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会談前それぞれの陣で
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「本当に怪我はないのか?」
「殿下、確認がしつこいです」
砦の奥、司令室の横にディアルトの私室がある。
リリアンナが来た時は怪我を負った直後だったので救護室にいたが、普段はこの部屋にいて、何かあったらすぐ中枢に立てるようになっている。
部屋にはベッドがあり、デスクと椅子。あとは応接セットと簡単なつくりだ。
その応接セットに向かい合って、二人は座っていた。
「攻撃を受ける前に、精霊が自動で働いて障壁を張ってくれました。その後に自分の意志で張りましたので、防御としては十分です。傷一つないでしょう?」
立ち上がって一回りしてみせると、ディアルトの目の前でペチコートがフワリと翻る。
思わず手を伸ばすと、バシッと叩かれた。
「手」
厳しく叱られ、嬉しくて脳がジーンと痺れる。
「相変わらずだなぁ、リリィは」
「お楽しみは結婚した後です」
いつもの表情で言って、ストンと座るリリアンナ。
サラリと言ったので聞き逃してしまいそうだったが、ディアルトは「結婚」に敏感だ。
「えっ? とうとう俺と結婚してくれる気になったのか?」
嬉々としてリリアンナを見つめると、彼女は照れ隠しなのか不機嫌そうな顔でそっぽを向いている。
「……で、殿下が力を奪ったことについては、不問に処すと仰ったので……。私が反抗する理由もなくなりました」
リリアンナの白い頬がほんのり染まっている。
ディアルトは困ったように眉を寄せて笑い、立ち上がる。リリアンナの隣に腰を下ろし、甲冑を脱いでいる彼女の肩に触れた。
「……抱き締めていいか?」
「……いつも確認せず抱いているのに」
「ふふ、そうだった」
リリアンナの肩に触れていた手が、滑るように彼女の背中を通って抱き締める。唇が滑らかな頬に押しつけられ、ディアルトの伸びた髪が微かに触れた。
「……いよいよ、明日で運命が決まりますね」
ディアルトの体に身を預け、リリアンナが呟く。
吸い込んだディアルトの匂いは、王宮暮らしの時の香料がすっかり抜けている。石鹸と男らしい体臭がして、その中に野生を感じた。
「俺は絶対に話し合いを成功させて、王都に戻る。リオンを連れ帰ってライアン殿を安心させて。それから君と結婚するんだ」
「殿下は変わりませんね」
「ブレないのだけが、取り柄だから」
苦笑するディアルトの腕の中で、リリアンナは緩く首を振る。
「殿下にはもっといい所が沢山あります。お優しい所も、平和主義者な所も。他者のために自ら一歩引く、大人な所も」
「見た目は?」
言葉を欲しがるディアルトの言葉に、リリアンナはジワッと頬を染める。
「……格好いいです。ですが、もっと栄養をとって元通りの体重になり、お髭も整えられた方が宜しいかと存じます」
「それは……、違いない」
クスッと笑うディアルトは、本質の所では変わっていないと思う。
けれど一年近く戦場にいて、人が目の前で傷ついたり死ぬ所を見続けてきた。自身もケガを負い、それでも王子だから何かしないと。という気持ちで走り続けてきた。
他の兵士たちは、一定期間があると王都にいる兵との入れ替えがある。
だがディアルトは、自らの意志でずっと前線にいるままだ。
耐え忍ぶ精神力が強くても、疲労のラインが限界まできている。それは彼の顔にも出ていて、上品に整った顔は荒んでいた。
目元は険しくなり、眉間には皺が寄る癖がついている。クマを作り、こけた頬から鋭利な顎にかけては無精髭。
体も無駄な肉がそげてほぼ筋肉のみになり、『野生』という言葉が相応しくなっている。
「私の好きな殿下はそのままここにいらっしゃいます。ですが長期間戦場にいらっしゃり、色んな場所に疲労などが現れています。望みを言うのなら、私は殿下に健康な体でこざっぱりとした身なりをしていて頂きたいのです」
「……匂うかい?」
好きな人の前だと流石にディアルトも、手入れをする間もない甲冑などが気になる。服も洗濯しているとは言え、やはり王宮にいる時とは勝手が違う。
「いいえ。ちゃんとお洗濯をされていますでしょう? そんなことはありません。ですが……」
リリアンナの指先がディアルトの顎に触れる。
無精髭でざらつくそこを撫で、手が頬を這う。親指が目の下のクマを辿り、リリアンナが息をつく。
「……おいたわしい、です」
本当はディアルトは戦場にいる身分ではない。
そう言いたくても、彼が望んだことを否定してはいけない。だからリリアンナは、いま自分にできるすべてのことをするつもりだ。
「大丈夫だよ。俺はこう見えて頑丈だから。王都に帰ったら君と結婚できるというご褒美をぶら下げているから、頑張れたんだ」
「……明日で、すべて終わらせましょうね」
リリアンナが微笑み、ディアルトは堪らずキスをする。
「……君は俺の勝利の女神だ」
「身に余るお言葉です」
「カンヅェル殿は、会談の申し込みの他には?」
「特に……、あ」
リリアンナは上空でカンヅェルと話した流れを思い出し、雑談と取れる箇所に声を出す。
「何?」
彼女の目の奥にあるものを読み取ろうと、ディアルトはじっとリリアンナを見つめる。
「……戯れ言だと思いますが、興味深いとは言われました」
「……ふぅん?」
直感でディアルトは、カンヅェルがリリアンナに異性としての興味を持っただろうことを察した。
「何もされなかったか?」
「顎を掴まれ距離を縮められましたが、それ以上のことは何も」
「それってほぼ、キスじゃないか」
困惑顔のディアルトに、リリアンナは平然としたまま返事をする。
「唇がくっついていないので、セーフです。また、私にもそういう意思はありませんでした。カンヅェル様も、脅したり挑発する意味合いはあっても、愛情的なものはなかったかと」
「うーん……。そう、じゃなくて……」
ディアルトには、カンヅェルの気持ちが分かるような気がする。
美しくて強く、真っ直ぐなリリアンナを前にすれば、男として屈服させたいという気持ちは多少なりとも沸き起こるだろう。
ファイアナの王の気質を考えれば、征服したいという意味でリリアンナを気に入ってもおかしくない。
「……変な要求をされなければいいが」
ギュッとリリアンナを抱き締め、ディアルトは心配そうに息をつく。
「殿下のことは、私がお守り致します」
それに対してリリアンナは、彼にとっては見当違いな返事をするのだった。
**
「明日、和平を結ぶかどうかのテーブルに着く。急ぎ、両陣地の中央に天幕の準備を」
一方、陣地に戻ったカンヅェルは、ソファに座り尊大な態度のまま告げる。
「お、王っ!?」
「とうとう和平を結ばれるのですか!?」
急展開に臣下たちはどよめき、その向こうでアドナ将軍は息をついている。
「敵将に面白い女がいてな。あいつの言うことなら、聞いてみようかと思った。親を失った恨みがあるのは、敵陣の王子も同じだと言われてな」
余裕のある笑みを浮かべ、カンヅェルはリリアンナの姿を思い出している。
「お前らに説得されても、うんともすんとも言わなかった俺が、敵将の言葉で動いたぞ?」
揶揄するような言葉と視線に、臣下たちは渋面になる。
その後、カンヅェルはアドナに向かって声を張り上げた。
「アドナ。お前も場に立ってもらうからな。『あの日』何があったのかを、今こそ証言する必要がある」
「…………」
カンヅェルに言われても、将軍はただ沈黙するのみ。
それを宰相がじっと見つめていた。
「殿下、確認がしつこいです」
砦の奥、司令室の横にディアルトの私室がある。
リリアンナが来た時は怪我を負った直後だったので救護室にいたが、普段はこの部屋にいて、何かあったらすぐ中枢に立てるようになっている。
部屋にはベッドがあり、デスクと椅子。あとは応接セットと簡単なつくりだ。
その応接セットに向かい合って、二人は座っていた。
「攻撃を受ける前に、精霊が自動で働いて障壁を張ってくれました。その後に自分の意志で張りましたので、防御としては十分です。傷一つないでしょう?」
立ち上がって一回りしてみせると、ディアルトの目の前でペチコートがフワリと翻る。
思わず手を伸ばすと、バシッと叩かれた。
「手」
厳しく叱られ、嬉しくて脳がジーンと痺れる。
「相変わらずだなぁ、リリィは」
「お楽しみは結婚した後です」
いつもの表情で言って、ストンと座るリリアンナ。
サラリと言ったので聞き逃してしまいそうだったが、ディアルトは「結婚」に敏感だ。
「えっ? とうとう俺と結婚してくれる気になったのか?」
嬉々としてリリアンナを見つめると、彼女は照れ隠しなのか不機嫌そうな顔でそっぽを向いている。
「……で、殿下が力を奪ったことについては、不問に処すと仰ったので……。私が反抗する理由もなくなりました」
リリアンナの白い頬がほんのり染まっている。
ディアルトは困ったように眉を寄せて笑い、立ち上がる。リリアンナの隣に腰を下ろし、甲冑を脱いでいる彼女の肩に触れた。
「……抱き締めていいか?」
「……いつも確認せず抱いているのに」
「ふふ、そうだった」
リリアンナの肩に触れていた手が、滑るように彼女の背中を通って抱き締める。唇が滑らかな頬に押しつけられ、ディアルトの伸びた髪が微かに触れた。
「……いよいよ、明日で運命が決まりますね」
ディアルトの体に身を預け、リリアンナが呟く。
吸い込んだディアルトの匂いは、王宮暮らしの時の香料がすっかり抜けている。石鹸と男らしい体臭がして、その中に野生を感じた。
「俺は絶対に話し合いを成功させて、王都に戻る。リオンを連れ帰ってライアン殿を安心させて。それから君と結婚するんだ」
「殿下は変わりませんね」
「ブレないのだけが、取り柄だから」
苦笑するディアルトの腕の中で、リリアンナは緩く首を振る。
「殿下にはもっといい所が沢山あります。お優しい所も、平和主義者な所も。他者のために自ら一歩引く、大人な所も」
「見た目は?」
言葉を欲しがるディアルトの言葉に、リリアンナはジワッと頬を染める。
「……格好いいです。ですが、もっと栄養をとって元通りの体重になり、お髭も整えられた方が宜しいかと存じます」
「それは……、違いない」
クスッと笑うディアルトは、本質の所では変わっていないと思う。
けれど一年近く戦場にいて、人が目の前で傷ついたり死ぬ所を見続けてきた。自身もケガを負い、それでも王子だから何かしないと。という気持ちで走り続けてきた。
他の兵士たちは、一定期間があると王都にいる兵との入れ替えがある。
だがディアルトは、自らの意志でずっと前線にいるままだ。
耐え忍ぶ精神力が強くても、疲労のラインが限界まできている。それは彼の顔にも出ていて、上品に整った顔は荒んでいた。
目元は険しくなり、眉間には皺が寄る癖がついている。クマを作り、こけた頬から鋭利な顎にかけては無精髭。
体も無駄な肉がそげてほぼ筋肉のみになり、『野生』という言葉が相応しくなっている。
「私の好きな殿下はそのままここにいらっしゃいます。ですが長期間戦場にいらっしゃり、色んな場所に疲労などが現れています。望みを言うのなら、私は殿下に健康な体でこざっぱりとした身なりをしていて頂きたいのです」
「……匂うかい?」
好きな人の前だと流石にディアルトも、手入れをする間もない甲冑などが気になる。服も洗濯しているとは言え、やはり王宮にいる時とは勝手が違う。
「いいえ。ちゃんとお洗濯をされていますでしょう? そんなことはありません。ですが……」
リリアンナの指先がディアルトの顎に触れる。
無精髭でざらつくそこを撫で、手が頬を這う。親指が目の下のクマを辿り、リリアンナが息をつく。
「……おいたわしい、です」
本当はディアルトは戦場にいる身分ではない。
そう言いたくても、彼が望んだことを否定してはいけない。だからリリアンナは、いま自分にできるすべてのことをするつもりだ。
「大丈夫だよ。俺はこう見えて頑丈だから。王都に帰ったら君と結婚できるというご褒美をぶら下げているから、頑張れたんだ」
「……明日で、すべて終わらせましょうね」
リリアンナが微笑み、ディアルトは堪らずキスをする。
「……君は俺の勝利の女神だ」
「身に余るお言葉です」
「カンヅェル殿は、会談の申し込みの他には?」
「特に……、あ」
リリアンナは上空でカンヅェルと話した流れを思い出し、雑談と取れる箇所に声を出す。
「何?」
彼女の目の奥にあるものを読み取ろうと、ディアルトはじっとリリアンナを見つめる。
「……戯れ言だと思いますが、興味深いとは言われました」
「……ふぅん?」
直感でディアルトは、カンヅェルがリリアンナに異性としての興味を持っただろうことを察した。
「何もされなかったか?」
「顎を掴まれ距離を縮められましたが、それ以上のことは何も」
「それってほぼ、キスじゃないか」
困惑顔のディアルトに、リリアンナは平然としたまま返事をする。
「唇がくっついていないので、セーフです。また、私にもそういう意思はありませんでした。カンヅェル様も、脅したり挑発する意味合いはあっても、愛情的なものはなかったかと」
「うーん……。そう、じゃなくて……」
ディアルトには、カンヅェルの気持ちが分かるような気がする。
美しくて強く、真っ直ぐなリリアンナを前にすれば、男として屈服させたいという気持ちは多少なりとも沸き起こるだろう。
ファイアナの王の気質を考えれば、征服したいという意味でリリアンナを気に入ってもおかしくない。
「……変な要求をされなければいいが」
ギュッとリリアンナを抱き締め、ディアルトは心配そうに息をつく。
「殿下のことは、私がお守り致します」
それに対してリリアンナは、彼にとっては見当違いな返事をするのだった。
**
「明日、和平を結ぶかどうかのテーブルに着く。急ぎ、両陣地の中央に天幕の準備を」
一方、陣地に戻ったカンヅェルは、ソファに座り尊大な態度のまま告げる。
「お、王っ!?」
「とうとう和平を結ばれるのですか!?」
急展開に臣下たちはどよめき、その向こうでアドナ将軍は息をついている。
「敵将に面白い女がいてな。あいつの言うことなら、聞いてみようかと思った。親を失った恨みがあるのは、敵陣の王子も同じだと言われてな」
余裕のある笑みを浮かべ、カンヅェルはリリアンナの姿を思い出している。
「お前らに説得されても、うんともすんとも言わなかった俺が、敵将の言葉で動いたぞ?」
揶揄するような言葉と視線に、臣下たちは渋面になる。
その後、カンヅェルはアドナに向かって声を張り上げた。
「アドナ。お前も場に立ってもらうからな。『あの日』何があったのかを、今こそ証言する必要がある」
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