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北海道旅行 編
惜しいな ☆
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「ん……っ、ん! ぅ、うぅ……っ」
外でするなんて初めてだから、私はとっさに唇を引き結んで嬌声を堪える。
「すげぇな、露天風呂でこういう事すると、色んなもんがブチ上がる」
尊さんは独りごち、さらに私の乳首を舐め、蜜孔の中で指を蠢かせた。
同時に親指で淫芽をコリコリと転がされた私は、背中を丸めて快楽に打ち震える。
「み……、こと、さ……っ、キス、したい。キス……っ」
顔を真っ赤にしてハァハァと息を乱す私を見て、尊さんはとろけるように笑った。
「可愛い……。ん、キスしような」
そう言った彼は片手で私の後頭部を引き寄せ、舌を絡め合ういやらしいキスを始める。
唇を甘噛みされ、舌でねっとりと歯列をなぞられたかと思うと、前歯の裏側を舌先で探られて、腰の辺りをゾクゾクさせた。
「ふぁ……っ、あ、ん、……む……っ」
チュクチュクと水音をたてて尊さんは私の舌を舐め、時に舌の付け根をグルッと掻き回すように動かしてくる。
「あっ、……ん、んぅうう……っ」
キスの間、なおも淫芽を転がされ、膣壁を圧迫されて、とうとう私は彼を思いきり抱き締めて絶頂してしまった。
「…………あぁ……」
吐息をついて彼に身を預けると、尊さんは優しく私を抱き留めてお湯に浸かる。
「気持ちよかったか?」
耳元で囁かれ、私は小さく頷く。
「……うん……」
尊さんは膝の上で私をお姫様抱っこするように座らせ、今度は優しいキスをしてくれる。
ちゅ……と小さな音を立ててリップ音がし、唇が離れたあと、私たちはぼんやりと外を見た。
夜の闇に支配された温泉街は、街灯は少なめな上、ホテルや旅館の窓の明かりが見える程度で、都会とは大違いだ。
静けさに包まれたなか、ハラハラと雪が降っているさまを、心地いい温泉に浸かったままいつまでも見ていたい気持ちに駆られる。
「……贅沢ですね」
「そうだな。炬燵の中で食うアイスみたいな感じ」
「んふふっ」
彼のたとえに私は思わず笑う。
「そういえば、どこかに全部氷でできた建物があって、そこにバーが開いてるってテレビで見た事があります」
「あー、トマムかな」
「トマム?」
オウム返しに尋ねると、尊さんは優しく微笑む。
「富良野あるだろ? あそこに星野リゾートのホテルがあるんだけど、アイスヴィレッジっていうのが期間限定でできるんだ。十二月の上旬から、三月半ばぐらいまでかな。あそこ、夏も雲海を見下ろせるテラスがあるし、道央もなかなか趣深いよ」
「そうなんですね。夏も冬も楽しそう」
トロンとした表情で微笑んだ私は、彼に頬を擦りつけて甘える。
「尊さんと色んな所に行きたい」
「朱里となら、何をしても楽しいだろうな」
彼もそう言ってくれて、嬉しくて胸がキューッとなる。
「しゅき……」
胸が一杯になった私は、尊さんの頬を両手で包んでちゅっちゅっとキスをした。
そんな私を見て彼は愛しそうに目を細め、ちゅっとキスを返してくれる。
「はぁ……」
また、お湯に浸かったままゆっくり景色を堪能し、私たちはなんとはなしに溜め息をつく。
満腹感とお酒を飲んだ酔い、それからお湯に浸かった気持ちよさと、達かされた余韻に浸っていると、尊さんがボソッと言った。
「……惜しいな」
「ん? こんなに完璧なロケーションなのに?」
そう言って彼を見ると、尊さんは少し唇を曲げて言う。
「本当は色々考えてたんだ。露天風呂だし、バックからガンガン突き上げるとか、浴槽の縁に座らせて口で……とか」
「えっちっち」
呟くと、尊さんがチュッと音を立てて額にキスをしてきた。
「でもさ……、さすが厳寒期の札幌だろ? 実際に来てみたら思ってたよりずっと寒くて、朱里が可哀想でそんな事できなくて……。露天風呂セックスするなら、暖かい時期にすべきだったな」
「んふふ。……それは確かに」
彼の言いたい事を理解した私は、クシャッと笑った。
確かにすぐお風呂に浸かれる環境とはいえ、全裸で氷点下にもなる外気に晒されていたら、尊さんの怒りん棒が悲しん棒になってしまうかもしれない。
外でするなんて初めてだから、私はとっさに唇を引き結んで嬌声を堪える。
「すげぇな、露天風呂でこういう事すると、色んなもんがブチ上がる」
尊さんは独りごち、さらに私の乳首を舐め、蜜孔の中で指を蠢かせた。
同時に親指で淫芽をコリコリと転がされた私は、背中を丸めて快楽に打ち震える。
「み……、こと、さ……っ、キス、したい。キス……っ」
顔を真っ赤にしてハァハァと息を乱す私を見て、尊さんはとろけるように笑った。
「可愛い……。ん、キスしような」
そう言った彼は片手で私の後頭部を引き寄せ、舌を絡め合ういやらしいキスを始める。
唇を甘噛みされ、舌でねっとりと歯列をなぞられたかと思うと、前歯の裏側を舌先で探られて、腰の辺りをゾクゾクさせた。
「ふぁ……っ、あ、ん、……む……っ」
チュクチュクと水音をたてて尊さんは私の舌を舐め、時に舌の付け根をグルッと掻き回すように動かしてくる。
「あっ、……ん、んぅうう……っ」
キスの間、なおも淫芽を転がされ、膣壁を圧迫されて、とうとう私は彼を思いきり抱き締めて絶頂してしまった。
「…………あぁ……」
吐息をついて彼に身を預けると、尊さんは優しく私を抱き留めてお湯に浸かる。
「気持ちよかったか?」
耳元で囁かれ、私は小さく頷く。
「……うん……」
尊さんは膝の上で私をお姫様抱っこするように座らせ、今度は優しいキスをしてくれる。
ちゅ……と小さな音を立ててリップ音がし、唇が離れたあと、私たちはぼんやりと外を見た。
夜の闇に支配された温泉街は、街灯は少なめな上、ホテルや旅館の窓の明かりが見える程度で、都会とは大違いだ。
静けさに包まれたなか、ハラハラと雪が降っているさまを、心地いい温泉に浸かったままいつまでも見ていたい気持ちに駆られる。
「……贅沢ですね」
「そうだな。炬燵の中で食うアイスみたいな感じ」
「んふふっ」
彼のたとえに私は思わず笑う。
「そういえば、どこかに全部氷でできた建物があって、そこにバーが開いてるってテレビで見た事があります」
「あー、トマムかな」
「トマム?」
オウム返しに尋ねると、尊さんは優しく微笑む。
「富良野あるだろ? あそこに星野リゾートのホテルがあるんだけど、アイスヴィレッジっていうのが期間限定でできるんだ。十二月の上旬から、三月半ばぐらいまでかな。あそこ、夏も雲海を見下ろせるテラスがあるし、道央もなかなか趣深いよ」
「そうなんですね。夏も冬も楽しそう」
トロンとした表情で微笑んだ私は、彼に頬を擦りつけて甘える。
「尊さんと色んな所に行きたい」
「朱里となら、何をしても楽しいだろうな」
彼もそう言ってくれて、嬉しくて胸がキューッとなる。
「しゅき……」
胸が一杯になった私は、尊さんの頬を両手で包んでちゅっちゅっとキスをした。
そんな私を見て彼は愛しそうに目を細め、ちゅっとキスを返してくれる。
「はぁ……」
また、お湯に浸かったままゆっくり景色を堪能し、私たちはなんとはなしに溜め息をつく。
満腹感とお酒を飲んだ酔い、それからお湯に浸かった気持ちよさと、達かされた余韻に浸っていると、尊さんがボソッと言った。
「……惜しいな」
「ん? こんなに完璧なロケーションなのに?」
そう言って彼を見ると、尊さんは少し唇を曲げて言う。
「本当は色々考えてたんだ。露天風呂だし、バックからガンガン突き上げるとか、浴槽の縁に座らせて口で……とか」
「えっちっち」
呟くと、尊さんがチュッと音を立てて額にキスをしてきた。
「でもさ……、さすが厳寒期の札幌だろ? 実際に来てみたら思ってたよりずっと寒くて、朱里が可哀想でそんな事できなくて……。露天風呂セックスするなら、暖かい時期にすべきだったな」
「んふふ。……それは確かに」
彼の言いたい事を理解した私は、クシャッと笑った。
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