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第五部・ブルーメンブラットヴィル 編
俺の事、愛してる? ☆
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――ずっとこういう風に意地悪されたかった。
――誰も邪魔しない、誰にも遠慮しない場所で、深く愛し合いたかった。
――独り占めできて、嬉しい……。
あまりの随喜に、香澄は涙すら流していた。
熱く泥濘んだ蜜壷に佑の屹立が出入りし、擦り、蜜を掻き出してはまた突き上げる。
ジュボジュボと凄まじい音が嫌でも耳に入り、音だけで達してしまいそうだ。
自分が今、好きな人の前でどんなに淫らな姿を晒しているのか、想像するだけで恥ずかしくて死にそうになる。
気持ち良くて、善がる声を上げるたびに幸せを噛みしめた。
「……っ佑、さ……っ、好き、……好きぃっ」
自ら腰を前後させると、佑がそれに合わせ深く突き上げてくれる。
言葉にしなくても香澄の望む場所をいじめてくれ、何度も達して脱力しそうになると、すかさず体を支えてくれた。
およそ佑ほど、現在の香澄を理解してくれる存在などいないと思う。
「香澄……っ、愛してる……っ」
ずん、と深くまで貫いたあと、耳元で佑が低く囁いた。
耳朶をくすぐる男の声に、香澄は蜜壷をわななかせる。婚約者の分身をきつく締め付け、最奥がひくひくっと身震いした。
「は……。香澄は俺の声だけで達けるんだな。なんてスケベな体なんだ」
「や……っ、やぁ……っ」
いやらしい言葉をかけられ、香澄は心と体をヒクつかせ悦ぶ。
「ホラ、ここも悦んでるぞ。やらしいな」
蜜をたっぷり纏わせた指で、いきなり佑は香澄の後孔をくるくると撫で回した。
「っひぁ! そこ駄目っ」
思いも寄らない場所を刺激され、香澄の小さな窄まりがキュッと引き締まる。
「いつかこっちに入れてもいい?」
グチュグチュと抜き差しをしながら、佑は愛する女の体を撫で回し甘えた声を出す。
「やぁ、や、……やぁっ、だ、だめっ、そこは……っ、だめっ、なのぉっ」
「俺の事、愛してる?」
また佑が駄目な男のような台詞を吐く。
分かっていて口にするのか、本心から言っているのか。
「大丈夫。道具を使ってゆっくりじっくり解して、痛くないようにするから」
ヌルヌルと腰を前後させつつ、佑は艶のある低音で香澄を洗脳してゆく。
香澄が自分の声で感じると知っているからこそ、彼は自分の魅力をすべて使って愛する女を意のままにしようとするのだ。
仕事のできるキレ者は、愛する女を落とす時だって全力だ。
自分のスキルを最大限使い、相手の許諾と拒絶の見極めをしつつ交渉してゆく。
時に飴と鞭を使い分け、気がつけば相手が唯々諾々と言う事を聞くような状況にしてしまう。
「香澄?」
ねりねりと腰を使って返事を求めれば、とろけきった声が返ってくる。
「……っ、も、……い、痛いのっは、や、……っだからねっ」
最終的に佑の意のままになってしまった香澄は、彼が内心ほくそ笑んでいる事など知らない。
「勿論だよ。香澄」
ちゅっと頬にキスをされて頭を撫でられると、香澄は「もう……」と溜め息をつく。
何だかんだで、佑におねだりをされて断れたためしがない。
「許してくれたお礼に、気持ち良くさせてあげるから」
愉悦の籠もった声がしたかと思うと、佑の上半身が背中から離れ腰をむんずと掴まれた。
「っ……あのっ、あ、あんまり強くしなくても……っ、ぁっ、あぁあぁっ!」
バスルーム中にパンパンと腰を打ち付ける音が鳴り響き、香澄の嬌声も反響する。
「んぅーっ、んっ、んぁっ、あっ、あぁーっ」
獣じみた声を上げ、香澄は悶えぬく。
襲い来る快楽からなんとか逃げようと腰を振るが、その僅かな抵抗は余計に佑を燃えさせるだけだ。
大きな亀頭が香澄の子宮を叩き、そのたびに口から内臓が出てしまいそうな圧迫感を覚える。
苦しいはずなのに、鰓の張った雁首で媚壁を擦られるとこの上なく気持ち良く、口端から涎が垂れた。
ローションでも使ったかのように愛液が溢れ、潤滑油となって佑の屹立を滑らせる。
「香澄……っ、香澄っ」
佑の指が結合部に滑り、愛液を纏わせてヌルヌルと香澄の肉真珠を撫でてきた。
「っあぁあああぁっ!!」
鋭い声を上げ、香澄の体が大きく震える。
バスルームの床にビシャッと潮が叩きつけられ、飛沫が二人の脚を濡らした。
「だめっ、……も、だめっ、た……っ、すくさ……っ、だめぇっ!」
自分の体を支える事すらままならなくなった香澄は、ズルズルとバスルームの床に倒れ込んだ。
体中にボディソープがまだついているからか、体が滑る。
――誰も邪魔しない、誰にも遠慮しない場所で、深く愛し合いたかった。
――独り占めできて、嬉しい……。
あまりの随喜に、香澄は涙すら流していた。
熱く泥濘んだ蜜壷に佑の屹立が出入りし、擦り、蜜を掻き出してはまた突き上げる。
ジュボジュボと凄まじい音が嫌でも耳に入り、音だけで達してしまいそうだ。
自分が今、好きな人の前でどんなに淫らな姿を晒しているのか、想像するだけで恥ずかしくて死にそうになる。
気持ち良くて、善がる声を上げるたびに幸せを噛みしめた。
「……っ佑、さ……っ、好き、……好きぃっ」
自ら腰を前後させると、佑がそれに合わせ深く突き上げてくれる。
言葉にしなくても香澄の望む場所をいじめてくれ、何度も達して脱力しそうになると、すかさず体を支えてくれた。
およそ佑ほど、現在の香澄を理解してくれる存在などいないと思う。
「香澄……っ、愛してる……っ」
ずん、と深くまで貫いたあと、耳元で佑が低く囁いた。
耳朶をくすぐる男の声に、香澄は蜜壷をわななかせる。婚約者の分身をきつく締め付け、最奥がひくひくっと身震いした。
「は……。香澄は俺の声だけで達けるんだな。なんてスケベな体なんだ」
「や……っ、やぁ……っ」
いやらしい言葉をかけられ、香澄は心と体をヒクつかせ悦ぶ。
「ホラ、ここも悦んでるぞ。やらしいな」
蜜をたっぷり纏わせた指で、いきなり佑は香澄の後孔をくるくると撫で回した。
「っひぁ! そこ駄目っ」
思いも寄らない場所を刺激され、香澄の小さな窄まりがキュッと引き締まる。
「いつかこっちに入れてもいい?」
グチュグチュと抜き差しをしながら、佑は愛する女の体を撫で回し甘えた声を出す。
「やぁ、や、……やぁっ、だ、だめっ、そこは……っ、だめっ、なのぉっ」
「俺の事、愛してる?」
また佑が駄目な男のような台詞を吐く。
分かっていて口にするのか、本心から言っているのか。
「大丈夫。道具を使ってゆっくりじっくり解して、痛くないようにするから」
ヌルヌルと腰を前後させつつ、佑は艶のある低音で香澄を洗脳してゆく。
香澄が自分の声で感じると知っているからこそ、彼は自分の魅力をすべて使って愛する女を意のままにしようとするのだ。
仕事のできるキレ者は、愛する女を落とす時だって全力だ。
自分のスキルを最大限使い、相手の許諾と拒絶の見極めをしつつ交渉してゆく。
時に飴と鞭を使い分け、気がつけば相手が唯々諾々と言う事を聞くような状況にしてしまう。
「香澄?」
ねりねりと腰を使って返事を求めれば、とろけきった声が返ってくる。
「……っ、も、……い、痛いのっは、や、……っだからねっ」
最終的に佑の意のままになってしまった香澄は、彼が内心ほくそ笑んでいる事など知らない。
「勿論だよ。香澄」
ちゅっと頬にキスをされて頭を撫でられると、香澄は「もう……」と溜め息をつく。
何だかんだで、佑におねだりをされて断れたためしがない。
「許してくれたお礼に、気持ち良くさせてあげるから」
愉悦の籠もった声がしたかと思うと、佑の上半身が背中から離れ腰をむんずと掴まれた。
「っ……あのっ、あ、あんまり強くしなくても……っ、ぁっ、あぁあぁっ!」
バスルーム中にパンパンと腰を打ち付ける音が鳴り響き、香澄の嬌声も反響する。
「んぅーっ、んっ、んぁっ、あっ、あぁーっ」
獣じみた声を上げ、香澄は悶えぬく。
襲い来る快楽からなんとか逃げようと腰を振るが、その僅かな抵抗は余計に佑を燃えさせるだけだ。
大きな亀頭が香澄の子宮を叩き、そのたびに口から内臓が出てしまいそうな圧迫感を覚える。
苦しいはずなのに、鰓の張った雁首で媚壁を擦られるとこの上なく気持ち良く、口端から涎が垂れた。
ローションでも使ったかのように愛液が溢れ、潤滑油となって佑の屹立を滑らせる。
「香澄……っ、香澄っ」
佑の指が結合部に滑り、愛液を纏わせてヌルヌルと香澄の肉真珠を撫でてきた。
「っあぁあああぁっ!!」
鋭い声を上げ、香澄の体が大きく震える。
バスルームの床にビシャッと潮が叩きつけられ、飛沫が二人の脚を濡らした。
「だめっ、……も、だめっ、た……っ、すくさ……っ、だめぇっ!」
自分の体を支える事すらままならなくなった香澄は、ズルズルとバスルームの床に倒れ込んだ。
体中にボディソープがまだついているからか、体が滑る。
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