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第十五部・針山夫婦 編
声、聞かせてくれたっていいだろう ☆
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彼は香澄のお腹や脇腹を撫でたあと、パンティのウエストゴムに指を引っかけてねじり下ろした。
「……するの?」
香澄の質問に、佑は甘く笑う。
「したい。……けど、具合が悪くなったら困るから、指と舌で満足させてあげる」
「満足……しなくてもいいんだけど……」
「じゃあ、言い方を変えようか。香澄を愛させて」
そう言って佑は香澄の下腹に唇を押しつけた。
「ん……。そこ……恥ずかしいから……」
子宮のある辺りに口づけられ、恥ずかしい。
「香澄の体は、どこも美しくて可憐で、恥ずかしいぐらい卑猥だよ」
もう一度香澄の下腹部にキスをした佑が、上目遣いに笑う。
「うぅ……っ」
香澄はその顔に弱い。
佑は何より顔がいいので、甘く微笑まれると大概の事は断れなくなる。
声も良く、少し甘えた声で頼まれると、何でも聞き入れてしまいそうになる。
たとえいやらしい言葉でも、佑に言われるならゾクゾクしてしまう。
彼の事を愛しているので、こうなったら押し流されてしまう。
恥じらいながら脚を開いた香澄は、佑が内腿にキスをする姿を赤面して見る。
レロ……と内腿を舐められ、温かな舌の感触に秘部が濡れる。
佑は見せつけるように舌をだし、肉芽を舐めてきた。
「ぅん……っ」
たったひと舐めされただけで、ジィンと子宮の奥が疼く。
香澄の反応を見て佑は満足げに微笑み、さらに肉芽をしゃぶり始めた。
「んぁん……っ、ん、……あぁ、あ……っ、あ、ゃ、……舐めちゃ……や、ぁ……っ」
ちゅぷり、ちゅくちゅくと小さな音を立て、佑は丁寧に香澄の肉芽を舐める。
蜜壷には触れられていないのに、香澄はビクビクと腰を震わせ、彼の顔に秘部を押しつけていた。
「あ……っん、ぁ……っ、き……もち、――ぃ……っ」
両手で佑の頭を押さえ髪の毛を掻き回すと、彼はそれに応えるように香澄の乳房を揉んできた。
佑が手を動かすたび、掌に勃起した乳首が擦れ、これ以上なく気持ちいい。
「あ……っ、ぁ、駄目……っ、達っちゃう……っ」
「もう? 早くないか?」
佑は陰玉に唇をつけたまま、小さく笑う。
その振動に、香澄は後頭部を枕に押しつけて首を左右に振った。
「だって……っ、舐め方がねっとりしてて……」
「いつもみたいに速いほうがいいか?」
「えっ? ――っぁ、あ!」
途端に佑の舌がチロチロと素早く動き、香澄は一気に絶頂へのきざはしを駆け上がる。
「んーっ! ん! うぅうううぅ……っ!」
陰核を中心に下腹部が熱くなり、そこから淫悦の炎が燃え上がった。
足に力を入れて腰を浮かせ、体をよじらせて痙攣したあと、ゆっくり脱力していく。
「……声、聞かせてくれたっていいだろう」
絶頂する時、香澄はとっさに両手で自分の口を塞いでいたので、秘部から顔を離した佑が不満げに言う。
「ん……、だって…………」
香澄は両手の中でハァハァと呼吸を繰り返し、口端から零れかけた涎を舐める。
「もう一回チャンスをあげるから、次は聞かせてくれ」
「えっ? あ! ――――んっ」
「どういう意味だろう?」と思った瞬間、佑は泥濘んだ秘唇を撫で、蜜口の中に指を入れてきた。
「んンっ」
とっさに下腹に力を入れたが、彼の指はヌルリと奥を目指す。
そのまま陰核の裏側をつっと撫でられ、香澄の口から悲鳴が迸った。
「そこだめっ!」
「何で? 気持ちいいだろう?」
けれど佑は意地悪に笑い、ヌチュヌチュと指を前後させてくる。
彼は香澄が感じる場所を何度も擦り、一度は鎮まりかけた官能の火を、また燃え上がらせてきた。
「きっ、……きもち……っ、から、――――だ、……めっ」
香澄は何とかして迫りくる淫悦から逃げようとし、ついには上体を起こしてしまう。
「香澄」
だが佑は彼女のお腹を押さえ、逃がさないと言わんばかりに意地悪に微笑む。
指を入れられた場所からはグチュヌチュといやらしい水音が聞こえ、恥ずかしくて堪らない。
「やぁ……っ、だ、…………め、ぁ、あ……っ」
気を抜くとあんあんといやらしく啼いてしまいそうで、香澄は必死に唇をわななかせる。
「……するの?」
香澄の質問に、佑は甘く笑う。
「したい。……けど、具合が悪くなったら困るから、指と舌で満足させてあげる」
「満足……しなくてもいいんだけど……」
「じゃあ、言い方を変えようか。香澄を愛させて」
そう言って佑は香澄の下腹に唇を押しつけた。
「ん……。そこ……恥ずかしいから……」
子宮のある辺りに口づけられ、恥ずかしい。
「香澄の体は、どこも美しくて可憐で、恥ずかしいぐらい卑猥だよ」
もう一度香澄の下腹部にキスをした佑が、上目遣いに笑う。
「うぅ……っ」
香澄はその顔に弱い。
佑は何より顔がいいので、甘く微笑まれると大概の事は断れなくなる。
声も良く、少し甘えた声で頼まれると、何でも聞き入れてしまいそうになる。
たとえいやらしい言葉でも、佑に言われるならゾクゾクしてしまう。
彼の事を愛しているので、こうなったら押し流されてしまう。
恥じらいながら脚を開いた香澄は、佑が内腿にキスをする姿を赤面して見る。
レロ……と内腿を舐められ、温かな舌の感触に秘部が濡れる。
佑は見せつけるように舌をだし、肉芽を舐めてきた。
「ぅん……っ」
たったひと舐めされただけで、ジィンと子宮の奥が疼く。
香澄の反応を見て佑は満足げに微笑み、さらに肉芽をしゃぶり始めた。
「んぁん……っ、ん、……あぁ、あ……っ、あ、ゃ、……舐めちゃ……や、ぁ……っ」
ちゅぷり、ちゅくちゅくと小さな音を立て、佑は丁寧に香澄の肉芽を舐める。
蜜壷には触れられていないのに、香澄はビクビクと腰を震わせ、彼の顔に秘部を押しつけていた。
「あ……っん、ぁ……っ、き……もち、――ぃ……っ」
両手で佑の頭を押さえ髪の毛を掻き回すと、彼はそれに応えるように香澄の乳房を揉んできた。
佑が手を動かすたび、掌に勃起した乳首が擦れ、これ以上なく気持ちいい。
「あ……っ、ぁ、駄目……っ、達っちゃう……っ」
「もう? 早くないか?」
佑は陰玉に唇をつけたまま、小さく笑う。
その振動に、香澄は後頭部を枕に押しつけて首を左右に振った。
「だって……っ、舐め方がねっとりしてて……」
「いつもみたいに速いほうがいいか?」
「えっ? ――っぁ、あ!」
途端に佑の舌がチロチロと素早く動き、香澄は一気に絶頂へのきざはしを駆け上がる。
「んーっ! ん! うぅうううぅ……っ!」
陰核を中心に下腹部が熱くなり、そこから淫悦の炎が燃え上がった。
足に力を入れて腰を浮かせ、体をよじらせて痙攣したあと、ゆっくり脱力していく。
「……声、聞かせてくれたっていいだろう」
絶頂する時、香澄はとっさに両手で自分の口を塞いでいたので、秘部から顔を離した佑が不満げに言う。
「ん……、だって…………」
香澄は両手の中でハァハァと呼吸を繰り返し、口端から零れかけた涎を舐める。
「もう一回チャンスをあげるから、次は聞かせてくれ」
「えっ? あ! ――――んっ」
「どういう意味だろう?」と思った瞬間、佑は泥濘んだ秘唇を撫で、蜜口の中に指を入れてきた。
「んンっ」
とっさに下腹に力を入れたが、彼の指はヌルリと奥を目指す。
そのまま陰核の裏側をつっと撫でられ、香澄の口から悲鳴が迸った。
「そこだめっ!」
「何で? 気持ちいいだろう?」
けれど佑は意地悪に笑い、ヌチュヌチュと指を前後させてくる。
彼は香澄が感じる場所を何度も擦り、一度は鎮まりかけた官能の火を、また燃え上がらせてきた。
「きっ、……きもち……っ、から、――――だ、……めっ」
香澄は何とかして迫りくる淫悦から逃げようとし、ついには上体を起こしてしまう。
「香澄」
だが佑は彼女のお腹を押さえ、逃がさないと言わんばかりに意地悪に微笑む。
指を入れられた場所からはグチュヌチュといやらしい水音が聞こえ、恥ずかしくて堪らない。
「やぁ……っ、だ、…………め、ぁ、あ……っ」
気を抜くとあんあんといやらしく啼いてしまいそうで、香澄は必死に唇をわななかせる。
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