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番外編3:新婚調教7☆★(後ろ表現あり)

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 あなたが俺という井戸を満たしてくれるなら、俺はどんなことだってする。
 良い国王になり、あなたが誇りに思う夫になり、息子になる。

 だから、

 ――だから。




 俺は、あなたのために堕ちたんだ。

 あなたを手に入れるために、自ら堕ちることを望んだ。
 あなたのために堕ちるなら怖くない。

 だから、あなたも堕ちてくれ。
 実の息子と言っていいほど愛した男に媚び、女として誘い、その身に子種を浴びろ。

「母なのに、息子なのに」と死ぬほど悩んで、それでも俺を選べ。
 世界が終わるか俺を殺すかという瀬戸際で、「オーガストを失えない」と笑って一緒に世界を滅ぼしてくれ。

 ああ、リディア。

 リディア、リディア、リディア。

 ――俺のすべて。
 ――俺を狂わせた残酷な女。





 獣のような目をし、オーガストは口端から涎すら垂らして一心にリディアを穿った。

 両手で彼女の大きな乳房を揉み、掴み、乳首を紙縒る。
 子宮口を突き上げ、捏ね、リディアが悲鳴を上げようが、何度も絶頂に飛ぼうが攻めぬく。
 リディアが嫌がると知って、わざと浅い場所を擦りたてた。
 母は哀れっぽい悲鳴をあげ、水面にバシャバシャと潮を噴く。

「母上……愛してる……」

 体を密着させ、リディアの子宮口をねちっこく捏ね回し、女の弱点――肉真珠をコロコロと転がした。

「ぃあっ、……っあっ、んぅっ、んぉっ、んーっ、んっ、あっ、あぁっ」

 両腕にすっぽり収まる小さな体が、ブルブルと震えている。
『ガーランドの翠玉』と呼ばれた絶世の美女が、息子に犯され獣のような声を上げていた。

 ――もっと虐めてやりたい。

 そう思ったオーガストは、ぬめり湯を片手で掬いリディアの尻に掛けた。そのとろみを利用して、指を一本窄まった場所に押しつける。






「っ! やぁあっ! そこっ、違うわっ」

 突如として正気に戻ったリディアは、くねくねと腰を振り立てオーガストの指から逃れようとした。

「違わない。ここでも俺を受け入れられるようにするんだ」

 ピシャリと告げられ、リディアは肩を震わせる。ポトポトと涙が零れ、「ひどい……っ」と唇がわななく。

「っあうぅっ」

 オーガストの指がぬめりを伴って後孔に入り、浅い部分をキュポキュポと前後した。

「んぁっ、あっ、あうっ、うっ、うぁっ」
「母上、凄い。獣のような声だ」

 楽しそうな息子の声に、リディアはゾクゾクと腰を震わせる。
 こんな王妃らしからぬ痴態を演じ、夫の前で排泄の孔をくじられ「獣のような声」と言われ――。
 消えてしまいたいほど恥ずかしいのに、心が悦んで仕方がない。

「いいか? 母上。無理をさせて女性の膣を広げれば、拳や腕も入る」
「――ひっ」

 怯えたリディアの尻を、オーガストはまるく撫でた。

「落ち着いて。俺はあなたにそんなことはしない。あなたの狭い孔が気に入っているんだから」

 脅されて宥めすかされると、リディアは「本当?」と仔犬のようにオーガストに縋りたくなる。

「こっちの孔はね、性交用の場所ではないから、拡げても時間が経つとちゃんと元に戻る。だから安心してこちらでも交われるようになろう」
「……いやぁ、そんなの、いやなの……っ、おしり、……おしり、いやなのぉっ」

 嫌と言っている間もリディアの後孔はオーガストの指で慣らされ、柔らかくなったところに二本目の指が入った。

「大丈夫だ。母上の体は優秀だから、ちゃんとできる」

 ゆるゆると腰を前後させるオーガストは、トントンと子宮の入り口をノックし続ける。絶え間なくリディアに快楽を教え込み、悦楽で呑んで「いや」と言わせない方法をとろうとしていた。

「だって……っ、ぁ、あんぁ……っ、そこっ、ちがう……っものっ」

 なおも逆らい頭を振ると、侍女に纏めてもらったはずの髪がバラリと解ける。

「母上のアナルは可愛いよ。小さくてキュウッと窄まって。それが俺の指を咥えて少しずつ成長している。育ちきったら俺の肉棒を『美味しい』と咥え込めるんだ。素晴らしいことだと思わないか?」
「いやなの……っ、やっ、ぁ、――あんっ、んーっ、んぁ、あ……っ」

 オーガストの指が肉筒の内側を探ると、蜜壷までがギュウッと締まる。

「あまり頑張らなくていいから。クパクパしているのも可愛いけど、まずは俺を受け入れることを考えて。ほら、三本目を入れるよ」
「いやああぁああぁ……っ!」

 自分の体が作り替えられる絶望を味わい、リディアが歓喜の声を上げる。
 嫌で嫌で堪らないのに、オーガストがするならどんなことでも甘んじてしまう。

「母上、少し楽になろうか」

 オーガストはリディアの腰を掴み、ぬめり湯の中に体を沈ませた。
 屹立が蜜壷を擦るスピードは緩慢になったが、ぬめりを伴いとても滑りが良くなる。それは後孔も同じことで、オーガストの指を三本咥えたリディアの違和感がやや軽くなった。

「んぅっ、んあぁ……っ、ぁ、あぅーっ、ん、んぅ、あ、あぁ……っ」

 湯船の縁に両腕と顔を預け、リディアは悩ましい声を上げる。

「このぬめり……、いい、な」

 ペロリと唇を舐め、オーガストが一人ごちる。

「リディア……っ、一回ナカで出させて」

 リディアの後孔を拡げながら、オーガストは腰を速めた。ぬめる湯がタプタプと踊り、二人の肌を濡らしてはトロォ……と糸を引いてゆく。

「あんっ、ぁ、あぁっ、ん、あぁっ、あっ、んあぁあっ、あーっ」

 たぱん、たぱんとぬめり湯が踊る音が続き、オーガストがジャブジャブと水音を立て烈しくリディアを攻め立てる。
 張り詰めた一物がぬめりを伴ってリディアの最奥まで届き、容赦なく巨大な質量を知らしめた。

「リディア……っ、ぁ、母上……っ。お望みの通り、ビュービュー出してあげるよ……っ」

 リディアの頭や胸までも小刻みに揺れるほど強く揺さぶり、最後にどっどっどっと奥深くまで腰を打ち付けてオーガストが吐精した。
 母の胎内で息子の一物が膨れ上がり、いまだ衰えを見せない精液がビュクビュクと吐き出される。
 じわぁっと最奥が温かくなり、息子の迸りを味わう。とろけ顔のリディアの口端から、たらりと涎が一筋滴った。

「んぁ……、あ……、も……だめぇ……」

 ぬぽんとオーガストの屹立が抜け出ると、リディアは湯船の縁に掴まってへたりこんだ。
 しかしこれで許してくれるオーガストではない。

「母上、力を抜いて」

 やはり勢いを失っていないものがヒタリとリディアの後孔に押し当てられ、彼女の頤を持ち上げオーガストが囁いた。

「も……、終わりって……言ったじゃない……」
「お願い」

 けれど子供のように甘えた声を出されると、リディアはとても弱い。

「でも……お尻はやなのぉ……っ」

 ぐずぐずとした声を出すが、オーガストは嬉々とした表情で再び唇を舐めた。

「月のものがきた時や、子を授かった時に、あなたは膣以外で夫を悦ばせる手段を覚えておいたほうがいい」
「それは……、そうなのだけれど……」

 悩ましい声で呟いたリディアの顔は疲労が濃い。
 そんな彼女のまるいヒップを持ち上げ、オーガストはなおもガチガチに強張ったモノを宛てがい、ゆっくりと腰を進めていった。
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