97 / 198
第4章 焔の中の怪物
第32話 地獄門に訪れる地獄
しおりを挟む
ボクたち防衛隊はフリーディアを離れ、あの前線砦まで戻ってきていた。幸い誰かに荒らされた様子もなく、準備や休息に使うことができた。街の近くで戦うと街に危害が及ぶため、ここまで出てきたのだ。流石に、転移能力は持ち合わせていないだろうと信じて。一応、万が一のことがあっても持ち堪えられるよう多少戦力を街に割いているが、長くはもたない。
今ここに来ているのは、5つある部隊のうちの4つ、攻撃部隊、防御部隊、回復部隊、そして遊撃部隊だ。マグ太郎さん率いる支援部隊は、彼の持つスキルの【結界術】が街からでもギリギリここまで届くことが分かったので、彼らが街に残ることになった。
攻撃部隊と遊撃部隊では何が違うのかというと。攻撃部隊は集団で一斉攻撃する、所謂レイドボス向け編成。一方遊撃部隊は、少人数で連携して攻撃しつつ敵を攪乱するものだ。そういう意味ではユノンさんこそ遊撃の方に相応しいと思ったのだが、実力のある上級プレイヤーをバラけさせるためらしい。ボクがその中の1人に選ばれたのはとても嬉しいけど、やっぱり少し緊張。
「えーっと……皆さん、そろそろ始まりますが準備は良いですか?」
戦闘開始まであとわずか。遊撃部隊の面々に声をかける。皆気合い十分な顔立ち……だが、どこか気の抜けているような?
「おいおい、春風。リーダーになったからにはもっと堂々としとけよー」
外野からヤジが入る。あの人、カンナさんが同じ部隊にいないからって好き放題言うつもりだな……?でも、そうだよね。ボクが皆を引っ張るんだもん。もっとしっかりしなくちゃ。でも、ボクに雪ダルマさんみたいなリーダーシップは発揮できない。だから、プレア殿みたいに……。
「……ゴホン、皆聞いて。ボクたち遊撃部隊の役割は、連携して敵を攪乱すること。ダメージもできれば稼ぎたいけど、ウルヴァンはきっと凄く強い……だから、弱体化できるまでは攪乱を優先。1人でも多く生き残ることを心がけてね」
まあこれ全部、さっきのリーダー会議でプレア殿と雪ダルマさんが考えたんだけどね。因みに、プレア殿はどの部隊にも属していないが、作戦の鍵を握るとしてリーダーの1人に数えられていた。さっきの会議もフリーディアの時と同様、ライブ結晶で通信していた。
彼の想定だと、弱体化にかかる時間は30分くらいらしい。その間ウルヴァンを足止めしつつ、後で攻撃できるメンバーを1人でも多く残すのが今回の作戦の主な流れ。遊撃部隊は人数が少ない分、個々の実力は攻略メンバーの中でも比較的上位に位置するらしい。ボクは全然攻略メンバーの平均レベルを知らないけれど、頼もしい限りだ。
「来るぞ!衝撃に備えろ!!」
雪ダルマさんの声が響く。見ると、ウルヴァーニの火口が赤白く発光していた。間もなく噴火するのだろう。しかし、実際に溶岩が流れることはない。何故なら、全てウルヴァンに吸収されるからだ。
大地が鳴る。けたたましく、とても強く。それは少し前、プレア殿が放ったスキルの比ではなかった。これが本物の、自然の力。大地の力。そしてその力をも取り込んだ、災厄の到来。割れんばかりのドラムロールが響く中、噴き出した炎の中に一つ、巨大な魔獣のシルエットが浮かんでいた。
~~side プレアデス~~
2度に渡るオンライン攻略会議は無事に終了した。近くにはスロウがのびているが、彼曰く「止められるならむしろ見せてほしい」とのことだった。彼にとっては、ウルヴァン自体も実験対象の一つに過ぎないということだろうか。ウルヴァンの復活が完了してしまった今、彼にはもうそれを守ろうとする気概を感じられなかった。
いいよ。お前がその気なら、僕だって本気で止めるまでだ。
「答えろ、スロウ……正のエネルギーはどこだ?」
「ッ!!何故それを……!?」
よほどの衝撃だったんだろう。僕の問いに対し、跳ね起きて返して来た。恐らく、正のエネルギーの存在を知っていること自体に驚いているわけではないはずだ。だって「負の」と来たら普通にその反対も予想できるから。ただ彼が衝撃を受けたのは、僕がそれをウルヴァン討伐の切り札になり得ることを、さも確信しているかのように言ったからだろう。
「お前は封印状態のウルヴァンに負の感情由来のエネルギーだけを取り込ませることで、より凶悪な魔獣として復活させ、確実に街を滅ぼそうとした。だが、当然感情を選別することなんて出来ない。だからエネルギー化した上で選り分けて与えていた……違う?」
僕の推理を纏めてスロウに話す。彼が集めた感情をどのようにしてここまで輸送していたのかは定かではないが、少なくとも感情を集め、それをエネルギー化することは、よく考えてみると自然というか、僕にとっては半ば当然のことでもあった。だからこそ、そこにある手がかりに気づくことができた。最も、一度見落とした原因もそれなんだが。
「……そうか、そうか。きみは既に、お見通しだったか」
また床に仰向けになり、どこか吹っ切れたような声をして、彼はそう言った。
「STEPについても、きみは知っていたんだろう?」
「いや、それ自体は初めて知ったよ。でも、似たようなものを前に作ってた」
そう言って僕は、インベントリから『機刀』のレプリカを取り出す。これは小春を作るにあたって、コアの動作実験のために作っていた試作品だ。要は、今ハルが持っているもののプロトタイプ。刃は適当に作ったため武器としての性能はあまりないが、それでも十分に思念波による制御が出来たんだ。
「思念波を蒼粒石に傍受させて、エネルギーに変換する……それがSTEPの本質なんだよね?」
「そうだよ。それにしても驚いたよ……まさかきみが、ぼくと同じ蒼粒石の研究をしていたなんて」
あれ、僕この前学会出てたんだけどな。あの時スロウの手下はそこにいなかったのか。てっきりとっくにバレているものだと思っていた。少し肩透かしを食らった気分だな。しかし、やっぱり蒼粒石か。まさか敵側も研究するような代物だったなんて。本当に見つけて良かった。
「……わかった。きみの頼みを聞いてあげるよ」
「ッ!?いいの?自分で言うのもなんだけど、僕はお前の敵なんだけど……」
「その敵に頼み込んだきみにだけは言われたくないね……正エネルギーは漏れ出さないように、地下深くの洞窟に封じてあるよ。あそこの階段から行ける」
そう言って、彼は奥の方にある下り階段の入り口を指し示した。僕達がさっき通ったのとは別の方向だった。
それにしても、何故僕に教えてくれたんだろう。僕が彼と同じ、蒼粒石の研究をしていたから?だとしても普通、自分の計画を止めるのを助けることはしないはずだ。それとも、彼の目的はウルヴァン復活の時点で既に完了していたというのか?でも、それなら何故フリーディアを襲う必要があったんだ?
……ダメだな。考えても分からない。でも、それを聞こうとずっとここで話しているわけにもいかない。僕の援護を待っている仲間達が、今ウルヴァンと対峙しているんだ。それなら……。
「……ありがとう。じゃあ、行こうか」
「行こうって……ぼくも?」
「お前にはまだまだ、聞きたいことが山ほどあるからな……その代わり、僕も蒼粒石について今知っていることを教えよう」
「なるほど、情報の等価交換ということか……仕方ないな」
そう言って立ち上がる彼の口角は、どこか吊り上がっているようにも見えたのは、気のせいだろうか。
ーーー称号《昨日の敵は今日の友》を獲得しました。
ーーースキル【交渉術】を獲得しました。
《昨日の敵は今日の友》
戦闘後、会話可能な敵との親密度が一定以上になることで取得。勝利した敵が稀に仲間になるようになる。
【交渉術】消費MP:なし クールタイム:なし
会話による意思疎通と値引きの成功率を向上する。装備しているだけで効果を発揮する。
プレアデス Lv.37
種族:ホムンクルス/職業:宝石技師Lv.26
HP:550(+250)
MP:170(+360)
STR:90(+50)
VIT:50(+50)
AGI:0(+30)
INT:50(+120)
RES:0
DEX:30
LUK:30
SP:0
頭…なし
胸…バトラースーツ
右手…噴炎する竜骨牙の戦槌
左手…-
脚…バトラートラウザーズ
足…執事の革靴
特殊…蒼穹のタリスマン
特殊…レイジ・オブ・イフリート
特殊…空間機動ベルト
所持金:78300G
満腹度:40%
装備効果:物質特効(200%) 《出血》付与(高) 【吸血】攻撃(低) 付加(火炎) 《火傷》付与(高) HP回復(5/秒) MP回復(1/秒) 《火傷》耐性
称号:《試行錯誤》《伝説を導く者》《読書好き》《宝石採集者》《伝説を錬成する者》《岩砕き》《破壊者》《無慈悲なる一撃》《石工職人見習い》《木工職人の一番弟子》《宝石技師》《禁忌の扉》《炎纏いし者》《運命の赤い糸》《昨日の敵は今日の友》
生産スキルセット(10/12)(装備中)
【統合強化】【金属探知】【分解】【精錬】【拡大鏡】【簡易調整】【宝石融合】【宝石分解】【宝石変換】【交渉術】
戦闘スキルセット(9/12)
【硬化】【宝石片弾】【ジェットファングⅡ】【付加:陽炎柱】【脆弱化】【ジェノサイド】【精霊喚起】【付加:炎獄】【ドラゴンフレイム】
チェインスキル:【連鎖爆破】【バーストスマッシュ】【桜花壊塵撃】【ヴォルカニック・ゲイザー】
今ここに来ているのは、5つある部隊のうちの4つ、攻撃部隊、防御部隊、回復部隊、そして遊撃部隊だ。マグ太郎さん率いる支援部隊は、彼の持つスキルの【結界術】が街からでもギリギリここまで届くことが分かったので、彼らが街に残ることになった。
攻撃部隊と遊撃部隊では何が違うのかというと。攻撃部隊は集団で一斉攻撃する、所謂レイドボス向け編成。一方遊撃部隊は、少人数で連携して攻撃しつつ敵を攪乱するものだ。そういう意味ではユノンさんこそ遊撃の方に相応しいと思ったのだが、実力のある上級プレイヤーをバラけさせるためらしい。ボクがその中の1人に選ばれたのはとても嬉しいけど、やっぱり少し緊張。
「えーっと……皆さん、そろそろ始まりますが準備は良いですか?」
戦闘開始まであとわずか。遊撃部隊の面々に声をかける。皆気合い十分な顔立ち……だが、どこか気の抜けているような?
「おいおい、春風。リーダーになったからにはもっと堂々としとけよー」
外野からヤジが入る。あの人、カンナさんが同じ部隊にいないからって好き放題言うつもりだな……?でも、そうだよね。ボクが皆を引っ張るんだもん。もっとしっかりしなくちゃ。でも、ボクに雪ダルマさんみたいなリーダーシップは発揮できない。だから、プレア殿みたいに……。
「……ゴホン、皆聞いて。ボクたち遊撃部隊の役割は、連携して敵を攪乱すること。ダメージもできれば稼ぎたいけど、ウルヴァンはきっと凄く強い……だから、弱体化できるまでは攪乱を優先。1人でも多く生き残ることを心がけてね」
まあこれ全部、さっきのリーダー会議でプレア殿と雪ダルマさんが考えたんだけどね。因みに、プレア殿はどの部隊にも属していないが、作戦の鍵を握るとしてリーダーの1人に数えられていた。さっきの会議もフリーディアの時と同様、ライブ結晶で通信していた。
彼の想定だと、弱体化にかかる時間は30分くらいらしい。その間ウルヴァンを足止めしつつ、後で攻撃できるメンバーを1人でも多く残すのが今回の作戦の主な流れ。遊撃部隊は人数が少ない分、個々の実力は攻略メンバーの中でも比較的上位に位置するらしい。ボクは全然攻略メンバーの平均レベルを知らないけれど、頼もしい限りだ。
「来るぞ!衝撃に備えろ!!」
雪ダルマさんの声が響く。見ると、ウルヴァーニの火口が赤白く発光していた。間もなく噴火するのだろう。しかし、実際に溶岩が流れることはない。何故なら、全てウルヴァンに吸収されるからだ。
大地が鳴る。けたたましく、とても強く。それは少し前、プレア殿が放ったスキルの比ではなかった。これが本物の、自然の力。大地の力。そしてその力をも取り込んだ、災厄の到来。割れんばかりのドラムロールが響く中、噴き出した炎の中に一つ、巨大な魔獣のシルエットが浮かんでいた。
~~side プレアデス~~
2度に渡るオンライン攻略会議は無事に終了した。近くにはスロウがのびているが、彼曰く「止められるならむしろ見せてほしい」とのことだった。彼にとっては、ウルヴァン自体も実験対象の一つに過ぎないということだろうか。ウルヴァンの復活が完了してしまった今、彼にはもうそれを守ろうとする気概を感じられなかった。
いいよ。お前がその気なら、僕だって本気で止めるまでだ。
「答えろ、スロウ……正のエネルギーはどこだ?」
「ッ!!何故それを……!?」
よほどの衝撃だったんだろう。僕の問いに対し、跳ね起きて返して来た。恐らく、正のエネルギーの存在を知っていること自体に驚いているわけではないはずだ。だって「負の」と来たら普通にその反対も予想できるから。ただ彼が衝撃を受けたのは、僕がそれをウルヴァン討伐の切り札になり得ることを、さも確信しているかのように言ったからだろう。
「お前は封印状態のウルヴァンに負の感情由来のエネルギーだけを取り込ませることで、より凶悪な魔獣として復活させ、確実に街を滅ぼそうとした。だが、当然感情を選別することなんて出来ない。だからエネルギー化した上で選り分けて与えていた……違う?」
僕の推理を纏めてスロウに話す。彼が集めた感情をどのようにしてここまで輸送していたのかは定かではないが、少なくとも感情を集め、それをエネルギー化することは、よく考えてみると自然というか、僕にとっては半ば当然のことでもあった。だからこそ、そこにある手がかりに気づくことができた。最も、一度見落とした原因もそれなんだが。
「……そうか、そうか。きみは既に、お見通しだったか」
また床に仰向けになり、どこか吹っ切れたような声をして、彼はそう言った。
「STEPについても、きみは知っていたんだろう?」
「いや、それ自体は初めて知ったよ。でも、似たようなものを前に作ってた」
そう言って僕は、インベントリから『機刀』のレプリカを取り出す。これは小春を作るにあたって、コアの動作実験のために作っていた試作品だ。要は、今ハルが持っているもののプロトタイプ。刃は適当に作ったため武器としての性能はあまりないが、それでも十分に思念波による制御が出来たんだ。
「思念波を蒼粒石に傍受させて、エネルギーに変換する……それがSTEPの本質なんだよね?」
「そうだよ。それにしても驚いたよ……まさかきみが、ぼくと同じ蒼粒石の研究をしていたなんて」
あれ、僕この前学会出てたんだけどな。あの時スロウの手下はそこにいなかったのか。てっきりとっくにバレているものだと思っていた。少し肩透かしを食らった気分だな。しかし、やっぱり蒼粒石か。まさか敵側も研究するような代物だったなんて。本当に見つけて良かった。
「……わかった。きみの頼みを聞いてあげるよ」
「ッ!?いいの?自分で言うのもなんだけど、僕はお前の敵なんだけど……」
「その敵に頼み込んだきみにだけは言われたくないね……正エネルギーは漏れ出さないように、地下深くの洞窟に封じてあるよ。あそこの階段から行ける」
そう言って、彼は奥の方にある下り階段の入り口を指し示した。僕達がさっき通ったのとは別の方向だった。
それにしても、何故僕に教えてくれたんだろう。僕が彼と同じ、蒼粒石の研究をしていたから?だとしても普通、自分の計画を止めるのを助けることはしないはずだ。それとも、彼の目的はウルヴァン復活の時点で既に完了していたというのか?でも、それなら何故フリーディアを襲う必要があったんだ?
……ダメだな。考えても分からない。でも、それを聞こうとずっとここで話しているわけにもいかない。僕の援護を待っている仲間達が、今ウルヴァンと対峙しているんだ。それなら……。
「……ありがとう。じゃあ、行こうか」
「行こうって……ぼくも?」
「お前にはまだまだ、聞きたいことが山ほどあるからな……その代わり、僕も蒼粒石について今知っていることを教えよう」
「なるほど、情報の等価交換ということか……仕方ないな」
そう言って立ち上がる彼の口角は、どこか吊り上がっているようにも見えたのは、気のせいだろうか。
ーーー称号《昨日の敵は今日の友》を獲得しました。
ーーースキル【交渉術】を獲得しました。
《昨日の敵は今日の友》
戦闘後、会話可能な敵との親密度が一定以上になることで取得。勝利した敵が稀に仲間になるようになる。
【交渉術】消費MP:なし クールタイム:なし
会話による意思疎通と値引きの成功率を向上する。装備しているだけで効果を発揮する。
プレアデス Lv.37
種族:ホムンクルス/職業:宝石技師Lv.26
HP:550(+250)
MP:170(+360)
STR:90(+50)
VIT:50(+50)
AGI:0(+30)
INT:50(+120)
RES:0
DEX:30
LUK:30
SP:0
頭…なし
胸…バトラースーツ
右手…噴炎する竜骨牙の戦槌
左手…-
脚…バトラートラウザーズ
足…執事の革靴
特殊…蒼穹のタリスマン
特殊…レイジ・オブ・イフリート
特殊…空間機動ベルト
所持金:78300G
満腹度:40%
装備効果:物質特効(200%) 《出血》付与(高) 【吸血】攻撃(低) 付加(火炎) 《火傷》付与(高) HP回復(5/秒) MP回復(1/秒) 《火傷》耐性
称号:《試行錯誤》《伝説を導く者》《読書好き》《宝石採集者》《伝説を錬成する者》《岩砕き》《破壊者》《無慈悲なる一撃》《石工職人見習い》《木工職人の一番弟子》《宝石技師》《禁忌の扉》《炎纏いし者》《運命の赤い糸》《昨日の敵は今日の友》
生産スキルセット(10/12)(装備中)
【統合強化】【金属探知】【分解】【精錬】【拡大鏡】【簡易調整】【宝石融合】【宝石分解】【宝石変換】【交渉術】
戦闘スキルセット(9/12)
【硬化】【宝石片弾】【ジェットファングⅡ】【付加:陽炎柱】【脆弱化】【ジェノサイド】【精霊喚起】【付加:炎獄】【ドラゴンフレイム】
チェインスキル:【連鎖爆破】【バーストスマッシュ】【桜花壊塵撃】【ヴォルカニック・ゲイザー】
0
お気に入りに追加
173
あなたにおすすめの小説
VRMMOでチュートリアルを2回やった生産職のボクは最強になりました
鳥山正人
ファンタジー
フルダイブ型VRMMOゲームの『スペードのクイーン』のオープンベータ版が終わり、正式リリースされる事になったので早速やってみたら、いきなりのサーバーダウン。
だけどボクだけ知らずにそのままチュートリアルをやっていた。
チュートリアルが終わってさぁ冒険の始まり。と思ったらもう一度チュートリアルから開始。
2度目のチュートリアルでも同じようにクリアしたら隠し要素を発見。
そこから怒涛の快進撃で最強になりました。
鍛冶、錬金で主人公がまったり最強になるお話です。
※この作品は「DADAN WEB小説コンテスト」1次選考通過した【第1章完結】デスペナのないVRMMOで〜をブラッシュアップして、続きの物語を描いた作品です。
その事を理解していただきお読みいただければ幸いです。
ビースト・オンライン 〜追憶の道しるべ。操作ミスで兎になった俺は、仲間の記憶を辿り世界を紐解く〜
八ッ坂千鶴
SF
普通の高校生の少年は高熱と酷い風邪に悩まされていた。くしゃみが止まらず学校にも行けないまま1週間。そんな彼を心配して、母親はとあるゲームを差し出す。
そして、そのゲームはやがて彼を大事件に巻き込んでいく……!
モノ作りに没頭していたら、いつの間にかトッププレイヤーになっていた件
こばやん2号
ファンタジー
高校一年生の夏休み、既に宿題を終えた山田彰(やまだあきら)は、美人で巨乳な幼馴染の森杉保奈美(もりすぎほなみ)にとあるゲームを一緒にやらないかと誘われる。
だが、あるトラウマから彼女と一緒にゲームをすることを断った彰だったが、そのゲームが自分の好きなクラフト系のゲームであることに気付いた。
好きなジャンルのゲームという誘惑に勝てず、保奈美には内緒でゲームを始めてみると、あれよあれよという間にトッププレイヤーとして認知されてしまっていた。
これは、ずっと一人でプレイしてきたクラフト系ゲーマーが、多人数参加型のオンラインゲームに参加した結果どうなるのかと描いた無自覚系やらかしVRMMO物語である。
※更新頻度は不定期ですが、よければどうぞ
【第1章完結】デスペナのないVRMMOで一度も死ななかった生産職のボクは最強になりました。
鳥山正人
ファンタジー
デスペナのないフルダイブ型VRMMOゲームで一度も死ななかったボク、三上ハヤトがノーデスボーナスを授かり最強になる物語。
鍛冶スキルや錬金スキルを使っていく、まったり系生産職のお話です。
まったり更新でやっていきたいと思っていますので、よろしくお願いします。
「DADAN WEB小説コンテスト」1次選考通過しました。
ーOnly Life Onlineーで生産職中心に遊んでたらトッププレイヤーの仲間入り
星月 ライド
ファンタジー
親友の勧めで遊び、マイペースに進めていたら何故かトッププレイヤーになっていた!?
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
注意事項
※主人公リアルチート
暴力・流血表現
VRMMO
一応ファンタジー
もふもふにご注意ください。
VRMMOのキメラさん〜雑魚種族を選んだ私だけど、固有スキルが「倒したモンスターの能力を奪う」だったのでいつの間にか最強に!?
水定ユウ
SF
一人暮らしの女子高生、立花明輝(たちばなあきら)は道に迷っていた女性を助けた後日、自宅に謎の荷物が届く。開けてみると、中身は新型の高級VRドライブとプレイヤーがモンスターになれると言う話題の最新ゲーム『Creaturess Union』だった。
早速ログインした明輝だったが、何も知らないまま唯一選んではいけないハズレキャラに手を出してしまう。
リセットができないので、落ち込むところ明輝は持ち前の切り替えの速さと固有スキル【キメラハント】で、倒した敵モンスターから次々能力を奪っていって……。
ハズレキャラでも欲しい能力は奪っちゃえ! 少し個性の強い仲間と共に、let'sキメラハント生活!
※こちらの作品は、小説家になろうやカクヨムでも投稿しております。
個性が強すぎる仲間のせいで、かなり効率厨になる時があります。そういう友達が劇中に登場するので、ゲーム的な展開からかけ離れる時があります。
リアゼノン・オンライン ~プレイ中のゲームから異世界に連行された俺は、多くの人に学ぶ中で最強を目指す。現在地球は大変だそうです
八ッ坂千鶴
SF
レベルアップするとステータスの数値が減少するデスゲーム
〈リアゼノン・オンライン〉
そんなゲームにログインしたのは、要領が悪い高校1年生宮鳥亜蓮十六歳。
ひょんなことから攻略ギルド【アーサーラウンダー】へ参加することになり、ギルド団長ルグア/巣籠明理に恋をしてしまう。
第十層で離れ離れになっても、両思いし続け、ルグアから団長の座をもらったアレン。
スランプになりながらも、仲間を引っ張って行こうとしていたが、それは突然崩されてしまった。
アレンはルーアという謎の人物によって、異世界【アルヴェリア】へと誘拐されて行方不明に……。
それを聞きつけてきた明理は、アレンを知っているメンバーと共に、異世界から救出するため旅に出る。
しかし、複数の世界が混じり合い、地球が破滅の一途に進んでいたとは、この時誰も知らなかった。
たった一人を除いて……。
※なろう版と同じにしている最中なので、数字表記や記号表記が異なる場合があります
現実逃避のために逃げ込んだVRMMOの世界で、私はかわいいテイムモンスターたちに囲まれてゲームの世界を堪能する
にがりの少なかった豆腐
ファンタジー
この作品は 旧題:金運に恵まれたが人運に恵まれなかった俺は、現実逃避するためにフルダイブVRゲームの世界に逃げ込んだ
の内容を一部変更し修正加筆したものになります。
宝くじにより大金を手に入れた主人公だったが、それを皮切りに周囲の人間関係が悪化し、色々あった結果、現実の生活に見切りを付け、溜まっていた鬱憤をVRゲームの世界で好き勝手やって晴らすことを決めた。
そして、課金したりかわいいテイムモンスターといちゃいちゃしたり、なんて事をしている内にダンジョンを手に入れたりする主人公の物語。
※ 異世界転移や転生、ログアウト不可物の話ではありません ※
※修正前から主人公の性別が変わっているので注意。
※男主人公バージョンはカクヨムにあります
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる