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第二十部・同窓会 編
負けないぐらい愛したい ☆
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だがフェルナンドに聞かれている恐怖より、佑への愛しさが上回った。
「無理しなくていいよ」
「…………な、舐めたいの。……言わせないで」
自分から積極的になれば、エッチが大好きだと思われそうで怖い。
だから恐る恐る言ってみたのだが、佑はあくまでも優しく気遣ってくれる。
じれったくなった香澄は、佑の膝から下りて強引にフェラチオの体勢をとろうとした。
「じゃあ二人でしよう」
佑は仰向けになり、香澄に自分の顔の上に腰を下ろすようジェスチャーする。
「うん……」
いつしても、シックスナインの体勢は恥ずかしい。
佑にお尻を向けるのが恥ずかしい香澄は、及び腰になっている。
自分が下になれば……と思ったが、身長差の関係で佑の体勢がつらそうなのと、彼があまり望まないので、あまりした事がない。
『香澄の口に自由に出し入れできるなら、気持ち良くなって自分勝手な事をしそうだから』という理由なので、優しくて泣けてくる。
なので恥ずかしくても、香澄から腰を下ろすのがいつものやり方だった。
「ん……」
佑が香澄の内腿を撫で、ゾクリとした彼女は声を漏らす。
香澄は目の前にそそり立っているモノを愛しげに見てから、はぷ、と竿を横から咥えてみた。
掌で先端をまるく撫でると、彼の先走りでどんどん滑りが良くなっていく。
(感じてくれてる……)
嬉しくなってチュッと横から竿をしゃぶった時、佑が両手の親指で秘唇を開き、くぱっと音がした。
そのあと秘部に熱い吐息が掛かり、「舐められる」と覚悟した瞬間、温かな舌が押し当てられた。
「あぁ……」
香澄は吐息をつき、うっとりと目を閉じる。
ジッとしていると、佑がピチャピチャと音を立てて秘唇を舐め始めた。
「はぁ……っ、あ……、ぁあ……あ…………」
柔らかく温かい感触が気持ち良く、香澄は上ずった声を出して佑の舌の感触に集中する。
佑は舐めるだけでなく、ときおりチュバッと音を立てて秘唇を吸い上げる。
そのたびに、香澄はゾクゾクして大きく身を震わせた。
「んぁんっ、んぁ、あぁ、あ……っ、――――ん、む、……うぅっ」
あまりの気持ちよさに嬌声が漏れてしまい、それを誤魔化すために必死に亀頭を頬張った。
ちゅうっと吸った時、佑が「あ……っ」と小さく呻いて吐息が秘部に掛かる。
(感じてる……嬉しい……)
奉仕のスイッチが入った香澄は、髪の毛を耳に掛け、くぷっくぷっと音を立てて顔を前後させた。
雁首にチロチロと舌を這わせると、佑の腰がビクッと震える。
彼は切ない吐息をついたあと、負けじと秘唇に吸い付いてきた。
「んむぅ……っ!」
香澄は亀頭を口に含んだまま悲鳴を上げ、竿の根元をぎゅっと握る。
すると佑は蜜をまぶした指で秘玉を撫で、香澄は腰を震わせた。
佑は何度も秘唇にキスをすると、しばらくそこに唇をつけ、またチュッとついばむ。
何回も秘唇にキスをされた香澄は、彼に愛されている自覚を得て恍惚とし、どんどん体を火照らせていく。
佑と愛し合うようになって、セックスはただ快楽を得るためのものではないと痛感した。
彼の視線、指、舌や唇の動きが、言葉を発さずとも「愛している」と訴えてくる。
手の甲や頬へのキスだけでも、佑の優しさや愛情を感じ、泣きたくなってしまう事があった。
今も佑は丁寧に香澄の花弁を舐め、「愛しているから感じさせてあげたい」と思っているのが分かる。
(好き……っ)
香澄は切なさに駆られ、気づけば涙を流していた。
想いのままに亀頭にキスをし、大切に愛撫し、舐める。
佑が呼吸を乱し、下腹部をピクッと震わせるたびに香澄は嬉しくなり、「もっと感じて」と想いを込め、彼の太腿を撫でてまた愛した。
(佑さんに負けないぐらい、愛したい……っ)
香澄はポトリと涙を零し、懸命に口淫を続ける。
舌の平らな部分で亀頭を舐め回し、鈴口をチュウッと吸い上げる。
雁首をいやらしく舐め、チロチロとくすぐっては先端を口に含んで顔を前後させた。
「ん、んぅーっ!」
けれど佑に淫芽を吸われ、口の中に含まれたままチロチロと舐め回され、香澄は全身を激しく震わせて絶頂の予感に打ち震える。
「無理しなくていいよ」
「…………な、舐めたいの。……言わせないで」
自分から積極的になれば、エッチが大好きだと思われそうで怖い。
だから恐る恐る言ってみたのだが、佑はあくまでも優しく気遣ってくれる。
じれったくなった香澄は、佑の膝から下りて強引にフェラチオの体勢をとろうとした。
「じゃあ二人でしよう」
佑は仰向けになり、香澄に自分の顔の上に腰を下ろすようジェスチャーする。
「うん……」
いつしても、シックスナインの体勢は恥ずかしい。
佑にお尻を向けるのが恥ずかしい香澄は、及び腰になっている。
自分が下になれば……と思ったが、身長差の関係で佑の体勢がつらそうなのと、彼があまり望まないので、あまりした事がない。
『香澄の口に自由に出し入れできるなら、気持ち良くなって自分勝手な事をしそうだから』という理由なので、優しくて泣けてくる。
なので恥ずかしくても、香澄から腰を下ろすのがいつものやり方だった。
「ん……」
佑が香澄の内腿を撫で、ゾクリとした彼女は声を漏らす。
香澄は目の前にそそり立っているモノを愛しげに見てから、はぷ、と竿を横から咥えてみた。
掌で先端をまるく撫でると、彼の先走りでどんどん滑りが良くなっていく。
(感じてくれてる……)
嬉しくなってチュッと横から竿をしゃぶった時、佑が両手の親指で秘唇を開き、くぱっと音がした。
そのあと秘部に熱い吐息が掛かり、「舐められる」と覚悟した瞬間、温かな舌が押し当てられた。
「あぁ……」
香澄は吐息をつき、うっとりと目を閉じる。
ジッとしていると、佑がピチャピチャと音を立てて秘唇を舐め始めた。
「はぁ……っ、あ……、ぁあ……あ…………」
柔らかく温かい感触が気持ち良く、香澄は上ずった声を出して佑の舌の感触に集中する。
佑は舐めるだけでなく、ときおりチュバッと音を立てて秘唇を吸い上げる。
そのたびに、香澄はゾクゾクして大きく身を震わせた。
「んぁんっ、んぁ、あぁ、あ……っ、――――ん、む、……うぅっ」
あまりの気持ちよさに嬌声が漏れてしまい、それを誤魔化すために必死に亀頭を頬張った。
ちゅうっと吸った時、佑が「あ……っ」と小さく呻いて吐息が秘部に掛かる。
(感じてる……嬉しい……)
奉仕のスイッチが入った香澄は、髪の毛を耳に掛け、くぷっくぷっと音を立てて顔を前後させた。
雁首にチロチロと舌を這わせると、佑の腰がビクッと震える。
彼は切ない吐息をついたあと、負けじと秘唇に吸い付いてきた。
「んむぅ……っ!」
香澄は亀頭を口に含んだまま悲鳴を上げ、竿の根元をぎゅっと握る。
すると佑は蜜をまぶした指で秘玉を撫で、香澄は腰を震わせた。
佑は何度も秘唇にキスをすると、しばらくそこに唇をつけ、またチュッとついばむ。
何回も秘唇にキスをされた香澄は、彼に愛されている自覚を得て恍惚とし、どんどん体を火照らせていく。
佑と愛し合うようになって、セックスはただ快楽を得るためのものではないと痛感した。
彼の視線、指、舌や唇の動きが、言葉を発さずとも「愛している」と訴えてくる。
手の甲や頬へのキスだけでも、佑の優しさや愛情を感じ、泣きたくなってしまう事があった。
今も佑は丁寧に香澄の花弁を舐め、「愛しているから感じさせてあげたい」と思っているのが分かる。
(好き……っ)
香澄は切なさに駆られ、気づけば涙を流していた。
想いのままに亀頭にキスをし、大切に愛撫し、舐める。
佑が呼吸を乱し、下腹部をピクッと震わせるたびに香澄は嬉しくなり、「もっと感じて」と想いを込め、彼の太腿を撫でてまた愛した。
(佑さんに負けないぐらい、愛したい……っ)
香澄はポトリと涙を零し、懸命に口淫を続ける。
舌の平らな部分で亀頭を舐め回し、鈴口をチュウッと吸い上げる。
雁首をいやらしく舐め、チロチロとくすぐっては先端を口に含んで顔を前後させた。
「ん、んぅーっ!」
けれど佑に淫芽を吸われ、口の中に含まれたままチロチロと舐め回され、香澄は全身を激しく震わせて絶頂の予感に打ち震える。
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