18 / 63
優しくするから、大人しくしてて ☆
しおりを挟む
その唇がやけに熱く思え、芳乃は色めいた吐息をついた。
続いて、暁人は鎖骨、肩、乳房にと優しいキスを繰り返す。吸っては自分が愛した場所を確かめるように舐める。
大きな手に乳房を揉まれ、親指で横薙ぎにピンと乳首を弾かれると、お腹の奥にジィン……と甘い疼きが宿った。
「ん……っ、ぁ、はぁ……っ、あ……っ」
切なく鼻を鳴らし、芳乃は腰を揺らす。
「もっと声を聞かせて」
低く熱の籠もった声で告げたあと、暁人は彼女の乳首に吸い付いた。
ちゅぱ、と音を立て、舌で乳輪を舐め回して彼女自身に輪郭を教えたあと、口を大きく開いて周りの肉ごと含んで吸引する。
「んぅ……っ、あ、あ……っ」
暁人はチロチロと舌を小刻みに動かして乳首を弄んだあと、チュバッと音を立てた。
その傍ら、反対側の乳首は優しく摘ままれ、指の腹で先端をスリスリと撫でられる。
かと思えば先端の微かなへこみを爪で引っかかれ、芳乃を堪えきれない掻痒感が襲う。
「っんあぁあああ……っ!」
気持ちよさとくすぐったさの合間で、芳乃は善がり声を上げる。
「……っは……、好い声……」
顔を上げた暁人は妖艶に微笑み、舌なめずりをした。
そして好きなだけ乳房や乳首を愛撫し、柔らかで大きな肉に指を埋め揉み回したあと、彼の唇が次第に下方に向かう。
腹部にキスをし、その箇所を確認するかのように舐められる。
「は……っ、あぁ、……あ……」
ゾクゾクとした愉悦が芳乃を襲い、彼女は無意識に腰を揺らす。
その動きに彼は妖艶な笑みを浮かべ、両手でくびれた腰から臀部の横にかけて撫で下ろした。
「脚……開いて」
優しく言われ、芳乃は魔法に掛けられたかのように、ボーッとしたまま細く脚を開く。
けれど「もっと」と言われて左右に脚を割り開かれ、恥ずかしくて両手で顔を覆った。
「ん……」
暁人は彼女のやわらかな腹部ににも唇をつけ、ちう……っと吸い付く。
そして両手でベージュピンクのパンティをねじり下ろし、とうとう芳乃を裸にしてしまった。
羞恥と期待、不安とで芳乃は呼吸を荒げる。
「あの……っ、恥ずかしい……」
「大丈夫。芳乃はすべて綺麗だから」
賛美され、彼女は何とも言えない感情を抱いた。
見た目も社会的地位も、何もかも兼ね揃えている彼から、「すべて綺麗」なんて言われると、褒めすぎだと思ってしまう。
それが恥ずかしくて、嬉しくて、どんな顔をしたらいいのか分からない。
結局両手で口元を覆ったまま、物言いたげに彼を見つめ返す。
暁人はすべて分かっているという表情をしたまま、芳乃を見てうっすら笑い、両手で内腿を撫でて秘部に視線を下ろした。
「や……っ、やぁ……っ。み、見ないで……っ」
必死に脚を閉じようとするも、暁人が内腿に軽く噛みついてきた。
「きゃんっ」
驚いて悲鳴を上げると、彼が嬉しそうに目を細める。
「優しくするから、大人しくしてて」
囁くように言い含め、暁人は秘唇に指を押し当てた。
先ほどの胸への愛撫ですでに潤っていたそこは、男の指を迎えてクチャリと啼く。
「ゆっくりする」
告げたあと、暁人は指で秘唇の形をたどり、クチュクチュと音を立て、じれったいまでに蜜口の周囲を愛撫していった。
「ん……っ、あぁ、あ……っ、んぁ……っ」
触れられるところすべてがジンジンして、体の奥が疼いて堪らない。
全身が火照っていて、まるで暁人の指が訪れた所から温かな火が灯っているかのようだ。
――欲しい……。
こみ上げたのは、女の本能からくる欲だ。
ウズウズと腰が揺れて、さらなる刺激を欲してならない。
芳乃の秘唇はすでにふっくらと充血し、蜜孔からは透明な愛蜜を零し、すべての準備を整えていた。
「あ……っ、あの……っ」
「ん?」
優しく尋ねられ、恥ずかしさと気持ちよさとで芳乃は涙を流した。
「~~~~っ、ぃ、……入れて……っ」
はしたないのを承知の上でおねだりすると、暁人が嬉しそうに笑う。
「喜んで」
返事があったかと思うと、男の太く長い指がぬぷりと入り込み、そのまま侵入してきた。
続いて、暁人は鎖骨、肩、乳房にと優しいキスを繰り返す。吸っては自分が愛した場所を確かめるように舐める。
大きな手に乳房を揉まれ、親指で横薙ぎにピンと乳首を弾かれると、お腹の奥にジィン……と甘い疼きが宿った。
「ん……っ、ぁ、はぁ……っ、あ……っ」
切なく鼻を鳴らし、芳乃は腰を揺らす。
「もっと声を聞かせて」
低く熱の籠もった声で告げたあと、暁人は彼女の乳首に吸い付いた。
ちゅぱ、と音を立て、舌で乳輪を舐め回して彼女自身に輪郭を教えたあと、口を大きく開いて周りの肉ごと含んで吸引する。
「んぅ……っ、あ、あ……っ」
暁人はチロチロと舌を小刻みに動かして乳首を弄んだあと、チュバッと音を立てた。
その傍ら、反対側の乳首は優しく摘ままれ、指の腹で先端をスリスリと撫でられる。
かと思えば先端の微かなへこみを爪で引っかかれ、芳乃を堪えきれない掻痒感が襲う。
「っんあぁあああ……っ!」
気持ちよさとくすぐったさの合間で、芳乃は善がり声を上げる。
「……っは……、好い声……」
顔を上げた暁人は妖艶に微笑み、舌なめずりをした。
そして好きなだけ乳房や乳首を愛撫し、柔らかで大きな肉に指を埋め揉み回したあと、彼の唇が次第に下方に向かう。
腹部にキスをし、その箇所を確認するかのように舐められる。
「は……っ、あぁ、……あ……」
ゾクゾクとした愉悦が芳乃を襲い、彼女は無意識に腰を揺らす。
その動きに彼は妖艶な笑みを浮かべ、両手でくびれた腰から臀部の横にかけて撫で下ろした。
「脚……開いて」
優しく言われ、芳乃は魔法に掛けられたかのように、ボーッとしたまま細く脚を開く。
けれど「もっと」と言われて左右に脚を割り開かれ、恥ずかしくて両手で顔を覆った。
「ん……」
暁人は彼女のやわらかな腹部ににも唇をつけ、ちう……っと吸い付く。
そして両手でベージュピンクのパンティをねじり下ろし、とうとう芳乃を裸にしてしまった。
羞恥と期待、不安とで芳乃は呼吸を荒げる。
「あの……っ、恥ずかしい……」
「大丈夫。芳乃はすべて綺麗だから」
賛美され、彼女は何とも言えない感情を抱いた。
見た目も社会的地位も、何もかも兼ね揃えている彼から、「すべて綺麗」なんて言われると、褒めすぎだと思ってしまう。
それが恥ずかしくて、嬉しくて、どんな顔をしたらいいのか分からない。
結局両手で口元を覆ったまま、物言いたげに彼を見つめ返す。
暁人はすべて分かっているという表情をしたまま、芳乃を見てうっすら笑い、両手で内腿を撫でて秘部に視線を下ろした。
「や……っ、やぁ……っ。み、見ないで……っ」
必死に脚を閉じようとするも、暁人が内腿に軽く噛みついてきた。
「きゃんっ」
驚いて悲鳴を上げると、彼が嬉しそうに目を細める。
「優しくするから、大人しくしてて」
囁くように言い含め、暁人は秘唇に指を押し当てた。
先ほどの胸への愛撫ですでに潤っていたそこは、男の指を迎えてクチャリと啼く。
「ゆっくりする」
告げたあと、暁人は指で秘唇の形をたどり、クチュクチュと音を立て、じれったいまでに蜜口の周囲を愛撫していった。
「ん……っ、あぁ、あ……っ、んぁ……っ」
触れられるところすべてがジンジンして、体の奥が疼いて堪らない。
全身が火照っていて、まるで暁人の指が訪れた所から温かな火が灯っているかのようだ。
――欲しい……。
こみ上げたのは、女の本能からくる欲だ。
ウズウズと腰が揺れて、さらなる刺激を欲してならない。
芳乃の秘唇はすでにふっくらと充血し、蜜孔からは透明な愛蜜を零し、すべての準備を整えていた。
「あ……っ、あの……っ」
「ん?」
優しく尋ねられ、恥ずかしさと気持ちよさとで芳乃は涙を流した。
「~~~~っ、ぃ、……入れて……っ」
はしたないのを承知の上でおねだりすると、暁人が嬉しそうに笑う。
「喜んで」
返事があったかと思うと、男の太く長い指がぬぷりと入り込み、そのまま侵入してきた。
10
お気に入りに追加
636
あなたにおすすめの小説
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
【完結】Mにされた女はドS上司セックスに翻弄される
Lynx🐈⬛
恋愛
OLの小山内羽美は26歳の平凡な女だった。恋愛も多くはないが人並に経験を重ね、そろそろ落ち着きたいと思い始めた頃、支社から異動して来た森本律也と出会った。
律也は、支社での営業成績が良く、本社勤務に抜擢され係長として赴任して来た期待された逸材だった。そんな将来性のある律也を狙うOLは後を絶たない。羽美もその律也へ思いを寄せていたのだが………。
✱♡はHシーンです。
✱続編とは違いますが(主人公変わるので)、次回作にこの話のキャラ達を出す予定です。
✱これはシリーズ化してますが、他を読んでなくても分かる様には書いてあると思います。
王女、騎士と結婚させられイかされまくる
ぺこ
恋愛
髪の色と出自から差別されてきた騎士さまにベタ惚れされて愛されまくる王女のお話。
性描写激しめですが、甘々の溺愛です。
※原文(♡乱舞淫語まみれバージョン)はpixivの方で見られます。
【続】18禁の乙女ゲームから現実へ~常に義兄弟にエッチな事されてる私。
KUMA
恋愛
※続けて書こうと思ったのですが、ゲームと分けた方が面白いと思って続編です。※
前回までの話
18禁の乙女エロゲームの悪役令嬢のローズマリアは知らないうち新しいルート義兄弟からの監禁調教ルートへ突入途中王子の監禁調教もあったが義兄弟の頭脳勝ちで…ローズマリアは快楽淫乱ENDにと思った。
だが事故に遭ってずっと眠っていて、それは転生ではなく夢世界だった。
ある意味良かったのか悪かったのか分からないが…
万李唖は本当の自分の体に、戻れたがローズマリアの淫乱な体の感覚が忘れられずにBLゲーム最中1人でエッチな事を…
それが元で同居中の義兄弟からエッチな事をされついに……
新婚旅行中の姉夫婦は後1週間も帰って来ない…
おまけに学校は夏休みで…ほぼ毎日攻められ万李唖は現実でも義兄弟から……
性欲の強すぎるヤクザに捕まった話
古亜
恋愛
中堅企業の普通のOL、沢木梢(さわきこずえ)はある日突然現れたチンピラ3人に、兄貴と呼ばれる人物のもとへ拉致されてしまう。
どうやら商売女と間違えられたらしく、人違いだと主張するも、兄貴とか呼ばれた男は聞く耳を持たない。
「美味しいピザをすぐデリバリーできるのに、わざわざコンビニのピザ風の惣菜パンを食べる人います?」
「たまには惣菜パンも悪くねぇ」
……嘘でしょ。
2019/11/4 33話+2話で本編完結
2021/1/15 書籍出版されました
2021/1/22 続き頑張ります
半分くらいR18な話なので予告はしません。
強引な描写含むので苦手な方はブラウザバックしてください。だいたいタイトル通りな感じなので、少しでも思ってたのと違う、地雷と思ったら即回れ右でお願いします。
誤字脱字、文章わかりにくい等の指摘は有り難く受け取り修正しますが、思った通りじゃない生理的に無理といった内容については自衛に留め批判否定はご遠慮ください。泣きます。
当然の事ながら、この話はフィクションです。
イケメンエリート軍団の籠の中
便葉
恋愛
国内有数の豪華複合オフィスビルの27階にある
IT関連会社“EARTHonCIRCLE”略して“EOC”
謎多き噂の飛び交う外資系一流企業
日本内外のイケメンエリートが
集まる男のみの会社
唯一の女子、受付兼秘書係が定年退職となり
女子社員募集要項がネットを賑わした
1名の採用に300人以上が殺到する
松村舞衣(24歳)
友達につき合って応募しただけなのに
何故かその超難関を突破する
凪さん、映司さん、謙人さん、
トオルさん、ジャスティン
イケメンでエリートで華麗なる超一流の人々
でも、なんか、なんだか、息苦しい~~
イケメンエリート軍団の鳥かごの中に
私、飼われてしまったみたい…
「俺がお前に極上の恋愛を教えてやる
他の奴とか? そんなの無視すればいいんだよ」
【R18】隣のデスクの歳下後輩君にオカズに使われているらしいので、望み通りにシてあげました。
雪村 里帆
恋愛
お陰様でHOT女性向け33位、人気ランキング146位達成※隣のデスクに座る陰キャの歳下後輩君から、ある日私の卑猥なアイコラ画像を誤送信されてしまい!?彼にオカズに使われていると知り満更でもない私は彼を部屋に招き入れてお望み通りの行為をする事に…。強気な先輩ちゃん×弱気な後輩くん。でもエッチな下着を身に付けて恥ずかしくなった私は、彼に攻められてすっかり形成逆転されてしまう。
——全話ほぼ濡れ場で小難しいストーリーの設定などが無いのでストレス無く集中できます(はしがき・あとがきは含まない)
※完結直後のものです。
イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?
すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。
「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」
家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。
「私は母親じゃない・・・!」
そう言って家を飛び出した。
夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。
「何があった?送ってく。」
それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。
「俺と・・・結婚してほしい。」
「!?」
突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。
かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。
そんな彼に、私は想いを返したい。
「俺に・・・全てを見せて。」
苦手意識の強かった『営み』。
彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。
「いあぁぁぁっ・・!!」
「感じやすいんだな・・・。」
※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。
※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。
それではお楽しみください。すずなり。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる