【R-18】【重愛注意】拾われバニーガールはヤンデレ社長の最愛の秘書になりました

臣桜

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第二部・お見合い 編

バレンタインデート4 ☆

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「待って……っ! 達っちゃう……っ! ――――からぁっ」

 腰をくねらせて助けを求めても、佑は許してくれない。

「達っていいよ。香澄の可愛い達き顔を見せて」

 許すどころか見られたまま絶頂してみせろと言う始末で、香澄は泣きそうになりながら必死に襲い来る快楽を我慢しようとする。
 だが中指の腹で陰核の裏側辺りのザラザラとした壁をなぞられ、表面では親指でメスのペニスとも言うべく器官をいじめられては、もう堪らなかった。

「っひぁああぁあ……っ!! うぅ……っ、うーっ!」

 ヅンッと脳天に突き抜けるような快楽が香澄を襲い、彼女は頭の中を真っ白にしてガクガクと震えた。

「あぁ……、凄い締まる……」

 佑は陶酔しきった声を出し、うっとりと目を細める。

「うぅう……っ、うぅーっ……」

 全身を満たす悦楽に、香澄は呼吸を荒げた。
 両手で秘部を弄る佑の手首を掴み、腰を反らして歯を食いしばる。
 つらいほどの愉悦の頂点が去ったあと、ドッと疲れた香澄は汗みずくになった体を弛緩させた。

「気持ち良かった?」

 チュプッと指を引き抜いた佑は、舌を出しいやらしく蜜に濡れた指を舐める。

「はぁ……っ、はぁ……っ、ぁ……」

 恥ずかしいから舐めないでと言いたいのに、そんな気力も湧かないほど脱力している。
 佑は枕元にあった幾つかの枕の一つを取ると、それを香澄の腰の下に挟んだ。
 そして彼女の脚をグッと開き、そこに舌を押しつける。

「っやぁあああぁ……っ!」

 佑の熱い吐息が掛かり、これ以上の刺激は……! と香澄は懸命に抵抗した。
 だがしっかりと腰を抱えられ、逃げる事すらできない。

「ん……っ」

 チュバッと秘唇にキスをされ、絶頂したばかりなのにまた達してしまいそうになる。
 佑は場所を変え、香澄の肉芽をチュッと吸う。
 そのあとも子供がキャンディーを舐めるように、レロンとわざと舌で弾いてくる。

「あぁー……、ぁ……あぁ…………」

 膣奥がキュウッと締まって微かに震え、香澄はまた絶頂の予感を覚える。
 佑は両手の指で香澄の秘唇を左右に開き、そこに舌をねじ込んで舐め上げては、仕上げに彼女の弱点を吸う。

「んぅーっ! んっ、うぅ……っ、うぅ……あ、ぁあ……っ」

 綺麗な佑が、自分のお世辞にも綺麗とは言いがたい所に顔を埋め、舐めている。
 それだけで堪らない気持ちになり、香澄は喘ぎながらも必死に腰を揺すり、抵抗した。

「達きたいなら、達っていいんだよ」

 香澄の肉芽に唇をつけたまま佑が囁き、充血した淫玉にチロチロと舌を這わせてきた。

「あぁああぁ……っ、ん、あーっ! だから……っ、ぁ、あぁああぁ……っ!」

 香澄は両手でぐぅっと佑の頭を押し、腰を柳のように反らして全身を激しく震わせる。
 温かい舌が一つの生き物のように蠢き、香澄の弱点を包んでは這い、弾いてきた。

「……っ、もぉ……っ、駄目ぇ……っ、ぁ、あぁああぁあ……っ!」

 あまりに気持ち良すぎて、香澄は涙を零しながらまた絶頂する。
 体の奥から得体の知れないエネルギーが噴き出た気がし、それが炎のように激しく燃え上がったあと、鎮静していく。

 香澄を指と舌で絶頂させて満足したあと、佑は体を起こしてうっすらと笑った。
 彼女が弛緩している間、佑はいつの間に仕込んでおいたのか、枕の下から避妊具を取りだした。
 手早く装着したあとに、逸る気持ちを抑えるように唇を舐める。
 そして香澄の腰をもう一度抱え上げ、太腿を割り開いた。

「入れるよ」
「待っ…………」

 連続して絶頂させられ、息も絶え絶えな香澄は必死に抵抗しようとする。
 が、大きな亀頭をぐぷりとねじ込まれ、「んぅーっ!」と両手で口元を押さえて唸った。
 何度も攻められてつらいほどで、理性は「休みたい」と訴えているのに、本能はさらなる刺激を受けて悦んでいる。
 そんな自分のあさましい体を、本能を知るのがつらく、違う意味で涙を流す。

(こんな……っ、何をされても気持ちいいなんて……っ。私、そんな女じゃないのに……っ)

 佑と知り合ってからの自分は、驚くほど性に奔放な女性になった気がする。
 佑自身を観察すれば、大した事はしていないように思える。
 している事は、元彼と同じだ。
 愛撫して、香澄が濡れたら入れる。

 それなのに佑は健二と違って、香澄が感じて絶頂する事に何より重きを置いている気がする。
 執拗と言っていいほどの愛撫の理由は、彼が香澄を大切にしているからだと分かっている。
 嬉しい――のに、セックスに慣れていない初心な体は達く事を恐れていた。

「あぁ……、あ……、あ……やぁ……」

 彼と愛し合うのは何度目かで、もう慣れてもいい頃合いなのに、いまだ挿入されるとその硬度と大きさ、太さに体が驚く。
 今にも泣きそうな顔で、不規則に呼吸をしているからか、佑がサラリと髪を撫でてきた。

「怖いか? 痛い?」

 心配そうにこちらを覗き込んでくる彼の表情を見て、香澄の眦からポロッと涙が零れ落ちた。

「……っ、気持ち良くなって、ごめんなさい……っ」
「え?」

 思わず口から突いて出た言葉に、佑は目を見開く。

「わた……っ、私……っ、沢山感じちゃって、……っごめ……っ、んんっ!」

 さらに謝ろうとした時、ズンッと最奥まで突き上げられて声が跳ね上がった。
 硬い亀頭に子宮口を押し上げられ、香澄はあまりの淫激にはくはくと口を喘がせる。
 その唇をチュッと吸い、佑が香澄の額に自身のそれをつけてくる。

「どうして謝る?」
「ン……っ、だって……っ」

 ぐぅ……っ、と佑が香澄の体に体重をかけ、腰を押しつけてきた。
 さらに子宮口が圧迫されて、香澄は脳の一部がジーンと痺れたような感覚を味わった。
 タラリと口端から涎が垂れてしまったが、それを気に掛ける心の余裕もない。
 気持ちはどこか自分を責める感情に支配され、体は佑が与えてくる快楽に支配されている。

「香澄は『気持ちいいのは悪い事だ』って思ってる?」

 目を閉じて全身で佑を感じている香澄に、彼は耳元で囁いてくる。
 体が密着し、深い場所で繋がった所からも熱いほどの体温を感じる。

「わか……っ、ない……っ。……でも……っ、ん……、ン……」
「俺は香澄を愛してるよ。香澄を大切にしたい。だから抱きたい。香澄が感じているのは、俺の気持ちに応えているからだよ」
「……うん……」

 あまりに優しい言葉を掛けられ、香澄はまた涙ぐむ。
 滲んだ涙は、チュッと佑により吸い取られる。

「俺を見て」

 言われて、香澄は目を開けて彼のヘーゼルの瞳を見つめた。

「気持ちいい?」

 尋ねた佑は腰を動かし、香澄の蜜壷にすっかり馴染んだ屹立を前後させる。

「んぅ……っ、ん、あぁ、あ、あ……っ」

 ――気持ちいい……っ。

 小難しく考えようとしていた香澄の脳内が、トロォ……と淫猥にとろけてゆく。
 佑と快楽の事しか考えられなくなった香澄は、必死に頷いて「気持ちいい」と訴える。

「今はそれでいいんだよ。〝話〟はあとでしよう。香澄の過去に何があっても、俺が君を愛している時だけは、すべて忘れていいんだよ」

 ――すべて忘れていいんだよ。

 その言葉が、魔法のように香澄の思考を絡め、包んでゆく。
 彼女の心の奥底にあった苦しみを、甘い言葉と優しい存在でかき消した。
 は……、と香澄は目を閉じたまま息をつく。
 まるで重たい荷を下ろしたかのような表情を見て、佑は一瞬何かを考える表情をした。
 が、香澄に丁寧にキスをすると、再び腰を動かし始めた。

「ん……っ、あぁ、あ……っ」

 熱い楔をずん、ずん、と打ち込まれ、香澄の頭の中が明滅する。

 ――気持ちいい。
 ――好き。
 ――佑さんに、支配されたい……っ。
 ――支配されて、何も考えなくていいようになりたい……。

 本能で佑をキュウッと締め付けた香澄は、両手両脚で彼にしがみついた。

「もっと……っ、ちょうだい……っ、全部、忘れたい……っ。佑さんと、気持ちいいので一杯になりたいの……っ」

 とろけた香澄の声を耳元で聞き、彼女の膣内で佑の肉棒が興奮により膨らんだ。

「全部、忘れさせてやるよ……っ」

 佑は顔を傾け、噛みつくようにキスをしてきた。
 肉厚な舌でねっとりと口内を掻き回され、香澄の全身にゾクゾクとした愉悦が駆け巡る。
 思わずキュンと締まった蜜壷は、佑の肉棒に吸い付いて奥へと導いていた。
 その誘惑に抗わず、佑は腰を前後させてヌプヌプと香澄の蜜壷を蹂躙し、その柔らかさと締め付けを堪能する。

「んぅ……っ、ん、んーっ」

 口腔に溜まった唾を嚥下し、香澄は自らも拙く腰を動かし、佑の動きに合わせる。
 そのぎこちない腰の動きに興奮したのか、顔を離した佑は濡れた唇を舐めて妖艶に笑った。
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