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第八部・イギリス捜索 編
彼をちゃんと愛せてる ☆
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「香澄。あったかくてキツキツで、俺のすべてを搾り取るようで、とっても気持ちいいよ」
「――うんっ、――ん、うれ……しぃっ、ん、……ぁ、あぁっ、んっ」
最初は恥ずかしかった言葉も、いまは香澄を褒めてくれる言葉と化した。
「――――好きだ」
首筋に唇をつけた佑が、低くかすれた声で呟く。
何かに祈りを捧げるかのような声に、香澄は涙を零した。
密着した佑の腰が激しく動き、パンパンと打擲音がバスルームに響き渡るなか、香澄は最後と思える大きな波を迎えた。
「んーっ、あぁっ、ぁ、あぁあーっ、ぁ、き……っ、きもちっ、ぃいっ」
涙をポトポトと落とす目は、もうまともに鏡を見ていられない。
鏡にも愛液が滴って、いくつもの水滴を作っていた。
ハァハァと二人の熱い吐息が混じり合い、バスルームの中の空気が濃密になってゆく。
充溢した欲情を全身に浴び、香澄は最奥に男の亀頭を叩きつけられ体を痙攣させた。
「んンん――――――…………っ、ン、――ぅう、あ……っ、あぁっ!」
体の中に溜まった〝何か〟を吐き出すように、香澄は体をくの字に折り曲げ膣を引き絞った。
手から落ちそうになった鏡を佑が受け取り、絶頂の時すら彼女に見せようとする。
「香澄、ほら、――――み、て」
苦しそうな佑の声にうっすらと目を開けば、鏡の中で佑の陰嚢がギュッと持ち上がり、竿部分がビクンビクンと脈打っている。
「あ……、……は」
――佑さん、イッてる。
――私の中に、……たくさん、出してる。
お腹にじんわりと温かいものを感じ、香澄は左足を戻しズルズルと座り込む。
佑も一緒になって座り込んだあと、パカリと香澄の脚を開いた。
「見てごらん」
倦怠感に包まれたまま胡乱に鏡を見ると、蜜口からヌポンと佑の屹立が抜け出た。
少し力を失ったそれの側で、パクリと口を開いた蜜口がゆっくりとすぼまってゆく。
「浅い場所で出したから、出てくるはずだ」
香澄の胸をやわやわと片手で揉んだ佑が言い、ぼんやりと見ている先、香澄の蜜口から白い精液がねっとりと零れてくる。
「いやらしくて優秀な場所だろ?」
「…………ん」
こくんと頷き、香澄は振り向いて佑にキスをねだった。
舌を絡めて互いの口内を探り、くちゅ、ぬちゅと粘ついた音がたつ。
優しいキスが終わると、香澄はまた前を向いて鏡に視線をやる。
自分の子供の種となるものが、小さな蜜口から零れたあと、太い糸を引いて床に滴り落ちた。
**
ゆっくりと正気に戻ったあとは佑と一緒に湯船に浸かり、双子にどうやって顔を合わせればいいのか分からず、涙目になってリビングに向かった。
彼らがぶーたれて、もしくは嘲笑を浮かべて待っているかと思いきや、リビングはシンと静まりかえっていた。
「部屋に……戻ったのかな?」
あまりの安堵にしゃがみ込みかける香澄を立たせ、佑はケロリとして言う。
「人並みに気を遣う神経があったんだな」
「う、うーん……」
それから寝る前という事で麦茶を飲んで水分補給をし、佑と少し会話をしてから二階の寝室に向かった。
双子がいる期間、いつ二人が香澄の部屋に忍び込むか分からないという理由で、寝る時は佑と一緒だ。
嬉しくもあり、少し気恥ずかしくもある。
巨大なベッドに潜り込んでもそもそと体勢を整え、三階を気にしても物音は何も聞こえなかった。
(本当に寝ちゃったんだ。……もしかして、聞こえなかったとか? ……いやいや、それはないか……)
途中から佑が鏡を使い出したので、香澄もタガが外れてあられもない声を上げてしまった。
(明日、何か言われたら謝ろう。何も言わなかったら……、大人の対応として見て見ぬふりをしてくれるっていう事かな。……あのお二人がそんな事、あるんだろうか?)
しばらく明朝双子と顔を合わせる事でモヤモヤしていたが、香澄の体に腕を回した佑が静かな寝息を立て始めた事で、香澄も寝ようと思った。
「……おやすみなさい」
聞こえるか聞こえないかの声で告げ、彼の頬にちょんとキスをする。
佑は起きているのか、無意識なのか、腕に力を入れて香澄を抱き寄せたのだった。
**
「――うんっ、――ん、うれ……しぃっ、ん、……ぁ、あぁっ、んっ」
最初は恥ずかしかった言葉も、いまは香澄を褒めてくれる言葉と化した。
「――――好きだ」
首筋に唇をつけた佑が、低くかすれた声で呟く。
何かに祈りを捧げるかのような声に、香澄は涙を零した。
密着した佑の腰が激しく動き、パンパンと打擲音がバスルームに響き渡るなか、香澄は最後と思える大きな波を迎えた。
「んーっ、あぁっ、ぁ、あぁあーっ、ぁ、き……っ、きもちっ、ぃいっ」
涙をポトポトと落とす目は、もうまともに鏡を見ていられない。
鏡にも愛液が滴って、いくつもの水滴を作っていた。
ハァハァと二人の熱い吐息が混じり合い、バスルームの中の空気が濃密になってゆく。
充溢した欲情を全身に浴び、香澄は最奥に男の亀頭を叩きつけられ体を痙攣させた。
「んンん――――――…………っ、ン、――ぅう、あ……っ、あぁっ!」
体の中に溜まった〝何か〟を吐き出すように、香澄は体をくの字に折り曲げ膣を引き絞った。
手から落ちそうになった鏡を佑が受け取り、絶頂の時すら彼女に見せようとする。
「香澄、ほら、――――み、て」
苦しそうな佑の声にうっすらと目を開けば、鏡の中で佑の陰嚢がギュッと持ち上がり、竿部分がビクンビクンと脈打っている。
「あ……、……は」
――佑さん、イッてる。
――私の中に、……たくさん、出してる。
お腹にじんわりと温かいものを感じ、香澄は左足を戻しズルズルと座り込む。
佑も一緒になって座り込んだあと、パカリと香澄の脚を開いた。
「見てごらん」
倦怠感に包まれたまま胡乱に鏡を見ると、蜜口からヌポンと佑の屹立が抜け出た。
少し力を失ったそれの側で、パクリと口を開いた蜜口がゆっくりとすぼまってゆく。
「浅い場所で出したから、出てくるはずだ」
香澄の胸をやわやわと片手で揉んだ佑が言い、ぼんやりと見ている先、香澄の蜜口から白い精液がねっとりと零れてくる。
「いやらしくて優秀な場所だろ?」
「…………ん」
こくんと頷き、香澄は振り向いて佑にキスをねだった。
舌を絡めて互いの口内を探り、くちゅ、ぬちゅと粘ついた音がたつ。
優しいキスが終わると、香澄はまた前を向いて鏡に視線をやる。
自分の子供の種となるものが、小さな蜜口から零れたあと、太い糸を引いて床に滴り落ちた。
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ゆっくりと正気に戻ったあとは佑と一緒に湯船に浸かり、双子にどうやって顔を合わせればいいのか分からず、涙目になってリビングに向かった。
彼らがぶーたれて、もしくは嘲笑を浮かべて待っているかと思いきや、リビングはシンと静まりかえっていた。
「部屋に……戻ったのかな?」
あまりの安堵にしゃがみ込みかける香澄を立たせ、佑はケロリとして言う。
「人並みに気を遣う神経があったんだな」
「う、うーん……」
それから寝る前という事で麦茶を飲んで水分補給をし、佑と少し会話をしてから二階の寝室に向かった。
双子がいる期間、いつ二人が香澄の部屋に忍び込むか分からないという理由で、寝る時は佑と一緒だ。
嬉しくもあり、少し気恥ずかしくもある。
巨大なベッドに潜り込んでもそもそと体勢を整え、三階を気にしても物音は何も聞こえなかった。
(本当に寝ちゃったんだ。……もしかして、聞こえなかったとか? ……いやいや、それはないか……)
途中から佑が鏡を使い出したので、香澄もタガが外れてあられもない声を上げてしまった。
(明日、何か言われたら謝ろう。何も言わなかったら……、大人の対応として見て見ぬふりをしてくれるっていう事かな。……あのお二人がそんな事、あるんだろうか?)
しばらく明朝双子と顔を合わせる事でモヤモヤしていたが、香澄の体に腕を回した佑が静かな寝息を立て始めた事で、香澄も寝ようと思った。
「……おやすみなさい」
聞こえるか聞こえないかの声で告げ、彼の頬にちょんとキスをする。
佑は起きているのか、無意識なのか、腕に力を入れて香澄を抱き寄せたのだった。
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