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第4章 焔の中の怪物
第35話 ホムンクルス化実験
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~~side スロウ~~
もう、何年も前のことだ。王立研究所で客員研究員として働いていたぼくたち7人は、ある日所長の命で新薬の実験に被験者として参加することになった。仲間は猛反対した。夜逃げを図ろうとする人もいた。でもぼくは、どうせ逃げ場はないことを何となく分かっていたから、特に抵抗はしなかった。するだけ実験が辛くなると思ったから。
実験の日。地下深くの真っ白な部屋に1人ずつ放り込まれたぼくたちは、そこで渡された1粒のカプセル剤を飲まされて……そこで、意識を失った。時計もなく、外からの連絡も一切ない中で、次に目を覚ましたぼくは、何か身体に異変を感じたんだ。それが、今の身体。オリジナルより少し背が低く、表面がツルツルと滑らかで硬い、ホムンクルスの身体だった。
「何だ……一体、何が起きて……!?」
声は少年の声に変わっていたが普通に出せる。壁にあった鏡を見ても、ぼくの元の顔をそのまま若返らせたような見た目だった。最初は混乱したが、やがてこれは薬の効果だと、そう自分に言い聞かせるようになった。でも、その直後ぼくの自己暗示は水の泡になるのだった。
「お目覚めですか?」
壁か扉かも分からない白い背景を割って男が入ってきた。顔を知られたくないのか、仮面を被って。声も、所詮外から働きに来ているだけのぼくたちが職員全員の声を知っているはずもなく、誰だか判別もつかなかった。
「それではそこの椅子に座って下さい。実験の第二段階に入りますので」
そうして床から出現した大きな椅子に座らされる。座面や背もたれから、いくつもの電極のようなものが顔を覗かせていた。何となく予感はしていたけれど……座った瞬間、ぼくは身体の自由を奪われた。四肢と胴体、頭を固く拘束され、全く身動きが取れない。もはや目で追うことしか出来なくなったぼくの頭に、さっきの電極らしきものが次々と接続されていく。
「さあ、今から皆さんには本物のホムンクルスになってもらうべく……まずはその脳から改造させて頂きます!」
真っ白な虚空に男の楽しげなカウントダウンが響く。それがゼロになった次の瞬間……ぼくの頭に、闇が侵入してきた。
「うぁあああぁぁぁぁっっ!!?」
今まで感じたこともない激痛。ただ痛いのではない。頭が文字通り何かに乗っ取られるような感覚。自我を丸ごと持って行かれそうな感覚。感情を支配されるような感覚。脳を改造って、こういうことか……!
後から聞いた話では、この時ぼくたちの脳は、ありとあらゆる負の感情の波長を同時に流し込まれていたらしい。真っ白な何もない空間で、男がいなくなった後もただ1人、脳に心の闇の部分を押し付けられる。喉が枯れるほど叫んでも、ただ虚しく反響するだけ。どんなに痛みに耐えても、どんなに苦痛を訴えても、救いの手はどこにもない。精神が崩壊するのは時間の問題だった。
その後も長い休憩を挟みながら、何度も何度も洗脳が続いた。時間の流れを知る手段は、1日3回の食事と睡眠の指示のみ。もうそれも、何回行われたかも覚えてない。そんなことを数えるなんて余裕もなく、ただ自分が自分でいることに専念するので精一杯だった。
……それから、一体どれだけの時が過ぎただろうか。もう完全にホムンクルス化したと判断されたのか、遂に地獄の実験生活から解放されたのだった。終盤はあの仮面の男による拷問や恐喝も加わり、本当に精神が壊れるところだったため助かった。
「み、皆……!」
ぼくは仲間が揃っているのを久しぶりに見て、嬉しくなった。また、あの生活に戻れるんだ。そう思っていた。だけど、彼らから返ってきた返事が、その期待を壊してしまった。
「あらぁん、初めましてがもう1人……」
「ふん、誰かと思えば今度はガキかよ」
「え……?」
そう、皆記憶を失っていたんだ。恐らく、あの実験の影響なんだろう。ぼくたちが本来仲間であったことは、もう完全に忘れられていた。ぼくは勿論悲しかったし、これだけのことをした実験を許せないとも思った。でも、科学者というのは嫌な生き物で、それより先にぼくの頭に浮かんだのは、何故ぼくだけ記憶を失わずに済んだのか、ということだった。
その後、全員と合流し1人1人と会話して分かったのは、実験以前の記憶が残っているのはぼくとリーダーだけで、あとは全員ほぼ完全に忘れてしまっていた。ぼくとリーダーは真相を知るために、研究所内のあらゆる資料を探して回った。勿論、彼ら研究員の目を盗んで。
その結果、色々な情報が浮かんで来た。まず、ぼくたちが受けさせられたのは「ホムンクルス化実験」というもの。この当時、ホムンクルスを錬成する技術はとっくに普及していた。しかし、どれも高い知能を持たない人形ばかりで、便利だが結局自分でやった方が早い、なんてケースもままあった。
そんな中で、王立研究所が密かに進めていた計画。それが「より高い能力を有する新時代のホムンクルスの開発」であり、その結果彼らが行き着いたのがこの、ぼくたち人間を直接ホムンクルスとして育成するという、極めて猟奇的で非人道的な方法だった。どこで道を誤ったのかは知らないが、とにかくぼくたちはその計画に巻き込まれてしまったのだった。
研究員の1人が残していた日記によれば、人間をホムンクルス化するにあたって一番邪魔だったのは、その人のもつ感情だったらしい。感情は生存に必要な本能や、高い知能を持たせる以上許容するしかなかった理性と違い、ただ想定外の行動を容易に起こさせるだけの危険因子。だからこそ洗脳によって改変していたらしい。その結果、7人中5人が記憶喪失になってしまったわけだが。
また、こうとも書かれていた。7人それぞれに特徴を持たせるため、流し込む感情の比率が全員異なっていたそう。それによるとぼくに充てられたのは怠惰の感情。リーダーは憤怒、他の皆も暴食、傲慢、色欲、嫉妬、強欲の感情を入れられていた。記憶を失ったメンバーの性格が決まって以前と違うものになっていたのは、ちょうどこれが原因だった。
その何日後だろうか。ある日、リーダーが突然変わった。与えられた感情……憤怒の様相を見せた。その時はすぐに元に戻ったが、その後は定期的に豹変が起こるようになり、その時間も次第に長くなっていった。そして元に戻った時は決まって、辛そうな、疲れ切ったような顔をしていた。
ぼくは分かっていた。リーダーは既に、憤怒の感情に囚われているんだと。そしてそれに自我が飲まれそうになるのを、リーダーとしての責任感から、必死の思いで抑え込んでいるということを。ぼくはこれ以上、あの人が辛い思いをしているのを見過ごすことは出来なかった。唯一自我をはっきり保てているぼくが、助かる手立てを見つけないと。そう思ったんだ。
だからぼくはリーダーに、皆に、各地に分散してそこを支配しようという計画を持ち出した。表向きは、洗脳中に教えられた「プレイヤー」という存在の来訪に備えるため。そして本音は、そうして単独行動をとることで、リーダーに早く楽になって欲しい。その上で、皆を助ける道を探すために。
そうして何年も経過して、漸くSTEPの完成まで漕ぎ着けることができた。そんなぼくに通信を介して指令を飛ばしてきたのは、既に感情に全てを支配された抜け殻だった。それはぼくに、この世界を表向きではなく、本当の意味でぼくたち7人が支配するための計画……その一端を担わせたんだ。
~~side プレアデス~~
「……そういうわけで、ぼくは苦労してウルヴァンを復活させたってこと。大体分かった?」
「あ、ああ……」
本当の意味での、世界の支配……ホムンクルスによる、支配。何のために?と言われたらそんなの一つしかない。
「……復讐のため。自分達をこんな目に遭わせた人間への、世界への復讐のために……そのリーダーは、世界を支配しようとしているんだね」
「うん、そういうこと。ぼくはそれに従ったフリをして、皆を助けるために奔走していた……ということさ」
なんか、ストーリー後半で知るはずの内容を序盤で知ってしまった感覚だな。でも、おかげで別の視点で歴史を見ることができそうだ。
「ごめん、急にこんなこと言われても信じられないよね……」
と、スロウがこちらを向いて肩を竦める。彼自身、迷っていたんだろう。この話を人に話すべきかどうか。それでも、こうして僕に打ち明けてくれたんだ。勿論、もうすぐ自分の身体が朽ちることや、僕が彼と同じ蒼粒石の研究をしていることもあるかもしれないが。ともあれ、僕が返す言葉は決まっている。
「ううん、信じるよ。スロウのその、真っ直ぐな眼に賭けて」
「……いいの?ぼくが嘘を言っているかもしれないのに?」
「嘘かどうかは、自分の目で確かめるよ。それに、信じないで後悔するより、信じて後悔した方がマシだからね」
IG社曰く、この世界で起こったことは全て、AIによってシミュレートされた結果だ。それは今この瞬間のみならず、僕達プレイヤーがこの世界に入る前……過去の史実においても同じことだ。多少人の手は入っているが、この世界に根差す価値観や物語は、全てここで本当に繰り広げられた歴史の蓄積なんだ。
「……ありがとう」
どこかくすぐったいような表情を浮かべるスロウ。その後ろではいつの間にか、正エネルギーの照射準備が終わっていた。
もう、何年も前のことだ。王立研究所で客員研究員として働いていたぼくたち7人は、ある日所長の命で新薬の実験に被験者として参加することになった。仲間は猛反対した。夜逃げを図ろうとする人もいた。でもぼくは、どうせ逃げ場はないことを何となく分かっていたから、特に抵抗はしなかった。するだけ実験が辛くなると思ったから。
実験の日。地下深くの真っ白な部屋に1人ずつ放り込まれたぼくたちは、そこで渡された1粒のカプセル剤を飲まされて……そこで、意識を失った。時計もなく、外からの連絡も一切ない中で、次に目を覚ましたぼくは、何か身体に異変を感じたんだ。それが、今の身体。オリジナルより少し背が低く、表面がツルツルと滑らかで硬い、ホムンクルスの身体だった。
「何だ……一体、何が起きて……!?」
声は少年の声に変わっていたが普通に出せる。壁にあった鏡を見ても、ぼくの元の顔をそのまま若返らせたような見た目だった。最初は混乱したが、やがてこれは薬の効果だと、そう自分に言い聞かせるようになった。でも、その直後ぼくの自己暗示は水の泡になるのだった。
「お目覚めですか?」
壁か扉かも分からない白い背景を割って男が入ってきた。顔を知られたくないのか、仮面を被って。声も、所詮外から働きに来ているだけのぼくたちが職員全員の声を知っているはずもなく、誰だか判別もつかなかった。
「それではそこの椅子に座って下さい。実験の第二段階に入りますので」
そうして床から出現した大きな椅子に座らされる。座面や背もたれから、いくつもの電極のようなものが顔を覗かせていた。何となく予感はしていたけれど……座った瞬間、ぼくは身体の自由を奪われた。四肢と胴体、頭を固く拘束され、全く身動きが取れない。もはや目で追うことしか出来なくなったぼくの頭に、さっきの電極らしきものが次々と接続されていく。
「さあ、今から皆さんには本物のホムンクルスになってもらうべく……まずはその脳から改造させて頂きます!」
真っ白な虚空に男の楽しげなカウントダウンが響く。それがゼロになった次の瞬間……ぼくの頭に、闇が侵入してきた。
「うぁあああぁぁぁぁっっ!!?」
今まで感じたこともない激痛。ただ痛いのではない。頭が文字通り何かに乗っ取られるような感覚。自我を丸ごと持って行かれそうな感覚。感情を支配されるような感覚。脳を改造って、こういうことか……!
後から聞いた話では、この時ぼくたちの脳は、ありとあらゆる負の感情の波長を同時に流し込まれていたらしい。真っ白な何もない空間で、男がいなくなった後もただ1人、脳に心の闇の部分を押し付けられる。喉が枯れるほど叫んでも、ただ虚しく反響するだけ。どんなに痛みに耐えても、どんなに苦痛を訴えても、救いの手はどこにもない。精神が崩壊するのは時間の問題だった。
その後も長い休憩を挟みながら、何度も何度も洗脳が続いた。時間の流れを知る手段は、1日3回の食事と睡眠の指示のみ。もうそれも、何回行われたかも覚えてない。そんなことを数えるなんて余裕もなく、ただ自分が自分でいることに専念するので精一杯だった。
……それから、一体どれだけの時が過ぎただろうか。もう完全にホムンクルス化したと判断されたのか、遂に地獄の実験生活から解放されたのだった。終盤はあの仮面の男による拷問や恐喝も加わり、本当に精神が壊れるところだったため助かった。
「み、皆……!」
ぼくは仲間が揃っているのを久しぶりに見て、嬉しくなった。また、あの生活に戻れるんだ。そう思っていた。だけど、彼らから返ってきた返事が、その期待を壊してしまった。
「あらぁん、初めましてがもう1人……」
「ふん、誰かと思えば今度はガキかよ」
「え……?」
そう、皆記憶を失っていたんだ。恐らく、あの実験の影響なんだろう。ぼくたちが本来仲間であったことは、もう完全に忘れられていた。ぼくは勿論悲しかったし、これだけのことをした実験を許せないとも思った。でも、科学者というのは嫌な生き物で、それより先にぼくの頭に浮かんだのは、何故ぼくだけ記憶を失わずに済んだのか、ということだった。
その後、全員と合流し1人1人と会話して分かったのは、実験以前の記憶が残っているのはぼくとリーダーだけで、あとは全員ほぼ完全に忘れてしまっていた。ぼくとリーダーは真相を知るために、研究所内のあらゆる資料を探して回った。勿論、彼ら研究員の目を盗んで。
その結果、色々な情報が浮かんで来た。まず、ぼくたちが受けさせられたのは「ホムンクルス化実験」というもの。この当時、ホムンクルスを錬成する技術はとっくに普及していた。しかし、どれも高い知能を持たない人形ばかりで、便利だが結局自分でやった方が早い、なんてケースもままあった。
そんな中で、王立研究所が密かに進めていた計画。それが「より高い能力を有する新時代のホムンクルスの開発」であり、その結果彼らが行き着いたのがこの、ぼくたち人間を直接ホムンクルスとして育成するという、極めて猟奇的で非人道的な方法だった。どこで道を誤ったのかは知らないが、とにかくぼくたちはその計画に巻き込まれてしまったのだった。
研究員の1人が残していた日記によれば、人間をホムンクルス化するにあたって一番邪魔だったのは、その人のもつ感情だったらしい。感情は生存に必要な本能や、高い知能を持たせる以上許容するしかなかった理性と違い、ただ想定外の行動を容易に起こさせるだけの危険因子。だからこそ洗脳によって改変していたらしい。その結果、7人中5人が記憶喪失になってしまったわけだが。
また、こうとも書かれていた。7人それぞれに特徴を持たせるため、流し込む感情の比率が全員異なっていたそう。それによるとぼくに充てられたのは怠惰の感情。リーダーは憤怒、他の皆も暴食、傲慢、色欲、嫉妬、強欲の感情を入れられていた。記憶を失ったメンバーの性格が決まって以前と違うものになっていたのは、ちょうどこれが原因だった。
その何日後だろうか。ある日、リーダーが突然変わった。与えられた感情……憤怒の様相を見せた。その時はすぐに元に戻ったが、その後は定期的に豹変が起こるようになり、その時間も次第に長くなっていった。そして元に戻った時は決まって、辛そうな、疲れ切ったような顔をしていた。
ぼくは分かっていた。リーダーは既に、憤怒の感情に囚われているんだと。そしてそれに自我が飲まれそうになるのを、リーダーとしての責任感から、必死の思いで抑え込んでいるということを。ぼくはこれ以上、あの人が辛い思いをしているのを見過ごすことは出来なかった。唯一自我をはっきり保てているぼくが、助かる手立てを見つけないと。そう思ったんだ。
だからぼくはリーダーに、皆に、各地に分散してそこを支配しようという計画を持ち出した。表向きは、洗脳中に教えられた「プレイヤー」という存在の来訪に備えるため。そして本音は、そうして単独行動をとることで、リーダーに早く楽になって欲しい。その上で、皆を助ける道を探すために。
そうして何年も経過して、漸くSTEPの完成まで漕ぎ着けることができた。そんなぼくに通信を介して指令を飛ばしてきたのは、既に感情に全てを支配された抜け殻だった。それはぼくに、この世界を表向きではなく、本当の意味でぼくたち7人が支配するための計画……その一端を担わせたんだ。
~~side プレアデス~~
「……そういうわけで、ぼくは苦労してウルヴァンを復活させたってこと。大体分かった?」
「あ、ああ……」
本当の意味での、世界の支配……ホムンクルスによる、支配。何のために?と言われたらそんなの一つしかない。
「……復讐のため。自分達をこんな目に遭わせた人間への、世界への復讐のために……そのリーダーは、世界を支配しようとしているんだね」
「うん、そういうこと。ぼくはそれに従ったフリをして、皆を助けるために奔走していた……ということさ」
なんか、ストーリー後半で知るはずの内容を序盤で知ってしまった感覚だな。でも、おかげで別の視点で歴史を見ることができそうだ。
「ごめん、急にこんなこと言われても信じられないよね……」
と、スロウがこちらを向いて肩を竦める。彼自身、迷っていたんだろう。この話を人に話すべきかどうか。それでも、こうして僕に打ち明けてくれたんだ。勿論、もうすぐ自分の身体が朽ちることや、僕が彼と同じ蒼粒石の研究をしていることもあるかもしれないが。ともあれ、僕が返す言葉は決まっている。
「ううん、信じるよ。スロウのその、真っ直ぐな眼に賭けて」
「……いいの?ぼくが嘘を言っているかもしれないのに?」
「嘘かどうかは、自分の目で確かめるよ。それに、信じないで後悔するより、信じて後悔した方がマシだからね」
IG社曰く、この世界で起こったことは全て、AIによってシミュレートされた結果だ。それは今この瞬間のみならず、僕達プレイヤーがこの世界に入る前……過去の史実においても同じことだ。多少人の手は入っているが、この世界に根差す価値観や物語は、全てここで本当に繰り広げられた歴史の蓄積なんだ。
「……ありがとう」
どこかくすぐったいような表情を浮かべるスロウ。その後ろではいつの間にか、正エネルギーの照射準備が終わっていた。
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