【R-18】【重愛注意】拾われバニーガールはヤンデレ社長の最愛の秘書になりました

臣桜

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第十二部・パリ 編

卑猥なリング ☆

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 香澄だって、世の中のある程度の事を分かっていると自覚している。

 しかし佑と一緒にいると、色んな意味で、まだまだ知らない世界があると思い知らされる。

 この手の世界は奥が深い。

 佑が手を出さない分野――ハードSMやもっと凄い事――なら、香澄には想像もつかない愛し合い方や関係があるのだろう。

(……けど、佑さんがこういう事に嵌まりすぎると、凝り性だから全部私に被害がきそう……)

 途方に暮れていると、佑が嬉しそうに笑った。

「よし、尖ったな。つけるよ」

 よく見るとリングの合わせ目にはシリコンの留め具があり、痛みが軽減されるようになっていた。

 佑は慎重に香澄の乳首を挟み、リングを押さえていた指の力をゆっくり抜く。

「どう?」

「んー……、ちょっとチクッとする。痛い……かもしれないけど、大丈夫」

 細いモノで乳首を押さえられているので、ツンとした痛みはある。

 けれど痛くて堪らないほどではないので、まだ我慢できた。

 ……というか、その細かな痛みが、体の深部にざわざわとした感覚を生む。

 意外にもこのアクセサリーで快楽を得てしまいそうで、香澄は焦っていた

「じゃあ、もう片方もつけるよ」

 同様に反対側の乳首にもリングをつけられ、香澄は唇を引き結ぶ。

「……香澄は大人しくていいうさぎだな」

 うさ耳のついた頭を撫でてから、佑は細いチェーンの留め具を香澄の腰の後ろで留める。

 首から下がったチェーンは、胸元で左右の乳首に伸びている。
 中央のチェーンは腹部に伸び、何重にもなったチェーンで腰を飾っていた。

 まるで昔の淫靡な踊り子のようだ。

「香澄。ラビアにつけるからそこに座って脚を開いて」

「ラビ……」

「ここ。ラビアって言うの知らないか? これはラビアリングって言うんだよ」

 細いリングを手の中で弄び、佑が妖艶に笑う。

「……んもー……」

 香澄は真っ赤になるとバスタブの縁に腰掛け、佑を軽く睨んだまま脚を開く。

「……んン……っ」

 うさぎの尻尾が大理石に触れて自重が加わり、香澄は悲鳴を上げて腰を浮かせる。

 佑は満足そうな笑みを浮かべ、香澄の内腿にキスをしてきた。
 彼は真っ白な内腿に吸い付き、幾つもの所有印を刻んでいく。

「……ぁ、……ん、……あぁ……」

 ちう、と吸い付かれるたびに、お腹の奥に甘い痺れが走る。

 佑の目の前で秘部を曝け出す羞恥と、彼の所有物である印をつけられている心地よさとでクラクラしてきた。

「……柔らかい……」

 佑が吐息混じりに呟き、幸せそうに笑った。

 ちゅ、ちゅ、と佑はリップ音を立て、次第に花芯に唇を近付けていく。
 色っぽい吐息をついて彼の髪を撫で、香澄はおねだりをする。

「……あんまり痛くしないでね? 痛くなったら取ってもいい?」

「当たり前だよ。視覚的に俺が満足できたらそれで十分。痛くなったらすぐに言って」

 佑は香澄の太腿に指を埋め、下着を穿いているのに剥き出しになっている花弁に、ちゅ……っと湿った音を立ててキスをした。

「あ……っ」

 そのあと何回か花びらを舐め、ちゅっちゅっとキスをする。

「もう潤んでる。香澄はやらしいな」

 最後に肉芽をちゅっと吸ってから、佑はリングに手を掛けた。

「つけるよ」

「ん……」

 大事な場所なので緊張して息を止めていると、陰唇にチクッとした感覚が訪れた。

 佑にあらかじめシリコンの部分を見せてもらって、それほど尖っていないのは分かっている。
 それでも脳が「痛い」と感じてしまうのか、香澄はびくんっと体を震わせた。

「痛い?」

「……だ、大丈夫……」

「あと三つつけるよ」

「ん……」

 こんな卑猥なアクセサリーをつけるのは生まれて初めてで、どんな反応をしたらいいのか分からない。

「つけるなら……早くつけちゃって」

「分かった」

 佑は迷いのない手で、残る三つのリングを香澄の秘唇につけた。
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