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第6章 夢と混沌の祭典
第48話 死をも乗り越えるヒトの意志
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激しい攻防。ハルが射出する数を増やすほど、僕はより強く空間を捻じ曲げる。本当は攻撃一つ一つに対しピンポイントに軌道を逸らした方が効率は良いんだろう。だが、まだこの力に慣れていない今は、こういう荒技しかできないのだ。
「ッ、ここにきて反動が…………」
やっと少し、この苦痛に身体が順応し始めた頃。だが今度は、スキルで錬成した腕と脚が、再び悲鳴をあげる。思いがけない長時間の戦闘と身体へのダメージが、抑え込んでいた別の悪影響を呼び戻してしまったのだ。
2つのスキルの反動による波状攻撃で、僕はもう限界を迎えていた。ステータス上はその体力を回復しつつあるアバターに対して、僕の精神の方が。
(クソッ…………ここまでか……………………?)
そう、諦めかけた時。
「………………止まった?」
攻撃の手が止んだ。ゲリラ豪雨のように降り注いでいた怨霊の攻撃が、遂に終わったのだ。
「やっ、た………………やり抜いた、ぞ…………ッ」
肩で息を切らしながら、世界への干渉を解く。頭の中から、スーッと混沌が消えていくのを感じる。耐え切ったんだ、あの怨霊達の猛攻を。もう1人のハルの心の闇を、全て吐き出させ…………。
「まだだ、プレアデス!!!」
「ッ!!イフ、リート…………?まだって、どういう…………」
そう言いながら顔を上げた時には、ハルはもう迫ってきていた。刀を振り上げて。
バカな!?攻撃はまだ続いていたのか!?と考えた矢先、僕の脳裏に浮かんだのは、この技の名前。
百鬼千夜行・万死之一閃………………そうか!さっきまでのが千夜行で、この斬撃は一閃、2つの攻撃が連続する技だったのか!?
だとしたらマズい!避けなくては…………あの一撃を受けたら無事じゃ済まないことは誰がどう見ても明らかだ。コマンド入力も間に合わないし、そもそも防御MAXにしても受け切れるのか……?
つまりこれを回避できなければ、僕は確実に負ける!!
「………………グッ!!!」
ダメだ、少し動こうとしただけで激痛が走るッ!!地面に着いた膝が、重石のように全く持ち上がらない…………!!
回避できないなら攻撃で迎え撃つしかない!身体を動かせないとなると、使えそうなのは宝石系…………距離はまだある、やるなら今だ!迷っている暇はない!!
「宝石とマナの出血大サービスだ……………全部くれてやるよ!!【宝石爆烈弾】、【爆弾創生】、【宝石片弾:自動迎撃モード】!!!」
攻撃は最大の防御!この際、出し惜しみは一切なしだ!!
『ここに来てプレアデスの猛反撃ィッ!!春風、避けきれない!!』
いや、違う。この感じ…………。
『ヘッ、甘ぇんだよバァァァァカ!!その程度でオレのこの一撃を止められると思ったか!!?』
やっぱり、初めから避けていない!ハルはこの猛攻を全て受けてでも、最短距離で僕に攻撃を当てる選択を取ったんだ!
だが、こっちだってまだ手が尽きたわけじゃない!むしろ今のは…………次の攻撃に向けて撒いた布石だ!!
『これで…………終わりだァッ!!』
「いいや、終わるのは…………お前の方だッッ!!」
【魂氣吸収】で爆発の残滓とイフリートの霊気からマナを吸収!からの………………。
「限界突破………………【破壊の嵐】ォォッッ!!!」
その瞬間、ハルが踏み入れた空間が局所的に吹き飛ぶ。核爆弾と見紛うほどの破壊エネルギーと、圧縮された爆発の光が、人工太陽のように僕の眼前で炸裂する。
『うっ、ぐあぁぁぁぁぁぁぁぁっっっ!!?』
『ここでまさかのカウンター直撃!!これは勝負あったか!!?』
「この威力…………我の本気の攻撃にも匹敵するぞ!どうやって……?」
「ハルは真っ直ぐ突っ込んで、僕に攻撃を当てることしか頭になかった…………回避しないと分かってるなら、狙いを絞って威力を上げられる」
【破壊の嵐】は宝石系スキル。つまり【宝石制御】による調整が利く。
さっきのvs煌戦からヒントを得ていた。無制限に霧散させるよりも、閉ざされた空間内で使った方が威力が高くなることを。そして、その威力は攻撃範囲を絞るほど上昇していくことを。
ハルが来る場所が予測できたから、そして回避しないと分かっていたからこそできた攻撃だろう。予測される場所に爆心地を置き、【宝石制御】で霧が広がるのを防ぎ限界まで圧縮する。その結果生まれたのが、あの超威力だった。
「この威力をモロに受けたんだ…………これで、流石に…………」
…………ズシャァァッッ!!!
刹那の刺突。それは、終末からの奇跡の生還の証拠であった。
「………………ッッァ!!」
声にならない呻き声があがる。僕が気付いた時には既に、僕の心臓に刀が刺さっていた。
「ハ、ル……………どう、やって…………?」
『ヘッ……残念、だったなぁ…………ッ!仮に技が途切れても、どれだけ威力がカスになろうとも………ッ、………オレの攻撃の意志は、果たされるその瞬間まで燃え尽きねぇッ!!そしてその満たされぬオレの意志は、生命の輪環すら、凌駕するッッ!!』
これは…………意志の力!しかも、飛び抜けて強力な…………。まさか、ここまで膨れ上がった殺意だとは。
HPゲージが急速に減っていく。あぁ、恐らくさっきの攻撃で、本当に一度技は中断されていたんだろう。そして今は、意志の力だけで無理やり動いて、技として続行している状態。だが、よく考えれば小春の直撃を受けるだけで普通に致命的なダメージになりかねないんだった。
(ヤバい…………早くこの刺突から脱しないと、HPが…………ッ!!動け…………動けよ、僕の身体ッ!!!)
しかし、心の叫びは無情にもただ木霊するだけで、もはやピクリとも動かせない。というより、意識をこうして保っていられるのもやっとというレベルだ。少しでも気を緩めれば、一瞬で落ちてしまう。
蛇に睨まれた蛙のように、もう僕にこの危機を脱する術など残されていなかった。
「………………だったらッッ!!!」
やるしかないッ!死なば諸共…………一世一代の、大博打ッッ……………!!!
「聞こえるか……………イフリートォォッ!!」
「ッ!?」
『テメェ、何を…………!?』
「一度だけで良い………………僕の要求に答えろ!!そして、共に闘えぇぇぇッッ!!!」
喉が枯れるまで叫び続ける。いつか彼に僕の意志が届く、その時まで。
「…………………」
『…………ハッ!どうやら無駄な足掻きだったようだなぁ!!』
クソッ…………やっぱり、今は無理なのか!?顕現させたばかりで、まだ経験値の蓄積が進んでいない、今のイフリートでは…………!?
…………いいや、そんなはずはない。だってお前は、この世界で最高の存在、炎の最上位精霊なんだろ?そんなお前が、他のエンゲージ体と同じはずはない!!そんなのは……………僕が許さないッ!!
『少しは期待してたんだがなぁ…………さっさと死ねや!!』
「………………ッッ!!」
小春の刀身が、根本まで深く僕を貫く。HPゲージが、間もなく底をつく。
「……………………【天輪炎獄衝】!!」
突如として放たれる聖炎の輪環。イフリートを中心として広がるそれは、一瞬にして彼女の身体を業火に包み、焼却したのだった。
『クッ、ァァッ………………遅かった、か…………………』
そう言って彼女は刀から手を離し、その場にゆっくりと倒れ込む。とても、とてもゆっくりと。
「………………イフリート」
「喜べ。この我が人の子の命令を聞いたのは、お前が初めてだ………………これで、良かったのだろう?」
「ふっ、遅すぎだっつーの………………だが…………完璧だよ………………………………」
そう言い残し、僕もその場に倒れた。そこから先のことは、よく覚えていない。
「ッ、ここにきて反動が…………」
やっと少し、この苦痛に身体が順応し始めた頃。だが今度は、スキルで錬成した腕と脚が、再び悲鳴をあげる。思いがけない長時間の戦闘と身体へのダメージが、抑え込んでいた別の悪影響を呼び戻してしまったのだ。
2つのスキルの反動による波状攻撃で、僕はもう限界を迎えていた。ステータス上はその体力を回復しつつあるアバターに対して、僕の精神の方が。
(クソッ…………ここまでか……………………?)
そう、諦めかけた時。
「………………止まった?」
攻撃の手が止んだ。ゲリラ豪雨のように降り注いでいた怨霊の攻撃が、遂に終わったのだ。
「やっ、た………………やり抜いた、ぞ…………ッ」
肩で息を切らしながら、世界への干渉を解く。頭の中から、スーッと混沌が消えていくのを感じる。耐え切ったんだ、あの怨霊達の猛攻を。もう1人のハルの心の闇を、全て吐き出させ…………。
「まだだ、プレアデス!!!」
「ッ!!イフ、リート…………?まだって、どういう…………」
そう言いながら顔を上げた時には、ハルはもう迫ってきていた。刀を振り上げて。
バカな!?攻撃はまだ続いていたのか!?と考えた矢先、僕の脳裏に浮かんだのは、この技の名前。
百鬼千夜行・万死之一閃………………そうか!さっきまでのが千夜行で、この斬撃は一閃、2つの攻撃が連続する技だったのか!?
だとしたらマズい!避けなくては…………あの一撃を受けたら無事じゃ済まないことは誰がどう見ても明らかだ。コマンド入力も間に合わないし、そもそも防御MAXにしても受け切れるのか……?
つまりこれを回避できなければ、僕は確実に負ける!!
「………………グッ!!!」
ダメだ、少し動こうとしただけで激痛が走るッ!!地面に着いた膝が、重石のように全く持ち上がらない…………!!
回避できないなら攻撃で迎え撃つしかない!身体を動かせないとなると、使えそうなのは宝石系…………距離はまだある、やるなら今だ!迷っている暇はない!!
「宝石とマナの出血大サービスだ……………全部くれてやるよ!!【宝石爆烈弾】、【爆弾創生】、【宝石片弾:自動迎撃モード】!!!」
攻撃は最大の防御!この際、出し惜しみは一切なしだ!!
『ここに来てプレアデスの猛反撃ィッ!!春風、避けきれない!!』
いや、違う。この感じ…………。
『ヘッ、甘ぇんだよバァァァァカ!!その程度でオレのこの一撃を止められると思ったか!!?』
やっぱり、初めから避けていない!ハルはこの猛攻を全て受けてでも、最短距離で僕に攻撃を当てる選択を取ったんだ!
だが、こっちだってまだ手が尽きたわけじゃない!むしろ今のは…………次の攻撃に向けて撒いた布石だ!!
『これで…………終わりだァッ!!』
「いいや、終わるのは…………お前の方だッッ!!」
【魂氣吸収】で爆発の残滓とイフリートの霊気からマナを吸収!からの………………。
「限界突破………………【破壊の嵐】ォォッッ!!!」
その瞬間、ハルが踏み入れた空間が局所的に吹き飛ぶ。核爆弾と見紛うほどの破壊エネルギーと、圧縮された爆発の光が、人工太陽のように僕の眼前で炸裂する。
『うっ、ぐあぁぁぁぁぁぁぁぁっっっ!!?』
『ここでまさかのカウンター直撃!!これは勝負あったか!!?』
「この威力…………我の本気の攻撃にも匹敵するぞ!どうやって……?」
「ハルは真っ直ぐ突っ込んで、僕に攻撃を当てることしか頭になかった…………回避しないと分かってるなら、狙いを絞って威力を上げられる」
【破壊の嵐】は宝石系スキル。つまり【宝石制御】による調整が利く。
さっきのvs煌戦からヒントを得ていた。無制限に霧散させるよりも、閉ざされた空間内で使った方が威力が高くなることを。そして、その威力は攻撃範囲を絞るほど上昇していくことを。
ハルが来る場所が予測できたから、そして回避しないと分かっていたからこそできた攻撃だろう。予測される場所に爆心地を置き、【宝石制御】で霧が広がるのを防ぎ限界まで圧縮する。その結果生まれたのが、あの超威力だった。
「この威力をモロに受けたんだ…………これで、流石に…………」
…………ズシャァァッッ!!!
刹那の刺突。それは、終末からの奇跡の生還の証拠であった。
「………………ッッァ!!」
声にならない呻き声があがる。僕が気付いた時には既に、僕の心臓に刀が刺さっていた。
「ハ、ル……………どう、やって…………?」
『ヘッ……残念、だったなぁ…………ッ!仮に技が途切れても、どれだけ威力がカスになろうとも………ッ、………オレの攻撃の意志は、果たされるその瞬間まで燃え尽きねぇッ!!そしてその満たされぬオレの意志は、生命の輪環すら、凌駕するッッ!!』
これは…………意志の力!しかも、飛び抜けて強力な…………。まさか、ここまで膨れ上がった殺意だとは。
HPゲージが急速に減っていく。あぁ、恐らくさっきの攻撃で、本当に一度技は中断されていたんだろう。そして今は、意志の力だけで無理やり動いて、技として続行している状態。だが、よく考えれば小春の直撃を受けるだけで普通に致命的なダメージになりかねないんだった。
(ヤバい…………早くこの刺突から脱しないと、HPが…………ッ!!動け…………動けよ、僕の身体ッ!!!)
しかし、心の叫びは無情にもただ木霊するだけで、もはやピクリとも動かせない。というより、意識をこうして保っていられるのもやっとというレベルだ。少しでも気を緩めれば、一瞬で落ちてしまう。
蛇に睨まれた蛙のように、もう僕にこの危機を脱する術など残されていなかった。
「………………だったらッッ!!!」
やるしかないッ!死なば諸共…………一世一代の、大博打ッッ……………!!!
「聞こえるか……………イフリートォォッ!!」
「ッ!?」
『テメェ、何を…………!?』
「一度だけで良い………………僕の要求に答えろ!!そして、共に闘えぇぇぇッッ!!!」
喉が枯れるまで叫び続ける。いつか彼に僕の意志が届く、その時まで。
「…………………」
『…………ハッ!どうやら無駄な足掻きだったようだなぁ!!』
クソッ…………やっぱり、今は無理なのか!?顕現させたばかりで、まだ経験値の蓄積が進んでいない、今のイフリートでは…………!?
…………いいや、そんなはずはない。だってお前は、この世界で最高の存在、炎の最上位精霊なんだろ?そんなお前が、他のエンゲージ体と同じはずはない!!そんなのは……………僕が許さないッ!!
『少しは期待してたんだがなぁ…………さっさと死ねや!!』
「………………ッッ!!」
小春の刀身が、根本まで深く僕を貫く。HPゲージが、間もなく底をつく。
「……………………【天輪炎獄衝】!!」
突如として放たれる聖炎の輪環。イフリートを中心として広がるそれは、一瞬にして彼女の身体を業火に包み、焼却したのだった。
『クッ、ァァッ………………遅かった、か…………………』
そう言って彼女は刀から手を離し、その場にゆっくりと倒れ込む。とても、とてもゆっくりと。
「………………イフリート」
「喜べ。この我が人の子の命令を聞いたのは、お前が初めてだ………………これで、良かったのだろう?」
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