【R-18】【重愛注意】拾われバニーガールはヤンデレ社長の最愛の秘書になりました

第十四部・東京日常 編

完璧で美しい人に、舐められる ☆

　彼はいつものように、蜜のついた指を舐めたのだろうか。

　それとも――、自分の嬌態に興奮してくれているのだろうか。

（……どっちでも、……嬉しい）

　トロリとした思考で結論を出した時、佑の両手が香澄の尻たぶに触れ、グイッと尻肉を左右に割り開いた。

「あ……」

　彼の目の前で、恥ずかしい場所がすべて丸見えになっていると思うと、顔が真っ赤になる。
　加えて香澄の体は、それだけで新たな蜜を流すほど淫奔に開発されていた。

（なに……されるの……）

　息を止めて覚悟をしていた時、ぴちゃり、と温かな舌が秘部に押し当てられた。

「あん……っ」

　小さな悲鳴を上げ、香澄はヒュッと息を呑んだ。

　佑の温かい舌がヌルヌルと蠢き、溢れた香澄の蜜を舐めている。

　ちゅ……ちゅぷ……と柔らかい粘膜を唇でついばむ音がし、大事な部分に吐息がかかって蜜口がキュッと締まった。

　――と、ズゥッ、ジュルルッと愛蜜を啜る音がし、香澄はボッと顔が燃えたかと思うほど赤面する。

「やだ……っ、や、音……っ、立てないで……っ」

　恥ずかしくて、はいはいをするように逃げようとしたが、がしっと腰を掴まれて逃がしてもらえない。

　さらに、レロォ……と秘唇を舐め上げられ、そこだけは止めてほしいのに後孔まで丹念に舐められる。

「ん……っ、ん、やだ……っ、そこ、やだ……っ」

　反抗した途端、チュバッと音を立てて後孔を吸われ、蜜壷にまた指が侵入してきた。

「んぁぁあ……っ、やだぁ、や……っ、ん、あぁ、ああぁ……っ」

　抵抗のある場所を舐められ、ゾクゾクと変な感覚に支配される中、達したばかりの媚肉を指で刺激される。
　とんでもない悦楽に、香澄の口端からトロォッと涎が滴り落ち、シーツに淫らな染みを付けた。

（佑さんに……、お尻……舐められてる……。あんな……綺麗な人に……）

　香澄の脳裏には、オーダーメイドのスーツを着て人々の羨望を一身に浴びている〝世界の御劔〟の姿が浮かんでいる。

　そんな完璧で美しい人が、不浄の場所をはしたない音を立てて舐めている。
　想像するだけで恥ずかしく、申し訳なくて堪らない。

　なのに――。

「香澄……、ん、おいし……」

　こんな事まで言ってくるので、香澄は喘ぎながら内心佑に向かって「バカバカ！」と文句を垂れていた。

「んーっ、あぁあ……っあ、あぁああ……っ」

　濡れそぼった蜜壷を指二本で暴かれ、また絶頂に向けて全身がわなないてくる。

「ひんっ」

　と、佑が小さな窄まりにフッと息を吹きかけてきて、濡れた場所に冷たさを覚えて思わず悲鳴を上げた。

　佑はもう片方の手で香澄の太腿を撫でていたが、やにわにお腹を手を移動させ、肉芽をツルンと撫でてきた。

「あぁあ、やぁっ、全部……っ、全部は……っ、だ、めぇ……っ」

　香澄はぐりぐりとシーツに額を押しつけ、荒くなる呼吸を整えながら訴える。

　だが佑は構わず後孔を舐め続け、指で蜜壷の内部をぐちゅりと掻き混ぜる。
　さらに膨らんだ肉真珠を撫で続け――。

「――ひぅっ、う……っ、んあぁああぁ……っ！！」

　香澄はこみ上げた悦楽に敗北の悲鳴を上げ、ガクガクと体を震わせてまた達してしまった。

「……っ、は、は……ぁ、はぁっ、はぁ……っ」

　そのままドサッとベッドに倒れ込み、荒い呼吸を繰り返す。
　けれどヌチュリと秘部に亀頭が当たったのを感じ、泣きそうになって懇願した。

「お願い……っ、もうちょっと待って……」

　佑は、泣いて訴える香澄の体の両側に手をつく。
　逆光になった中、彼は目をギラつかせて自分だけの女を求めた。

「俺は我慢できない」

　欲情を抑えきれない声で言い、佑はズプゥ……ッと熱い楔を押し込んできた。

「んぅ……っ」

　香澄はなんとか逃げようとして、渾身の力でズリズリと前方に這う。
　すると、ぬぷんっと佑の屹立が抜けた。

「香澄？」

　だがまた腰を掴まれてズルッと引き戻されると、お尻だけ高く上げさせられ、どちゅんっと一気に最奥まで貫かれた。

「んあぁあ……っ！」

　強い衝撃に、目の前がチカチカする。

　手足をビクビク震わせ、香澄は自覚しない悲鳴を上げて絶頂してしまった。