751 / 1,548
第十二部・パリ 編
〝どっちも〟 ☆
しおりを挟む
「あ……っ、ん」
花びらに触れられるとラビアリングに刺激が与えられ、香澄はカァッと赤面する。
「凄い濡れてる。キスだけで感じた? それとも今日の装いが気に入った?」
香澄の乳首をリングごと吸い、舌でいやらしく舐めてから佑が問う。
「や……ぁ……っ。ン……ん、……ちが……っの」
「違う? こんなに濡れてるのに?」
もう一度香澄の秘唇を撫でた佑は、その指を香澄の目の前にかざした。
佑の長くて綺麗な指に透明な粘液が纏わり付き、トロ……と糸を引いている。
「や、やだ……っ」
恥じらう香澄の反応を見て佑は妖艶に笑い、その指をペロリと舐めた。
「濡れたついでに、もっと濡らそうか」
喉の奥でクク、と笑い、佑は舐めた指を再び香澄の秘所に滑らせ、クチュリと蜜口に押し込んできた。
「ん、んんーっ……」
膣内が、佑の指を含んだだけで濡れそぼって悦んでいるのが分かる。
香澄は切なく眉間に皺を寄せ、喉を晒して懊悩した。
佑はその喉元に軽く噛みつき、チュッとキスをしてからまた乳首にしゃぶりつく。
ぐちゅ、ぐちゅとゆっくり蜜壷が掻き混ぜられ、胸は卑猥なアクセサリーごと舐められる。
香澄が体をヒクつかせるたび、肌の上を繊細なチェーンが滑ってゾクゾクした。
ときおり胸と秘部とで、リングのついた部分が軽く引っ張られ、小さな痛みとも気持ちよさともつかない感覚を与えてくる。
このチクリとした痛みを気持ちいいと思えているのかは謎のままだが、普段は得られない刺激でたっぷりと秘所を濡らしているのは事実だった。
「あぁ……っ、ん、あぁ、……んーっ、ンぅ、んんぅ……」
佑は何度も乳首を優しく舐める途中で、気まぐれに甘噛みしてくる。
そのたびに香澄は大げさなまでに体を震わせた。
蜜壷に指を挿し入れる傍ら、佑は残る指でうさぎの尻尾にぐぅっ……と奥に押し込んでくる。
「ふぅ……っ、うぅっ、うぁああぁ……っ!」
慣れない刺激ばかりで、香澄は混乱しながら声を上げた。
そんな彼女を見て、佑はうっとりと笑う。
「香澄は濡れやすくていいうさぎだな」
「ん、やだぁ……っ、は、……ずかし……っ」
佑の指先が柔らかな膣壁を押し、そのたびに体内から蜜が果汁の如く溢れてくる。
「指、増やすぞ」
告げたあと、彼は挿入する指をもう一本増やし、香澄の蜜洞を暴いてきた。
「っきゃぁあぁっ」
それと同時に、今まで触れられずに気を抜いていた場所――肉芽を親指でピンッと弾かれ、香澄は腰を反らして悲鳴を上げる。
思わず渾身の力で佑の手首を掴んだが、それで抵抗できるはずもない。
佑は蜜洞を二本の指で擦りながら、親指の腹で膨らんだ真珠をヌルヌルと撫で続ける。
執拗で静かな愛撫だからこそ、心地よさが蓄積され波が大きくなっていった。
「あーっ、ん、た……すく、さ……っ、だめ、……んーっ、ダメ、……ぇっ」
何度も甘達きしているうちに両足に力がこもり、腰が浮く。
本能的に逃げようとしているのだが、彼が上に覆い被さっているのでどこにも逃げられない。
「香澄は中で達くのと外で達くのと、どっちが好き?」
いやらしい質問をされ、限界に追いやられた香澄は必死に首を横に振る。
「やぁ……っ、どっちも……っ、やぁ、……あぁあっ」
吸われすぎてぷっくりと赤くなった乳首に、フッと息が吹きかけられる。
その刺激だけでも堪らず、香澄は顔を仰のけて呼吸を乱した。
「ふぅん? 〝どっちも〟好き、か」
蜜壷から指を抜かれ安堵したのもつかの間、彼はベッドに幾つも置いてある飾り枕の一つ香澄の腰の下に挟んだ。
佑は角度を得て上向いた恥丘にキスをし、もう一度蜜壷に指を挿し入れ、さらに秘部に顔を埋めて真珠を舐めてきた。
「っあぁあぁん……っ、やぁ、あ、……ン、あーっ」
最も感じる場所を柔らかな舌でピチャピチャと舐められ、香澄は一気に上り詰める。
「待ってぇ……っ、佑さ……っ、待って、ま、――あぁあっ、やだっ、まだ達きたくないの……っ、や、――――ん、やぁっ」
佑は揃えた指の腹で香澄の弱点を何度も擦り、膨らんだ真珠をレロレロと舐め続ける。
静かだからこそてきめんに効く攻めに、香澄は目の前がチカチカ瞬いている心地になった。
「い、――――く、達く……っ」
香澄は震える声で告げたあと、両手で佑の頭を押し、太腿で彼の頭を挟んで絶頂した。
激しくいきんでブルブルッと震えたあと、頭の中が真っ白になると同時に体が弛緩していく。
花びらに触れられるとラビアリングに刺激が与えられ、香澄はカァッと赤面する。
「凄い濡れてる。キスだけで感じた? それとも今日の装いが気に入った?」
香澄の乳首をリングごと吸い、舌でいやらしく舐めてから佑が問う。
「や……ぁ……っ。ン……ん、……ちが……っの」
「違う? こんなに濡れてるのに?」
もう一度香澄の秘唇を撫でた佑は、その指を香澄の目の前にかざした。
佑の長くて綺麗な指に透明な粘液が纏わり付き、トロ……と糸を引いている。
「や、やだ……っ」
恥じらう香澄の反応を見て佑は妖艶に笑い、その指をペロリと舐めた。
「濡れたついでに、もっと濡らそうか」
喉の奥でクク、と笑い、佑は舐めた指を再び香澄の秘所に滑らせ、クチュリと蜜口に押し込んできた。
「ん、んんーっ……」
膣内が、佑の指を含んだだけで濡れそぼって悦んでいるのが分かる。
香澄は切なく眉間に皺を寄せ、喉を晒して懊悩した。
佑はその喉元に軽く噛みつき、チュッとキスをしてからまた乳首にしゃぶりつく。
ぐちゅ、ぐちゅとゆっくり蜜壷が掻き混ぜられ、胸は卑猥なアクセサリーごと舐められる。
香澄が体をヒクつかせるたび、肌の上を繊細なチェーンが滑ってゾクゾクした。
ときおり胸と秘部とで、リングのついた部分が軽く引っ張られ、小さな痛みとも気持ちよさともつかない感覚を与えてくる。
このチクリとした痛みを気持ちいいと思えているのかは謎のままだが、普段は得られない刺激でたっぷりと秘所を濡らしているのは事実だった。
「あぁ……っ、ん、あぁ、……んーっ、ンぅ、んんぅ……」
佑は何度も乳首を優しく舐める途中で、気まぐれに甘噛みしてくる。
そのたびに香澄は大げさなまでに体を震わせた。
蜜壷に指を挿し入れる傍ら、佑は残る指でうさぎの尻尾にぐぅっ……と奥に押し込んでくる。
「ふぅ……っ、うぅっ、うぁああぁ……っ!」
慣れない刺激ばかりで、香澄は混乱しながら声を上げた。
そんな彼女を見て、佑はうっとりと笑う。
「香澄は濡れやすくていいうさぎだな」
「ん、やだぁ……っ、は、……ずかし……っ」
佑の指先が柔らかな膣壁を押し、そのたびに体内から蜜が果汁の如く溢れてくる。
「指、増やすぞ」
告げたあと、彼は挿入する指をもう一本増やし、香澄の蜜洞を暴いてきた。
「っきゃぁあぁっ」
それと同時に、今まで触れられずに気を抜いていた場所――肉芽を親指でピンッと弾かれ、香澄は腰を反らして悲鳴を上げる。
思わず渾身の力で佑の手首を掴んだが、それで抵抗できるはずもない。
佑は蜜洞を二本の指で擦りながら、親指の腹で膨らんだ真珠をヌルヌルと撫で続ける。
執拗で静かな愛撫だからこそ、心地よさが蓄積され波が大きくなっていった。
「あーっ、ん、た……すく、さ……っ、だめ、……んーっ、ダメ、……ぇっ」
何度も甘達きしているうちに両足に力がこもり、腰が浮く。
本能的に逃げようとしているのだが、彼が上に覆い被さっているのでどこにも逃げられない。
「香澄は中で達くのと外で達くのと、どっちが好き?」
いやらしい質問をされ、限界に追いやられた香澄は必死に首を横に振る。
「やぁ……っ、どっちも……っ、やぁ、……あぁあっ」
吸われすぎてぷっくりと赤くなった乳首に、フッと息が吹きかけられる。
その刺激だけでも堪らず、香澄は顔を仰のけて呼吸を乱した。
「ふぅん? 〝どっちも〟好き、か」
蜜壷から指を抜かれ安堵したのもつかの間、彼はベッドに幾つも置いてある飾り枕の一つ香澄の腰の下に挟んだ。
佑は角度を得て上向いた恥丘にキスをし、もう一度蜜壷に指を挿し入れ、さらに秘部に顔を埋めて真珠を舐めてきた。
「っあぁあぁん……っ、やぁ、あ、……ン、あーっ」
最も感じる場所を柔らかな舌でピチャピチャと舐められ、香澄は一気に上り詰める。
「待ってぇ……っ、佑さ……っ、待って、ま、――あぁあっ、やだっ、まだ達きたくないの……っ、や、――――ん、やぁっ」
佑は揃えた指の腹で香澄の弱点を何度も擦り、膨らんだ真珠をレロレロと舐め続ける。
静かだからこそてきめんに効く攻めに、香澄は目の前がチカチカ瞬いている心地になった。
「い、――――く、達く……っ」
香澄は震える声で告げたあと、両手で佑の頭を押し、太腿で彼の頭を挟んで絶頂した。
激しくいきんでブルブルッと震えたあと、頭の中が真っ白になると同時に体が弛緩していく。
22
お気に入りに追加
2,541
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
『逃れられない淫らな三角関係』番外編 ヘルプラインを活用せよ!
臣桜
恋愛
『逃れられない淫らな三角関係』の番外編です。
やりとりのある特定の読者さまに向けた番外編(小冊子)です。
他にも色々あるのですが、差し障りのなさそうなものなので公開します。
(他の番外編は、リアルブランド名とかを出してしまっている配慮していないものなので、ここに載せるかは検討中)
イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?
すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。
「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」
家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。
「私は母親じゃない・・・!」
そう言って家を飛び出した。
夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。
「何があった?送ってく。」
それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。
「俺と・・・結婚してほしい。」
「!?」
突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。
かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。
そんな彼に、私は想いを返したい。
「俺に・・・全てを見せて。」
苦手意識の強かった『営み』。
彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。
「いあぁぁぁっ・・!!」
「感じやすいんだな・・・。」
※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。
※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。
それではお楽しみください。すずなり。
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
イケメン彼氏は警察官!甘い夜に私の体は溶けていく。
すずなり。
恋愛
人数合わせで参加した合コン。
そこで私は一人の男の人と出会う。
「俺には分かる。キミはきっと俺を好きになる。」
そんな言葉をかけてきた彼。
でも私には秘密があった。
「キミ・・・目が・・?」
「気持ち悪いでしょ?ごめんなさい・・・。」
ちゃんと私のことを伝えたのに、彼は食い下がる。
「お願いだから俺を好きになって・・・。」
その言葉を聞いてお付き合いが始まる。
「やぁぁっ・・!」
「どこが『や』なんだよ・・・こんなに蜜を溢れさせて・・・。」
激しくなっていく夜の生活。
私の身はもつの!?
※お話の内容は全て想像のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※表現不足は重々承知しております。まだまだ勉強してまいりますので温かい目で見ていただけたら幸いです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
では、お楽しみください。
冷淡だった義兄に溺愛されて結婚するまでのお話
水瀬 立乃
恋愛
陽和(ひより)が16歳の時、シングルマザーの母親が玉の輿結婚をした。
相手の男性には陽和よりも6歳年上の兄・慶一(けいいち)と、3歳年下の妹・礼奈(れいな)がいた。
義理の兄妹との関係は良好だったが、事故で母親が他界すると2人に冷たく当たられるようになってしまう。
陽和は秘かに恋心を抱いていた慶一と関係を持つことになるが、彼は陽和に愛情がない様子で、彼女は叶わない初恋だと諦めていた。
しかしある日を境に素っ気なかった慶一の態度に変化が現れ始める。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる