【R-18】【重愛注意】拾われバニーガールはヤンデレ社長の最愛の秘書になりました

臣桜

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第八部・イギリス捜索 編

バスルームの悪戯 ☆

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 その時、佑が口を挟んだ。

「俺も気を付けているが、あんまり目立つ宝石を贈られても着け慣れないそうだ。美里さんは昼間はアルバイトをして夜はあのバーで働いているというから、彼女の生活に合わせたプレゼントをしたらどうだ?」

「そっかー……。んー、参考にはする……」
「難しい……! 何買えばいいんだ?」

 頭を抱えてうんうんと唸る双子を見て、香澄は少しは一般人の価値観が伝わったのかと安堵する。

「物を与えるよりも、一緒に過ごす時間の方が口説くには有効ですよ。気がついたら二人を繋げているのが物だけ、というより、三人で過ごした時間が財産、と思えた方が素敵です」

「ふぅん……」

 ソファの背もたれに体を預け、アロイスが天井を見上げる。

「いきなり海外旅行は引くからやめとけ」

 双子の考えを見透かし、佑が先手を打った。

「あー……。思い出ねぇ」
「やっぱり舞台を札幌に移すべきなんだよ、アロ」

 何やら相談し始めた双子を放っておき、佑は香澄を「バスルーム行こう」と立ち上がらせる。

「上手くいくといいんだけどねぇ」

 裸足でフローリングを歩きつつ、香澄が呟く。

「子供じゃないんだ。女の落とし方ぐらい自分で見つけなきゃ」

 脱衣所で佑が服を脱ぎ、香澄のワンピースに手を掛ける。

「わっ、自分で脱げるって」
「風呂場はこっそりいちゃつく絶好のチャンスなんだから。脱がせて」

 焦った香澄に、佑は悪戯っぽく微笑んだのだった。



**



「ん……っ、ン、ダメ……っ、ダメ……、ぁ」

 広いバスルームに、クチュクチュと粘ついた音が反響している。
 ジェットバスの縁に左足をかけて座った香澄は、佑の胸板に顔を埋め小さな声で喘いでいた。

「もっと声出していいよ」

 ぐずついた蜜壷に指を二本入れ、香澄が感じる場所を丹念に擦りつつ、佑が吐息混じりに言う。

「ん……っ、ん、んーっ、ダ、ダメ……っ、き……こえ、ちゃうっ」

 佑の広い背中に両腕を回し、逞しい胸筋でいっそ口を塞いでしまおうかとすら思った。
 彼の鼓動が胸板を反響して伝わり、その興奮したリズムが愛しくて、香澄は舌を伸ばしてチロチロと彼の乳首を舐める。

「香澄、悪戯は駄目だ」

 くすぐったかったのか、佑の親指がチュルッと肉芽を撫でた。

「っひぅっ!」

 感じ切った体にその刺激は強すぎて、喉の奥から引き攣った悲鳴のような声が出る。
 だが香澄はすぐに佑の胸板に顔を押しつけ、「んーっ、んーっ!」とくぐもった悲鳴を続けて漏らした。
 クチュクチュプチョプチョと絶え間なく水音がし、香澄の右太腿には愛液が伝い落ちている。

「こんなにたっぷり濡らして……。本当に濡れやすい、いやらしい体になったな?」

 佑は香澄の耳元でわざと小声で意地悪を言う。
 その秘めた声がより深い官能を呼び覚まし、香澄は彼の声だけでたやすく感じていた。

「ん……っ、んぅっ、んっ、うぅーっ、う、あぁっ」

 コリュコリュと膣内の一番弱い場所をしつこく擦られ、自然と腰が前に突き出てガクガクと震える。
 まるで自ら快楽を求めて腰を振っているようで、とても恥ずかしい。

 しかも柔らかなお腹には、ガチガチに強張った佑の肉茎が押しつけられているので、余計に羞恥が煽られる。
 佑は指を入れて香澄をいたぶり、空いた片手は好き放題にモチモチとした尻たぶを揉んでいた。
 時々自ら腰を揺らし、亀頭を香澄のお腹に擦りつけるのも忘れない。

「ホラ、俺の手がもうベトベトに濡れてる。掌に愛液の水溜まりができてるし、指の股を通って手の甲まで伝ってる。大洪水じゃないか」
「やぁあ……っ、い、いじわる……っ」

 耳元で恥ずかしい事を言われ、香澄は涎を垂らしながら軽く絶頂に達した。
 ギュウッと佑にしがみつき、貪欲な蜜洞が彼の指を喰い締めてきゅうきゅうと収斂する。

「ん……。ん……、んぅ……、あ……。…………はぁ……」

 止めていた呼吸を解放し、ゆっくりと絶頂の波を落ち着かせてゆく。

 佑は指を抜くとたっぷり濡れた自分の手を確認し、いつものように愛蜜を舐め取ろうと舌を伸ばした。
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