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後編

『人妻論《ママ狩り》 奥さんは熱いうちに突け! …後編ー㊱:告解・その7:優しい温かみを垂れ流し』

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     36:告解・その⑦:優しい温かみを垂れ流し (木曜日 13:40)

 遅かれ早かれ出るのは分かっていたけど、それでも突然だった。

 ……昔、居酒屋でバイトしていた時、「俺」は閉店作業で生ビールのサーバーの洗浄をしていた。
 生ビールのタンクから注ぎ口までの導管にビールの液体が残っていると、翌日になるとそれが臭く不衛生になるので、そこを洗浄する。
 ビールタンクを外し、水タンクと炭酸タンクの混合を開きっぱなしで導管の中に流し、残った残留ビールを押し流す。
 その時、水タンクが空になる、つまり洗浄が終わりを告げるとき、少ない水に炭酸は放出し続けるから、ブシュッブシュブシュっ! と最後っ屁みたいになる。
 主婦・田中梨華は、身体を縛られたまま放尿を指示され、気持ちを排尿に切り替えるのに難儀しつつ、でも、出力調整に戸惑いつつ、今、オシッコを迸らせたッ!

     「ブシュッブシュブシュっ!」

 一瞬、熱っ! と思ったが、その母親の体温以上ではない、太陽の暖かさ。
「うは!」と、それを顔一面に浴びつつ、幸せを感じる「俺」。
 女性器からの放尿と言うのは、どうにも、拡散する。
 通常ならざる体勢であることも、それに拍車を掛ける。
「出た? 出た?」
 おしっこは、スネ夫の口のように尖った尿道口から、そこのお肉をプルプルと震わせながら、いつしか螺旋を伴い放物線の一本筋で飛び出していた。
 裸にひん剥かれた聖女、その身動きできない、ほぼ全裸の突き出された剥き出しのまま拡張された性器から元気よく飛び出した、少しだけ色味のついた黄金水は神々しさを伴なっていた。
 だけどもッ!
「うんッ! でも、一気に出したら勿体ない! ボリュームを絞って!」
 と言いつつ、口元にも飛び散ったリカのおしっこを「ペロリ」する「俺」、うまい、温かい!
 白湯みたい……、思ったよりも無味無臭、でも、その温かさに美味しさを感じる。
「ご、ごめんなさい! ボ、ボリューム、絞ります!」
 でも、「ボリューム」なんてッ! この場合、その言葉を使うのは正解なのッ!? あたし、ますます機械になっちゃったみたい……。
 アヒルの口のようなクスコ、それを横にして挿入されて開かれて、リカの気丈なオマンコは、クリトリスや尿道口をあらわにしている。
 これまでのエッチを言葉に出して語っての復習をしている人妻の、今、クリットを責めることは、集中力を削ぐ、だから、ゆっくり責めの、おしっこ堪能プレイをしている。
「ど、どうかなぁ……?」
 自分の身体の制御の確認を他人に委ねる不安感。
 調整されたオシッコは、ちょろちょろと媚肉の上、柔肉の起伏に浸透し、クスコの金属壁を潤していく。
「うん、これこれ!」
 「俺」は、その漏れたようなオシッコに、クスコに難儀しつつ舌を伸ばし、ミルクを飲む子猫のようにピチャピチャすする。
 先ほどの「ブシュツ!」との吹き出しにより、周囲には母親の慈愛を含んだかのようなおしっこ体臭が充満していた。
 舌に感じるリカの小便、温かさは保たれていて、この女の優しさがたまらなく感じられた。
 舌に感じる密集したマン肉の感触もナタデココのように「固く柔く」、もうたまらない。
「どう、美味し?」
 不安そうに聞いてくる奥さん。
 「俺」は、舌をレロレロと止められないながらも、その人妻の表情を窺う。
 うっとりと半目の瞳、頬は上気し、顔だけでなく、身体全体が汗ばんでいる。
 美しい……、捕らわれた蝶の分際で、「俺」の玩具に成り下がっているのに、とてつもなく可愛い。
 ああ、舐めていて、不意にしょっぱいのは汗が混じっているのだな、時に舌にねっとりと絡みつくのは愛液が混ざっているのだな。
「エジプトの舞姫のような美しさを、舌で、味覚で味わえる俺は幸せだ」
 田中梨華の腰は細く、蛇のように、こちらのエロアクションにすぐにくねらせて反応する。
 その動きは、何度見てもこちらを興奮させ、「俺」は舐めながら、ベリーダンスのような腰の流動を視覚で楽しみ、片手で、自分のものをしごいた。
「そう、良かった!」
 全身を拘束されながらも、そんな「上から目線」で答える主婦。
 表情など、あごをクイッと上げて勝ち誇っているようだ。
 尖った鼻が、汚しても汚しても「高貴」の輝きを失わない。
 でも、その目は不安そうだ。
「さっさと話を続けろよぅ! そうしないとイキまくる時間がなくなるぞー!」

 「俺」は、田中梨華を支配しつつ、その美しさに支配されていた……。

 田中梨華は、早くイキまくりたいけど、告白することも、自分を正確に「俺」さんに分かってもらうためには大切だと思っていた。

   ◇     ◇

   (告白・6)

 抱っこされ、抱え上げられた体位、あなたは「駅弁スタイル」と言ってた、繋がっている間、あなたは私をずっと持ち上げてくれていた、やや壁に押しつけられてもいたけど。
 オチンチンで串刺されつつ持ち上げられて、私、両手で、あなたの首に縋っていた。
 あまりにもの衝撃に気を失っていた私だけど、すぐに目覚めたようで、痛みと快感の並列に、私は次第に順応し、気持ち良さを楽しみ始めていた。
 思えば、女って、常に痛みが喜びと背中合わせにあるわ。
 生理もそうだし、処女喪失、妊娠もそう、……痛みを通して、周囲への承認欲求を得る、と言うのがなんか面白いわよね。
 私、こんなことを、イキながら不思議と考えていたの。
 高校の時に読んだ、ファンタジー小説からの連想。
 えっ、あ? 私、オタク少女じゃないよ、でも、たまには読書をしたから……。
 痛みって悪とされてるよね、戦争や憎しみなんてものも悪とされてるよね。
 私が読んだ小説では、悪魔が描かれていて、その悪魔にも生活があり、それが描写されていたの、悪魔同士の愛情友情もある。
 人間から見ると悪だけど、彼らにも彼らの正義があるの、そんなことを考えていたら、物理的な痛みとか、テーマ的な戦争や感情的な憎しみなんてものも、それと反対のものの「敵」でしかないんじゃないかなって思ったの。
 わけわかんない話してごめんなさい、だから、悪とされているものが、正義とされているものに張りついている「存在が許されているもの」なんてことを考えたの。
 だって、セックスだって、大っぴらにあんまし話せるものじゃないでしょ? 悪いとされるでしょ? でも、セックスによって人類は子供を産み増やし、反映してきたんだから……。
 夫以外の男性に、こうまで身体を自由にされる、それは不倫・背徳、でも、その快楽は何ものにも代えられない、全てを投げうってでも手に入れなければならなかったものなのかも。
 で、何が言いたいのかと言うと、私は痛みを恐れない、リスクを受け入れる、ってこと。
 私のオマンコの中、あなたのピスで、直列したウズラのタマゴ型の大人のおもちゃはゴツンゴツンと、私の子宮口を打つ、痛い、でも、同時に、私は快感も得始めていた。
 私、ネットサーフィンして知っているんだけど、膣内のその辺りは<ポルチオ>って言って、性感があるらしいの? 私、ちょっとそれに目覚め始めたよ……。
 今後のあなたの私への開発に期待します、ポッ、なんちゃって……。

     ポルチオ……、「俺」、それ、知らなかった。
     正直、痛み(服従させるための)を与えるためにやっていた……。

 対して、あなたはどうだった? 痛かったはず、でも、それ以上に私を征服することに夢中で、ピスを繰り返した。
 ……凄かったぁ、イタキモ(痛い気持ちいい)だった。
 でも、あなたが、私の中に収まりきらなかった長さを捩じり込んできて、私が気を失うほどの激痛の中で、不意に、そのゴツンゴツンが消え去ったときは焦った。
 だって、あなた、先頭のウズラのタマゴが、私の子宮口にスッポリ収まったとか言うんだもの。
 そんなんなったら、手術でもしなくちゃ取れないじゃない。
 でも、そうじゃなかった。
 あなたは悲鳴を上げたわね、ウズラのタマゴは、私の子宮に嵌まったんじゃなくて、三つそれぞれが脇に逸れていた、それが、私の膣圧で、あなたのオチンチンを三か所で締め上げた。
 なお、あなたのオチンチンが奥まで出入りするし、膣内はウズラのタマゴがランダムに散り、私の膣内壁をいっぱいにして、私、最高快感だった!
 天国の気持ち良さ!

 私、もう、これで、あなたのモノになれると紛うことなく思ったよ。
 あなたに支えられて、腰を振りまくった、あなたのオチンチンを軸にダンスしまくった。
 何度も何度もイッた、愛液、そして、・・・おしっこばかりでごめんなさい・・・、おしっこも垂れ流し、床の水たまりが広がり、なんか、オシッコのホンワカした匂いが立ち込めた、私とあなたの性器の結合し合いは、下品なおならのような音を周囲にまき散らしていた、二人だからエッチぃ、誰か見てたら、狂っている所業だわ、でも嬉しい楽しい大好きッ!
 既に、三百回は、大きく小さくイッていたと思う。
 十分間くらいイキっぱなしの時もあった。
 ポルチオ最高、膣内壁をウズラで抉られるの最高!
 産婦人科のがん検診で膣内細胞を器具で採取されるときの痛みがあるけど、あれの巨大版の抉(えぐ)りは、とてつもない快感につながるぅぅ、サイコー!
 でも、あなたは痛かったでしょ?
 なのに、ピス(ピストン運動)は止めない、あなたの、私への征服欲は大したものだわ、私はすでに屈服していたのに、あなたは、更に更に完全服従を求めている。
 あなたのオチンチンを、三つのウズラのタマゴが膣内圧迫し、かなりの悶絶級の痛みだったと思う。
 私、担ぎ上げられた両脚で、あなたの腰をガッチリホールド、両手も、身体を密着させて抱きしめた。
 そして、膣を締めた!
 あなたは、私の「カテナチオ(サッカー用語においての「かんぬき」)」の中で苦しんだ。
 私、かなり優位に立った。
 私の願いは一つ、「もっと対等な愛し合いで優しく可愛がってください」ってこと。
 だって、私、これまで、学生時代なんかでも「リカリカ姫」と呼ばれ、みんなから羨望の瞳で見られていた女の子だよ、あなたの愛し方、意地悪過ぎるよ、もっともっとまったりと愛してくれてもいいんじゃない?
 だから、優位に立つ必要があった。
 こっちの強さを見せなきゃ、あなたは調子に乗って、私を苛めぬき、不平等な服従屈服を強いるだけ。
 確かに、私は、あなたの<人妻性奴隷>に成り下がっているけど、それにはそれのプライドってものがあるのです、キリッ!
 ああ、でも、でも、そんなプライドとか、優位に立つとか関係なく、あの時は、ただ気持ち良かった!
 これはこれで気持ちいいけど、今みたいに縛られていなくて、あなたを抱きしめながらイケるのは、なんか安心する気持ち良さがあった。
 私、あなたが喜ぶかと思って、あなたの口にキスしながら、唾液を送り込んでみたでしょ? あなた、それを喜んでくれたよね、うん、今も、よだれを垂らしてみるね、きっといやらしいでしょ?

     そして、美しき美麗人妻は、ルージュを塗っているわけでもないのに赤い、
            その唇を半開きにして、よだれをダラーッと下品に流した。
     上からも下からも、その優しい温かみを垂れ流しだった……。

                     (続く)
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