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第十二部・パリ 編
いただきます ☆
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とりあえず香澄の無事を確かめたので、ウォークインクローゼットまで行って衣類を脱いだ。
それから少し頭を冷やすため、バスルームに入ってシャワーを浴びた。
無心で体と髪を洗い、体を拭いてからフェイスケアをし、体にも保湿のためにウード&ベルガモッドのボディクリームを塗る。
この香りをさせていると香澄が喜ぶので、セルフケアが捗る。
電動歯ブラシを使うと香澄を起こしてしまうので、歯ブラシで静かに歯を磨く。
鏡に映った自分の顔を見て、佑は溜め息をつく。
ニセコで香澄と再会して以来、食欲は戻ったので食事はちゃんとしている。
体重も戻ってきたと思うが、いかんせんヨーロッパに来てから心労を負っていた。
(健康でいないと香澄に心配される。これからローマにも寄って、気持ちを切り替えてから帰国する。香澄も仕事に復帰すると言っているし、彼女のために俺がいい雰囲気でいないと)
鏡の中の冴えない顔をした男を見つめながら、佑はこれからのスケジュールに合わせて心構えをする。
「よし」
小さく頷き、佑は下着一枚でベッドルームに向かった。
羽根布団に潜り込むと、キングサイズのベッドが少したわむ。
香澄の隣に寝転び、そっと彼女の髪の毛を撫でた。
まっすぐな髪の毛を指で梳き、ツルツルとした感触を楽しむ。
起こさないように香澄の背中に手をやり、優しく抱き締める。
首元に顔を埋めて匂いを吸い込むと、ネクタリンが甘く香った。
(……帰ってきた)
もう一度同じ事を思い、佑はゆっくり深呼吸をする。
自分は香澄の側でだけ、気持ちよく呼吸ができる気がする。
彼女のもとにいて初めて、身も心も穏やかでいられる。
(けど……)
香澄の匂いと体温を感じていると、どうしてもムラムラしてしまう。
(怒られるかな)
そう思いつつ、佑は香澄のパジャマのボタンに躊躇いなく手を伸ばしていた。
一つずつボタンを外していくと、香澄の真っ白な肌が見える。
ナイトブラをつけている時もあるのだが、今日はつけていない日らしくラッキーだ。
お腹が一杯になるとつけたくないらしいが、夕食のフレンチを食べ過ぎたのだろうか。
そう思うと食いしん坊の彼女らしくて思わず笑ってしまう。
(明日の朝食はクロックムッシュって言っていたっけ。香澄と一緒に食事をとるのが、何だか久しぶりに思える。不思議だな)
香澄の胸を揉み、彼女の額に唇を押しつける。
(……駄目だ。だんだんムラムラしてきた)
こみ上げる欲望は際限がなく、気が付くと佑は香澄のズボンを下ろしていた。
香澄の上に馬乗りになり、彼女を見下ろす。
まろやかな双丘の下にはなだらかなお腹があり、ウエストはキュッと括れている。
臀部は魅惑的に張り出していて、太腿は引き締まっていながらむっちりと美味しそうだ。
香澄の体を見ただけで、佑の雄は芯を持ち下着を盛り上げている。
彼女の体の横に手をつき、首筋や胸元にキスをした。
ふんわりと柔らかい肌から甘い香りが漂い、佑の理性をたやすく奪っていく。
(こんな美味しい果実、目の前にあるのに食べないほうがどうかしてるだろ)
佑はごくんと唾を嚥下し、本格的に香澄の胸にしゃぶりついた。
ちゅ、ちゅと乳首にキスをし、舌の平らな部分で舐めて唾液をまぶす。
尖り始めたそこにもう一度キスをし、同じように反対側も愛する。
カリ……と乳首を甘噛みすると、香澄が「ん……」と微かに声を漏らした。
寝ている間にいけない事をしている罪悪感が、より佑を興奮させる。
下着の中で彼の分身が大きく張り詰め、存在を誇示していた。
「……我慢できない……」
かすれた声を出し、佑は香澄の胸にしゃぶりついたまま、彼女の下着を脱がす。
力の抜けた脚を広げ、自分も下着を脱ぐと香澄の秘部に雄芯を押しつけた。
「香澄……」
耳元で熱く囁いても、彼女は目を覚まさない。
繊細なところもあるが、一度寝るとなかなか起きない。
チロリと耳朶を舐めても、くすぐったそうに顔を背けるだけで呻き声すら漏らさない。
そんな彼女を見て、佑は悪い笑みを浮かべる。
「起きない香澄が悪いんだよ」
加害者の言い訳をし、佑は本格的に香澄に悪戯を始めた。
ほんの少し開いた可愛らしい唇を指でなぞり、ちゅ……っと軽くキスをする。
香澄の花弁はまだ濡れていないので、彼女の腰を抱え上げ自分の枕の一つを差し込んだ。
薄闇の中で蜜を滲ませ、微かに光る秘唇を見て佑は舌なめずりをする。
「……いただきます」
呟いたあと、佑は両手の親指で香澄の花弁を左右に引っ張り、ピチャリと舌を押し当てた。
それから少し頭を冷やすため、バスルームに入ってシャワーを浴びた。
無心で体と髪を洗い、体を拭いてからフェイスケアをし、体にも保湿のためにウード&ベルガモッドのボディクリームを塗る。
この香りをさせていると香澄が喜ぶので、セルフケアが捗る。
電動歯ブラシを使うと香澄を起こしてしまうので、歯ブラシで静かに歯を磨く。
鏡に映った自分の顔を見て、佑は溜め息をつく。
ニセコで香澄と再会して以来、食欲は戻ったので食事はちゃんとしている。
体重も戻ってきたと思うが、いかんせんヨーロッパに来てから心労を負っていた。
(健康でいないと香澄に心配される。これからローマにも寄って、気持ちを切り替えてから帰国する。香澄も仕事に復帰すると言っているし、彼女のために俺がいい雰囲気でいないと)
鏡の中の冴えない顔をした男を見つめながら、佑はこれからのスケジュールに合わせて心構えをする。
「よし」
小さく頷き、佑は下着一枚でベッドルームに向かった。
羽根布団に潜り込むと、キングサイズのベッドが少したわむ。
香澄の隣に寝転び、そっと彼女の髪の毛を撫でた。
まっすぐな髪の毛を指で梳き、ツルツルとした感触を楽しむ。
起こさないように香澄の背中に手をやり、優しく抱き締める。
首元に顔を埋めて匂いを吸い込むと、ネクタリンが甘く香った。
(……帰ってきた)
もう一度同じ事を思い、佑はゆっくり深呼吸をする。
自分は香澄の側でだけ、気持ちよく呼吸ができる気がする。
彼女のもとにいて初めて、身も心も穏やかでいられる。
(けど……)
香澄の匂いと体温を感じていると、どうしてもムラムラしてしまう。
(怒られるかな)
そう思いつつ、佑は香澄のパジャマのボタンに躊躇いなく手を伸ばしていた。
一つずつボタンを外していくと、香澄の真っ白な肌が見える。
ナイトブラをつけている時もあるのだが、今日はつけていない日らしくラッキーだ。
お腹が一杯になるとつけたくないらしいが、夕食のフレンチを食べ過ぎたのだろうか。
そう思うと食いしん坊の彼女らしくて思わず笑ってしまう。
(明日の朝食はクロックムッシュって言っていたっけ。香澄と一緒に食事をとるのが、何だか久しぶりに思える。不思議だな)
香澄の胸を揉み、彼女の額に唇を押しつける。
(……駄目だ。だんだんムラムラしてきた)
こみ上げる欲望は際限がなく、気が付くと佑は香澄のズボンを下ろしていた。
香澄の上に馬乗りになり、彼女を見下ろす。
まろやかな双丘の下にはなだらかなお腹があり、ウエストはキュッと括れている。
臀部は魅惑的に張り出していて、太腿は引き締まっていながらむっちりと美味しそうだ。
香澄の体を見ただけで、佑の雄は芯を持ち下着を盛り上げている。
彼女の体の横に手をつき、首筋や胸元にキスをした。
ふんわりと柔らかい肌から甘い香りが漂い、佑の理性をたやすく奪っていく。
(こんな美味しい果実、目の前にあるのに食べないほうがどうかしてるだろ)
佑はごくんと唾を嚥下し、本格的に香澄の胸にしゃぶりついた。
ちゅ、ちゅと乳首にキスをし、舌の平らな部分で舐めて唾液をまぶす。
尖り始めたそこにもう一度キスをし、同じように反対側も愛する。
カリ……と乳首を甘噛みすると、香澄が「ん……」と微かに声を漏らした。
寝ている間にいけない事をしている罪悪感が、より佑を興奮させる。
下着の中で彼の分身が大きく張り詰め、存在を誇示していた。
「……我慢できない……」
かすれた声を出し、佑は香澄の胸にしゃぶりついたまま、彼女の下着を脱がす。
力の抜けた脚を広げ、自分も下着を脱ぐと香澄の秘部に雄芯を押しつけた。
「香澄……」
耳元で熱く囁いても、彼女は目を覚まさない。
繊細なところもあるが、一度寝るとなかなか起きない。
チロリと耳朶を舐めても、くすぐったそうに顔を背けるだけで呻き声すら漏らさない。
そんな彼女を見て、佑は悪い笑みを浮かべる。
「起きない香澄が悪いんだよ」
加害者の言い訳をし、佑は本格的に香澄に悪戯を始めた。
ほんの少し開いた可愛らしい唇を指でなぞり、ちゅ……っと軽くキスをする。
香澄の花弁はまだ濡れていないので、彼女の腰を抱え上げ自分の枕の一つを差し込んだ。
薄闇の中で蜜を滲ませ、微かに光る秘唇を見て佑は舌なめずりをする。
「……いただきます」
呟いたあと、佑は両手の親指で香澄の花弁を左右に引っ張り、ピチャリと舌を押し当てた。
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