【R-18】年下国王の異常な執愛~義母は義息子に啼かされる~【挿絵付】

臣桜

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番外編3:新婚調教2 ☆

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「まずはお体を洗ってしまいましょう。そのあとゆっくりお浸かりになると宜しいでしょう」
「ええ、そうするわ」

 大理石でできた風呂椅子に座ると、侍女がいつものように丁寧に体を洗ってくれた。南方の国の名産だという海綿で優しく肌を擦られ、大事な部分は傷付けないように優しい指でもって洗われる。

「…………」

 いままでそれを当たり前のことだと思っていたが、オーガストの指を知ってしまった今、少し微妙な気持ちになってしまった。
 幸いなことに、侍女の指で感じて声を出すということにはならなかったが。
 体を洗い終えると、リディアは薬湯に浸かりくぼみに頭を乗せ体を横たえた。長いシルバーブロンドを侍女が丁寧に洗い、仕上げにクルクルと纏めてくれる。

「終わりました。妃陛下がごゆっくりされている間、私は外に出ておりますね。何か御用向きがありましたら、なんなりとお申し付けください。お飲み物はこちらに置いておきます。他のお飲み物などは中央のテーブルにございますが、おかわりの際などもお呼びください」
「ありがとう」

 侍女の気配が遠くなり、ドアが開閉する音が聞こえると、リディアは思いきり伸びをした。

「あぁ……。素敵なお風呂だわ。王都の城にもこれぐらいのものがあればいいのに。城下街にある公衆浴場というのは、似たようなものなのかしらね?」

 誰にともなく呟き、腕でゆるゆるとお湯を掻く。
 薬草の少し渋い草の匂いがするなか、体が温まり疲れがとれてゆく気がする。

「私たちが戻る前に、こんなに立派なお風呂の用意をしてくれていたのね。あとで風呂番をねぎらわなくては」

 ひとつ頷き、リディアはザパリと立ち上がった。

「次は何のお風呂に入ろうかしら?」

 階段を上がり周囲を見回すが、あまりにお湯の量が多くて湯気がもうもうとしている。

「泡のお風呂も興味があるわ。気持ちいいのかしら」

 滑らないように歩き、リディアは泡風呂に身を沈めた。

「ふふ、くすぐったい」

 パシャパシャと水面を手で叩くと、泡がモコモコと大きくなる。両手で掬ってフッと吹き、シャボン玉の虹色に見とれていると、水面が揺れた。

「……えっ?」

 自分以外の誰かがいるということに、リディアはやっと気がつく。

「だ、誰?」

 うろたえていると、背後から泡ごとヌルンと乳房が揉み上げられた。

「っきゃあ!」

 悲鳴を上げ逃げようとするが、がっしりとした腕がお腹にまわり逃げられない。そのあいだも泡を纏わせた手がヌルヌルと乳房を滑り、脚の間には熱く昂ぶったものまで押しつけられる。

「っちょ……誰か! 誰か!」

 慌てて侍女を呼ぶが、彼女が駆けつける気配はない。
 泣き出す寸前になって、耳元で「ク、クク」と聞き慣れた笑い声がする。

「オ、オーガスト!?」

 確信と共に腕を強引に押しのけ、振り返る。すると黒髪を濡らした夫が、悪戯成功と言わんばかりに微笑んでいた。

「……も、もう! びっくりしたんだから!」
「風呂に夢中になっているあなたが悪い」

 そのまま体を引き寄せられ、壁際に座ったオーガストの膝の上に座らされる。股の間には屹立がそそり立っているので、非常に微妙な体勢だ。

「ん……っ」

 耳たぶを甘噛みされ、吐息が耳孔に入り込む。
 ゾクッと肩を跳ねさせたリディアの両乳房を、オーガストはヌルヌルと撫で回す。

「大浴場は気に入ったか?」
「え、ええ……」
「そうか、なら良かった」

 乳房を撫でていた手はスルリと下り、リディアの内腿を外へ向かって撫でてゆく。自然と大きく脚を開く格好になり、リディアは赤面する。泡で痴態が見えないのは幸いだった。

「一度あなたと一緒に風呂に入りたいと思っていたんだ」
「……女性のお風呂に殿方が入るものではないわ」
「十歳の俺が頼み込んだら? 一緒に入ってくれたか?」

 尋ねられ、リディアはそのシーンを想像してみる。
 あのあどけなく可愛らしいオーガストに「母上、一緒にお風呂に入りたい」と言われたら……。女の子と見まごう可愛らしさで、自らを「僕」と言い、共寝をしていたあの小さなオーガスト……。

 ――でも。

「ん?」

 耳元で低く囁き、ベロリと耳孔に舌を差しこんでくるこの『男』は、あの可愛いオーガストではない。――夫だ。

「……無理、よ。いまのあなたしか想像つかないし、時は逆しまには戻らないもの」

 首を傾け舌を嫌がっても、オーガストは執拗にリディアの耳や首筋を舐めてくる。おまけに指は花弁に触れ、ヌルヌルと上下している。

「ふぅん?」

 また耳元で納得したようなしていないような声がし、花弁から指が離れる。
 ホッとしたのも束の間、リディアは浮力を利用して抱き上げられていた。

「っきゃあ!?」
「暴れるな。滑って落ちる」

 ザバザバと水音をたて、泡が揺れる。
 どこへ行くのかと思えば、オーガストは湯船の仕切りを跨いで隣の湯船に入った。
 その風呂は他と比べると目に見えた区別がつかず、透明な湯に満たされているように思える。

「このお風呂はなんなの?」

 オーガストにしがみついたまま尋ねると、彼はリディアを抱いたまま湯に沈み込んだ。

「きゃ……っ」

 湯に体が触れた途端、ヌルッとしたぬめりが体を覆った。

「な、なに? これ……」

 オーガストが座ったので安堵して手で湯を掬ってみれば、普通の湯と違いとろりと糸を引く。

「海藻でできたぬめり風呂だ。我が先祖殿は優秀な風呂を考えたものだ」
「…………?」

 確かに温かいので風呂と言えるが、このぬめったものは何の効果があると言うのだろう。香りは特にしない。だとすれば……。

「このヌルヌルはお肌にいいの?」

 腕にぬめりを撫でつけてみると、確かに肌がスベスベしたように思える。海藻と言われれば栄養もあるし、一理あるような気がする。

「まぁ、そういうことにしておいていいだろう」

 リディアのことをやけに生暖かい目で見つめ、オーガストは肯定する。

「体のあらゆる場所が滑らかになるそうだ。こういう……大事な部分もな」

 先ほどと同じ体勢をとると、オーガストはぬめりを伴ってリディアの花弁を撫で回す。

「ん……っ、ぅ」

 すると、いつもより鋭敏に感じてしまったような気がした。
 まだ興奮していない体は肉芽も柔らかい。けれど指先で何度もヌルヌルと擦られていると、次第にリディアのそこが芯を持ってくる。

「……や、変だわ」
「変じゃない。これがいいんじゃないか」

 オーガストはリディアの乳首もヌルヌルと擦り、彼女の息が次第に荒くなってゆく。

「ア……」

 やがてヌルンッと指が蜜口に入り込み、ぬめりを伴った指がすぐに前後しだした。

「あっ、ぁ、あ……っ、や、変っ、やだ……っ、このヌルヌル嫌だわっ」
「リディア。健康にいい風呂なんだから、嫌がるんじゃない」
「うぅ……」

 窘められても、リディアは素直に頷けない。確かに健康にはいいのだろうが、この風呂を選んだオーガストの意図を信頼できない。

「ほら。リディアの好きなココを触ってあげるから。ココを何度もコリコリされるのが好きなんだろう?」

 オーガストはリディアの膣内で指を折り曲げ、ザラザラとした部分を何度も擦ってくる。

「ふ、ぁあんっ、や、そこっ、……やぁあっ」

 思わずクネクネと腰が揺れ、図らずも尻たぶでオーガストの屹立を擦ってしまう。

「もっと腰を上げて。俺がやりやすいようにして。あなたの可愛い花びらが見えてしまうぐらい……。そう、いい子だ」

 言いながらオーガストは腰を前方に突き出すので、その上に乗ったリディアも仰向けに寝そべるような格好になってしまった。
 二人がいる場所はスロープになっている浅めの場所で、リディアの花弁があと少しで水面に出てしまう。その向こうにニュッと出ているオーガストの屹立は、肉色の塔のようだ。てらてらと光っているのは、彼が先走りを零しているからか、風呂のぬめりなのか分からない。
 ただ男女の性器が露出して見え、ヌラヌラと光っている姿はリディアに異様な興奮をもたらした。

「リディアはこうやってズボズボされるのが好きだよな?」

 オーガストは指を増やし、二本の指をリディアの蜜口に突き立てた。初夜の時はリディアが達するまで静かに執拗に攻めたというのに、今は目に見えて分かるように上下に動かす。

「あっ、あぁああっ、そ、そんな……っ、したらダメぇ……っ」

 オーガストが手を動かすたび、パシャパシャと水面が踊る。加えてもう片方の手で充血した肉真珠をヌルヌルと撫でられ、リディアは大きく脚を広げたまま体を震わせた。

「ダメっ、ダメっ、ぁ、あ、……っあぁっ、ヌルヌル、ダメなのぉっ」

 目の前で繰り広げられる痴態と、ヌルヌルとした感覚がいけなかった。

「ンッ、ん――――うぅっ、ぁ、……っあ、……あぁ……」

 オーガストの腕を掴んだまま、リディアは達してしまう。

「……ぁ……あ……」

 くたりと脱力し息を荒くしたリディアを抱え直し、オーガストは彼女の手に屹立を握らせた。

「さあ、リディア。今度は妻としての役目を果たしてくれ。夫を気持ち良くさせるのは、妻の役割だろう?」
「ん……ふ、ぁ……」

 握らされた肉棒は、とても硬くて熱い。リディアの柔らかな掌に屹立の血管が感じられ、軽く握ってみるとオーガストがピクンと跳ねた。
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