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第六部・社内旅行 編
食い合う愛獣 ☆
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「入るよ」
「ん……」
自分の指をカリ……と噛んで頷けば、佑が腰を進めヌググ……と侵入してきた。
「あ……っ、あ! ――ぁ、あぁ……」
たっぷり潤った場所は、それほど抵抗なく佑を呑み込む。
だが最奥まで届くには香澄のそこは小さく、佑は仕上げに何度か腰を揺さぶった。
「んっ、んっ、んぅっ……んー……、ぁ、あ……」
一番奥に佑がトンと届いた時、香澄はこの上ない幸福を感じる。
お腹の奥から「幸せ」という感覚が、ジワンと全身へ広がってゆくのだ。
「あったかい……香澄」
佑が上体を倒し体を密着させ、キスを乞う。
口元にあった小さな手を押しのけ、ちゅ、ちゅ、と夫になる人の唇が降ってくる。
「……佑さんもあったかい。……ううん。熱い」
「こうやって一つになると、香澄に丸ごと包まれて食べられてるって思うよ」
佑が香澄の胸元に顔を埋め、両側から掬い上げた谷間にキスをする。
寄せ集めた乳首を交互に舐められ、知らずと色っぽい吐息が漏れた。
「私も……、体の大きい佑さんがこうやって覆い被さってるから、食べられてるって思う」
「いいね。俺たち喰い合ってるんだ。上の口も下の口も」
「ん……」
またキスをされ、今度は滑らかな舌がぬるりと入り込んできた。彼の首に両腕を回し、香澄もそれに応える。
二人の唇のあわいからクチュクチュと探り合う音がする傍ら、佑がねっとりと腰を動かし始めた。
「んー……、ふぅ……ん、ん、……んぅ……ん……」
体の最深部をずん、ずん、と突き上げられ、香澄の喉元から色っぽい呻き声が漏れる。
それでも佑はまだキスをやめようとせず、情熱的に舌を絡めたままだ。
彼のしなやかな肉体が蠢き、筋肉の陰影を見せながらいやらしく腰を使っているのだと思うと、最高に興奮する。
誰にだって〝想像〟はできるが、実物を知った上で脳裏で思い浮かべられるのは、香澄だけだ。
佑は香澄の事を色々と〝理想の女〟のように言ってくれる。
だが香澄は自分が綺麗な人間でないのを分かっている。
本当は御劔佑が自分の婚約者だと、街中で叫びたいぐらい自慢したい。
佑の顔の良さ、肉体の素晴らしさ、どんな所が可愛くて、どんな所が堪らないほど色っぽいかを力説したい。
佑の私服姿も、スーツ姿も、スポーツ用のラフな格好も裸すらも、すべて写真にとってコレクションしたい。
自分でも呆れるぐらい、香澄は佑の外見が大好きなのだ。
その上で尊敬できる点や、仕事に対するひたむきさを知っているので、本当にベタ惚れと言って過言でない。
だからこそ今のような最中であっても、香澄はまるで憧れのアイドルか俳優に抱かれているような気持ちになり、毎回必要以上の興奮に陥ってしまう。
「佑さん……、好き……っ」
やっと唇が解放され、まず一番に口から出たのはその言葉だった。
「俺も好きだよ。愛してる」
それに対し、佑は倍以上の言葉をくれる。
「してほしい事はあるか? 胸? クリトリス? キス?」
そして御劔佑という極上の男は、香澄を満たすためにすべてのサービスをこなそうとする。
「……む、胸。そのあと……、下」
「ん、分かった」
易しく微笑んでもう一度キスをしたあと、佑は上体を起こし香澄の胸を揉み始めた。
「ん……っ、ぁ、あ……、あん……あ、ぁ……」
深い場所をトントンと細かく揺さぶるように突かれ、胸は大きな掌の中で形を変えている。
胸だけではそれほど感じられなくても、下で繋がっている時にこうされるのは気に入っていた。
「香澄の乳首も、ちょっとやらしい形になってきたよな」
「え……っ? なんか変になった? やだ……っ」
けれどそんな事を言われ、恥ずかしさのあまりギクッと体が強張る。
「いやそうじゃない。変じゃなくて。以前より大きく勃起するようになって、卑猥で興奮するって言ってる」
「やだぁっ! 乳首大きくなっても嬉しくないっ」
「感じてる証拠だろ? それだけ香澄が俺の手で開発された証拠だと思うけどな?」
「開発って……、へ、変態っ、ぁ、っうぅんっ」
どちゅんっ、と突き上げられ、香澄の顎が仰のく。
「ん……」
自分の指をカリ……と噛んで頷けば、佑が腰を進めヌググ……と侵入してきた。
「あ……っ、あ! ――ぁ、あぁ……」
たっぷり潤った場所は、それほど抵抗なく佑を呑み込む。
だが最奥まで届くには香澄のそこは小さく、佑は仕上げに何度か腰を揺さぶった。
「んっ、んっ、んぅっ……んー……、ぁ、あ……」
一番奥に佑がトンと届いた時、香澄はこの上ない幸福を感じる。
お腹の奥から「幸せ」という感覚が、ジワンと全身へ広がってゆくのだ。
「あったかい……香澄」
佑が上体を倒し体を密着させ、キスを乞う。
口元にあった小さな手を押しのけ、ちゅ、ちゅ、と夫になる人の唇が降ってくる。
「……佑さんもあったかい。……ううん。熱い」
「こうやって一つになると、香澄に丸ごと包まれて食べられてるって思うよ」
佑が香澄の胸元に顔を埋め、両側から掬い上げた谷間にキスをする。
寄せ集めた乳首を交互に舐められ、知らずと色っぽい吐息が漏れた。
「私も……、体の大きい佑さんがこうやって覆い被さってるから、食べられてるって思う」
「いいね。俺たち喰い合ってるんだ。上の口も下の口も」
「ん……」
またキスをされ、今度は滑らかな舌がぬるりと入り込んできた。彼の首に両腕を回し、香澄もそれに応える。
二人の唇のあわいからクチュクチュと探り合う音がする傍ら、佑がねっとりと腰を動かし始めた。
「んー……、ふぅ……ん、ん、……んぅ……ん……」
体の最深部をずん、ずん、と突き上げられ、香澄の喉元から色っぽい呻き声が漏れる。
それでも佑はまだキスをやめようとせず、情熱的に舌を絡めたままだ。
彼のしなやかな肉体が蠢き、筋肉の陰影を見せながらいやらしく腰を使っているのだと思うと、最高に興奮する。
誰にだって〝想像〟はできるが、実物を知った上で脳裏で思い浮かべられるのは、香澄だけだ。
佑は香澄の事を色々と〝理想の女〟のように言ってくれる。
だが香澄は自分が綺麗な人間でないのを分かっている。
本当は御劔佑が自分の婚約者だと、街中で叫びたいぐらい自慢したい。
佑の顔の良さ、肉体の素晴らしさ、どんな所が可愛くて、どんな所が堪らないほど色っぽいかを力説したい。
佑の私服姿も、スーツ姿も、スポーツ用のラフな格好も裸すらも、すべて写真にとってコレクションしたい。
自分でも呆れるぐらい、香澄は佑の外見が大好きなのだ。
その上で尊敬できる点や、仕事に対するひたむきさを知っているので、本当にベタ惚れと言って過言でない。
だからこそ今のような最中であっても、香澄はまるで憧れのアイドルか俳優に抱かれているような気持ちになり、毎回必要以上の興奮に陥ってしまう。
「佑さん……、好き……っ」
やっと唇が解放され、まず一番に口から出たのはその言葉だった。
「俺も好きだよ。愛してる」
それに対し、佑は倍以上の言葉をくれる。
「してほしい事はあるか? 胸? クリトリス? キス?」
そして御劔佑という極上の男は、香澄を満たすためにすべてのサービスをこなそうとする。
「……む、胸。そのあと……、下」
「ん、分かった」
易しく微笑んでもう一度キスをしたあと、佑は上体を起こし香澄の胸を揉み始めた。
「ん……っ、ぁ、あ……、あん……あ、ぁ……」
深い場所をトントンと細かく揺さぶるように突かれ、胸は大きな掌の中で形を変えている。
胸だけではそれほど感じられなくても、下で繋がっている時にこうされるのは気に入っていた。
「香澄の乳首も、ちょっとやらしい形になってきたよな」
「え……っ? なんか変になった? やだ……っ」
けれどそんな事を言われ、恥ずかしさのあまりギクッと体が強張る。
「いやそうじゃない。変じゃなくて。以前より大きく勃起するようになって、卑猥で興奮するって言ってる」
「やだぁっ! 乳首大きくなっても嬉しくないっ」
「感じてる証拠だろ? それだけ香澄が俺の手で開発された証拠だと思うけどな?」
「開発って……、へ、変態っ、ぁ、っうぅんっ」
どちゅんっ、と突き上げられ、香澄の顎が仰のく。
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