【R-18】【重愛注意】拾われバニーガールはヤンデレ社長の最愛の秘書になりました

臣桜

文字の大きさ
上 下
506 / 1,559
第九部・贖罪 編

二つ孔を弄られて ☆

しおりを挟む
「俺の事が好きで……、こんなになってるんだな?」

 色素の薄い瞳で見つめられ、香澄は赤面して俯いた。

「うぅ……」
「嬉しいよ」

 また耳元で囁かれ、まるい耳が軽く噛まれる。
 同時に指が一本蜜口に入り込み、香澄は鋭く息を吸い込んだ。

「あぁ……、は、……ぁ、……ん、ンぅ……」

 潤った場所を佑の長い指が前後し、香澄の頭を湯だたせてゆく。

「香澄、気持ちいいか?」
「……ん、好き……。佑さんの指……す、……きっ」

 嬉しくて――彼にも感じてほしくて、香澄はわざと佑の耳元で囁いた。

「そうか? じゃあ、これも?」
「っひぁ!」

 それまで香澄のお尻を撫で回していた手が、不意に尾てい骨の辺りに這い、窄まった後孔をくるりと撫でた。

「っやぁあ……っ、そっちは……やぁっ」

 まだ慣れていない場所が、ヒクンと疼く。

「じゃあ、こっちに指を三本入れられるのと、後ろに指を一本入れられるの、どっちがいい?」
「っや……っ、どっちもやぁっ」

 佑の指が二本に増え、香澄の内壁を擦ってくる。
 知り尽くした香澄の弱点をジワジワと攻めたて、ときおり不規則に後孔が撫でられる。

「っひぁ、あ、――あぁ、んぅ……あ、あぁ……っ」
「香澄、自分で胸いじってみて」
「ぁ……え?」

 潤んだ目で佑に問いかけると、目の前で美しい人が艶然と微笑んだ。

「香澄が自分の手で感じているところが見たい。下は俺がやってあげるから、胸は香澄がして」
「ン……、ん……ぅ、も……ぉ」

 香澄はとろけた目で軽く佑を睨み、両手を胸に這わせる。
 人差し指で勃起した乳首に触れただけで、ジン……と深い疼きが体の深部に染み渡った。

「あ……っ、あぁ、あー……、ン、あぁ……っ」

 蜜壷には佑の指が二本入り、後孔にも指が一本入ろうとしている。
 入り口を指先が出入りし、小さな孔が二つひくつく。
 トロンとした顔で香澄は佑を見つめ、自身の乳首の先端にそっと指を這わせた。

「ア……、ぁ、……んー……ン、ぁ、……あぁ……っ、ア……」

 とてもみだらな事をしている。
 その自覚が香澄の表情をより色めいたものにさせ、佑を興奮させる。

「……おいしそ」

 佑が香澄の胸元に顔を寄せ、上目遣いに命令した。

「香澄、胸支えてて。キスマークつけたい」
「え……っ、や、残るのや……っ、あんっ!」

 抵抗しようとした時、後孔につぷんと指が入り込み、香澄は悲鳴を上げた。
 ぬるついた蜜洞を指が二本前後し、香澄の弱点をこすりたてる。

「はぁ……っ、あ、や――あぁ、だ……っめぁ、ア……っ」
「つけさせて。香澄は俺のものだ」
「――くっ、ぁ、あ……っふ、――ん、も、しょ……なぃ……っ、なっ」

 たぷっと両手で乳房を寄せ、佑の前に差し出すと、彼が嬉しそうにまっ白な乳房を舐め回してきた。

「あぁ……あ……。舌……っ、やらし……っ」

 レロレロと舐め回し、軽く唇だけでちゅうっ、ちゅばっといやらしい音を立てる。
 それだけで香澄の子宮がジンジンと疼き、彼の指でさらに追い詰められる。

 香澄の声を聞き、佑が上目遣いに見つめてきた。

「ぁあ……っ、や――、目。目ぇっ、見な……っで……っ」

 佑の綺麗な色の目に見られるのが恥ずかしい。
 孔を二つ暴かれて、とろけた顔をしているのを見られるのが――、恥ずかしい。

 腰をくねらせ抵抗を見せている香澄を強く見つめ、佑が白い乳房にきつく吸い付いた。

「んっ……ぃ、――た」

 歯を立てるほど強く吸われ、香澄が顔を歪める。
 けれど佑に与えられるものなら、痛みであってもすべて快楽に変わってしまう。
 ジワンと下肢に新たな淫悦がはしり、香澄は膣を引き絞って達した。

「んっ! ――ぅうっ、ぁ、――――ァ、ン、……ぁっ、あ」

 達している途中だというのに、佑の指は蜜壷と後孔の中で蠢き続けている。
 コリュコリュと香澄の弱い所を擦りたて、さらに達けと追い立てている。

「……は」

 佑がようやく顔を離し、白い肌にくっきりと刻まれたうっ血痕を見る。
 キスマークを確かめるようにレロリとそこを舐め、また別の場所に強く吸い付いた。

「あぁあ……っ、あ、――ン、やぁ、……っあ、ぁあ」

 それが何度繰り返されただろう。
しおりを挟む
感想 560

あなたにおすすめの小説

イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?

すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。 「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」 家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。 「私は母親じゃない・・・!」 そう言って家を飛び出した。 夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。 「何があった?送ってく。」 それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。 「俺と・・・結婚してほしい。」 「!?」 突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。 かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。 そんな彼に、私は想いを返したい。 「俺に・・・全てを見せて。」 苦手意識の強かった『営み』。 彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。 「いあぁぁぁっ・・!!」 「感じやすいんだな・・・。」 ※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。 ※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。 ※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。 ※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。 それではお楽しみください。すずなり。

ヤンデレエリートの執愛婚で懐妊させられます

沖田弥子
恋愛
職場の後輩に恋人を略奪された澪。終業後に堪えきれず泣いていたところを、営業部のエリート社員、天王寺明夜に見つかってしまう。彼に優しく慰められながら居酒屋で事の顛末を話していたが、なぜか明夜と一夜を過ごすことに――!? 明夜は傷心した自分を慰めてくれただけだ、と考える澪だったが、翌朝「責任をとってほしい」と明夜に迫られ、婚姻届にサインしてしまった。突如始まった新婚生活。明夜は澪の心と身体を幸せで満たしてくれていたが、徐々に明夜のヤンデレな一面が見えてきて――執着強めな旦那様との極上溺愛ラブストーリー!

ハイスペック上司からのドSな溺愛

鳴宮鶉子
恋愛
ハイスペック上司からのドSな溺愛

忘れたとは言わせない。〜エリートドクターと再会したら、溺愛が始まりました〜

青花美来
恋愛
「……三年前、一緒に寝た間柄だろ?」 三年前のあの一夜のことは、もう過去のことのはずなのに。 一夜の過ちとして、もう忘れたはずなのに。 「忘れたとは言わせねぇぞ?」 偶然再会したら、心も身体も翻弄されてしまって。 「……今度こそ、逃がすつもりも離すつもりもねぇから」 その溺愛からは、もう逃れられない。 *第16回恋愛小説大賞奨励賞受賞しました*

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

一夜の過ちで懐妊したら、溺愛が始まりました。

青花美来
恋愛
あの日、バーで出会ったのは勤務先の会社の副社長だった。 その肩書きに恐れをなして逃げた朝。 もう関わらない。そう決めたのに。 それから一ヶ月後。 「鮎原さん、ですよね?」 「……鮎原さん。お腹の赤ちゃん、産んでくれませんか」 「僕と、結婚してくれませんか」 あの一夜から、溺愛が始まりました。

お見合いから始まる冷徹社長からの甘い執愛 〜政略結婚なのに毎日熱烈に追いかけられてます〜

Adria
恋愛
仕事ばかりをしている娘の将来を案じた両親に泣かれて、うっかり頷いてしまった瑞希はお見合いに行かなければならなくなった。 渋々お見合いの席に行くと、そこにいたのは瑞希の勤め先の社長だった!? 合理的で無駄が嫌いという噂がある冷徹社長を前にして、瑞希は「冗談じゃない!」と、その場から逃亡―― だが、ひょんなことから彼に瑞希が自社の社員であることがバレてしまうと、彼は結婚前提の同棲を迫ってくる。 「君の未来をくれないか?」と求愛してくる彼の強引さに翻弄されながらも、瑞希は次第に溺れていき…… 《エブリスタ、ムーン、ベリカフェにも投稿しています》

今夜は帰さない~憧れの騎士団長と濃厚な一夜を

澤谷弥(さわたに わたる)
恋愛
ラウニは騎士団で働く事務官である。 そんな彼女が仕事で第五騎士団団長であるオリベルの執務室を訪ねると、彼の姿はなかった。 だが隣の部屋からは、彼が苦しそうに呻いている声が聞こえてきた。 そんな彼を助けようと隣室へと続く扉を開けたラウニが目にしたのは――。

処理中です...