【R-18】犬を拾ったら躾けられて飼われました

臣桜

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飼い犬に、手を噛まれる ☆

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「好きなのか分からないの?」

 もう一度聞かれ、私は小さく頷く。

「なら、なおのこと合コンに行こうよ。合コンで『いいかも』って思う人がいたなら、そっちにしなよ。医者のほうが確実に美幸を幸せにしてくれるから」

「……それもそうかもね」

 納得した私は、その日だけ合コンに参加する事にした。

 ポチくんにはメッセージを打つ。

『今日、友達と飲むので遅くなります』

 少しして、既読のマークがついた。

『わかった』

 返事はそれだけ。

 恋人なら、もっと文字数の多い返事があるのかな。

 そう思っても、思い思われる本当の恋人なんていた事がなかったから、答えなんて分からなかった。



**



 合コンは楽しかった。

 彼らの〝医者ジョーク〟はあまり分からなかったけれど、雰囲気で沢山笑った。

 けれど〝感触〟としてはどうかというと、彼らの態度で何となく分かってしまった。

 彼らはきっと、自分たちと同じぐらい頭のいい女性を求めている。
 自分たちの価値が分かっているから、同じぐらいの価値を恋人、伴侶となる相手に求める。

 理解したからこそ、私は彼らと深い関わりを持つ気にならなかった。

 でも連絡先を交換してほしいという人がいて、社交辞令的に教える。

 それでその日の合コンは終わった。



**



 亜子とも別れ、最寄り駅から自宅までの途中――。

「あ……」

 前方に背の高い男性のシルエットがあり、ドキッと胸が高鳴る。

 ポチくんだ。

「おかえり」

 彼はいつものように私を迎えてくれる。

「ただいま」

 亜子と二人で飲んできた事にしないと。

 ――けど。

「医者との合コン、楽しかった?」

「……え?」

 ポチくんの問いかけを聞き、私はドキンッと胸を高鳴らせて足を止める。

 彼は私を見て冷たく笑った。

 おもむろにポケットからスマホを出し、私にとあるアプリを見せる。

「美幸、設定とかぜーんぶ俺に任せてるから、ストーカー向けのアプリを入れても気づかないの、馬鹿だね~」

 そう言って、ポチくんは目を細めてにんまりと笑った。

 ……やっぱりクズだ。

 信じられないと目を丸くした私を見て、彼は言う。

「馬鹿で、可愛いね」

「ポチくん……。ストーカーなの……?」

 その問いを、彼は一笑に付す。

「さあ? どうでもいいんじゃない? そんな事。それより……」

 彼は私の手首を引き、耳元で囁く。

「嘘つきにはお仕置きが必要だね」

 そう言われただけで、ゾクゾクッと腰から全身に震えが駆け抜けた。

「これ、プレゼントしてあげようか」

「え……」

 それが何なのか理解する前に、首にチョーカーのような物がつけられた。

「これ……」

 触ろうとして、正面からジャラリと細いチェーンがついているのに気づく。

「ポッ……、ポチくん……!」

 犬のような首輪を付けられたと理解した私は、慌てて周囲を見た。

 こんなの、ただの痴女だ。

「この時間、人は少ないからいいんじゃない? 見られても〝そういう〟女の子だと思われて終わるよ」

「そんな……っ」

「恥ずかしいなら、早く家に帰ろう?」

 また囁かれ、私は首輪を両手で押さえてコクコクと頷いた。



**



 家に帰ったあと、私は〝分からされた〟。

「んぅっ、んぐぅっ、うーっ、うーっ!」

 玄関に座り込んだ私の喉を、ポチくんが極太の肉棒で犯す。

 苦しくて堪らないのに、私はその苦しさすら快楽に変える術を知っていた。
 涙を流す私の頭を優しく撫で、ポチくんは割れた腹筋を震わせて私の喉奥に吐精する。

「うぐぅっ、――うーっ、んっ……っ、んっ、――――ごくっ」

 ボタボタと涙を流しながら、私は精液を嚥下する。

「休憩すんなよ」

 そう言ったポチくんは、脱力して座り込んでいる私を立たせ、スカートの間から手を入れた。

「はっ、ビッショビショ。マゾだなぁ」

 揶揄するように言われ、カーッと顔が熱くなり、全身が火照る。

 そして、私は新たな蜜を垂らしてクロッチを濡らした。

 濡れた下着を奪われたかと思うと、ポチくんは私の片脚を抱え上げ、いきり立った肉棒を押しつけてくる。

「待っ……っ!」

 私が何か言うよりも前に、彼は避妊具をつけずに私を貫いた。

「んあああぁあっ!」

 待ちわびた感触に、私はメスの声を上げる。

 そのまま彼は玄関の壁に私を押しつけ、駅弁スタイルでズボズボと犯してきた。

 ブラウスは力任せに引っ張られ、ボタンが飛んでキャミソールとブラジャーに包まれた胸が露わになる。
 彼はブラウス越しにブラジャーのホックを取り、私の乳房を舐め、きつく吸ってキスマークをつけた。

「こんなにさぁ! 俺の印がついてるくせに、なに他の男に会いに行ってる訳? は? それとも、キスマークだらけの体を見せたかった?」

「ちがっ……、あうぅうっ!」

 激しく突き上げられ、鎖骨や乳房に噛み跡をつけられる。

 その痛みだけで深い悦楽を得た私は、つま先を丸めて大きく身を震わせて絶頂した。

 行為の途中でコトンッと音を立ててパンプスが落ちたけれど、気づく事はできなかった。
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