67 / 105
今度は弟と ☆
しおりを挟む
彼は絶頂している私を見て性的興奮を得ながらも、好きな人が秀弥さんに達かされ、気に食わない表情をしている。
同時に他の男に達かされている私を見て、興奮を得た自分に戸惑っているのも感じられた。
「遅かったな。じゃあ、俺もシャワー浴びてくる。始めててもいいけど、打ち止めにならないでくれよ?」
蜜壷から指を引き抜いた秀弥さんは、愛蜜を舐めながら亮を煽る。
「ほざけ」
亮は吐き捨てるように言い、こちらに近づいてきた。
「夕貴、あいつに指入れられて達ってたのか?」
亮はくたりと脱力している私に声を掛け、ベッドの縁に座る。
秀弥さんはもう寝室を出て、着替えを持ってバスルームへ向かった。
「……言わない、で……」
私は亮の顔を見られず、息を切らせて背中を向ける。
「なあ」
けれど亮は私の肩を掴み、仰向けにさせた。
「……駄目。……見ないで……」
絶頂したばかりなのと、羞恥で真っ赤になった顔を見られたくなく、私は両手で顔を覆って弱々しく呻く。
そして腕で胸元を隠し、脚を閉じてなるべく秘所を見られないようにする。
いつもなら〝姉〟として強く言い返せたかもしれないけれど、秀弥さんに達かされた瞬間を見られた〝今〟は何も言えない。
少しの間、亮は黙って私を見下ろしていた。
見下ろしていたと言っても、私は両手で顔を覆ったまま横を向いていたので、視線は合っていない。
けれど彼が、グツグツと煮えたぎるような視線で私を見ているのは、確認せずとも分かった。
「……こんなの、我慢できるかよ」
亮が小さく呟いたあと、ベッドがたわむ。
ハッとして指の隙間から彼を見ると、一度ベッドから下りた亮は下着ごとズボンを脱いでいた。
そして私の上に四つ這いになり、シーツの上に広がっている髪を撫でつけてきた。
「……っ」
その手つきに、私はゾクッと身を震わせる。
いつも亮は私とシたあと、「夕貴の髪は綺麗だよな」と言って髪を撫でていた。
ベッドで仰向けになってそうされると、彼との事後を思いだしてしまう。
芋づる式に思いだすのは、私の部屋や亮の部屋の天井、そしてラブホの天井。
私を組み敷いていたのは継弟で、事後に彼はいつも「孕めばいいのに」と言って私のお腹を撫でていた。
それを思いだしただけで、体が燃え立つ。
婚約者に達かされたというのに、私は継弟との行為を思い出して蜜壷を疼かせていた。
(なんて淫乱なの……)
自分に絶望するけれど、私以上に彼らのほうが失望しているはずだ。
――なのに。
「バカみたいだな、俺。すっげぇ興奮してんの。触ってくれよ、これ」
亮は自嘲気味に言い、私の手を握ると強引に屹立を握らせた。
「あ……っ」
手を引っ張られて顔を隠せなくなり、亮と目が合ってしまう。
彼はうっすらと頬を紅潮させ、好きな女性を寝取られて興奮していた。
「……かた、……い」
半ば強引に握らされた肉棒は、これ以上なくガチガチに強張っている。
無意識にそれを撫でると、血管が浮き上がっているのが分かる。
掌全体でしっとりと竿を握ると、張り詰めた感触や重さ、しなやかさも確かめられた。
「こんなにして……。変態……」
亮の屹立に触れただけで興奮した私は、スリスリと肉茎をさすりながら彼を罵る。
「お前ほどじゃねーよ、このド変態」
罵り合いながら、私は亮の屹立を手でしごき始め、彼は私の脚を開かせて濡れた秘部を撫でる。
「ん……っ」
熟れた秘玉に触れられただけで、お腹の奥に宿った熱が再度疼きだす。
「は……っ、あいつに指を入れられたばっかで、ドロドロだな」
亮は最初こそ遠慮がちに秘玉や秘唇に触れていたけれど、とっくに指も肉茎も受け入れられるぐらいほぐれていると知り、彼は言葉で私を責めてくる。
「も……っ、やだ……っ」
いつものように言い返せたら良かったけれど、今の私は亮を裏切った自覚があるぶん、強く出られない。
同時に他の男に達かされている私を見て、興奮を得た自分に戸惑っているのも感じられた。
「遅かったな。じゃあ、俺もシャワー浴びてくる。始めててもいいけど、打ち止めにならないでくれよ?」
蜜壷から指を引き抜いた秀弥さんは、愛蜜を舐めながら亮を煽る。
「ほざけ」
亮は吐き捨てるように言い、こちらに近づいてきた。
「夕貴、あいつに指入れられて達ってたのか?」
亮はくたりと脱力している私に声を掛け、ベッドの縁に座る。
秀弥さんはもう寝室を出て、着替えを持ってバスルームへ向かった。
「……言わない、で……」
私は亮の顔を見られず、息を切らせて背中を向ける。
「なあ」
けれど亮は私の肩を掴み、仰向けにさせた。
「……駄目。……見ないで……」
絶頂したばかりなのと、羞恥で真っ赤になった顔を見られたくなく、私は両手で顔を覆って弱々しく呻く。
そして腕で胸元を隠し、脚を閉じてなるべく秘所を見られないようにする。
いつもなら〝姉〟として強く言い返せたかもしれないけれど、秀弥さんに達かされた瞬間を見られた〝今〟は何も言えない。
少しの間、亮は黙って私を見下ろしていた。
見下ろしていたと言っても、私は両手で顔を覆ったまま横を向いていたので、視線は合っていない。
けれど彼が、グツグツと煮えたぎるような視線で私を見ているのは、確認せずとも分かった。
「……こんなの、我慢できるかよ」
亮が小さく呟いたあと、ベッドがたわむ。
ハッとして指の隙間から彼を見ると、一度ベッドから下りた亮は下着ごとズボンを脱いでいた。
そして私の上に四つ這いになり、シーツの上に広がっている髪を撫でつけてきた。
「……っ」
その手つきに、私はゾクッと身を震わせる。
いつも亮は私とシたあと、「夕貴の髪は綺麗だよな」と言って髪を撫でていた。
ベッドで仰向けになってそうされると、彼との事後を思いだしてしまう。
芋づる式に思いだすのは、私の部屋や亮の部屋の天井、そしてラブホの天井。
私を組み敷いていたのは継弟で、事後に彼はいつも「孕めばいいのに」と言って私のお腹を撫でていた。
それを思いだしただけで、体が燃え立つ。
婚約者に達かされたというのに、私は継弟との行為を思い出して蜜壷を疼かせていた。
(なんて淫乱なの……)
自分に絶望するけれど、私以上に彼らのほうが失望しているはずだ。
――なのに。
「バカみたいだな、俺。すっげぇ興奮してんの。触ってくれよ、これ」
亮は自嘲気味に言い、私の手を握ると強引に屹立を握らせた。
「あ……っ」
手を引っ張られて顔を隠せなくなり、亮と目が合ってしまう。
彼はうっすらと頬を紅潮させ、好きな女性を寝取られて興奮していた。
「……かた、……い」
半ば強引に握らされた肉棒は、これ以上なくガチガチに強張っている。
無意識にそれを撫でると、血管が浮き上がっているのが分かる。
掌全体でしっとりと竿を握ると、張り詰めた感触や重さ、しなやかさも確かめられた。
「こんなにして……。変態……」
亮の屹立に触れただけで興奮した私は、スリスリと肉茎をさすりながら彼を罵る。
「お前ほどじゃねーよ、このド変態」
罵り合いながら、私は亮の屹立を手でしごき始め、彼は私の脚を開かせて濡れた秘部を撫でる。
「ん……っ」
熟れた秘玉に触れられただけで、お腹の奥に宿った熱が再度疼きだす。
「は……っ、あいつに指を入れられたばっかで、ドロドロだな」
亮は最初こそ遠慮がちに秘玉や秘唇に触れていたけれど、とっくに指も肉茎も受け入れられるぐらいほぐれていると知り、彼は言葉で私を責めてくる。
「も……っ、やだ……っ」
いつものように言い返せたら良かったけれど、今の私は亮を裏切った自覚があるぶん、強く出られない。
17
お気に入りに追加
234
あなたにおすすめの小説
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
【R18】もう一度セックスに溺れて
ちゅー
恋愛
--------------------------------------
「んっ…くっ…♡前よりずっと…ふか、い…」
過分な潤滑液にヌラヌラと光る間口に亀頭が抵抗なく吸い込まれていく。久しぶりに男を受け入れる肉道は最初こそ僅かな狭さを示したものの、愛液にコーティングされ膨張した陰茎を容易く受け入れ、すぐに柔らかな圧力で応えた。
--------------------------------------
結婚して五年目。互いにまだ若い夫婦は、愛情も、情熱も、熱欲も多分に持ち合わせているはずだった。仕事と家事に忙殺され、いつの間にかお互いが生活要員に成り果ててしまった二人の元へ”夫婦性活を豹変させる”と銘打たれた宝石が届く。
【R-18・短編】部長と私の秘め事
臣桜
恋愛
彼氏にフラれた上村朱里は、酔い潰れていた所を上司の速見尊に拾われ、家まで送られる。タクシーの中で元彼との気が進まないセックスの話などをしていると、部長が自分としてみるか?と言い……。
かなり前に企画で書いたものです。急いで一日ぐらいで書いたので、本当はもっと続きそうなのですがぶつ切りされています。いつか続きを連載版で書きたいですが……、いつになるやら。
ムーンライトノベルズ様にも転載しています。
表紙はニジジャーニーで生成しました
ヤンデレ男に拐われ孕まセックスされるビッチ女の話
イセヤ レキ
恋愛
※こちらは18禁の作品です※
箸休め作品です。
表題の通り、基本的にストーリーなし、エロしかありません。
全編に渡り淫語だらけです、綺麗なエロをご希望の方はUターンして下さい。
地雷要素多めです、ご注意下さい。
快楽堕ちエンドの為、ハピエンで括ってます。
※性的虐待の匂わせ描写あります。
※清廉潔白な人物は皆無です。
汚喘ぎ/♡喘ぎ/監禁/凌辱/アナル/クンニ/放尿/飲尿/クリピアス/ビッチ/ローター/緊縛/手錠/快楽堕ち
マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子
ちひろ
恋愛
マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子の話。
Fantiaでは他にもえっちなお話を書いてます。よかったら遊びに来てね。
社長の奴隷
星野しずく
恋愛
セクシー系の商品を販売するネットショップを経営する若手イケメン社長、茂手木寛成のもとで、大のイケメン好き藤巻美緒は仕事と称して、毎日エッチな人体実験をされていた。そんな二人だけの空間にある日、こちらもイケメン大学生である信楽誠之助がアルバイトとして入社する。ただでさえ異常な空間だった社内は、信楽が入ったことでさらに混乱を極めていくことに・・・。(途中、ごくごく軽いBL要素が入ります。念のため)
ミックスド★バス~家のお風呂なら誰にも迷惑をかけずにイチャイチャ?~
taki
恋愛
【R18】恋人同士となった入浴剤開発者の温子と営業部の水川。
お互いの部屋のお風呂で、人目も気にせず……♥
えっちめシーンの話には♥マークを付けています。
ミックスド★バスの第5弾です。
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる