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後編

『人妻論《ママ狩り》 奥さんは熱いうちに突け! …後編ー(71):最強の被虐へのカウントダウン』

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   (作者)……昨夜の更新はいつもにも増して短くてすいません、。
        「増して短くて」って変だね^^
        昨日の日付で更新しときたかった。
        私には、意味不明のこだわりがある。
        今回も短いですが、後々のクライマックスは想像を絶しますぜ!
        今日の朝のまどろみの中で、アイディアが降臨しました。

        


     71:最強の被虐へのカウントダウン (木曜日 17:09)

 その人妻は覚悟していた。
 ……これからの半刻が、自分にとって最大のエロ試練になることを。

 主婦は、ベッドに磔(はりつけ)にされながら、目隠しをされた。
 固縛されているので抗えない、首は自由だが、アイマスクをあてがわれることに抗うつもりもない。
 だって、自分は<性奴隷人妻>だから。
「お前、従順な振りをしているけど、まだまだ、本当の<性奴隷人妻>とは言えないよ。自分をそうとは意識することなく、自然と奴隷として生きて、頓着なく、家族には普通の母親として接していけるのが、<シン・性奴隷人妻>なんだからね」

   ……やっぱり、「俺」さん、私の考えていることが分かるみたい。
     私の心と会話しているもん。

 膣は、挿入された極大マッサージャーのヘッドで隙間なくパンパンにされ、あたかも下腹部は、ささやかだが、妊娠したかのようにぷっくりと膨らんでいた。
 乳房や陰部はジンジンと尖った痛みを感じさせてくる、無数の<clothes pin(洗濯ばさみ)>でカラフルに装飾されていた。
 そして、陰核や乳首は、吸引具で吸い込まれている、目隠しをする前に最後に見た時は、バイブも並列付属されている透明の器具のスポイト部分に、それぞれ数センチ、媚肉が吸い込まれ盛り上げられていた、器具内部には、両乳首から母乳が搾り取られ、スポイト内部で嵩を増していた、はぁ……、とても気持ち良かった、心を快感の波に乗せれば、主婦はいとも簡単にイケると思った。
 今は、色々、歯を食いしばって我慢していた。

 為すがままのそんな奥さんが可愛くて、俺は作業を進めながら、何度かキスをした。
 口づけすると、明らかにその唇は喜びをあらわにして、舌を押し出し絡めながら、唾液を送り込んできた。
 生温かい、ライブの唾液……。
 俺は、素直に感謝し味わい嚥下する。

 汗で火照った、限界まで頑張る華奢な主婦、その均整の取れた身体は、幾つもの装飾をされてるけど、それでもシンプルに美しい。
 作業を黙々と進めたいところだが、途中で何度も、そのなだらかな肢体を撫で擦った。
 胸を揉むと、その病みつきの柔らかさに、手が張り付き放せなくなるので、そこは我慢した。

 リカには意味不明だったが、身体にペタペタと何かが貼り付けられている気配が感じられた。
 目隠しされているので、感覚は鋭敏になっているのだが、他の刺激が強くて、具体的に何をされているのか分からない。

 俺は低周波治療器のパッドをペタペタと貼っていた。
 クリトリスや両乳首などは、吸われ、振動され、電流を流される。
 多くの細工が、小さな主婦の身体に施されているが、いまだ、どのスイッチも押されていない。

「ふふふ」と、俺は笑いが込み上げる。

     全てのONスイッチが、携帯のボタンに
           同時起動設定されており、
     1プッシュでマックス起動するとは、
     このメス犬、思いもよらないだろうな……。

 その瞬間は、世界が破滅する核ミサイルのスイッチを押すが如き愉悦を感じるだろう。
 うん、この主婦の存在は、地球と釣り合う。
 
 俺は、いったん、リカから離れる。
 すぐに、視界を遮られている田中梨華から、「???」と不安な雰囲気が醸される。
「心配すんな! お前のイキ狂う姿を動画に収めておきたいから、タブレット携帯を三脚に固定してるんだよ。次回、一緒に鑑賞会したいね」
「は、はい……」
 口がおどおどと開かれる、そのポテッとした唇の艶が、完全拘束されて絶対的な俺の支配下なのに、俺の心を支配する。
「最初にいっておくね」
「はい」
「リカの身体にセッティングした全ての機器は、同時に動く。かつてない衝撃がお前を襲い、全身がクリトリスみたいに爆発的な気持良さになるよ」
「ウウウ……、い、今でも十分に気持ちいいよ、イキそうだもん、我慢してるんだもん」
 この奥さんは、追いつめられると、幼児言葉が出る。
「もっと凄い、機械による快感がお前を襲う」
「やだよ! 機械だけなんて、機械は道具でしょッ!? あなたはどうするの!?」
「機械にイカされまくり、悶え狂うお前を眺めてる!」
「ヤダっ! ヤダっ! 一緒に! 一緒に! 私、フェラも一生懸命するよ!」
 完全に拘束されているのに、それだけは認められないと、首や手首足首を振りまくる母親。
 このお母さんは、何かというと、自分が奉仕することの「いの一番」に「フェラチオ」を言う、……それしか思いつかないほど、この奥さんはエロ経験が浅く、エロ語彙がないのだ、でも、自分の出来ることを必死で訴える可愛さを持つ。
「うん!、実は、眺めるだけでは我慢できっこないじゃん。俺は、お前のマヒするだろう身体の曲線を撫でたり舐めたりするだろうよ。電気パルスが舌をビリビリさせるだろうけど」
「ひっ! で、電気! どういうことッ!?」
 チョーカー的な首輪が、引き攣る首に突っ張らかる。「ウグッ!」
 俺は答えない、スイッチを押せばわかることだ。
「フェラもして貰いたいけど、お前の口を封じたいから、それはまたの機会だな。さっ、口を開けて、舌を突き出して」
「な、なんで口を封じたいの……っ!?」
 質問するが、同時に、従順に口を開き舌を突き出す奥さん。
 俺は、竹で作られた高級割り箸を取り出し、それを二つに割らずに、少しだけ開いて、奥さんの舌を根元まで挟み込んだ。
 なんで高級な竹製かと言うと、木っ端で作られた割りばしは、ものによっては、ややささくれ立ち、舌に挟んだ時、ささくれが舌に刺さってしまうから可能性が感じられたからだ。
 俺は、この美しい人妻に、限界までエロ無理はさせるが、傷を与えるつもりはない、のは、何度も繰り返し述べられてきたことだ。
「アア、ウグッ!」
 舌を挟み込まれたまま、口を閉じるリカ、口の両端から割りばしが飛び出ている姿は、ちょっとした「鬼滅の刃」の竈門禰豆子風になった。
「なんで、口を封じたいかと言うと、この動画を、例えば、お前の近親者が見たら、声でお前と分かっちゃうかも知れないじゃん」
「グググぅ……」
「ホクロとかでバレちゃう可能性もあるから、リカ、お前、あんまし、この、リカから見て右側のカメラの方を向かない方がいいよ、お前の左頬にはホクロがあるからね。物欲しげないやらしい口元のホクロがさ」
 口元のホクロのセクシーさを、リカはこれまで、周囲の者から何度も言われてきたことなのだが、それだけは、なぜか言われると不愉快になった。
 リカにとっての美的センスは、今、こういう状況になると、「エロとかけ離れた清潔感・クールビューティーっぷり」にある、だからこそ、こうして性的に苛められると「映える」と思っていたし、それが自分でもグッと気持ち良かった。
 最初からセクシーを表に出していることを認めるのは嫌だった。
「ううう、ググぅ!」
「さりとて! 俺が動画で後から見直すときに、お前の美しい顔が見えないのはいやだから、表情が分かる程度に、適度にこちらに顔を向けるのは忘れないように」
「フーっ! ウ~ッ!」

     この人……。
     私をこうまで縛りつけておいて、
     唯一動かせる首の動きまでも支配するんだわ。
     でもね、私は、指示されて、
     その枠の中で最大限の活躍するのが性に合ってるわ。
     私は、そういうオンナ……。

「3秒後にスイッチを押す、15分間、スイッチは止めない。悶えよがれ!」

 ……15分後、二人の間には何が残るのだろう……。
 そこに愛は、確かに、あるッ!!

                (続く)
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