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第十七部・クリスマスパーティー 編

手を繋いだだけで感じた? ☆

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「えぇ!?」

 驚くと同時に、キュッと蜜壷が締まる。

「いやらしくしないと、メイドらしくないだろう?」

「……は、恥ずかしい分、あとで〝お手当〟をもらいますからね?」

「幾らでもあげるとも」

 ワクワクした目で期待する佑に抗えず、香澄は真っ赤になりながら両手でソロソロとパニエごとスカートを持ち上げた。

 そうすると、ほぼアンダーヘアのない秘所が、目一杯拡がって佑の肉棒を頬張っているのが丸見えだ。

 想像しただけで恥ずかしくて赤面した霞は、スカートをたくし上げながらそっぽを向いた。

「香澄、あと一センチぐらい上げ足りないんだけど」

 佑からは、ギリギリのところで見えないらしい。

「んー……っ、…………っ」

 指摘された香澄は、思い切って「えいっ」とお腹が見えるまでスカートを持ち上げた。

「あぁ……。やらしい……」

 腰を上げてしゃがんでいるため、佑の屹立はそれほど深くまで刺さっていない。

「じゃあ、そのまま腰を落としてM字開脚してみて」

「うぅーっ……。変態…………」

 香澄は恥ずかしさのあまり涙目になりつつ、太腿に角度をつけてゆっくり腰を下げる。

「あぁ……。あ…………、ン……。入って……くる……」

 ズブズブと佑の屹立が香澄の肉襞を掻き分け、奥へ奥へと侵入してくる。
 自分で上になると言ったはいいものの、裸でいるよりも恥ずかしい格好に凄まじい羞恥を覚えていた。

「すごい……。やらし……」

 佑がまじまじと結合部を見て、感心したように言うので、香澄は恥ずかしくてギュッと下腹部に力を入れた。

「あ、あんまりメイドを辱めるご主人様なら、労働組合に訴えますからね」

「それは困ったな。賄賂を送らないと」

「お金で解決しようとするの、よくないと思います」

 そんな会話をしながら香澄は腰を蠢かせ、佑の形を馴染ませようと呼吸を整える。

「メイドが積極的に働いてくれるなら、意地悪はしないでおこうと思うんだけど」

「ン……、じゃあ、働くので、手を……貸して……」

 香澄が両手を差し出すと、佑はキュッと恋人繋ぎで握ってくれる。

 それだけで香澄は嬉しくなり、彼の大きな手の感触にときめいた。
 胸の奥でキュンとしたつもりなのに、蜜壷にも伝わってしまった。

「ん? 手を繋いだだけで感じた?」

 ニヤニヤと笑う佑に揶揄され、香澄は「うーっ」とうなって俯き、目を逸らす。

「し、……知らない……」

 そして目を逸らしたまま、腰を揺らしてヌチュヌチュと淫らな音を立て始めた。
 恥ずかしくて目を合わせられないのに、手だけはギュッと握って腰を動かし、佑を攻め立てる。

「ぁ……っ。香澄、……締まる……っ」

 佑が気持ちよさそうな声を出すので、ついチラッと見てしまう。
 この世の誰よりも格好いいと思っている男性が、仰向けになって色っぽい表情になり、自分の体の下でされるがままになっている。

(あ……。何か、目覚めそう……)

 心の奥底で、何かのスイッチが入りかけていた。

「……ど、どうですか? ご主人様、気持ちいいですか?」

 香澄は役になりきる事で恥ずかしさを誤魔化し、動きを止めると優越感の籠もった目で彼を見下ろす。

「ん。気持ちいいよ。またスカートを上げて動いてくれるともっと嬉しい」

 香澄が積極的になったのを逆手に取り、佑はにっこりと笑ってみせる。

(あ……っ!)

 調子に乗ったのが裏目に出て、香澄は内心頭を抱えた。

(絶対『参った』って言わせてやるんだから)

 けれどキッと決意すると、恥ずかしいのを我慢してまたスカートを上げた。

 蜜壷はすっかり佑の形に馴染んで柔らかくなり、繋がった部分からタラタラと蜜を垂らしている。
 香澄は意を決してM字開脚をすると、上下に体を弾ませ始めた。

「んっ、んぅっ、あ、んぁ、あーっ、ぁ、……っ、ん、ぁあ、あ……っ」

 くちゅっくちゅっと水音がし、硬い肉棒が膣内で擦れる。

(気持ちいい……っ、ぁ……っ)

 膣奥にジィン……と心地よい痺れが走り、軽く達してしまいそうになった香澄は、一旦腰の動きを止めて呼吸を整える。

 ゴクッと唾を飲み込んで唇を舐める姿を見て、佑が余計に欲情しているのを膣内で感じた。

「ぁ……っ」

 ただでさえ大きい佑のそれが、ムクッと大きくなる。

 信じれない、という目で佑を見ても、彼は世にも淫らなショーを前に興奮しきった顔をしていた。
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