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後編

『人妻論《ママ狩り》 奥さんは熱いうちに突け! …後編ー(64):後ろ向き、背徳のケンタウルス』

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   (作者)・・・すいませんね、マジ忙しくて短い……。

     


     64:後ろ向き、背徳のケンタウルス (木曜日 16:35)

 バックスタイルで結合しながらの180度回転を終えた人妻は、懇願してもおり、俺からのご褒美としてでもあり、猛烈な突きを頂いていた。
 もう、あそこは潤いを極め、グッチャグッチャ、人目をはばからずバスルームに響き、それが二人の興奮を下品だからこそに高めている。
 後背位ってのは、シルエットだけ見ると半人半馬のケンタウルスみたいだが、向きは反対だ、道徳的な意味でも反対だ、しかし、主体の目的は快感を射(い)ることでは共通している。
 ああ、その矢は、「キューピッドの矢」ってことで。
 愛液は大気に混じり、いやらしいけど、どこか懐かしい、温かな匂いを醸していた。
「あ、ありがとう、これこれ、すっごく気持ちいい! おー、オーッ、気持ちいいぃィ!」
 四つん這いの主婦は、歯を食いしばり、床についている両手はグーを握り、快感に酔いしれていた。
 ある意味、俺の体重も支えている体勢ではある、自分の身体を負荷に耐えさせながら、やっぱ膣内はイイっ! 王道の骨太快感を堪能していた。
「おおおおお、ぉぉおーっ!」
 上品主婦の喉奥から搾り出だされる慟哭にも似た叫び。
 でも、その、ある意味ドスの利いた声の中にも、女としての媚びの艶が混じっていた。
 お尻はペタンペタンと肉が弾け、きめ細やかな肌が、激しい行為の中、どこ吹く風で白き美しき……。
 肛門に挿入されているローターから生えているウサギのシッポは、小さくはあるけれど、チアガールのポンポンの様に揺れ、懸命の主婦のアクメへの勝利の道を応援していた。
 よく、喘ぎ声は、快感の度合いによって、母音の上から下に強度の大きさが示されるという。
 こんな感じかな。

     「アーン」……常に感じていたい気持ち良さ
     「イイーっ」……堪能
     「うぅ~」……次第に制御できない快感
     「エェ~ッ?!」……あまりにもの衝撃に驚きが混じる
     「オオオオオオッ!」……全てを押し流す、凄い快感

 ふと思い出したが、遠い昔、声優のユニット<レモンエンジェル>てのがいて、まあ、それは往年のアダルトアニメ「くりいむレモン」のイメージキャラクターだったのだが、それはさておき、いつも夜中に、5分くらいのちょっとアダルトなアニメ寸劇の声をあてていた。
 彼女らは、アダルトアニメのイメージガールだが、声優アイドルなので、激しいエッチの声をあてているわけではなく、いつもささやかなエロアニメ寸劇で、「あー」「いー」「うー」「えー」「おー」の順番であえいでいたものだ……。

 すぐにイケそうに思えていたのに、背徳ママは、繰り出されるラッシュの激しさにイキよどんでいた。
 いや、今の現状が愉しいので問題はない。
 高めて高めて、その果てにイケばいいから。

     この人、1ピス1ピスが高速でありつつ、
     膣口ギリギリまで引き、そこから奥までズーンて突く。
        ズン・ズン・チャ!
     そのストロークの長さがたまんない、
     ズルズルと内壁の肉が押し引きされるのが最ッ高ッ!!!

 自分の身体、および、男の突きの荷重を両手で受け、その両腕は本来の肘関節の逆にポッキリと折れそうな、か弱ささえある。
 華奢な両肩がいかり肩になっていた。
「頑張れ! 頑張れ!」
 そんな主婦を見て、俺は呟く。
「ううッ! おおっ! 頑張るよぉ! 頑張るよぉ!」と答える。
 短髪を振り乱し、制御できない快楽の波に、涙も涎も汗もまき散らしていた。
「幸せか!?」
 と、問いかける俺。
 四つん這いの奥さんは、ほとほと、あられもない快感の中で、それでも、俺を振り向き、そのクールな視線を俺に向ける。
 なんか答えたいけど、リカは、おちんちんの挿抜と発声のタイミングが合わないようだ。
「つい昨日まで、よく知らなかった男に、今、こうまでオモチャにされて、性奴隷にされて、幸せか?」
 ちょいと神経質っぽい額に汗を垂らしながら、主婦は言葉を振り絞った。
「ああ、おおン! はぁ、はぁ……、わ、私は、そ、それが気持ちいいのン。気づいたの。誠二さん以外の他の男に、こうして苛められるのが好きだったんだって、分かったの。性のおもちゃにされたかったの」
「で?」
 俺は容赦なく突き倒す。
 言葉で快感を増すのがこいつだ、愛液が迸り、ピストンの音はグチャッグチャッから、チュルッチュルッと更にスムーズになっていた。
 こそばゆく剛直を包み込む。
 快楽の幸福の中で、ああ、そっか……と、リカは気づき言う。
「幸せです!」
「もう一度!」
     チュルッチュルッ!
「幸せでーすッ!」
「まだ言うことがあるだろ?」

      う~気持ちいいよぅ、考えられないよぅ……。

「……、はっ! はい! 田中梨華はあなたのものです、あなたの所有物に、な、なって幸せなんですぅうう!」
「ちゃんと言えたね」
 俺は突きながら、両手でお尻の両ケツっぺたを大きく握り、揉んだ。
 柔らかい……。
 腰は蛇のようにうねり、背骨のくぼみには汗の玉が無数に溜まっていた。
 美しい……、と、俺は愛おしく、その主婦のひれ伏す姿態を眺めていた。
 すると、人妻は、これまで以上に、ヒップをグググっと上方に突き出してきた、ネコ科の動物が伸びをするかのように、腰を反らせて、お尻を上げてきた。


「おおン! い、今、私が出来る、思いついた敬愛の行為です、お、オマンコをもっともっとあなたに向けて捧げることしか出来ません、ッッ……、ああ―ン! また、あたるトコが変わったぁよぉッ!」

 ……なんて愛しい人妻だろうか……。

                   (続く)
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