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第4章 焔の中の怪物
第27話 明鏡止水の境地
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プレアデス:ハル!心臓を狙って!
ハル:心臓……!?分かった、とりあえずやってみる!
剣道ではあまり心臓目掛けて打つ技がないんだろう。少なからず戸惑っている様子だった。まあ、突然そんなことを言われたら誰でもそうなると思うけど。
~~side 春風~~
プレア殿から指示が入った。多分、何か掴んだんだろう。剣道では滅多に心臓なんて狙わないけど……ここはゲーム世界。剣道で培った技術だけじゃない。自分の発想力もフルに使って、最適な剣閃を突きつける。まずは……胴の防御を崩す!
「【凪の鏡域】」
【凪の鏡域】消費MP:100 クールタイム:30分
30秒間、自分を中心に半径数メートルの透明な結界を張る。結界内で自分へ向けられたあらゆる攻撃を1度だけ回避し、その攻撃の主が結界内にいる場合、回避した攻撃のダメージを反射する。その後、結界を解除する。
これは最近、ボクが新たに作ったチェインスキルだ。因みに、発案はプレア殿。【カウンター】と【明鏡止水】を合わせたものだ。【明鏡止水】はどちらかというと精神統一によるバフスキルで、効果的には一見【カウンター】とシナジーは薄いようにみえたが、彼曰く「語感的に行ける気がする」だとか。実際、かなり早く仕上がった。どういう感覚なんだろう。
そして今初めて実戦で使ったんだが……なるほど。【明鏡止水】のバフは失われているが、その精神統一している感覚が、ちょうど結界中に広がっているような感じ。ボクの身体はそのままに、神経が感知する範囲だけをグッと拡大したような感覚を覚える。
ボクは一度刀を納め、スロウの攻撃を誘う。今は両者、一定の距離で睨み合っている。むず痒い時間だ。ボクも昔はよく、こういう対面でいても立ってもいられなくなり、つい先に手を出そうとして。それでよく師範に返り討ちにされていたっけ。その都度言われていたのが。
「心に水を張れ。そして決して、その水を波立たせるな。小さな水面の揺れはすぐに大きな波紋となり、それがお前の心の揺らぎになる。不安になる。まずは、その一切を捨てるんだ」
彼が説いていたのはまさしく、この明鏡止水の境地。心を鎮め、周囲と同化する。そうして感覚を研ぎ澄まし、五感をフル活用して身体を動かす。そんなこと、子供のボクにできるはずもなかったし、多分、今でも現実ではできないだろう。でも、このリアルな仮想空間が、ボクにそれを教えてくれた!
そう。今ボクが立っているのは、薄く広がった水。少しでも動けば、そこを中心に波紋が広がる。空間が揺れ動く。だから、ボクは一切波風を立てないように、そこに身を静置する。言うなればそう、凪だ。この無我の境地に、感情の入る余地はない。ただ静かに、一瞬とも永遠とも思える時の中で、スロウが仕掛けてくるのを待つ。
「ッ!!」
水面が揺れた。スロウだ。分かる……彼が今どこを動き、そしてどこへ行こうとしているのか。結界の力かもしれない。ボクが真に得た力ではないかもしれない。でも今ボクは、確信している。師範が説いていた境地。それが映し出す世界は。
「これだったんだ……!」
「何っ」
思わず漏れた独り言を残し、スロウの錬金術の狙いから消える。次の瞬間、ボクはスロウの目の前にいた。咄嗟に心臓の辺りを、腕をクロスさせてガードしている。やっぱり、ここが弱点なんだね?だったらその守りを……崩す!
「ハァッ!」
ボクが放ったのは、シンプルな上方向へ斬りあげる抜刀斬り。しかし、これで十分だ。スロウの錬金術と同じダメージ。そこに抜刀攻撃のボーナスと、会心攻撃の倍率を重ね合わせれば……!
「ッ!?バカな!」
木の幹が折れるような鈍い音と共に、スロウのガードが解けた。両腕を上に弾かれた彼は、弱点であろう心臓部をボクの目の前に晒し、すぐにそれを防ぐことができない。この一瞬、スロウの見せたこの隙を、逃すわけにはいかない。抜刀攻撃を終え、右手が塞がったままのボクが、すぐに攻撃に移るには……ぶっつけ本番だけど、やるしかない。
空いた左手で、小春を抜く。一度宙を舞わせた後、空中で逆手にキャッチ。そのまま反時計回りに回転し、遠心力を付ける。狙いは一つ。あの時の錬金巨人戦と同じように、小春で直接内部を攻撃する!
「【脆弱化】!」
この声はプレア殿……スロウにデバフをかけてくれたみたいだ。ナイス!これで刃毀れの心配は要らなさそうだ。
「【螺旋衝】!」
突き立てると同時に、スキルを使う。流石に単体では貫けないと思ったのだ。事実、ドリルのように高速回転する衝撃波を纏った小春を受けても、まだ表面で拮抗している。流石に内部まで到達させるのは難しいか。でも、この後合流する彼らとのコンボ攻撃を成功させるためにも、どんなに小さくてもいい、とにかく亀裂をこじ開けるんだ。
「うっ、おおおぉぉぉぉっ……!」
スロウが苦悶の声を上げる。効いてはいるようだ。あとは、どれくらい削れるか……。ドリルで金属に穴を空ける時のような、甲高い音がボクの耳をつんざく。耳を塞ぎたい気持ちでいっぱいだが、ここで手を止めるわけにはいかない。グッとこらえる。そうして暫く嫌な時間が過ぎた後、突然スロウが動いた。
「クッ!」
逃げた!後ろに飛んで。転移まで待てなかったようだ。逃げたということはつまり、かなりヤバい状態まで来ているということ。ここをあともう一押しすれば、もしかしたら。この瞬間のためにあると思えるスキル。その存在を、ボクははっきりと認識していた。左手の小春を強く握りしめる。即座に体勢を整え、空中にいるスロウを目掛けて、跳ぶ!
「【飛燕斬】!!」
【飛燕斬】消費MP:40 クールタイム:3分
さながら飛燕の如く、空中に素早く斬り上がる。
これは、ボクの職業『侍』の職業レベルを上げることで獲得できるスキル。侍のスキルはどれもシンプルなものが多いけど、それ故にとても使いやすい。そして説明文には書いてないが、この【飛燕斬】はATKとAGIが高いほど大きなダメージを与えられる。つまり、ボクとの相性は抜群だ。
「ウッ、ァァァァッ!!」
スロウが痛みのためか、声にならない呻きを上げる。やっぱり、心臓が弱点で間違いはなかったようだ。逆手に持った小春の刃は、空中で胸のど真ん中を正確に切り裂いていた。といっても、微かにヒビが入った程度だが。それでもようやく、あの硬い表面に傷を付けることができた。これなら、この後の攻撃がしやすいはずだ。
~~side プレアデス~~
地面にスロウが落下する。熱くないのかな?そこ少し溶岩が染みてるんだけど。僕達も何回か踏んではいるが、どうやら熱いだけでダメージはない模様。現実なら、今頃僕の靴は焼け落ちているところだ。と、それは置いといて。
「やっぱり、そこが弱点なんだね?」
「グッ……何故、分かったんだ?きみたちは……ぼくのことを殆ど知らないはず、なのに」
「確かに、今の僕達だけじゃ辿り着けなかった。でも、以前のお前との戦いが……仲間が、僕にヒントをくれたんだ」
セイスさんのあの一撃……一見するとそれしか貢献していないように見える。でも、あれも当たったのが心臓以外だったらそうはならなかった。加えて、心臓以外のあらゆる部位に対するたくさんの攻撃があったからこそ、より信憑性が高まった。それも、この咄嗟の事態でも十分賭けに出ようと思えるほどに。
「また、それか……きみたちはいつもそうだ。何かにつけて似た思考の人間と、仲間だ絆だと群れて行動し……そして、どんな残酷な行為も、自分たちの信じる正義のためなら厭わない」
スロウの声色が暗転する。僕達プレイヤーの人間を、或いは、この世界の人間を恨んでいるのか?恐らくこの感じ、スロウの過去に何かがあったのだろうか?
「プレアデス!春風!」
「すみません、遅くなりました!」
背後から声が響く。振り返ると、カンナさんとセイスさんが肩で息を切らしていた。凄い。ちょうど良いタイミングで来てくれた。
「ふふふ……また、お仲間が来たみたいだね?セイス、それにカンナ。ここに来たからには……容赦はしないよ?」
「そうか、俺には既にフラフラに見えるがな」
「なっ、こんの……」
スロウは何かを言いかけてやめた。ひた隠しにしていた戦況を一瞬で見破られたのだから、当然といえば当然か。ともかく、これで僕達の勝利がグッと近づいた。ここから第二ラウンドだ。
ハル:心臓……!?分かった、とりあえずやってみる!
剣道ではあまり心臓目掛けて打つ技がないんだろう。少なからず戸惑っている様子だった。まあ、突然そんなことを言われたら誰でもそうなると思うけど。
~~side 春風~~
プレア殿から指示が入った。多分、何か掴んだんだろう。剣道では滅多に心臓なんて狙わないけど……ここはゲーム世界。剣道で培った技術だけじゃない。自分の発想力もフルに使って、最適な剣閃を突きつける。まずは……胴の防御を崩す!
「【凪の鏡域】」
【凪の鏡域】消費MP:100 クールタイム:30分
30秒間、自分を中心に半径数メートルの透明な結界を張る。結界内で自分へ向けられたあらゆる攻撃を1度だけ回避し、その攻撃の主が結界内にいる場合、回避した攻撃のダメージを反射する。その後、結界を解除する。
これは最近、ボクが新たに作ったチェインスキルだ。因みに、発案はプレア殿。【カウンター】と【明鏡止水】を合わせたものだ。【明鏡止水】はどちらかというと精神統一によるバフスキルで、効果的には一見【カウンター】とシナジーは薄いようにみえたが、彼曰く「語感的に行ける気がする」だとか。実際、かなり早く仕上がった。どういう感覚なんだろう。
そして今初めて実戦で使ったんだが……なるほど。【明鏡止水】のバフは失われているが、その精神統一している感覚が、ちょうど結界中に広がっているような感じ。ボクの身体はそのままに、神経が感知する範囲だけをグッと拡大したような感覚を覚える。
ボクは一度刀を納め、スロウの攻撃を誘う。今は両者、一定の距離で睨み合っている。むず痒い時間だ。ボクも昔はよく、こういう対面でいても立ってもいられなくなり、つい先に手を出そうとして。それでよく師範に返り討ちにされていたっけ。その都度言われていたのが。
「心に水を張れ。そして決して、その水を波立たせるな。小さな水面の揺れはすぐに大きな波紋となり、それがお前の心の揺らぎになる。不安になる。まずは、その一切を捨てるんだ」
彼が説いていたのはまさしく、この明鏡止水の境地。心を鎮め、周囲と同化する。そうして感覚を研ぎ澄まし、五感をフル活用して身体を動かす。そんなこと、子供のボクにできるはずもなかったし、多分、今でも現実ではできないだろう。でも、このリアルな仮想空間が、ボクにそれを教えてくれた!
そう。今ボクが立っているのは、薄く広がった水。少しでも動けば、そこを中心に波紋が広がる。空間が揺れ動く。だから、ボクは一切波風を立てないように、そこに身を静置する。言うなればそう、凪だ。この無我の境地に、感情の入る余地はない。ただ静かに、一瞬とも永遠とも思える時の中で、スロウが仕掛けてくるのを待つ。
「ッ!!」
水面が揺れた。スロウだ。分かる……彼が今どこを動き、そしてどこへ行こうとしているのか。結界の力かもしれない。ボクが真に得た力ではないかもしれない。でも今ボクは、確信している。師範が説いていた境地。それが映し出す世界は。
「これだったんだ……!」
「何っ」
思わず漏れた独り言を残し、スロウの錬金術の狙いから消える。次の瞬間、ボクはスロウの目の前にいた。咄嗟に心臓の辺りを、腕をクロスさせてガードしている。やっぱり、ここが弱点なんだね?だったらその守りを……崩す!
「ハァッ!」
ボクが放ったのは、シンプルな上方向へ斬りあげる抜刀斬り。しかし、これで十分だ。スロウの錬金術と同じダメージ。そこに抜刀攻撃のボーナスと、会心攻撃の倍率を重ね合わせれば……!
「ッ!?バカな!」
木の幹が折れるような鈍い音と共に、スロウのガードが解けた。両腕を上に弾かれた彼は、弱点であろう心臓部をボクの目の前に晒し、すぐにそれを防ぐことができない。この一瞬、スロウの見せたこの隙を、逃すわけにはいかない。抜刀攻撃を終え、右手が塞がったままのボクが、すぐに攻撃に移るには……ぶっつけ本番だけど、やるしかない。
空いた左手で、小春を抜く。一度宙を舞わせた後、空中で逆手にキャッチ。そのまま反時計回りに回転し、遠心力を付ける。狙いは一つ。あの時の錬金巨人戦と同じように、小春で直接内部を攻撃する!
「【脆弱化】!」
この声はプレア殿……スロウにデバフをかけてくれたみたいだ。ナイス!これで刃毀れの心配は要らなさそうだ。
「【螺旋衝】!」
突き立てると同時に、スキルを使う。流石に単体では貫けないと思ったのだ。事実、ドリルのように高速回転する衝撃波を纏った小春を受けても、まだ表面で拮抗している。流石に内部まで到達させるのは難しいか。でも、この後合流する彼らとのコンボ攻撃を成功させるためにも、どんなに小さくてもいい、とにかく亀裂をこじ開けるんだ。
「うっ、おおおぉぉぉぉっ……!」
スロウが苦悶の声を上げる。効いてはいるようだ。あとは、どれくらい削れるか……。ドリルで金属に穴を空ける時のような、甲高い音がボクの耳をつんざく。耳を塞ぎたい気持ちでいっぱいだが、ここで手を止めるわけにはいかない。グッとこらえる。そうして暫く嫌な時間が過ぎた後、突然スロウが動いた。
「クッ!」
逃げた!後ろに飛んで。転移まで待てなかったようだ。逃げたということはつまり、かなりヤバい状態まで来ているということ。ここをあともう一押しすれば、もしかしたら。この瞬間のためにあると思えるスキル。その存在を、ボクははっきりと認識していた。左手の小春を強く握りしめる。即座に体勢を整え、空中にいるスロウを目掛けて、跳ぶ!
「【飛燕斬】!!」
【飛燕斬】消費MP:40 クールタイム:3分
さながら飛燕の如く、空中に素早く斬り上がる。
これは、ボクの職業『侍』の職業レベルを上げることで獲得できるスキル。侍のスキルはどれもシンプルなものが多いけど、それ故にとても使いやすい。そして説明文には書いてないが、この【飛燕斬】はATKとAGIが高いほど大きなダメージを与えられる。つまり、ボクとの相性は抜群だ。
「ウッ、ァァァァッ!!」
スロウが痛みのためか、声にならない呻きを上げる。やっぱり、心臓が弱点で間違いはなかったようだ。逆手に持った小春の刃は、空中で胸のど真ん中を正確に切り裂いていた。といっても、微かにヒビが入った程度だが。それでもようやく、あの硬い表面に傷を付けることができた。これなら、この後の攻撃がしやすいはずだ。
~~side プレアデス~~
地面にスロウが落下する。熱くないのかな?そこ少し溶岩が染みてるんだけど。僕達も何回か踏んではいるが、どうやら熱いだけでダメージはない模様。現実なら、今頃僕の靴は焼け落ちているところだ。と、それは置いといて。
「やっぱり、そこが弱点なんだね?」
「グッ……何故、分かったんだ?きみたちは……ぼくのことを殆ど知らないはず、なのに」
「確かに、今の僕達だけじゃ辿り着けなかった。でも、以前のお前との戦いが……仲間が、僕にヒントをくれたんだ」
セイスさんのあの一撃……一見するとそれしか貢献していないように見える。でも、あれも当たったのが心臓以外だったらそうはならなかった。加えて、心臓以外のあらゆる部位に対するたくさんの攻撃があったからこそ、より信憑性が高まった。それも、この咄嗟の事態でも十分賭けに出ようと思えるほどに。
「また、それか……きみたちはいつもそうだ。何かにつけて似た思考の人間と、仲間だ絆だと群れて行動し……そして、どんな残酷な行為も、自分たちの信じる正義のためなら厭わない」
スロウの声色が暗転する。僕達プレイヤーの人間を、或いは、この世界の人間を恨んでいるのか?恐らくこの感じ、スロウの過去に何かがあったのだろうか?
「プレアデス!春風!」
「すみません、遅くなりました!」
背後から声が響く。振り返ると、カンナさんとセイスさんが肩で息を切らしていた。凄い。ちょうど良いタイミングで来てくれた。
「ふふふ……また、お仲間が来たみたいだね?セイス、それにカンナ。ここに来たからには……容赦はしないよ?」
「そうか、俺には既にフラフラに見えるがな」
「なっ、こんの……」
スロウは何かを言いかけてやめた。ひた隠しにしていた戦況を一瞬で見破られたのだから、当然といえば当然か。ともかく、これで僕達の勝利がグッと近づいた。ここから第二ラウンドだ。
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