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第七部・双子襲来 編
明日、お墓参りなのにシちゃった ☆
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「ごめん、……ねっ。私、ほんとに……っ、不安定で……っ、ぁ――あ」
「いいよ。俺だって香澄に何かあるたびに一喜一憂しているし、恋なんてそんなものだろ。まだ結婚してないのに、熟年夫婦みたいに落ち着いた雰囲気を出そうとしても無理なんだ」
香澄を正面から抱いたまま佑はザバッと立ち上がり、浴槽の縁に香澄の片足をかけさせた。
壁に押し付け、身長差を利用して下からグッと突き上げる。
「っあぁうっ!」
怪我をした左足は抱え上げられ、深い場所まで佑の肉棒が潜る。
灼熱が最奥をえぐり、結合部からたらりと愛蜜が垂れた気がした。
「香澄。少しずつ信頼し合っていこう? 何でもすぐに完璧にだなんて無理だ。少しずつでいいんだ」
耳元で佑が囁き、グチュヌチュと腰を押し回して香澄に淫悦を送る。
「ん……っ、うんっ、ぁ、佑さ……っん、のことっ、好きっ、――だからっ」
ずんずんと下から突き上げられ、香澄は涙を零す。
まだ一年も経っていない。
けれど僅かなあいだに二人の愛情は育まれ、その想いがより強い快楽を生み出す。
「んーっ、ん、ぁ、あぁっ、あ……っ、ぅああっ」
佑にしがみついて身を震わせる悦びも、初めて抱かれた時よりずっと強い。
顔を仰向けて少し口を開けば、分かっていると佑がキスをしてくれる。
通じているようで、通じていなくて。
でも、分かり合おうとしていて――。
互いが求めているというその事実が嬉しくて、香澄は佑の舌を味わいながら涙を流した。
「んぅ……っ、んぐ、む、……っぅ、んむっ」
積極的に舌を絡ませ彼の舌を吸った時、ご褒美と言わんばかりにグリグリと最奥をいじめられる。
「んぅーっ!!」
じゅうっと佑の舌を強く吸い、香澄が達した。
柔らかにほぐされた膣肉が佑の肉棒をきつく喰い締め、ひくひくとわなないては奥へ吸い込む。
「……っぁ、――香澄っ」
艶冶な吐息をつき、佑は思いきり香澄を抱き締めて吐精した。
「んんっ――、ン、――あぁ、……っあ、……あー…………、あぁ……」
香澄はこの上なく色っぽい声を上げ、自身の最奥を容赦なく濡らされる感覚を味わう。
「ん……っ」
ズルズルとへたりこむ香澄を抱き締め、佑も再びジェットバスの中へ腰を下ろす。
繋がったままキスをされ、香澄もほんの少し唇を突き出すだけだがキスを仕返した。
しばらく温かなお湯に包まれ、二人とも情事のあとの気だるさを癒やす。
やがて香澄がフフッと小さく笑った。
「……明日、お墓参りなのにシちゃった」
「黙っていれば分からないよ」
佑もクスッと笑い、もう一度香澄にキスをした。
そしてまたしばらく繋がったまま抱き合い、ときおりキスをする。
何もかも満たされた気持ちになった香澄は、先ほどまで抱えていた嫉妬が綺麗に消えているのに気づいた。
「なんか、スッキリしちゃった」
「そうか? それは何より。これからも何かあったら、全部ぶつけていいから」
「……佑さんは本当に私に甘いね? こんな面倒な女」
思わず自分で苦笑いしてしまうのだが、佑はいたってまじめに受け取ってくれる。
「面倒じゃないよ。本当に香澄を愛してるから、なんでも正面から受け止めたいと思う」
「んー……。ふふ、ありがとう」
ちゅっとキスをして、香澄はゆっくりと明日以降の予定に頭を巡らせた。
夜は佑と同じベッドで寝ながらも、部屋の外の音に耳を澄ましていた。
もしかしたら双子が美里をむりやり連れ込もうとしていないだろうか? と心配していたのだ。
だが丁寧に説明したのが効いたのか、同じフロアから男女が言い争う声はついぞ聞くことはなかった。
気がつけば佑に抱き締められたまま熟睡し、スマホのアラームが鳴った音を聞いて目を覚ます。
**
前日はぐずついた天気で午前中も危うい雰囲気だったが、土曜日の天気は曇りだ。
香澄は無地のベージュのノースリーブに、焦げ茶のゆったりとしたパンツというシンプルなコーディネートだ。
佑は初めて彼女の実家の墓へ行くという事で、薄い色でカジュアルな印象だがスーツ姿だ。
「いいよ。俺だって香澄に何かあるたびに一喜一憂しているし、恋なんてそんなものだろ。まだ結婚してないのに、熟年夫婦みたいに落ち着いた雰囲気を出そうとしても無理なんだ」
香澄を正面から抱いたまま佑はザバッと立ち上がり、浴槽の縁に香澄の片足をかけさせた。
壁に押し付け、身長差を利用して下からグッと突き上げる。
「っあぁうっ!」
怪我をした左足は抱え上げられ、深い場所まで佑の肉棒が潜る。
灼熱が最奥をえぐり、結合部からたらりと愛蜜が垂れた気がした。
「香澄。少しずつ信頼し合っていこう? 何でもすぐに完璧にだなんて無理だ。少しずつでいいんだ」
耳元で佑が囁き、グチュヌチュと腰を押し回して香澄に淫悦を送る。
「ん……っ、うんっ、ぁ、佑さ……っん、のことっ、好きっ、――だからっ」
ずんずんと下から突き上げられ、香澄は涙を零す。
まだ一年も経っていない。
けれど僅かなあいだに二人の愛情は育まれ、その想いがより強い快楽を生み出す。
「んーっ、ん、ぁ、あぁっ、あ……っ、ぅああっ」
佑にしがみついて身を震わせる悦びも、初めて抱かれた時よりずっと強い。
顔を仰向けて少し口を開けば、分かっていると佑がキスをしてくれる。
通じているようで、通じていなくて。
でも、分かり合おうとしていて――。
互いが求めているというその事実が嬉しくて、香澄は佑の舌を味わいながら涙を流した。
「んぅ……っ、んぐ、む、……っぅ、んむっ」
積極的に舌を絡ませ彼の舌を吸った時、ご褒美と言わんばかりにグリグリと最奥をいじめられる。
「んぅーっ!!」
じゅうっと佑の舌を強く吸い、香澄が達した。
柔らかにほぐされた膣肉が佑の肉棒をきつく喰い締め、ひくひくとわなないては奥へ吸い込む。
「……っぁ、――香澄っ」
艶冶な吐息をつき、佑は思いきり香澄を抱き締めて吐精した。
「んんっ――、ン、――あぁ、……っあ、……あー…………、あぁ……」
香澄はこの上なく色っぽい声を上げ、自身の最奥を容赦なく濡らされる感覚を味わう。
「ん……っ」
ズルズルとへたりこむ香澄を抱き締め、佑も再びジェットバスの中へ腰を下ろす。
繋がったままキスをされ、香澄もほんの少し唇を突き出すだけだがキスを仕返した。
しばらく温かなお湯に包まれ、二人とも情事のあとの気だるさを癒やす。
やがて香澄がフフッと小さく笑った。
「……明日、お墓参りなのにシちゃった」
「黙っていれば分からないよ」
佑もクスッと笑い、もう一度香澄にキスをした。
そしてまたしばらく繋がったまま抱き合い、ときおりキスをする。
何もかも満たされた気持ちになった香澄は、先ほどまで抱えていた嫉妬が綺麗に消えているのに気づいた。
「なんか、スッキリしちゃった」
「そうか? それは何より。これからも何かあったら、全部ぶつけていいから」
「……佑さんは本当に私に甘いね? こんな面倒な女」
思わず自分で苦笑いしてしまうのだが、佑はいたってまじめに受け取ってくれる。
「面倒じゃないよ。本当に香澄を愛してるから、なんでも正面から受け止めたいと思う」
「んー……。ふふ、ありがとう」
ちゅっとキスをして、香澄はゆっくりと明日以降の予定に頭を巡らせた。
夜は佑と同じベッドで寝ながらも、部屋の外の音に耳を澄ましていた。
もしかしたら双子が美里をむりやり連れ込もうとしていないだろうか? と心配していたのだ。
だが丁寧に説明したのが効いたのか、同じフロアから男女が言い争う声はついぞ聞くことはなかった。
気がつけば佑に抱き締められたまま熟睡し、スマホのアラームが鳴った音を聞いて目を覚ます。
**
前日はぐずついた天気で午前中も危うい雰囲気だったが、土曜日の天気は曇りだ。
香澄は無地のベージュのノースリーブに、焦げ茶のゆったりとしたパンツというシンプルなコーディネートだ。
佑は初めて彼女の実家の墓へ行くという事で、薄い色でカジュアルな印象だがスーツ姿だ。
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