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第六部・社内旅行 編
けしからんぐらい気持ちいい ☆
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「ん……、ぷ、ぁ……、ん……、んぅ……、ぁ……は」
深く繋がったまま舌を絡めて唾液を交換し、あまりの幸せに頭がボゥッとしてくる。
キスをしている間に、香澄のお腹の中で佑がまたムクムクと元気を取り戻す。
注がれた精液と愛蜜を攪拌するようにヌチュヌチュと前後してから、一度屹立がニュポンと引き抜かれた。
「あぁ……」
脱力した香澄は、寝室の温かな色合いの照明を見上げるしかできない。
佑は力ない香澄の太腿を左右に広げ、ジッと寛げられた花弁を凝視した。
「……なに……してるの……」
「昔見たエロ動画みたいに、精液出てくるかな、って思って」
「……もー……」
ロマンチックではない事を言われ、香澄は唇を尖らせる。
「いや、奥で出したから出るはずないんだけど」
自分で結論を出してから、佑は「よいしょ」と香澄の体をひっくり返した。
香澄の腰の下にあった枕を放り投げ、うつ伏せになった彼女にまたのし掛かる。
「この体位、締まるから好きなんだ」
耳元で熱く濡れた声が囁き、後ろから香澄の蜜口にまた屹立が潜り込んだ。
「んぁあ……、あ……。休ませて……」
弱々しく哀願するが、佑は香澄の脚を閉じさせてユルユルと腰を前後させる。
「香澄」
「ん?」
「気持ちいい?」
「……もぉ。ずるいなぁ。……気持ちいいよ……」
佑が腰を送るごとに、お腹の奥がジンジンして気持ちいい。
もっと刺激を与えてほしくて、膣襞がさざめた。
「キスして」
お願いして上半身をひねると、髪が掻き上げられて耳や頬にキスをされる。
「……ん、もぉ。そこじゃない」
もっと顔を振り向かせると、佑が笑いながら唇にキスをくれた。
求めていたものに甘い吐息をつき、香澄は笑い混じりに溜め息をつく。
「……もー……。佑さんはがっつきすぎ」
少し回復してきた香澄は、挿入したままのいちゃつきにフワフワと夢心地だ。
声が多少疲れでポヤンとしているが、話せるのでよしとする。
「二週間お預け食らってた上に、生のご褒美がきたんだ。がっつくだろ」
「……気持ちいい?」
「けしからんぐらい気持ちいい」
「……ふ、ふふ」
イチャイチャしながら、佑はゆっくりと腰を動かしている。
「香澄」
「……もー。なぁに?」
「愛してる」
耳元で低く囁かれ、ナカがひくんと反応した。
「…………」
「香澄?」
「……わ、私も……。あ、あい……、愛してる」
消え入りそうな声でやっと返事をすると、佑がクツクツと笑う。
その振動が蜜壷にも伝わり、香澄は反射的に彼を締め付ける。
「ん? 本当か?」
佑は香澄の左半身を上にし、自分も背後に寝転ぶとゆっくりと腰を打ちつけた。
「あ……ン、ぁ……、ほ、ほんと」
重たげに揺れる乳房を揉まれ、香澄は甘ったるい吐息を漏らす。
佑の指が尖った先端をくるりとなぞると、キュンとナカが締まった。
(幸せ。……幸せで怖い)
切ない顔で隣にあるベッドを見ると、香澄が飛び込んでクシャクシャにしたベッドカバーが目に映る。
つい数時間前まで、あんなに怒りと悔しさで打ち震えていたのに、今は争いの種であった佑に抱かれ悦んでいる。
(……私、なんて簡単な女なんだろう)
優しく穿たれて体を揺らされながら、つい香澄は先ほどの悔しい気持ちを思いだしてしまった。
(佑さんは私のものだもん)
彼を〝もの〟なんて言う自分に呆れる。
そうやって優越感に浸らないと、自分には何もないように思えてしまう。
「……香澄?」
喘ぎ声から熱が消えかかったのに気付き、佑が腰を止めた。
「香澄?」
ちゅ、と肩にキスをされ、頭をよしよしと撫でられる。
それでも急に曇ってしまった心が晴れる事はなかった。
深く繋がったまま舌を絡めて唾液を交換し、あまりの幸せに頭がボゥッとしてくる。
キスをしている間に、香澄のお腹の中で佑がまたムクムクと元気を取り戻す。
注がれた精液と愛蜜を攪拌するようにヌチュヌチュと前後してから、一度屹立がニュポンと引き抜かれた。
「あぁ……」
脱力した香澄は、寝室の温かな色合いの照明を見上げるしかできない。
佑は力ない香澄の太腿を左右に広げ、ジッと寛げられた花弁を凝視した。
「……なに……してるの……」
「昔見たエロ動画みたいに、精液出てくるかな、って思って」
「……もー……」
ロマンチックではない事を言われ、香澄は唇を尖らせる。
「いや、奥で出したから出るはずないんだけど」
自分で結論を出してから、佑は「よいしょ」と香澄の体をひっくり返した。
香澄の腰の下にあった枕を放り投げ、うつ伏せになった彼女にまたのし掛かる。
「この体位、締まるから好きなんだ」
耳元で熱く濡れた声が囁き、後ろから香澄の蜜口にまた屹立が潜り込んだ。
「んぁあ……、あ……。休ませて……」
弱々しく哀願するが、佑は香澄の脚を閉じさせてユルユルと腰を前後させる。
「香澄」
「ん?」
「気持ちいい?」
「……もぉ。ずるいなぁ。……気持ちいいよ……」
佑が腰を送るごとに、お腹の奥がジンジンして気持ちいい。
もっと刺激を与えてほしくて、膣襞がさざめた。
「キスして」
お願いして上半身をひねると、髪が掻き上げられて耳や頬にキスをされる。
「……ん、もぉ。そこじゃない」
もっと顔を振り向かせると、佑が笑いながら唇にキスをくれた。
求めていたものに甘い吐息をつき、香澄は笑い混じりに溜め息をつく。
「……もー……。佑さんはがっつきすぎ」
少し回復してきた香澄は、挿入したままのいちゃつきにフワフワと夢心地だ。
声が多少疲れでポヤンとしているが、話せるのでよしとする。
「二週間お預け食らってた上に、生のご褒美がきたんだ。がっつくだろ」
「……気持ちいい?」
「けしからんぐらい気持ちいい」
「……ふ、ふふ」
イチャイチャしながら、佑はゆっくりと腰を動かしている。
「香澄」
「……もー。なぁに?」
「愛してる」
耳元で低く囁かれ、ナカがひくんと反応した。
「…………」
「香澄?」
「……わ、私も……。あ、あい……、愛してる」
消え入りそうな声でやっと返事をすると、佑がクツクツと笑う。
その振動が蜜壷にも伝わり、香澄は反射的に彼を締め付ける。
「ん? 本当か?」
佑は香澄の左半身を上にし、自分も背後に寝転ぶとゆっくりと腰を打ちつけた。
「あ……ン、ぁ……、ほ、ほんと」
重たげに揺れる乳房を揉まれ、香澄は甘ったるい吐息を漏らす。
佑の指が尖った先端をくるりとなぞると、キュンとナカが締まった。
(幸せ。……幸せで怖い)
切ない顔で隣にあるベッドを見ると、香澄が飛び込んでクシャクシャにしたベッドカバーが目に映る。
つい数時間前まで、あんなに怒りと悔しさで打ち震えていたのに、今は争いの種であった佑に抱かれ悦んでいる。
(……私、なんて簡単な女なんだろう)
優しく穿たれて体を揺らされながら、つい香澄は先ほどの悔しい気持ちを思いだしてしまった。
(佑さんは私のものだもん)
彼を〝もの〟なんて言う自分に呆れる。
そうやって優越感に浸らないと、自分には何もないように思えてしまう。
「……香澄?」
喘ぎ声から熱が消えかかったのに気付き、佑が腰を止めた。
「香澄?」
ちゅ、と肩にキスをされ、頭をよしよしと撫でられる。
それでも急に曇ってしまった心が晴れる事はなかった。
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