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第六部・社内旅行 編

朝まで啼かされる ☆

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「んンーっ!! んむぅ!!」

 おまけに振動がさらに強くなり、とうとう香澄は降参する。

「っぷはっ、駄目っ、お願いっ、それ駄目っ、おかしくなるから駄目っ」
「おかしくなれよ」

 佑が香澄の内腿に噛み付き、あまりの気持ちよさに一瞬意識が飛んだ。

「もう一段階、強くするよ」
「待って……、ま……っ」

 絶頂を得た香澄の言葉を聞かず、佑はバイブのスイッチをもう一度押した。
 ヴィィィィッ! とさらに振動が強くなり、絶妙に曲がった形が香澄の好い場所を的確に押してくる。

「んぅうーっ、うーっ、ぅああぁっ、あーっ、あぁ、あ、だめっ、だめ……っ、ぁ、あぁ」

 佑はチュウッと音をたてて香澄の内腿に吸い付き、染み一つ無い真っ白なそこにキスマークをつける。
 前歯を立てて強く噛まれた時――。

「あんっ、ああぁあああぁっ……!」

 自身の中で何かが崩壊するのを感じ、香澄は泣きながらまた達してしまった。

 香澄がぐったりと体を弛緩させたからか、佑は一度バイブによる攻めを終わらせてくれた。

 道具を引き抜いた時、白く泡だった愛液がねっとりと糸を引く様子を、佑が陶然として見ていたなど、香澄は知るよしもなかったのだが……。





(俺以外のモノが香澄の中に入るのは許せないが、コレはちょっとアリだな……)

 可愛らしいピンクの割れ目が、精一杯広がって道具を咥え込んでいた様子は絶景だった。
 興奮した佑は痛いほど屹立を硬くさせていたが、それ以上香澄に口淫してほしいとは特に思っていなかった。

 道具を脇に置き、佑は両手で香澄の白い尻を撫で回す。
 ヒクヒクと蠢く蜜口が目の前にあり、その上に小さな窄まりがある。

(美味しそうだな……)

 ――舐めたい。

 欲望が顔をもたげ、佑は両手で香澄の花びらを広げると、舌を押し当てていた。

「ぁ……、やぁ……。も、……やぁ」

 弱々しい声が下半身の方から聞こえ、香澄の手が肉棒に掛かる。
 彼女が何とか抗おうとしているのを知り、佑はクスッと笑った。

 そのまま構わず音をたてて花弁を舐め、蜜を啜っては舌を尖らせてズボズボと蜜口に代入れする。

「やぁあっ、駄目ぇえっ」

 香澄がいきんだ瞬間、ピュクッと蜜が漏れたが、佑は構わず愛する女性に奉仕するためだけに舌を動かした。
 とろついた愛液を自分の唾液と絡め、嚥下する。

「おいし……」

 他の女になら決して思わない事を口にし、佑はさらに口淫を続けた。





 一方香澄は、慣れない道具で達かされたあと、しつこく口淫をされて体力がゼロになりつつあった。

 寝室で激しく愛し合ったあとだというのに、汗を流すために入ったバスルームでこうなるとは思わなかった。

 しかも現在は深夜の三時すぎだ。
 いや、ジェットバスで会話を楽しんでからの今なので、もう四時近くになっているかもしれない。

(だめ……。佑さんフランスから戻ってきたばかりなのに。明日お仕事あるのに……。こんな……。朝方までしてる場合じゃないのに……)

 頭の中は冷静なのに、唇からは蕩けきった声しか出てこない。

「やぁ……、らめ、……らめぇ……」

 感じ切って敏感になりすぎた場所に、佑の舌が与えてくる刺激が気持ち良すぎる。
 頭の中がトロトロになり、「気持ちいい」しか考えられなくなる。

「駄目」だと頭の隅にある冷静な部分が告げているのに、香澄は力の入らない腰を揺らし、更なる刺激を求めた。
 それに応えて佑の舌が蠢き、香澄はビクビクと体を跳ねさせる。

「ぁう、……ぅ、あぁ……、また……達く……の……」

 力なく言葉を口にしたあと、弛緩した体がギュウッと緊張し、全身に深すぎる絶頂が突き抜けていった。

 ガックリと気絶してしまった後の事は、覚えていない。



**
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