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猫洗い 編

乳首イキの実験 ☆

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「ん? 今のは猫の鳴き声か?」

 尊さんはニヤニヤして腋を撫で続け、私は羞恥のあまりパッとその手を払う。

「シャーッ!」

 猫ノリして怒ってみせると、彼はバスルームに笑い声を響かせる。

「ここは優しく洗ってやるから」

 そう言って尊さんは私の両胸をたぷっと揉み始め、私は目を丸くして固まる。

「……そこは……、あまり、……いいです」

「遠慮するなよ」

 彼は声に笑みを含め、泡を利用してヌルヌルタプタプと乳房を揉みしだく。

「んっ……」

 ときどき指先が乳首をかすめ、私はピクッと肩を跳ねさせて、声を出してしまいそうになるのを我慢する。

「朱里、乳首イキした事ある?」

「そ、そんな器用な事した事ないですよ」

「チャレンジしてみようか」

「そんな大食いみたいに簡単に言わないでください」

 軽口を叩いてみせるものの、泡を利用してヌルヌルと先端に触れられていると、どんどんいやらしい気持ちが高まってくる。

「ん……っ、ぅ、うぅ……。――――あっ」

 乳首を撫でられるだけかと思っていたのに、不意に耳に尊さんの吐息が掛かったかと思うと、温かい舌に外耳を舐められた。

「ゃ……っ、耳は……っ、うぅーっ、待って……っ」

 後ろから抱き締めるような体勢で胸を揉まれ、乳首を執拗に弄られ、さらに耳をヌルヌルピチャピチャと舐められて、嫌でも感覚が高ぶってしまう。

(……お腹、切ない……)

 ボーッとした頭でそう思った私は、無意識に秘所に手を伸ばし、目を閉じて肉芽に指を這わせ、コリコリと包皮越しに淫玉を刺激し始める。

 けど――。

「こら、乳首イキの実験なんだから、下は駄目」

 尊さんに手首を掴まれ、私はハッと我に返って真っ赤になる。

「ちっ、ちが……っ」

「そっちはあとからたっぷり可愛がってやるから」

 耳元で囁かれ、クク、と意地悪に笑われて私はカーッと赤面していく。

 自慰しようとしたのを見られてしまった恥ずかしさに加え、乳首を愛撫され続け、耳を舐められ、私は切なさのあまり腰を揺らしてしまう。

 するとお尻にツンと硬いモノを感じ、目を丸くしてまた固まってしまった。

 ――これって……。

 恐る恐る後ろに手を回すと、尊さんの怒りん棒がすでに臨戦態勢になっていた。

「こら、握るんじゃない」

 尊さんが笑いを込めた声で窘めるも、私は仕返しをしてやりたくて、握った肉棒を優しく扱き始める。

「仕返しです。私だけ気持ちいいのは納得できないので」

「なんでだよ」

 彼はクスクス笑い、私の耳にチュッと音を立ててキスをし、囁いてきた。

「あーかり、乳首で気持ちよくなれて偉いな。ほら、もっと気持ちよくなる」

 まるでエッチな音声作品みたいなセリフを言われ、私はキューッと膣を引き締めて目を閉じる。

(尊さんはずるいな。声までイケボなんだもん。こんな声で囁かれたら感じちゃうって分かってやってるのかな。ずるすぎる)

 私は心の中で文句を言い、「うー、うー」とうなりながら乳首を弄る尊さんの手に、自分の手を重ねる。

 気持ちよさのあまり体をくねらせるとお尻にツンと亀頭が当たり、もっといやらしい気持ちになってしまう。

「朱里、乳首気持ちいいな。もっと可愛がってやろうな」

「ぅ……、うん……っ、きもち、――――ぃ……っ」

 耳元で優しい声で囁かれ、ヌルヌルした手で乳首を甘やかされ、いよいよ下腹がキュンキュンと切なくなる。

「~~~~っ、つらい……っ」

 涙ぐんだ私は屹立から手を離すと、グリグリとお尻を肉棒に押しつける。

「こら、朱里」

 窘められ、カリッと耳たぶを噛まれた瞬間、乳首から子宮に伝わっていた切なさが限界を超え、私は「んーっ」と唸りながら目を閉じ、顔を仰向けて絶頂してしまった。

「ぁ…………っ」

 脱力した瞬間、尊さんがしっかりと私を抱き留め、さらに耳元で囁いてくる。

「乳首で達けて偉かったな」

「も…………、やだ…………」

 なんなの、この天然ASMRは……。

 ぐったりした私は息を荒げながら、涙目で膣をピクピク痙攣させた。
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