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第十五部・針山夫婦 編

好きなようにされてる ☆

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「あぁ……っ、あ、……っあ、……っ」

 佑はネロネロと香澄の陰核を舐め、秘唇に唇をつけてジュッ、ズズッと蜜を啜ってきた。
 このままでは負けてしまうと思った香澄は、佑の亀頭を口内に迎え入れる。

「んく……っ」

 唇で亀頭を包み、太竿の根元から中ほどまでを強めに扱く。

 するとムクムクと屹立の質量が増し、ただでさえ太いのにもっと大きくなった。

 調子に乗った香澄は、雁首を舐めたあと唇をすぼめて先端を吸い立てる。

 ちゅぽっと口元から恥ずかしい音が立ったが、目を閉じて夢中で亀頭を頬張った。
 香澄の秘部では佑の舌が何度もひらめき、そのたびにジクジクとした熱が体の奥で燻る。

 ――もっと強い刺激が欲しい。

 そう願った香澄は、思わず佑の顔に腰を押しつけてしまった。

「っ…………!」

 反応してしまってから、香澄は自分がとった行動に赤面する。

 照れ隠しに強く亀頭を吸うと、じゅっ、ぐぷっといやらしい音が口元から立ってさらに顔が熱くなる。

 そのとき佑が舌を尖らせて、ズボズボと男根のように蜜口に抜き差ししてきた。

「んンーっ!!」

 挙げ句、たっぷり蜜をまぶした指が、クルクルと後孔を撫でてくる。
 恥ずかしくて抵抗したいが、口は塞がっているので腰を揺すり立てて抵抗した。

 すると何を勘違いしたのか、佑は腕でしっかりと香澄の腰を抱え込み、さらに熱を込めて口淫してくる。

「ん……っ、ん、ん、んんぅ……っ、む、――――んっ」

 香澄は亀頭を口に含んだまま、鼻でせわしなく呼吸をする。

 熱を持った佑の陰部から、ジョン・アルクールのボディソープの香りがした。
 それに彼の体臭が加わって、香澄の理性をたやすく奪う。

 ――いい匂い……!

 香澄は夢中になって佑の先走りを味わう。

 そのまま頭がおかしくなってしまいそうな熱にまみれ、くぐもった声を漏らしながら絶頂した。

 恥部に佑が顔を埋めている事も相まって、羞恥はいつもの百倍ほどに感じる。

 動きを封じられたままビクビクッと痙攣して力んだあと、香澄はゆっくり弛緩していった。

 全身の力が完全に抜けた頃、佑の腰が静かに動きだした。

「歯を立てないように」

「ん…………、ぷ」

 香澄は言われた通り、唇をすぼめたまま、歯は大きく開いて口内を広く開ける。

 そこを佑の屹立が喉奥を目指して進み、ある程度まで香澄の口を犯したあと、ゆっくり出ていく。
 香澄は屹立に吸い付いたまま、ヌプッヌプッと口を犯され続けた。

(あぁ……。好きなようにされてる……)

 奇しくもオナホの話をしたばかりで、「自分の口がオナホ扱いされている……?」と思うと一気に被虐的な悦びを得た。

(佑さんになら、酷い事をされてもいい。佑さんだから何でもしてあげたい)

 香澄はうっとりしながら、口内を犯す屹立に舌を絡めた。

 亀頭をじゅっ……と吸い、佑の太腿に手を掛けて撫でる。

 良質の筋肉に包まれた太腿はしっかりとした質量があり、その逞しさに触れただけでキュンと子宮が疼いた。

(あ……。零れちゃった……)

 膣奥からトロリと新たな蜜が溢れたのが分かる。
 佑はそれを舐め、肉芽を唇で包んで舌先で弾いてきた。

「んンっ……!」

 香澄は弱点を攻められ、とっさに亀頭に強く吸い付く。

 佑はお返しと言わんばかりにチロチロと陰核に舌を這わせ、たっぷり潤った蜜壷にまた指を挿し入れてきた。

「んーっ!!」

 佑の指先が感じる所に当たり、そこだけをしつこく擦ってくる。

 香澄は小鼻を膨らませて必死に呼吸を繰り返し、迫りくる絶頂に備えた。

 蜜洞を指で暴かれ、最大の弱点を舌で激しく蹂躙される。

 哀れなまでに膨らんだ陰核を攻められ、――なす術がなかった。

「んぅーっ、ん、んぅっ、んむ、――――む、んーっ」

 佑の腰が今までより激しく動き、喉の奥を亀頭で何度もつつかれる。

 蜜壷の奥はこんな風に突かれているのだろうかと、いやらしい妄想をしたら、堪らなかった。

「っっ――――、んぅぅうぅ……っ、…………っん、――――ン……ッ」

 香澄は全身を激しく震わせ、佑の屹立を口内いっぱいに頬張ったまま深い絶頂を味わう。

「…………っ、…………、ふ…………、――――ぅ」

 香澄は色っぽい吐息をつき、全身から力を抜く。

 奉仕し過ぎて、だるくなった口すら心地いい。

 佑はぐたっと脱力した香澄の口から、ズルリと屹立を引き抜いた。
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