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残された者は?
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一方、公爵家ではバタバタしてました。
「おい、まだメロディとメイドのリリは見つからないのか?」
「はい、探していますが……目撃情報がないのです。」
「ミルカも帰ってこないし、早く見つけろ!!」
女2人に手こずりやがって。
陛下に手紙でも書くか……いや、直接訪ねるとするか。
「おい、王宮に行くから馬車の用意しろ。」
「分かりました。」
王宮に着いたけど、連絡なしだったので待たされた。
2時間ぐらい待たされて、やっと客間に呼ばれたな。
「陛下に相談があって参りました。メロディのことなんですが、一昨日夜会から帰ってきて、婚約破棄されたことを叱責して、修道院に行かせようとしたら忽然と消えたんです。メロディの足元に魔法陣?らしきものが見えたので手を伸ばし掛けたら消えたんです。陛下は何か分かりませんか?」
陛下の顔見たら、真っ赤にして怒ってる状態だった。
「公爵よ、メロディの母が魔法使いの家系ってこと知らないのか?メロディが魔法を使えることは知らなくても前妻が魔法使いって知ってるはずだが?
それに婚約破棄されたからと修道院に入れようとするとは、それでも貴様は父親か?」
へ?メロディの母が魔法使いとか知らないぞ、結婚当初に聞いたかもしれんが、他国から迎えにいれたから忘れてたかもな……陛下の顔見れば怒ってるし、冷や汗ダラダラ流れるし…困ったな。
答えられずにいたらミルカのことを言及してきたな。
「ミルカ嬢とやらは、クリフと何やら企んでいたし、不義密通の罪で牢に入れておるわ。」
「え?ミルカが不義密通ですか?」
「あぁ、何やら妊娠したとか騒いでいたけど、検査してたら妊娠してなかったがな。ワガママばっかりで騒がしいし、どんな子育てしておったんだ。まぁクリフも似たようなもんだけどな。」
「不義密通はあまり大きな罪じゃないけど、夜会で宣言しておったからな、2人は婚姻させるしかないな。」
その頃のクリフ元王太子とミルカはというと、あまりにうるさいので一般牢から地下牢に移された。
ミルカが妊娠と騒いだので医師による検査を受けた結果、妊娠してなかったことが判明した。
「おい、まだメロディとメイドのリリは見つからないのか?」
「はい、探していますが……目撃情報がないのです。」
「ミルカも帰ってこないし、早く見つけろ!!」
女2人に手こずりやがって。
陛下に手紙でも書くか……いや、直接訪ねるとするか。
「おい、王宮に行くから馬車の用意しろ。」
「分かりました。」
王宮に着いたけど、連絡なしだったので待たされた。
2時間ぐらい待たされて、やっと客間に呼ばれたな。
「陛下に相談があって参りました。メロディのことなんですが、一昨日夜会から帰ってきて、婚約破棄されたことを叱責して、修道院に行かせようとしたら忽然と消えたんです。メロディの足元に魔法陣?らしきものが見えたので手を伸ばし掛けたら消えたんです。陛下は何か分かりませんか?」
陛下の顔見たら、真っ赤にして怒ってる状態だった。
「公爵よ、メロディの母が魔法使いの家系ってこと知らないのか?メロディが魔法を使えることは知らなくても前妻が魔法使いって知ってるはずだが?
それに婚約破棄されたからと修道院に入れようとするとは、それでも貴様は父親か?」
へ?メロディの母が魔法使いとか知らないぞ、結婚当初に聞いたかもしれんが、他国から迎えにいれたから忘れてたかもな……陛下の顔見れば怒ってるし、冷や汗ダラダラ流れるし…困ったな。
答えられずにいたらミルカのことを言及してきたな。
「ミルカ嬢とやらは、クリフと何やら企んでいたし、不義密通の罪で牢に入れておるわ。」
「え?ミルカが不義密通ですか?」
「あぁ、何やら妊娠したとか騒いでいたけど、検査してたら妊娠してなかったがな。ワガママばっかりで騒がしいし、どんな子育てしておったんだ。まぁクリフも似たようなもんだけどな。」
「不義密通はあまり大きな罪じゃないけど、夜会で宣言しておったからな、2人は婚姻させるしかないな。」
その頃のクリフ元王太子とミルカはというと、あまりにうるさいので一般牢から地下牢に移された。
ミルカが妊娠と騒いだので医師による検査を受けた結果、妊娠してなかったことが判明した。
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