【R-18】【重愛注意】拾われバニーガールはヤンデレ社長の最愛の秘書になりました

臣桜

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第十三部・イタリア 編

まだ大きくしないで ☆

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「お尻は嫌って言ってるのに……」

「感じてたくせに何言ってるんだ」

 ぺちんとお尻を叩かれただけでお腹の奥が甘く疼くので、いい加減自分の淫奔な体が嫌になってしまう。

「……うー。佑さんのせいでどんどん変態に開発されちゃう」

「素質があるっていう事だよ」

 手を差し出されたので手を重ねると、グイッと引っ張られ、向かい合うように座わされる。

 その体勢になると、ビンと勃ち上がったモノが二人のお腹に挟まれる形になった。
 あの拙い奉仕でも、彼はきちんと興奮し、こうやって香澄の中に入りたいと訴えてくれている。

「……えっち」

 香澄はスリスリと佑の屹立を撫で、上目遣いに呟く。

「どすけべ」

 けれど言い返され、香澄は「もうっ」と真っ赤になって唇を尖らせた。

「どすけべな香澄は、コレが欲しいんだろ?」

 佑が香澄の手に自分の手を重ね、肉棒を握らせて軽く上下する。
 裏筋が香澄の肉芽に押しつけられ、思わず「んぅっ」と甘ったるい呻き声が漏れた。

「……ほ……、しく、な……くもない」

 意地を張ると、佑がちゅっとキスをしてきた。

「あんまり意地を張ると、香澄が思っているより、ずっと恥ずかしい思いをするかもしれないぞ?」

「う、うー……」

 佑がこう言う時は、絶対ろくな事にならない。

 香澄は意地を張るのをやめ、真っ赤になってねだった。

「ちょうだい」

 佑を抱き締めて、耳元でボソッと囁きかける。
 ついでに一矢報いたくて、フッと彼の耳に息を吹きかけた。

「素直な香澄が一番可愛いよ」

 佑は香澄の精一杯の抵抗にクスクス笑い、彼女の頭をよしよしと撫でる。

「暑くないか? 脱ごう」

 佑は着ていたカットソーの襟元をバフバフと扇ぎ、そのままグイッと脱いでしまった。

「そう……だね。着ているんだか分かんない状況だし……」

 思えば着衣のまま居間で致してしまい、高級なソファを汚さないかとか、気に掛かる事はある。

 だが今は早く佑とくっつきたくて、香澄は「うんしょ」と中途半端に体に絡まっていたワンピースとブラジャーを脱いでしまった。

「はぁ、暑かった……」

 家の中は暖房も入っているので、愛し合っていれば当然体温が上がってくる。
 素肌を晒すと、籠もっていた熱が逃げていくのを感じた。

「香澄、乗って」

「ん……」

 香澄は膝立ちになり、恥じらいながら佑の屹立に手を這わせる。

「俺を見ながら入れて」

 上級者向けのおねだりをされ、香澄は「むーっ」と彼を睨んでみせた。

 物言いたげに睨むものの、嫌な訳ではない。

 香澄は怒ったふりをしながら、佑をジッと見つめる
 そして肉竿を手でにぎにぎと確認し、亀頭を蜜口に押し当てた。

「いれ……る、よ?」

「ん」

 ちゅっと触れるだけのキスをされたあと、香澄は呼吸を整えながら腰を落としていく。

「ん……、んーっ……、ン、ぁ……」

 小さな孔を拡げ、佑の一番大きな部分を懸命に呑み込む。
 粘膜が引き延ばされる感覚を口を引き結んで堪えていると、目の前で佑が嗜虐的に笑った。

 彼のその顔を見て、香澄は余計に感じてしまう。
 意地悪だと思うのに、彼が嬉しそうに笑っているだけですべて許せる。

「あ……。おっきぃ……。かた……ぃ」

 だから恥ずかしいけれど、できるだけ佑が喜ぶ言葉を素直に言うようにした。

 実際本当にそう思っているから嘘ではないし、演技でもない。
 けれど本来の自分なら恥ずかしくて言わない言葉だ。

「んっ」

 まだ半分ほど蜜口に含んだだけなのに、佑の肉棒がぐっと質量を増した。

「……まだ、おっきくしないで……。ぜんぶ、入ってないんだから……」

 香澄は切れ切れの声で訴え、佑を軽く睨む。
 けれど彼は嬉しそうに微笑み、額にキスをしてくるだけだ。

「香澄が可愛いから、興奮する」

「もう……」

 香澄はゴクッと口腔に溜まった唾を嚥下し、濡れた唇を舐めながらさらに腰を落とした。
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