもらってるんだし、護衛がなくてもオレちゃんと部屋にいるよ?」
最初にオレが逃げようとしたのがいけないんだろうな。オレが逃げちゃうと処刑されてしまうって言ってたもんな。
トラウマにでもなってるのかな。だから持ち運ばれるのか。
「他の対象者だったら御免なんですが、コガネ様だからですかね」
「なにそれ」
厄介者扱いされてるじゃん。
オレが逃げるかもしれないからクロウは休めないんだ。
隣にあるという食堂に付くまでに少し歩いた。クロウが。隣じゃねーよ、この距離! とおっかなびっくりしてたら、そこの扉にも鎧を着た人が居て扉を開けてくれた。で、簡易って言ってたのにダイニングテーブル大きいな! 装飾がゴテゴテしてるよ! でも椅子は一脚しか置いてない。もしかしてオレ一人?
昨日は部屋にある豪華な応接セットにパンとスープを運んでもらって食べたけど、これはマナーを必要とされるやつだ。
クッション性バツグンの椅子に置かれた。
それから既に置かれたカトラリーの種類を見て、朝からこんなに使うの?! とぎょっとした。
結果的に言えば、ぬるい。グダグダ。旨味に慣れた日本人にはイマイチ。不味くはないんだけど、なんか違う。
調理場からここまでの距離が遠いんだろう。調理されて運ばれてくるまでに料理は冷めて、一つ食べ終わった後に控えていた侍女さんが料理を作っている人に伝えに行くからグダる。全部いっぺんに出してくれればいいのに、そういう習慣はないらしい。
ご飯が合わないなんて言えない。一生懸命作ってくれているのは判る。見た目がとっても華やかで一品一品とても手が込んでいるし、料理を運んできてくれている人なんて真剣そのものだもん。ポケットに忍ばせていた醤油を垂らそうかと思っていた気持ちが萎んでしまうくらい。がんばった作ったものの味を変えられるのって失礼だよね。
それにオレは既にクロウにとんでもない迷惑をかけているから、これ以上他の人に迷惑をかけることは躊躇われる。
野菜も肉も美味しい。きっといろんな調味料に囲まれた日本人だからちょっと味気なく感じてしまうんだろうな。
本当に辛抱がたまらなくなって、日本食食べたい~! ってなった時にこの醤油を使おう。
ああ、お米食べたいな。
それにしても、食事の時間がこんなに長いと苦痛だな。
途中で気がそれて腹が膨れる前に疲労感からかぐったりしてきたオレに気付いたクロウが椅子に近づいて「具合が悪いのですか」と尋ねてきた。具合が悪いというか、とりあえず疲れてしまいました。でもちゃんと食べないと作ってくれた人に悪いし、黙り込んだオレにクロウはなにを勘違いしたのか侍女さんたちに「コガネ様を寝室へと寝かせてくる」と伝えてまたオレを抱っこした。しかも今度は横抱きだ。
初日の悪夢ふたたび。
食堂に来たときとは違いあっという間に部屋に戻ってオレは上着を脱がされベッドへと逆戻りとなった。
「具合が悪いわけじゃないって言ってるのに!」
クロウに体調は万全だと伝えても顔色が悪いの一点張りで寝たくもないのにベッドへと押し込まれた。寝るのはいいけど、この服のフリルが邪魔だからどうにかしてほしいんだけど。寝るにはゴワゴワしてる。上質な布なんだろうけど、幾重にもなってるやつは寝るには合わないんだよ。
苦々しい顔でフリルを手であしらっていたら気付いたクロウが手早く脱がせてくれた。それはありがたいけど、顔が近いんだよ。
オレに寝る気がないって判ったクロウがベッドにクッションを敷き詰めてくれた。そんなことしなくても座るのが辛いなんてことないのに。過保護だな。
部屋の隅に置かれていた椅子を持ってきたクロウがベッドの脇に座った。そして、手に持っていたものをオレにみせてくれた。
「なに…花びら?」
「そうです。これはコガネ様の感情の起伏により現れるようです」
クロウの手のひらには青っぽい色の花びらが一つ乗っていた。
「オレの感情?」
そういえば、昨日風呂に入って色々と考え事をしていたらいっぱい落ちてきてた。寝る前も視界の端に花びらが散ってた気がする。
これってオレが出してるわけ?
「コガネ様が喜んでいるときは黄色の花が、昨日、落ち込んでらした時は青色の花が。そして、先ほど食事の際に青色の花びらが散りました。なにかお辛いのしょうか」
オレの感情で花びらが出ちゃうってことは、それはとても恥ずかしいことじゃないか? 思っている感情が花びらとして全部でちゃうなんてさ。
しかも、クロウはそれを読み取ってこうやって心配までしてくれてる。
このまま感情を花びらとして出現させて、その感情全部をクロウに知られてしまっては隠し事なんてできなくなっちゃうじゃないか。それはまずい、恥ずかしい。
米が食べたくてちょっとしょんぼりしちゃったのをこんなに心配されて、恥ずかしい。子供じゃないんだから。そう思ったらジワジワと顔が熱くなった。
「コガネ様?」
今絶対顔赤いんだろうな。クロウが「もしかして熱が?」なんてオレのおでこに大きな手のひらをあててくるけど、そういうんじゃないんだよ。
ぽんぽんとピンク色の花びらが散ってくる。
「熱は、ないんだけど…その、はずかし、くて…」
恥ずかしいっていう感情の花びらがピンクなのも恥ずかしいし、意識したからなのか花びらの数がまた多いのもダメだ。クロウの顔が近いのもなんかダメ。手のひらがおでこからほっぺに優しく撫でられ動かされたそれがゾワリとして更に恥ずかしい。
ニコニコしてたクロウの目が開いてて真顔になってる。
「恥ずかしい時は、薄紅色の花びらを出すのですね」
ふふ、と微笑んだクロウに見惚れて、硬直した後すぐに顔が沸騰したんじゃないかってくらい熱くなってもっと色の濃い花びらが舞った。
「クロウ、近い。もっと離れて…」
ぐいぐいとクロウの胸を押すが如何せんリーチの差がありすぎる。オレが一生懸命腕を突っぱねてもそこまでオレとクロウの距離は広がらない。
離れてほしいのに、クロウは伏せたオレの顔を覗き見るためにかがんできた。顔真っ赤だからみないでとお願いしても頬に両手を添えられクロウの方に向けられた。
ぐぅぅ…イケメンがなんかやばい笑顔で笑ってるぅぅ…!
クロウの顔がなんだか赤い気がするのは気のせいか。でもってなんか色気みたいなのまとってる。大人の顔にビックリしてギュッと目を瞑ってしまった。
「コガネ様…」
とても低い掠れたその声で名前を呼ばれてもうムリーーーーーー!! と心の中で大声で叫んだ。
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