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中編

『人妻論《ママ狩り》 奥さんは熱いうちに突け! …中編:閑話エッセイ、そして…』

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      <閑話エッセイ「数字・背徳・落差」>

 私には、心にグッとくる女性のカテゴリーがある。
 それは、「美少女」と「人妻」と「女教師」である。
 ここでは「女教師」については置いておこう、……残りの2つの話だ。

 面白いのが、この2つのカテゴリーには何故か、年齢が付随されて語られることが多い(ふと、超熟女物も年齢が記されていることを思い出したが、私ゃ、よほどの美女じゃないと、そちら方面には興味湧かないので、ここでは省略)。

 ……例えば、「美少女マイ:14歳」とか「貞淑な妻:しおり37歳」とか。
 美少女の場合の年齢表記については、変態男においては、対象の少女が若ければ若いほど興奮するのでわかるのだが、人妻の方についてはいかなる理由か?
 そのベクトルは違うのか?
 でも、俺、「いつしか自分の方から求めるようになってしまった不倫妻:シズエ34歳」とか聞くと、なんか、胸がキュゥウウんとなる。
 おそらく、男は、その年齢から、その奥さんの人生を推察しており、その人生を「喰いもの」に出来ることに興奮しているのだと思う。

 例えば……、
 うん、サツキ 35歳か……、結婚して8年くらいなのかな(まあ、それは後から、映像作品や小説など、進めていくと内容で知れるが……)、子供も小学校に上がって、やや手がかからなくなった頃、旦那さんのことを深く愛しているが、その愛は、交際当時や新婚の頃とは当然に異なる。
 サツキは幸せ、幸せだけれども、少し不満もある…。

 もしくは……、
 大学時代から交際をしていた彼とは、卒業後、数年の就職期間を経て順調に結婚、子供も二人授かり、愛する家族とともに何不自由なく満足して暮らしてきた。
 男は旦那しか知らないサユリ36歳。
 だけども、パート先の、チャラついた学生に言い寄られている。
 全く興味はないのだけど、カラオケに誘われて断れなかった……。
 まあ、カラオケぐらいなら、と自分の行動をギリ肯定するのだが、そこでほろ酔い、キスされてしまう…。
 そして、いつしか肉欲に溺れ、家族愛などよりも、そちらが優先になっていく。

 美しいのに、不倫は不倫、浮気は浮気、やや男から乱暴に扱われるのが、「他の男のもの」と言う、本来は手の届かない高貴な存在であるがゆえにたまらない。

 人妻の年齢表記には幅があり、主に30代だ。稀に20代後半や40代前半もあるが、そこは「人妻盛(ざか)り」とは言えないようだ。
 やっぱ、人妻においては、30代中盤がベストと言えよう。

 美少女も、俺的には「上限14歳」なんだよなぁ、で、下限は8歳くらいかな。
 15歳以上はJKジャンルで、8歳以下は幼女ジャンルとなる。
 いや、幼女は好きよ、たぶん、一番好き。
 でも、幼女に性欲は湧かない。
 男の幼児は好きではなく、幼女が好きだけど、でも、幼女には性欲は湧かない。
 この辺、俺、正常なんだか異常なんだか不明だ。

 最近、私が拙作を発表させてもらっているサイトで、どなたかの書いた幼女カテゴリーのハード長編SM作品がある。
 凄い超長編で、終わる気配がない。
 作者の「想い」の深さ・広さが感じられる。
 日本海溝のように深く、太平洋のように広い。
 私は呆れるとともに尊敬してしまう。
 俺も大概 変態だと思ってるけど、その人は、ド変態や!
 誉め言葉だYO!
 こういう人は、社会ではきっと常識人である。
 常識人として生活し、その文章表現は天才の域に達している。
 惜しむらくは、幼女に性欲を感じる人が少なく、圧倒されつつも抜いてる人は少ないだろう、もしくは、幼女を少女に脳内変換して楽しんでいる人が多いだろうなと思うのだ。
 作品の傾向としては、マドンナメイト文庫などで活躍する柚木郁人に似てるかな、あまりにもトンデモなくて、もはや、エロいんだか、エロくないんだか分からなくなっている。
 その点、俺のはかろうじて抜けると思うのだが。 
 
 ところで、世の中には、「偶数ロリ」好き、「奇数ロリ好き」てのがある。
 俺は不思議と、「アリス12歳」とか「カナ14歳」とか偶数歳を見るとグッとくる。
 マンガ家の伊駒一平と言う人は、そのコミックスの合間の余白に、自分は奇数の年齢の少女にときめくんだ、とか記していたのを覚えている。

 対して、人妻ジャンルの年齢はどうだろうか?
 何故か、俺は、奇数に萌える。
 31、33、37歳なんて、なんかグッとくる。
 35歳が抜けているのは、35が割と区切りのいい数だからである。
 …そう、人妻たるや、割り切れないほうがいいのであるッ!

 ちなみに、「ママ狩り」の田中梨華さんは37歳設定である。
 美味しい人妻としてはギリギリの設定だが、美形なので、50歳くらいまで愛玩され得るタイプである。
 作品の主人公・田中梨華は、37歳から50歳までハメ倒され続けるのだろう。
 汚しても汚しても、その美しさが損なわれず、秘密が明かされることもない……。

 また、少女カテゴリーには、「身長表記」のグッとくる要素もある。
 数年前まで、「Minimum」と言うAVメーカーがあって、このレーベルは、身長150センチ以下の少女限定をうたっていた。
 …149㎝、148㎝、143㎝、おお、141㎝かよっ!
 なんかしんないけど俺も、背が低いほうに価値を見出すのであった(141以下になると、さすがに俺にはちょいときついけと…)。
 小さな身体の女の子が、大柄なオヤジどもに蹂躙される、妖精みたいな女の子らがハードコアに責められるのである、たまらん。
 だが、この「Minimum」と言う会社、突如 なくなってしまった。
 噂によると、東京オリンピックを前に、ロリ的な要素に規制が入ったため、と言う噂を聞いたが真実は如何に。
 ただ、「Minimum」の作品は、今では中古市場でもあまり値崩れしてないね。
 俺、安い時に中古で大量に買ったので、何作品も持っているです。

 さて、リアルな世界での性交と言うのは和姦であっても充分に楽しい。
 だが、小説やドラマとなると、何か障害がないと興味を持って読み続けられない。
 「ロミオとジュリエット」なんて、それぞれの属する一族の反目がなかったら、物語の起伏がなくなる。
 「シンデレラ」なんて、義母や義姉妹の邪魔がなかったら、すんなりと恋が成就してしまう。
 だから、もし、安易な性交が許されないような少女との恋愛、他の男の持ち物である主婦である、と言う障害がなかったら、ある一定の長さのストーリーになり得ない。

 障害があり、それを乗り越える際には、対象が少女や人妻である場合、それが道徳上 許されないがゆえに、……「背徳」、がついてまわる。
 この「背徳こそ」が、リアル世界では得られない「興奮」の種なのである。
 小説じゃないと、大手を振って「背徳」をエンジョイできない。

 それからもう一つ、「背徳」にも度合いがある。
 よく、看護婦さんや女教師、シスターや巫女さんなどがエロジャンルとして成立しているのには理由がある。
 それは「聖職」と言われるものだからである。
 「聖職」の「聖女」が、男どもの白濁にネチョネチョに汚されるのはたまらないものがある。
 普通の女性の愛ある性交より「背徳」レベルが高い。
 ……背徳レベルが高いとは、どういうことかと言うと、平常値からの「ギャップ」の高さ、である。
 この高低差こそが、更に「興奮」に燃料を供給するのである。

 性にはテロリズムが必要なのである。
 テロの定義は定まっていないのだが、私は、それを「平穏への不意の衝撃」と考えている。
 性的テロに、私はレイプ的な意味合いは含まない、「異なる価値観への転移」と考える。
 家庭を大事にしている奥さんが、ささやかな冒険心・遊び心で、性的なテロリストと遭遇してしまう。
 そこで、強烈な「背徳」と、最大落差の「ギャップ」の「衝撃」を受け、愛欲に溺れるまくる不倫妻へと「墜転(堕天)」する。

 「墜転(堕天)」と聞くと、あたかも悪魔的なマイナスイメージに思われようが、そこはあくまでも相対的に見るべきだろう。
 その秘め事が、当事者以外に誰も知られぬのなら、誰も不幸になるものはなく、背徳感こそが、快楽を倍加させる「正義」となる。 

 この作品の人妻ヒロイン田中梨華は、前回、ラブホテルの一室に連れ込まれた。
 気品ある美しい人妻は、ベッドまで辿り着くことなく、下半身をひん剥かれ、そのヴァギナにローター3つを挿入される。

 ……これから、田中梨華は、そのままに、間髪入れずに主人公「俺」により、男性器をぶち込まれる。
 貞淑な妻は、結婚してからこれまで、他人のものを受け入れたことなどなく、そんな想像さえしたことなかったのに、つい数日前に知り合ったに過ぎない男(主人公「俺」)のものを受け入れることになる。
 ただ、児童の朝の通学の見守りをしていただけなのに、なんの罪もないのに……・
 そして、主人公「俺」の肉棒は、リカの膣内を、先にあったローターを押しのけて突き進む。
 罪なき奥さんの、数時間前の生活との最大ギャップを作り出すために、主人公「俺」は突き進む。
 ローターは、突如押し入ってきた肉棒により、ゴリゴリとリカの膣内を苛み、子宮口をゴンゴンとノックする。

「ああああああ! 内っかわ(内側)がぁ、中っかわ(中側)がぁ! 私の、私のオマンコが壊れッちゃうッ!!」

 そう言いつつも、顔に苦痛とは別の表情を滲ませる。
 抉られる内壁が、かつてない骨太の快感を生み出そうとしていた。
 それがリカには分かっているのだ。
 ただ、衝撃を受けているだけで、すぐに、それを快楽にかえてしまう意地汚さがある、所詮はメスだ。
「やめて! やめて! やめてくださいッ! ゥゥゥウウウッ!」

 この奥さんの罪は2つ……。
 幸せな生活を送っていたからだ。
 だからこそ、最大ギャップの背徳を与えられて、それさえも快感に貪る刑に処せられる。
 そして、女神のような美しさなのに、天使のように小柄であること、生まれながらの罪だ、天性の罪だ。
 男にヒョイと持ち上げられて、……そう、挿入されたまま、その両足を抱え上げられ、壁に押しつけられ、地球の重力、そして、男が壁に押しつける慣性の重力、その二大力学で固定され、ただ、男のガン突きに為すすべもなく……。

「……リカお母さん、旦那以外の男とつながった事実は大きいよ。一線を越えた事実は大きい。事実は覆らない。真実ではどんなに家族を想おうと、不貞を働いた事実は変わらないんだ……」

「ああああああ……、あああ……、あんッ、気持ち、イイっ!!」

     ……背徳、そして、代えがたい快感……。

 そして、「羞恥」については、更にこれから、とことん描かれることになる!

                            (続く)
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