離婚ですかありがとうございます〜これでやっと好きな人と再婚できます〜

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辺境伯に住む日の朝になりましたわ、朝食もしっかり食べてメイド達に磨かれましたわ。
最後だからか気合いが入ってましたわね。

少しのんびりしてましたが、ランドール様が迎えに来てくれましたわ。
膝に乗せられて少しイチャイチャしましたが、荷物を持って昼前に出発しましたわ。

辺境伯に着いてから、騎士団に挨拶に行きましたわ。

「今日から辺境伯に住むエリーナです、よろしくお願いします。」

顔ぶれは変わってないので、受け入れられましたわ。

「エリーナ、やっと来たのか、待ちくたびれたぞ。」

「そうだぞ、ランドールなんか首長くして待ってたんだぞ。」

「おい、変なこと言うなよ。」

ワイワイしたりして、からかわれたランドール様は真っ赤になってましたわ。

叔父様夫婦の所に向かいましたわ、荷物もランドール様が持ってくれて、手を繋いで行きましたわ。
私は恥ずかしくて真っ赤になり俯いてましたわ……。
叔父様夫婦の家に着くまで、真っ赤でしたわ。

叔父様夫婦に会う時は真っ赤な顔じゃなかったですわ。

「叔父様叔母様、今日からよろしくお願いします。」

「エリーナ、よく来てくれたな、こちらこそよろしく。」

「エリーナ、よろしくね、エリーナの部屋の模様替えもしましたのよ……気に入るといいですけどね。」

叔母様に案内して貰いましたわ、部屋を見るとシックな感じでしたわ。

「叔母様ありがとうございます。すごく気に入りましたわ。」

「エリーナが辺境伯になるから、ここが主寝室だからね、ベッドもダブルベッドにしましたわ。」
「ランドールと思う存分にイチャイチャしてちょうだいね。ふふ。」

冷やかされて真っ赤になりましたわ。

「荷物を片付けたらお茶にしましょうね、サロンにいるからね。」と言いながら部屋を出られましたわ。

部屋に入り、まずはドレスから片付けましたわ。
ぬいぐるみはベッドに飾りましたわ。

30分くらいで片付け終わり、動きやすい服に着替えましたわ。
ランドール様が呼びに来てくれましたけど、部屋のベッドを見て固まってましたわ。
ダブルベッドですしね……2人で寝てもちょっと余りますわね。

「これならエリーナを思いっきり啼かせられるね。」とランドール様が言いましたわ。

「な、なにをおっしゃられてるのかしら。」

「ん？エリーナと愛しあうし問題ないよね。」

近寄ってきながら言いましたわ、私は後ろに下がりますがベッドに当たりましたわ。
ランドール様を見たら熱が篭った目で見られてましたわ。

「そんな潤んだ目で見たらダメだな。」と言いながらポンとベッドに押し倒しましたわ。

上から見られたのが恥ずかしくて、手で顔を覆い隠しましたわ。
姫様抱っこされて、体全体をベッドに乗せられて寝かされましたわ。
すぐにランドール様も隣に来て横になって抱きしめて来ましたわ。
私もおずおずと抱きしめ返しましたわ。

「はぁ……これでエリーナは俺のものになったね。早く結婚しようね。入籍だけでも先にしようか？」

口付けてきたので返事どころじゃありませんでしたわ。
口付けだけで舞い上がってポーっとなりましたわ、これが大人のキスなんでしょうかね。

ランドール様に抱き締められて背中トントンされたら眠くなって来ましたわ。
寝そうですけど、いいですよね。

「エリーナ？寝てるのか？」

「いろいろ忙しかったし疲れたんだな、エリーナは俺のものだし、これからじっくり責めて、深く愛してやるからな。」

ランドール様の思いも知らず、ぐっすりと寝てましたわ。