GOD トレジャー(108の宝箱の争奪戦)

なぎ

文字の大きさ
上 下
20 / 28

悪魔の契約

しおりを挟む
(ヤバイッ!)
レビが反応するも、先の戦いのダメージと疲労で身体が追いつかない。
恵とデン爺も気がついた時には、時既に遅し。イブの元へと届くような距離にはいない。

イブが…。

皆が最悪の結末を想像する、前。

司の身体が動く。

空間が凝縮する感覚。

全てがスローモーション。しかし司の身体は、その中をスイスイと動いていく。

司はイブから1番遠い場所にいたが、瞬く間にイブとの距離を詰めていく。

ふざけているのかと思うほどにゆっくりと、ゴリラ男はイブの頭を目掛け拳を下ろしていく。

ゴリラ男の拳がイブの頭に到達するまでに、まだ小指ぐらいの間はあろうかという時、
司は既にゴリラ男の顔面へと拳を入れていた。

パンッと弾けるようにゴリラ男は後方へとすっ飛んだ。

32倍…。

司の頭の中で低い声が響いたような気がした。

司の全身から力が抜け、ドサッと意識を失って倒れこんだ。

しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

友達の母親が俺の目の前で下着姿に…

じゅ〜ん
エッセイ・ノンフィクション
とあるオッサンの青春実話です

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

連載打ち切りになりそうなので私達ヒロインは消える事になりました

椎菜葉月
キャラ文芸
筆者が見た夢の話を小説にした短編恋愛?話。 自分の暮らす世界は少年向け雑誌に連載されている漫画であり 自分はその作品の主人公ではなく脇役かつ影の薄いキャラで 漫画の連載を続ける為に存在を消されることになっている── そんな運命のモブキャラ主人公が頑張る話です。 サクッと短く完結する話です。 ※続きがあるような表現がありますが、あくまで物語のフレーバーであり細かい事は無視して読んで下さい。 ※好評なら続きや作中作の本編(少年誌漫画本編)も書くかもしれません。 ※メモ帳に書いた文章をベタ貼りしたものですので改行などあまりせず読みにくい可能性が高いです。ご了承ください。

ルナール古書店の秘密

志波 連
キャラ文芸
両親を事故で亡くした松本聡志は、海のきれいな田舎町に住む祖母の家へとやってきた。  その事故によって顔に酷い傷痕が残ってしまった聡志に友人はいない。  それでもこの町にいるしかないと知っている聡志は、可愛がってくれる祖母を悲しませないために、毎日を懸命に生きていこうと努力していた。  そして、この町に来て五年目の夏、聡志は海の家で人生初のバイトに挑戦した。  先輩たちに無視されつつも、休むことなく頑張る聡志は、海岸への階段にある「ルナール古書店」の店主や、バイト先である「海の家」の店長らとかかわっていくうちに、自分が何ものだったのかを知ることになるのだった。  表紙は写真ACより引用しています

サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由

フルーツパフェ
大衆娯楽
 クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。  トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。  いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。  考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。  赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。  言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。  たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。

奇妙な日常

廣瀬純一
大衆娯楽
新婚夫婦の体が入れ替わる話

セーラー服美人女子高生 ライバル同士の一騎討ち

ヒロワークス
ライト文芸
女子高の2年生まで校内一の美女でスポーツも万能だった立花美帆。しかし、3年生になってすぐ、同じ学年に、美帆と並ぶほどの美女でスポーツも万能な逢沢真凛が転校してきた。 クラスは、隣りだったが、春のスポーツ大会と夏の水泳大会でライバル関係が芽生える。 それに加えて、美帆と真凛は、隣りの男子校の俊介に恋をし、どちらが俊介と付き合えるかを競う恋敵でもあった。 そして、秋の体育祭では、美帆と真凛が走り高跳びや100メートル走、騎馬戦で対決! その結果、放課後の体育館で一騎討ちをすることに。

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

処理中です...