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第二十部・同窓会 編

俺の尻を揉むからだよ ☆

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 佑は香澄のヘアゴムを取ってピンも外す。

 そして少し癖のついた髪を両手で撫でて、ゆるゆると腰を動かし始めた。

「ん、ん、んぅ、……ん、ん、ん、ん……」

 佑は香澄が「ここまで」と決めたライン以上、奥を突かない。

 彼は愛しい婚約者の髪を撫でながら腰を前後させ、「あぁ……」と吐息を漏らす。

 香澄は可能な限り舌を動かし、平らにした舌を左右に動かして竿を舐め、または前後に動かして裏筋を攻める。

 そしてじゅうっと佑の屹立を吸い、喉の奥を締めて亀頭を包む。

「っぁ……っ、香澄……っ」

「んぅー……」

 香澄はぐぷっと口元から淫靡な音を立て、両手で佑の尻を揉んだ。

「あっ、こら!」

 いつも好きなように揉まれているのでお返しをすると、筋肉質で硬いのかと思いきや意外と柔らかい。

(そう言えばアスリートの良質な筋肉は、力を込めていない時はプニプニなんだっけ)

 そんな事を思いだした香澄は、さらに佑の尻を揉む。

「こら、やめなさい」

 佑は香澄の口から屹立を引き抜き、ベッドの上に膝をつくと笑いながら香澄の顔を覗き込んできた。

「いきなりどうしたんだ」

「……いっつもされてるから」

 香澄は口端から零れた、唾液と先走りが混じったものを手で拭いながら返事をする。

「んん? こういう事か?」

 佑はニヤリと笑うと香澄の体を抱え、胡座をかいた自分の膝の上にうつ伏せにさせる。

「あっ! ちょっ……」

 まるで〝お尻ぺんぺん〟のような体勢になり、香澄は慌てて起き上がろうとする。

 が、ぷりんとしたお尻を撫でられたかと思うと、尻たぶをムニムニと自由に揉まれた。

「もっ、もぉおおぉ……っ!」

 まるでパン生地でも捏ねているように好きに揉まれ、香澄は佑に背を向けたままむくれる。

「俺の尻を揉むからだよ」

 佑はおかしそうに笑い、思う存分香澄の尻を揉んでからペチペチと軽く叩く。

「もーっ! 佑さんなんて知らないんだから」

 香澄は怒ったふりをし、手で髪を掻き上げて佑の屹立を咥えた。

 そして最初からきつく亀頭を吸い込み、根元を手で強めにしごく。

「っ香澄……」

 佑は不意をつかれてかすれた声を出したが、すぐにしとどに濡れた花弁を撫で、指を挿し入れてきた。

「んぅっ」

 指を入れられた香澄は呻き声を漏らし、抵抗するようにプリプリとお尻を振る。

 仕返しをしようと佑の亀頭を吸い、雁首を重点的に舐めると、後孔近くに触れられた。

「んーっ!」

 後孔には道具を入れられた事はある場所が、意識していなかったのに突然触られると驚いてしまう。

 佑はキュッと締まったそこを指の腹で撫でながら、香澄の尻たぶにキスをし、舐めてきた。

「やっ、やだっ! こ、降参します!」

 顔を上げて彼から距離をとると、佑にクスクス笑われる。

「おや、『抱いてやんよ』じゃなかったのか?」

「…………いじわる……」

 うー、と唸ると佑はさらに楽しそうに笑う。

「さて、生きのいいうさぎをどうやって頂こうかな」

「う、うぅう…………。初志貫徹!」

 意外と負けず嫌いなところのある香澄は、両手で佑をドンッと押し、仰向けにさせる。

 そしてそそり立った屹立に手を添えて数度しごいたあと、真っ赤な顔で佑を睨みながら、亀頭をの蜜口に押し当てた。

 佑は何も言わず、香澄のやる事を見守っている。

「ん…………、ん、ン……ぁ、あ…………」

 腰を下ろすと、ずぷ、ぷぷ……と太竿が蜜壷に収まっていく。

 香澄は眉間に皺を寄せて目を瞑り、お腹を満たしていく質量に感覚を研ぎ澄ませていた。

 一番太い場所をなんとか咥え込み、あとは佑の腹筋に両手を当て、懸命に体を揺すって残りを埋めていく。

 その姿を見た佑が「可愛い」と興奮し、さらに屹立を太くさせたのを感じ、香澄はとろけた目で彼を睨んだ。

「もぉ……。おっきくしたら駄目…………」

「香澄が可愛いのがいけないんだ」

「んっ……」

 その時、雁首が膣壁の気持ちいい所に当たり、香澄はギュッと目を閉じた。
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