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後編
『人妻論《ママ狩り》 奥さんは熱いうちに突け! …後編ー⑫:計算された提案』
しおりを挟む18:計算された提案 (木曜日 15:42)
「はぁー、たまんないよぅ!」
と、リカは感嘆する。「ふやけちゃうっ!」
「どこが?」
俺はすかさずに問う。
「オマンコっ!!」
数百回のアクメに鳴き、その声は長時間カラオケの後のようにかすれていた、しかし、断じて酒焼けのように思われないのは、この人妻の高貴な美しさゆえだ。
よくよく考えると、こんな端正な顔の曲線を持つ女性、その小さな唇を限界までの大口を晒させて、女性器の呼称を叫ばせている俺ってばホント凄い、ほとほと現状が嬉しい。
その事実だけで勃起が増す。
美人妻との不倫は初めてではないが、俺は、そのたびに、少年のように新鮮な感動を得る。
それは、その奥さんの持つ、旦那や子供たちの想いを背負うから、その家族の数だけ感動が千差万別なのだろう。
特に、田中梨華は極上の人妻美少女だ。
どんなにオチンチンが硬度を高めようとも、リカマンコはそれをぐっちょりと「マンコ握り」して離さない。
「あなたが出したら、いったん、小休止したほうがいいのかしらね、あんっ!」
ひょいひょいと担がれながら、抜き差しされながら、イキながら、そんな心にもないことを言う二児の母。
こいつぁ、俺がイッても、離してくれるタマじゃねぇぞ……。
二回はイキたいと思っている俺、でもまぁ、一回射精した後、チンチンが復活し二回戦に挑めるようになる間には、「電マ(電動マッサージャー)」でイカせ続けようとは決めている。
「ふぅ、今日は、小休止している暇なんてないよ、フンっ、フンっ(チンポ突き立てる気合)、心は堕ちたお前だけど、今日中に、完全に身体の方も仕上げたいんだ」
「あああ、嬉しい!」
リカは心から嬉しそうに瞳を潤ませ、腰をバウンドさせる。
「くーっ、気持ちいいぜ!」と俺も呻く、呻きつつ「フンっ! フンっ!」と攻撃も緩めない。
次第に、一主婦である田中梨華が帰宅しなくちゃならない時間も迫っていた。
「くわーっ!」
のけぞる人妻。
俺は、その細い腰を抱えているのだが、その華奢なラインを実感できる喜びは、伝えるに難しい。
体温や汗、悶えることによる肉体のうねりが両手で実感できて、そう、美味しい! 美味しいのである。
突いても、キスしても、触っても、抱きしめても、この子は「美味しい」のである。
美味しい絶品べっぴん人妻なのである。
この、<人妻・田中梨華38歳籠絡記>だが、本来は、前編中編後編併せての短編で終わる予定であった。
しかし、続けてみれば、大した長編となっている。
田中梨華の魅力をこれでもかとこれでもかと、チンポ突き立てて・突き立て貫き通して書いていくと、書いても書いても書き足らない。
作中の時間も、次第にタイムリミットが近づいている。
……昨年から今年にかけて、マンガ「鬼滅の刃」が、アニメ化・映画化へ至り超ブームになった、そのブームが一段落すると、ファンはポスト「鬼滅」を求める、似たようなジャンプのバトル伝奇マンガに「呪術廻戦」があった、これもアニメ化されて人気が出ている。
その「呪術回戦」だが、原作の連載「渋谷事変」編で、話が進んでいるが進まなくなっている。
各編が、せいぜい連載の数回から長くても十数回で終わるところが、この渋谷事変編は50回以上続いている、週刊マンガの連載としては一年、最近では渋谷事変のナンバリングはなくなったけど、物語は渋谷から離れられない、作者はひと段落つけたいのだろうが、今のところは落着する気配がない。
長編マンガは多く、長いシリーズも世の中には数ある、スポーツマンガで一試合が連載一年ぐらい続くものもあれど、どうも、この「渋谷事変」は、実際の土地を舞台にしているからだろうか、読むこちらの生活に微妙に食い込み、長期化が非常に実感される。
同じく、その時間の流れが現実時間へと近づいているほどにゆっくりと感じられる作品に、三十年前のマンガ「珍遊記」がある、これもまた、一話から数話完結のエピソードで連載されていたのだが、とある宿屋での話「天狗の鼻おれ!」編から、話が進んでいるのだが進まなくなっていった。
基本ギャグマンガなのだが、アクション・リアクションの一つ一つを面白さの追求により律義に描いており、それが、妙に細緻な絵柄ともども、不思議なリアルさを醸し、こちらにタイムリーさを実感させる、作者もコミックスのコメント欄で「終わらせようにも終わらせられない」みたいな嘆きを残していた。
……俺が何を言いたいかと言うと、田中梨華の魅力は尽きず、この手記を読んでいる方々にも実感して頂くには、「俺の」であり、「皆さんのもの」でもある「性奉仕 人妻肉奴隷」でもあるヒロイン主婦の攻略記が、こうして長期化するのはやむを得ないという事を理解していただきたく……。
なまじっか、当初、作中の現在過去を交互に記すという文章表現形式にしたばっかりに、先が定まってしまっており、人妻リカの帰宅時間が迫っている、だが、そんなものは遡って書き換えればいい。
何よりも、愛欲は時空間を歪めるのである……。
それから、「俺」の名前も年齢も、作中、あらわになっていない、それはあえて、わざとに伏せている。
読んでいるあなたを投影させたいからだ。
「鬼滅」も、三十年前の「珍遊記」も知ってるし、「NARUTO」も、四十年前の「巨人の星」も等しく知っている「俺」であり、さて、マンガ好きの四,五十代の男なのかな、とも推測されよう、たまにリカを「この子」とか呼んでいるし。
いや、記録媒体は、この情報化社会において、調べようとする意志があれば、ジェネレーションギャップはないも同じだし、また、人妻や、子供を持つお母さんは「女の子」扱いされると、特に自分よりも若い子にそうされると、それだけでエロスのスパイスとなるものだよ。
「フンッ! フンッ!」
ニュチャッ! ヌチャっ! ヌチャっ!
パンっ! パンっ!
もはや一万回は超えているだろう挿抜運動、一差しとして、全てが重なるものではなく、一差しごとに、リカの膣内で当たる場所はミクロン単位で変わり、その潤滑愛液摩擦音も変わる。
「ああああ、あふぅうう!」
人妻は、その一差し一抜きを「一期一会の快感」として、余すところなく平らげる。
「気持ちい、気持ちいいよぉ! あフン、あうううぇいやぁ!」
なんか、一青窈の歌の歌詞みたく喘いでいる……。
「カハッ! ああ」
ズブチャ! ズズッ!
下品なマンコ音であるほど、お互いが性獣でしかないことを認識させられ、ならばそれに没入しようと人を捨て去れる。
わっさわっさと、リカの身体は、もはや巨大な人型TENGAの如く、……ああ、それを言うならラブドールと言うべきか、でも、すっげぇ軽くてTENGAと表現するほうが合ってるほど、俺の自由に扱われている。
ただ、そのリカ自身も自動式で動くのである。
凄いと思うよ、この子、ホント。
全体重を俺に抱え込まれたままで、その中で自立運動をして、自分はもちろん俺も喜ばそうとしている。
ちゃんと、たまにキスし、俺の中にリカ自身が精製せし唾液を送り込むのを忘れない。
そのキスの時の、リカの無我夢中な、俺の唇にむしゃぶりついてくるさまが、これまた愛しい。
ブチュっ!
リカの体温の生温かい唾液は甘露で、それを嚥下した時の多幸感は何ものにも代えがたい。
嗚呼、この健気な人妻の中に、早く放出したい。
「お、お前、マジ可愛い子だな!」
「ああああ、嬉しい。お前扱いされたり、いい子扱いされるの、好きッ!!」
肩をギュっしてくるお母さん。
ヌチャ―リ、ヌチャっ!
「なんでかな?」
リカは時おり喘ぎながら、言葉を紡いでくれた。
「だって、私、長女で両親にあんまし甘えた記憶がないの。あっ! あんッ! 誠二さんとも同い年で、なんか平等、子供が生まれてからは自分、しっかりしなくちゃいけなかったし、あんッ! くうっ! ……私が未熟なことを知らしめて、でも、それを包み込んでくれるあなたの扱いが嬉しいの。もっともっと、私を苛めていいんだよ。私なんか、全然しっかりしてないふしだらな人間なんだから」
もちろん、可愛がって、まだまだイジメるつもりだ。
「て、提案がある!」
俺は、フン! フン! オフェンスを継続しながら言う。
リカは、アン! アン! ディフェンスを続けながら頷く。
「な、なはぁ、なあにぃ?」
「お、おれ、今日は二回イクつもりなんだけど」
「うん、うううんっ」
「一回は、リカのオマンコに中出し、一回は、リカの喉奥に射精したいんだ」
「う、うんッ! うんっ! 私、口に出されたら、ちゃ、ちゃんと飲むって、いッ、言ったよねッ?」
リカはピストンを堪能している。
「この一回目は、オマンコとお口、どっちに欲しい?」
俺は、選択を促した。
「えっ!?」
おそらく、絶え間ない快感のうねりの中で、田中梨華の脳内電算機は最上解をはじき出した。
「最初は、あなたの精子をお口で味わいたい……」
喘ぎ交じりではなく、明快に答えるのだった。
おそらく、リカのコンピューターが、そう答えるに至る流れはこうだ。
①私(リカ)は受諾こそしたが、やはり、中出しはあまりにもリスクを伴う、妊娠したら、これからの人生の破滅だ。
②私たちは、今現在、避妊具なしの生でのセックス行為をしているが、射精するとしないとでは、妊娠の可能性は数千倍異なる。
③「俺」の性テクニック、私(リカ)の性への渇望とそれに見合う体力と意志(欲望)によって、中出しによる妊娠の危険性さえも受け入れるにやぶさかではない。
④中出しの「後か、今か?」の選択を迫られた。色んな可能性を考慮し、今をやり過ごすのが先決、ああ、でも、気ッ持ちい~! どっちでもいんだけどね、この気持ち良さには代えられないよぉおおおお!
⑤決めた! 今現在は中出しを避ける、お口で受けとめる! お口を「受け口」にしてでも、全部すくい飲んでやるんだからッ!
⑥世の中には量子力学的にあらゆる可能性が考えられる、この後、このラブホテルが大きな地震に見舞われる可能性だってある、そしたら、中出しは今日はなくなる、ああ、でも地震の被害は!?
⑦それに、これだけの長時間、「俺」は射精をしないでいる、おそらく、その爆発は、ため込んでいた精液を全て出し尽くすほどの射精になるでしょう、二回目の分の精子が残っていますことやら、ザーメン袋は空っけつになってるはず、妊娠から遠ざかる。
⑧でも、そんな量の精液を口に出され、私(リカ)は飲むことになるのかしら、いや、でも、私(リカ)、飲みたいッ! 美味しく飲みたい、「俺」をたまらなく好きだから……。
⑨こんなに夢のような快楽時間を過ごさせてもらってる、飲んで、「俺」の支配欲を満たしてあげたい、支配されたい! 性奴隷人妻になりたいッ!
⑩故に、2秒後、声にする。
「最初は、あなたの精子をお口で味わいたい……」
俺は、そう考える美麗な主婦・田中梨華に異論はない。
他人の嫁が、さして知りもしない男の精液を心からの愛情で飲みたいと願うのである、こんな光栄はない。
ただ、それはけして、楽な選択ではない。
俺は「<喉奥>に出したい」と言った。
リカは、精神的な長期的な苦痛から逃げ出せると思い、瞬間的な強烈な身体的な苦痛に舵(家事)を取ったに過ぎない。
「瞬間的な強烈な身体的な苦痛」は、それこそ「圧倒的な衝撃」を人妻に与え、一生を俺に尽くすしかないという屈服感を生み出すだろう。
その生み出された屈服感こそが、「精神的な妊娠」である。
リカの「最初は、あなたの精子をお口で味わいたい……」の主張は、ここでは「レイプ・ミー」と同義である。
俺は、リカとつながったまま、リカは感じ続けるまま、リカと一つになったまま、更なる結びつきを深めるために、いったん結合を解くために寝台に向かうのだった。
そして、時空は歪み始め、二人の時間制限のリミッターは外されていくのだった……。
(続く……次回「瞳から白濁がこぼれて」の巻!!)
応援ありがとうございます!
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