【R-18】【重愛注意】拾われバニーガールはヤンデレ社長の最愛の秘書になりました

臣桜

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第十二部・パリ 編

いただきます ☆

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 とりあえず香澄の無事を確かめたので、ウォークインクローゼットまで行って衣類を脱いだ。

 それから少し頭を冷やすため、バスルームに入ってシャワーを浴びた。

 無心で体と髪を洗い、体を拭いてからフェイスケアをし、体にも保湿のためにウード&ベルガモッドのボディクリームを塗る。
 この香りをさせていると香澄が喜ぶので、セルフケアが捗る。

 電動歯ブラシを使うと香澄を起こしてしまうので、歯ブラシで静かに歯を磨く。

 鏡に映った自分の顔を見て、佑は溜め息をつく。

 ニセコで香澄と再会して以来、食欲は戻ったので食事はちゃんとしている。
 体重も戻ってきたと思うが、いかんせんヨーロッパに来てから心労を負っていた。

(健康でいないと香澄に心配される。これからローマにも寄って、気持ちを切り替えてから帰国する。香澄も仕事に復帰すると言っているし、彼女のために俺がいい雰囲気でいないと)

 鏡の中の冴えない顔をした男を見つめながら、佑はこれからのスケジュールに合わせて心構えをする。

「よし」

 小さく頷き、佑は下着一枚でベッドルームに向かった。

 羽根布団に潜り込むと、キングサイズのベッドが少したわむ。

 香澄の隣に寝転び、そっと彼女の髪の毛を撫でた。
 まっすぐな髪の毛を指で梳き、ツルツルとした感触を楽しむ。

 起こさないように香澄の背中に手をやり、優しく抱き締める。
 首元に顔を埋めて匂いを吸い込むと、ネクタリンが甘く香った。

(……帰ってきた)

 もう一度同じ事を思い、佑はゆっくり深呼吸をする。

 自分は香澄の側でだけ、気持ちよく呼吸ができる気がする。

 彼女のもとにいて初めて、身も心も穏やかでいられる。

(けど……)

 香澄の匂いと体温を感じていると、どうしてもムラムラしてしまう。

(怒られるかな)

 そう思いつつ、佑は香澄のパジャマのボタンに躊躇いなく手を伸ばしていた。
 一つずつボタンを外していくと、香澄の真っ白な肌が見える。

 ナイトブラをつけている時もあるのだが、今日はつけていない日らしくラッキーだ。

 お腹が一杯になるとつけたくないらしいが、夕食のフレンチを食べ過ぎたのだろうか。
 そう思うと食いしん坊の彼女らしくて思わず笑ってしまう。

(明日の朝食はクロックムッシュって言っていたっけ。香澄と一緒に食事をとるのが、何だか久しぶりに思える。不思議だな)

 香澄の胸を揉み、彼女の額に唇を押しつける。

(……駄目だ。だんだんムラムラしてきた)

 こみ上げる欲望は際限がなく、気が付くと佑は香澄のズボンを下ろしていた。

 香澄の上に馬乗りになり、彼女を見下ろす。

 まろやかな双丘の下にはなだらかなお腹があり、ウエストはキュッと括れている。
 臀部は魅惑的に張り出していて、太腿は引き締まっていながらむっちりと美味しそうだ。

 香澄の体を見ただけで、佑の雄は芯を持ち下着を盛り上げている。

 彼女の体の横に手をつき、首筋や胸元にキスをした。

 ふんわりと柔らかい肌から甘い香りが漂い、佑の理性をたやすく奪っていく。

(こんな美味しい果実、目の前にあるのに食べないほうがどうかしてるだろ)

 佑はごくんと唾を嚥下し、本格的に香澄の胸にしゃぶりついた。

 ちゅ、ちゅと乳首にキスをし、舌の平らな部分で舐めて唾液をまぶす。
 尖り始めたそこにもう一度キスをし、同じように反対側も愛する。

 カリ……と乳首を甘噛みすると、香澄が「ん……」と微かに声を漏らした。

 寝ている間にいけない事をしている罪悪感が、より佑を興奮させる。

 下着の中で彼の分身が大きく張り詰め、存在を誇示していた。

「……我慢できない……」

 かすれた声を出し、佑は香澄の胸にしゃぶりついたまま、彼女の下着を脱がす。

 力の抜けた脚を広げ、自分も下着を脱ぐと香澄の秘部に雄芯を押しつけた。

「香澄……」

 耳元で熱く囁いても、彼女は目を覚まさない。

 繊細なところもあるが、一度寝るとなかなか起きない。

 チロリと耳朶を舐めても、くすぐったそうに顔を背けるだけで呻き声すら漏らさない。
 そんな彼女を見て、佑は悪い笑みを浮かべる。

「起きない香澄が悪いんだよ」

 加害者の言い訳をし、佑は本格的に香澄に悪戯を始めた。

 ほんの少し開いた可愛らしい唇を指でなぞり、ちゅ……っと軽くキスをする。

 香澄の花弁はまだ濡れていないので、彼女の腰を抱え上げ自分の枕の一つを差し込んだ。
 薄闇の中で蜜を滲ませ、微かに光る秘唇を見て佑は舌なめずりをする。

「……いただきます」

 呟いたあと、佑は両手の親指で香澄の花弁を左右に引っ張り、ピチャリと舌を押し当てた。
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