【R-18】【重愛注意】拾われバニーガールはヤンデレ社長の最愛の秘書になりました

第十五部・針山夫婦 編

入れただけで達くんじゃない ☆

「んぅっ、あ、あっ、……んーっ、ん……っ」

　せっかく鎮静しつつあった肉芽は、佑の亀頭に何度かいたぶられているうちに、次第に芯を持ち硬くなってくる。

「美味しそうに舐めてたな？」

　耳元で低く囁かれ、腰にゾクッと震えが走る。

　佑は香澄の花びらに手を添えは、指をＶの字にして彼女の花びらを割り開いた。
　そしてもう片方の手を自身の竿に添え、ぐぷ……と先端を蜜口に埋めてくる。

「ん！　んン…………、ぁ……っ」

「香澄？　上の口と下の口と、どっちに咥えるのが好きだ？」

「んぅ……っ、ん……っ、――し、した……っ」

　唇をわななかせながら、何とか答えた瞬間、ズンッと最奥まで突き入れられて呼吸が止まった。

「っ…………！！　――――っっ……！」

　挿入されただけで、膣奥がビクビクッと収斂して佑を呑み込もうとする。

「香澄、入れただけで達くんじゃない」

　気持ちよさそうに目を細めた佑は、彼女の顎に手を掛けてクイッと顔を上向かせる。
　そうされて、香澄の中にある被虐的な部分が悦び、新たな蜜を吐く。

「香澄は俺の体が大好きだな？　こんなに吸い上げて……」

　愉悦の籠もった声で言われ、香澄の腰にゾクゾクッと歓喜が駆け抜ける。

「ん……っ、す、すき……っ」

　コクコクと頷くと、佑がゆっくりと腰を回し、奥をねりねりといじめてきた。

「あぁあああぁ……っ」

　香澄は下腹部に力を入れて背中を丸め、次に腰を反らし、できる限り体を動かして快楽を逃がそうとする。

「だめっ、だめっ……お、お願い……っ」

「ゆっくりのほうがいいか？」

　そう言って、佑は急に妙な気遣いをして焦らしてくる。

　ヌルル……と時間をかけて屹立を引き抜き、雁首まで竿が出ると、今度はまた時間をかけてズブズブと埋めてゆく。

「んあぁああぁ……っ、そ、……じゃ、なくて……っ」

　香澄は頭を左右に振り、体をくねらせて抵抗する。

「じゃあ、速く動かしてもいいのか？」

「ん、んーっ」

　香澄は「焦らされるぐらいなら……」と思ってコクコクと頷いた。

「なるべく、耐えてくれよ？」

　佑は悪い笑みを浮かべたあと、香澄の腰に手を添えてズンズンと突き上げてきた。

「ん、あ、あ、あ、あ、あ、……っ、あ、あ、……っあ」

　性急にピストンされたかと思うと、ぐぶっと音がするまで奥まで突き上げられる。
　かと思えば浅い場所を先端で擦られ、すぐに意識が飛ぶ。

　香澄はセックスを楽しむ余裕もなく、翻弄されて憚らない嬌声を上げた。

「っあぁあぁ！　やぁあっ、や、あぁああぁ……っ、あぁーっ」

　バスルームに甘ったるい声が反響し、二人の気分を高揚させていく。

　お湯がザブザブと波立つ音も、二人の下腹部と臀部がぶつかり合う音も、すべていやらしくて堪らない。

　感じすぎた愛蜜は粘度を失い、佑の肉棒が蜜壷を前後するたびに飛沫を飛ばす。
　グポッとはしたない音が聞こえたあと、太腿を温かな愛蜜が滴っていくのが分かった。

「香澄、足をここに掛けられるか？」

　佑がトントンとバスタブの縁を叩き、香澄は何も考えず右足をそこに置く。
　まるで犬が小用を足すようなポーズだ。

そう思った時、佑も同じような体勢をとり、より深い挿入となった。

「あぐっ！　う！　……うーっ、あぁああぁ……っ」

　香澄はビクビクッと痙攣し、ブシュッと愛潮を漏らしてしまう。
　お湯にしぶきが落ちる水音がし、あまりの羞恥に顔が真っ赤になる。

「いやぁああぁ……っ、やぁ！　も、もぉ、い……っから、ぁ！」

「俺は満足してないよ」

　すっかりスイッチの入った佑は、香澄の腹部に腕をまわして上体を起こさせる。
　そしてもう片方の手で香澄の下腹部を探り、指先で肉芽を捏ね回してきた。

「それ……っ！　だ、……めぇ……っ」

　弱点を弄られながら深部をずんずんと突かれ、香澄はまた二度目、三度目、と愛潮を噴いてしまう。

　バシャッバシャッと恥ずかしい音がし、蜜をまぶした指がヌルヌルと肉真珠を撫でるたびに、香澄は腰を反らして震え続ける。

　まさに今、香澄が先ほど「ギリギリ可」と言った、潮を噴き羞恥の極みとなった状態になっている。

「気持ちいいか？　俺は気持ちいいよ。香澄の中、温かくてヌルヌルで、めちゃくちゃ締め付けてくる」

　耳元で佑が卑猥な事を言い、無意識に膣を引き絞った香澄は鮮明に彼の形を感じる。