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後編

『人妻論《ママ狩り》 奥さんは熱いうちに突け! …後編ー(52):20連ガチャイキ!(ブラック)』

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     52:20連ガチャイキ!:ブラック (木曜日 15:24)

「では、お前が気になっている話をしようか?」と俺は、もう疲労困憊と思われる人妻を見つめた。
 やや過呼吸状態で、喉と顎を痙攣させていた。
 いつの間にやら脱げていたシャワーキャップが背中の方に落ちていて、髪が汗で湿っている。

   (作者注)……途中から、リカが被っていたシャワーキャップの存在がなくなり、
        大好きなショートカットの描写ばかり多くなりましたが、
        忘れていたわけではありません。
        そ、そう、激しい責めに、いつしか脱げて、
        頭から落ちただけです。
        信じて下さい、信じてくだしゃい!

「ああ、俺、気づかなかったよ。頭、脱げてるね。髪洗ってドライヤーかけなくちゃだね、愛し合う時間が減ってしまうね」
 主婦は、肩をいからせながら、「へ、平気です、私、短髪だから、タオルで、ふ、吹けば……、夜 シャワー浴びるときにちゃんと洗うので、い、今は平気ですぅ」
「今は、少しでも気持ち良くなる時間を多く、ってか? お前、腹黒じゃなくて、エロ黒だね。ブラックだね、気持ち良くなるためなら、身だしなみも後回しなんだね。汗かいたままで、娘ちゃんを迎えに行くんだね。清潔感のある奥さんのはずなのにね」
「はい、言い訳しません、その通りです。もっともっと、あなたの思想に沿いたいのです」

     思想に沿いたい……。

 この女、なんか、素直にも、俺の心にグッとくる言葉を挟み込んできやがる。
「そっか……、わかった! ほんじゃ、最終ラウンドの前に、お前が気になっている話をして、安心してグランドフィナーレに入ろう!」
 しかし、おかしな話なのである。
 このラブホテルに入ったのが13時過ぎ、今、テレビの時刻表示を見ると二時間が過ぎている、母親が娘の習い事に迎えに行き、間に合う最終ラインの、チェックアウトタイムが17事半、車を飛ばせば間に合うのだろう。
 しかし、つまり、ホテルでの滞在時間は、半分に差し掛かったばかりなのである。
 それなのに、俺は、これからを「最終ラウンド」「24時間テレビグランドフィナーレ」などと言っている。
 俺は、超常現象「アルティミシアの時間圧縮」によって、主婦・田中梨華がループする時間の中で、もう、十時間近くもセックス漬けにされていることを知っている。

     第一ループ……四時間弱
     第二ループ……三時間強
     現・第三ループ……二時間

 俺はそれを知っているから、後2時間も愛欲に溺れられるってのに「最終ラウンド」などと言ってしまった。
 リカは、その言葉に違和感を感じているだろう……、いや、エロ主婦だから、そんなこと気にしてないか……、てか、そんなことよりも、体感時間で、少なくとも5,6時間は経っているのに、目の前の、先ほどから視界に入っているバスルーム内のテレビの画面が、予想のはるか以前の時刻を示していることが気になって気になってしょうがないだろう。
 俺が、この母親の立場だったら、その違和感に気がおかしくなってしまうかも知れない。
 しかし、このエロ惚けママは、気持ち良さを優先して、その重大事を考えることを後回しにしていた。

「変なの、私、何時間も何時間も、あなたに可愛がられていたはずなのに、時間が全く過ぎてない。気持ち的には、今、(午後)九時ごろであってもおかしくないのに……、それはあり得ないとしても、さっきからテレビの時刻表示 見てたんだけど、まだ(午後)三時過ぎ……、録画だったり……?」

        15:27

 俺は、脇から、オチンチンサイズのバイブレーターを取り出していた。
「話は、これをオマンコに入れてからしよう」
 真っ黒でオイルを塗られていてテカテカに光っていた。
 男性器を模しているので、亀頭のくびれなど、かなり禍々しい。
 わりと標準サイズだが、バッテリーの入ってる持ち手の部分があるので、なかなかの長さがある。
「お、大きいね。これはお仕置き用でしょ? 私、湯船に落ちてないよ!」
「こんなの普通だよ、お仕置き用は、あっちのあれだよ!」
 リカの切れ長でありつつ、愁いを帯びた瞳が、バスルームの扉付近の床、バスタオルの上に並べられた大人のおもちゃの、一際 ヘッドの大きいものを捉えた。

     あんなのもあるんだ、ドキドキする。

「これはね、リカのエロファンタジー用だよ。娘と息子を産んだ母親ならばエンジョイできるサイズだよ」

     いちいち、「娘と息子」とか生活を思い出させる意地悪なあなた。

「動くなよ、落ちちゃうぞ!」
 俺は言いつつ、股間にあてがわれてる水着の布をぺろりと、脇にめくった。
 布を切り取られて強調されているクリトリスがプルンと跳ねた、ヴァギナ肉ビラに一つだけ残っていたクリップも、ピョーンと飛んでった。
 湯気でも出そうなホカホカのマンコがあらわになって、そこに入っていた中型ローターがズズズと飛び出てきた、もう、空気を極め細やかに含んだクリーム状愛液をまとったローターが、肉ヒダから抜け落ち、まさに、湯船に落ちそうだった。
     ヴ、ヴヴヴ……。
「あ、あぶねぇ!」
 俺は、それを、どうにか、空いてる手で受けた。
「こんなエロ美味しいものを舐めずにおけるかよ!」
 スイッチを切ると、俺は口に放り込んだ、生温かくて生臭くて最高だ。
 中型ローターなので、一口では舐め切れない、前後逆にして丹念に舐める。
「最高のおふくろの味だね!」

     イノセントな「俺」さんの微笑、なんなんだこの愛すべき人は……。

 リカは何とも言えない、汚いものを見るような、嬉しいような、やんちゃ坊主に困惑するような表情を見せた。
 俺はすぐに、ローターが飛び出たばかりの、やや愛液滴る洞を見せている赤い肉密集地に、男性器型バイブレーターを押しこむ。
 角度的に、瞬間、抵抗があったが、すぐにズズズズッと中に飲み込まれていった。
「はああああああぁあああン」
 リカは長~い甘える声をあげた。
 指でドンドン押していくと、その基底部だけをのぞかせる状態になった。
 柔肉のマンコに、硬質のバイブの五センチほどの基底部が蓋のように張りついてる見栄えは、背徳感いっぱいだ。
 が、指を離すと、グモモモモと排出されようとする。
 俺はスイッチを全開にすると、基底部を抑え込むように、競泳水着の股下部分を当てがった。
「くううううう! こんな状態で、は、話をするのぉ、ねぇ?」
 これで数センチは出てしまうが、バイブレーターは奥さんのオマンコ内に固定されて、うん、暴れまわる!
 凄い!
 今も、水着に包まれた下腹部を波打たせて、バイブレーターが膣内でグイグイ曲がり振動し、膣内を攪拌しまくっている。
 外部から見ていると、この聖女の胎内でエイリアンの幼生が蠢いているようだ。
 水気を含んだ水着表面が、お腹のうねりとともに、グラデーションを移ろわせる。
「こ、これは、かなりの刺激だよ、遅かれ早かれイクよ、イッちゃうよ! いいの、いいの?」
 リカが何やら言ってるけど、俺は無視した。
 なにか困ったが如くに言ってるけど、こいつには「エロ闇」がある、そのお腹は「快楽ブラック」だ。
 そう、快楽亭ブラックだ!(⇐意味なし、語感のノリで!)

   ([Wikipedia]より)
   二代目・快楽亭ブラックは東京都町田市出身の落語家。日本国籍。出囃子は『青い眼の人形』。

「うふっ、あはン……、くすん、くすん、アッ! アッ!」
 ……お腹の中で、大きな蛇がのたうつように激しく動いているので、人妻は、快感にむせびながらも、バスタブのヘリから落ちないように必死だった。
 両手を壁に縋らせながら、額に脂汗を滲ませ、まさに、「根性」の世界だった。

     スポ根ッ!!!

 一生懸命の、必死のエロってのは楽しいものだ。
「可愛い、可愛いよ! リカ、悪徳コーチにエロレッスンを受けている水泳部のエース設定ね!」
 俺は携帯で動画を撮りながら、「キャハキャハ」笑った。
 画面の中の主婦、カメラを恨みがましそうに見ながら、瞳に挑戦的な光を宿らせながら言った。
「こ、コーチ、イッてもいいですかッ!?」
 これである、この田中梨華のノリ、最高である、可愛い、メチャ大好き!
 いつもならば宣言はしつつも勝手にイクってのに、ちゃんと俺の設定にノッてくれて、辛いだろうに演じてくれるのだ。
 もちろん、演じることは快感だ!

     ノッて、イッて!!

「ああ、イキってるね、イキたまえ、国体強化選手に選ばれたご褒美だ!」

     イキってイク!!

 リカは、腰をビクンビクンさせた!
 バランスを崩し、湯船に落ちる勢いだ!
「コーチ、イクぅ? イキますッッッ!!!」
 なんか知らんが、疑問形が混じっていた。
「おう! ちゃんとカメラ目線だぞ!」
「グゥ……」
 「はい」と言ってるのかも知れないが言葉にならず、喉奥を鳴らし、カメラを睨み、主婦は果てた。
「か、カハッ!」

     ……9     

 と、同時に、湯船に落ちようとした。
 ああ、俺は優しい!
 その身体を抑えてしまった!
 例え、お仕置きじゃなくても、径が15センチ弱の電マのヘッドは、被虐人妻のオマンコに嵌められることになるだろう、それは奥さん自身も期待し予想しているだろう、しかし、20回イキの途中での挫折は、俺にとっても主婦にとっても不本意となろう。
 俺は、思わず、ゆっくりと湯船に倒れ込もうとするリカに、両手を伸ばした。
 両手はそれぞれ、肩と腰に!
 その構えたるや、マンガ「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」に出てくる大魔王バーンの技みたいだった。

     <天地魔闘の構え>

 「天」ではソフトに母親の肩を押し返した。
 しかし、「魔」においては、俺は、少し飛び出ているバイブレーターの基底部を押した!
 ツルリと奥の奥に押し入れられる!

「こ、こ、この、コリコリ大好きィ! こ、コリコリコリコリ、コリコリ大好きィ!」

     リカが大好き子宮口(ポルチオ)直結ッ!!

「きゃあああああああああ! はぁああ、……てます、……てます、更にイッてます! 報告しまああぁスぅううう!」

 俺に、壁に押しつけられ、腰からは上方に押し上げられ、天に舞い上がり、リカは「イキ、更にイキ」を見た。
 そこには、「白い青空」を突き抜けた「宇宙の闇(ブラック)」があった。

     なんて、静謐な突き抜けた気持ち良さぁ……、好きぃ!

     ……8

                    (続く)
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