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指が入っているのが分かるか? ☆
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それなら……二時間ほど魔法をかけられるぐらい、いいのでは……と思ったのだ。
エデンはアメジストのような目で、私の真意を掴み取ろうとするようにじっと見つめてくる。
その右手にフワッと優しい色の光が灯ったかと思うと、彼の手には可愛らしいキャンディが入った小瓶が現れていた。
「好きに取れ。一粒につき二時間ほど。二つ以上取るのなら、俺はそのぶん余計にお前の体を貪らせてもらう」
その言葉に私はゴクリと唾を飲みこみ、そっと手をさし出す。
自分のことをずっと神の子だと思って生きてきたのに、いま私は魔王から魔法のキャンディを受け取ろうとしている。
ガラスのふたを持ち上げると、私は少し指を迷わせてから綺麗なピンク色のキャンディを一粒摘まんだ。
それから思い切って、えいっとキャンディを口の中へ放りこむ。
「あ……、おいしい」
「それはコケモモ味だ」
「あ、色が違っていたのは味の違いなんですか? 効果かと思っていました……」
どの色を選べばどうなのか分からず、私は自分の好きな色を選んでしまった。
こんなに美味しいキャンディなら、ほかの色も食べてみたいなと思うけれど……これっていわゆる、媚薬のようなものなのよね……。
エデンの手の中から小瓶はフッと姿を消し、美しい肉体を惜しげもなく晒したまま、彼は私を優しい目で見つめて頭を撫でてくれる。
そのとたん、きゅうんっと嬉しいような甘い気持ちが沸きおこって、体が一気に熱くなった。
「えっ……?」
とまどうものの、先ほどまでと違って理性で抑えられることができない。
私の体は勝手に猫のようにエデンの手にすり寄り、もっと撫でてほしいとねだる。
「効いたか」
彼の低く艶のある声を聴いただけで、耳から心地良さが全身に伝わり、頭の中はピンク色に満たされてしまったようだった。
舌の上のキャンディは甘酸っぱくて美味しく、キャンディを転がす私の舌は止まらない。
「もっと……、触って……」
先ほどまでなら絶対に言えなかった言葉を口にし、私は自らシーツの上に仰向けになっていた。
どうしても彼に触れられたい。
彼に愛して欲しい。
彼のものになりたい。
そんな思いが胸から体中にあふれ、もし私に尻尾があったのなら、褒美を待ちわびる忠犬のように千切れるほど振っていたかもしれない。
「ずいぶん素直になったな。そのほうが可愛いぞ」
エデンは美しい顔で甘く微笑み、私の頭を撫でた手を頬にすべらせる。そのまま喉元から真っすぐ下へ手をおろしていった。
「っひ――、あ、ぁ……っ、あ!」
ゾクンゾクンと私の体に何かがはしり、さっきまで受け入れられなかったそれを素直に受け入れた私の体は、最深部から蜜を吐きだしていた。
「気持ちいいか?」
「これが……『気持ちいい』、なんですか……?」
潤んだ目でエデンを見上げると、彼は慈悲ぶかい微笑を浮かべて私の腹部を優しく撫でる。
「ああ、それが『気持ちいい』だ。女の悦びだから、素直に受け入れて気持ちよければ声を出せ」
大切なものを扱うという手つきに私の体は勝手に発情し、優しく膝裏を押し上げられると、私はまた彼に大事な部分をさらけ出していた。
「触るぞ」
ひとこと断わる優しさを見せて、エデンは私の最たる部分にそっと触れる。
その瞬間に甘い電流が全身にはしった私は、「ひゃんっ」と甲高い声を上げていた。
あ……、あ、何? これ……。気持ちいい。エデンの指が私に触れるたび、きゅんきゅんと胸が切なくなって、心も体も開いていく気がする。
体の奥から熱い塊がトロリと落ちる感じがし、私は身を震わせる。
「どうだ? もう怖くないか?」
くちゅり、くちゅりと小さな音を立ててエデンの指は動き、私は頭をとろけさせてその音を聴き、彼の指に身を委ねていた。
「はい……、気持ち……いい……、です」
コロンと口の中で小さくなったキャンディが転がり、口の中に甘みが広がってゆくのと同時に、体の奥にもしびれを伴った快楽が広がってゆく。
「指が入っているのが分かるか?」
そう言ってエデンは私の入り口を軽く指の腹でこすり、その瞬間私は「あぁぁんっ!」と嬌声を上げていた。
エデンはアメジストのような目で、私の真意を掴み取ろうとするようにじっと見つめてくる。
その右手にフワッと優しい色の光が灯ったかと思うと、彼の手には可愛らしいキャンディが入った小瓶が現れていた。
「好きに取れ。一粒につき二時間ほど。二つ以上取るのなら、俺はそのぶん余計にお前の体を貪らせてもらう」
その言葉に私はゴクリと唾を飲みこみ、そっと手をさし出す。
自分のことをずっと神の子だと思って生きてきたのに、いま私は魔王から魔法のキャンディを受け取ろうとしている。
ガラスのふたを持ち上げると、私は少し指を迷わせてから綺麗なピンク色のキャンディを一粒摘まんだ。
それから思い切って、えいっとキャンディを口の中へ放りこむ。
「あ……、おいしい」
「それはコケモモ味だ」
「あ、色が違っていたのは味の違いなんですか? 効果かと思っていました……」
どの色を選べばどうなのか分からず、私は自分の好きな色を選んでしまった。
こんなに美味しいキャンディなら、ほかの色も食べてみたいなと思うけれど……これっていわゆる、媚薬のようなものなのよね……。
エデンの手の中から小瓶はフッと姿を消し、美しい肉体を惜しげもなく晒したまま、彼は私を優しい目で見つめて頭を撫でてくれる。
そのとたん、きゅうんっと嬉しいような甘い気持ちが沸きおこって、体が一気に熱くなった。
「えっ……?」
とまどうものの、先ほどまでと違って理性で抑えられることができない。
私の体は勝手に猫のようにエデンの手にすり寄り、もっと撫でてほしいとねだる。
「効いたか」
彼の低く艶のある声を聴いただけで、耳から心地良さが全身に伝わり、頭の中はピンク色に満たされてしまったようだった。
舌の上のキャンディは甘酸っぱくて美味しく、キャンディを転がす私の舌は止まらない。
「もっと……、触って……」
先ほどまでなら絶対に言えなかった言葉を口にし、私は自らシーツの上に仰向けになっていた。
どうしても彼に触れられたい。
彼に愛して欲しい。
彼のものになりたい。
そんな思いが胸から体中にあふれ、もし私に尻尾があったのなら、褒美を待ちわびる忠犬のように千切れるほど振っていたかもしれない。
「ずいぶん素直になったな。そのほうが可愛いぞ」
エデンは美しい顔で甘く微笑み、私の頭を撫でた手を頬にすべらせる。そのまま喉元から真っすぐ下へ手をおろしていった。
「っひ――、あ、ぁ……っ、あ!」
ゾクンゾクンと私の体に何かがはしり、さっきまで受け入れられなかったそれを素直に受け入れた私の体は、最深部から蜜を吐きだしていた。
「気持ちいいか?」
「これが……『気持ちいい』、なんですか……?」
潤んだ目でエデンを見上げると、彼は慈悲ぶかい微笑を浮かべて私の腹部を優しく撫でる。
「ああ、それが『気持ちいい』だ。女の悦びだから、素直に受け入れて気持ちよければ声を出せ」
大切なものを扱うという手つきに私の体は勝手に発情し、優しく膝裏を押し上げられると、私はまた彼に大事な部分をさらけ出していた。
「触るぞ」
ひとこと断わる優しさを見せて、エデンは私の最たる部分にそっと触れる。
その瞬間に甘い電流が全身にはしった私は、「ひゃんっ」と甲高い声を上げていた。
あ……、あ、何? これ……。気持ちいい。エデンの指が私に触れるたび、きゅんきゅんと胸が切なくなって、心も体も開いていく気がする。
体の奥から熱い塊がトロリと落ちる感じがし、私は身を震わせる。
「どうだ? もう怖くないか?」
くちゅり、くちゅりと小さな音を立ててエデンの指は動き、私は頭をとろけさせてその音を聴き、彼の指に身を委ねていた。
「はい……、気持ち……いい……、です」
コロンと口の中で小さくなったキャンディが転がり、口の中に甘みが広がってゆくのと同時に、体の奥にもしびれを伴った快楽が広がってゆく。
「指が入っているのが分かるか?」
そう言ってエデンは私の入り口を軽く指の腹でこすり、その瞬間私は「あぁぁんっ!」と嬌声を上げていた。
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