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信頼していた男の変貌
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パールを嫌がっているオーガストの態度から、リディアはすぐにパールが追い返されてまた平穏が戻るのだと思っていた。
だが事態はそうも簡単にいかなかった。
「え……」
パールに呼び出されて中庭のガゼボに赴き、お茶の時間にしようと思ったリディアは、ショールが肩を滑るのを元に戻せなかった。
呼ばれたのがリディア一人なら断るようにとオーガストに言われていた。だが今回はオーガストも招待したので、と言われ足を向けたのだ。
通常ならオーガストと共に向かう所を、それぞれ公務があったのでその後になった。
オーガストは諸国との外交を大臣たちと話し合い、リディアは王都にある孤児院を訪問した後だった。馬車で向かったけれど、子供たちの話を聞き一緒に駆け回り、やや疲れていた。
けれどパールの誘いだから断っては失礼なので、午後のお茶に向かって――信じられないものを見た。
既にガゼボのベンチに座っているオーガストの上に、パールが覆い被さっていたのだ。
オーガストの体に腕を回し、昼間だというのに零れんばかりに胸を出したドレスを着ている。やや張りを失いかけた胸をオーガストの胸に押しつけ、遠目からはまるでキスをしているように見える。
「……なに……」
リディアに同行している侍女たちも、息を呑んで女主人に何と言ったものかと戸惑っているようだ。
「へ、陛下。ですがよくご覧になってください」
二人の様子を見ていると、やがてオーガストが静かにパールの体を押した。
冷静な顔でオーガストは何か言い、パールは遠目にも瞬時に憤慨したのが分かった。金切り声で何か罵った後、パールはあっという間に立ち去ってしまう。
「……な、何だったのでしょう?」
「聡明な陛下の事だから、きっとパール様に冷静な一言を仰ったのだわ」
侍女の一人にもう一人が言い、「さぁ、陛下参りましょう」とリディアを促す。
「リディア」
侍女三人を伴って現れたリディアを、オーガストは立って出迎える。
「あの……パール様は?」
「あぁ、あの人なら具合が悪いようで戻られた。だから二人で午後のお茶を楽しもう」
リディアに向かって甘く微笑むオーガストに、二人の仲を応援している侍女たちが好ましげに騒ぐ。
「私、お茶の用意を催促して参りますわ」
一人の侍女がお辞儀をしてその場を離れる。
夏の風を受け、侍女のスカートが膨らんだ。その後ろ姿を何とはなしに見送り、リディアは小さく笑う。
「あまりパール様を困らせてはなりませんよ?」
「さあ? 何の事だか」
白々しく笑うオーガストに、リディアは「もう」と苦笑いする。
「一つ言っておく。俺はあなたに夢中なのであって、義母と名のつく人なら手当たり次第に手を出す愚か者ではない。『ガーランドの翠玉』と呼ばれたあなたに惚れても、あの高慢ちきで実母ほどの年齢の人に魅力を感じない」
「……ありがとうございます」
何と言葉を返したらいいのか分からず、リディアは曖昧に微笑んだ。
その後お茶が運ばれてきて、リディアはオーガストと気兼ねのない時間を楽しんだ。時に侍女たちも会話に混ざり、軽やかな笑い声が夏の庭園に響いていた。
**
けれど魔の手はオーガストだけに留まらなかった。
「カルヴィン……? 何を――」
信頼の置ける臣下としてカルヴィンと今後の公務について話し合い、一通り来月の予定が纏まった後だった。
向かいのソファに座っていたカルヴィンが腰を上げ、リディアの隣に座ってきた。
そして彼女の手を両手で握り、あまつさえ唇を押し当ててきたのだ。
今まで親愛の情としてカルヴィンから手にキスをされても、このように体を密着させられた事はなかった。
「ど、どうしたの? カルヴィン。距離が近いわ」
「私は……もう我慢ができません。私はあなたのために手を汚した。あなたのために十年我慢をしたので、そろそろご褒美を頂けてもいいのではありませんか?」
熱の籠もった眼差しを向け、カルヴィンはリディアの足元に跪くとサテンの靴を脱がした。
薄いストッキングに包まれたつま先に口づけされかけ、リディアは大きく体を引く。
「や――やめて! な、何をするの? 急にどうしたの?」
「間もなく陛下は失脚するでしょう。あの避妊の薬はちゃんと飲まれていますね? 陛下がいなくなった後、あなたは私の子を産めばいい。この国の国母となり、真なる王を産むのです」
ギラギラとした目が下からリディアを見つめ、その異常な熱に身が竦む。
けれどオーガストに危機が訪れるという言葉は、聞き捨てならなかった。
「オーガストに何が起こるのです? 何か知っているのなら教えて」
足を掴まれたままという無様な姿だが、リディアは必死になって食い下がる。
足の甲にカルヴィンの唇がつけられ、ヂュウッと強く吸ってくる。恐ろしさと気持ち悪さに体が震えるが、オーガストに何が起こるのか聞かなければならない。
「カルヴィン、お願いします。教えてください」
キスが終わった後、カルヴィンはねっとりとリディアの足に舌を這わせる。温かい舌が足という汚い部分を這い回り、怖気が走る上に体が震えて堪らない。
「い……っ、いやっ、とにかく、……や、やめて!」
体を引いて足も懸命にバタつかせるが、男であるカルヴィンの力に叶わない。あっという間にソファの上に押し倒され、リディアは蒼白になっていた。
「――それ以上何かすれば、舌を噛みます」
両手を懸命に突っ張り、リディアは低く告げる。
「オーガスト陛下のためなら、何でもするのでしょう? 私に唇を許すぐらいどうって事はないはずです。この胸だって、まだ少年だった陛下に触られていたのではないですか? ものの分別がつく歳になった男児が、女性と共寝をするなど目的は一つに決まっています」
カルヴィンにオーガストとの共寝の事を言われ、ザッと血の気が引いた気がした。
「な……何を……」
震える声で言えば、カルヴィンはとろりと目を細める。
「あなたにずっと懸想していた私が、当時の王子の想いを分からないとでもお思いですか? 同じ男だからこそ、王子があの時なにを望んでいたかなど、とうに見破っていました。口惜しい事に、再三注意をしてもあの王子は何かと理由をつけて私に反抗していた。最後の一線は越えなかったのでしょうけれど、あなたの体はさぞや好きにいたぶられたのでしょうね?」
カルヴィンの指先がリディアの顔の輪郭を辿り、顎まで至ってから喉元、鎖骨へと下る。
さらにふっくらとした胸元に触れそうになり、慌ててリディアは彼の手を払った。
「触らないで!」
「どうしました? リディア様。今まで私に、好意的な目を向けてくださっていたではないですか。いずれは今後、あなたが女王になり私が王配になるかもしれないのですよ? つれなくしないで仲良くしましょう?」
「……何を、言っているの? あなたは……」
顔面を真っ青にし呆然としたリディアの前で、カルヴィンは嬉しそうに笑ってみせた。
「もう少しです。もう少しで私の願いが成就される。あなたは何も変わらず、幸せそうに笑っていればいい」
どこか狂気を湛えた笑みが恐ろしく、リディアは強引に立ち上がると部屋を飛び出た。
時間になったら侍女が迎えに来る事になっていたが、それも無視をして自分の部屋に急ぐ。
今まで全幅の信頼を置いていたカルヴィンに変化が起こり、心がついていかなかった。
(私は誰を頼ればいいの……?)
カルヴィンに手を出されたと、オーガストに訴えるのは簡単だ。
けれどカルヴィンが優秀な宰相である事は明白で、彼が長い間この国を支えてくれていたのも事実だ。恩を仇で返すような事は、なるべくしたくない。
急に孤独を感じたリディアは、自室に戻った後ほんの少しだけ泣いた。
**
だが事態はそうも簡単にいかなかった。
「え……」
パールに呼び出されて中庭のガゼボに赴き、お茶の時間にしようと思ったリディアは、ショールが肩を滑るのを元に戻せなかった。
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けれどパールの誘いだから断っては失礼なので、午後のお茶に向かって――信じられないものを見た。
既にガゼボのベンチに座っているオーガストの上に、パールが覆い被さっていたのだ。
オーガストの体に腕を回し、昼間だというのに零れんばかりに胸を出したドレスを着ている。やや張りを失いかけた胸をオーガストの胸に押しつけ、遠目からはまるでキスをしているように見える。
「……なに……」
リディアに同行している侍女たちも、息を呑んで女主人に何と言ったものかと戸惑っているようだ。
「へ、陛下。ですがよくご覧になってください」
二人の様子を見ていると、やがてオーガストが静かにパールの体を押した。
冷静な顔でオーガストは何か言い、パールは遠目にも瞬時に憤慨したのが分かった。金切り声で何か罵った後、パールはあっという間に立ち去ってしまう。
「……な、何だったのでしょう?」
「聡明な陛下の事だから、きっとパール様に冷静な一言を仰ったのだわ」
侍女の一人にもう一人が言い、「さぁ、陛下参りましょう」とリディアを促す。
「リディア」
侍女三人を伴って現れたリディアを、オーガストは立って出迎える。
「あの……パール様は?」
「あぁ、あの人なら具合が悪いようで戻られた。だから二人で午後のお茶を楽しもう」
リディアに向かって甘く微笑むオーガストに、二人の仲を応援している侍女たちが好ましげに騒ぐ。
「私、お茶の用意を催促して参りますわ」
一人の侍女がお辞儀をしてその場を離れる。
夏の風を受け、侍女のスカートが膨らんだ。その後ろ姿を何とはなしに見送り、リディアは小さく笑う。
「あまりパール様を困らせてはなりませんよ?」
「さあ? 何の事だか」
白々しく笑うオーガストに、リディアは「もう」と苦笑いする。
「一つ言っておく。俺はあなたに夢中なのであって、義母と名のつく人なら手当たり次第に手を出す愚か者ではない。『ガーランドの翠玉』と呼ばれたあなたに惚れても、あの高慢ちきで実母ほどの年齢の人に魅力を感じない」
「……ありがとうございます」
何と言葉を返したらいいのか分からず、リディアは曖昧に微笑んだ。
その後お茶が運ばれてきて、リディアはオーガストと気兼ねのない時間を楽しんだ。時に侍女たちも会話に混ざり、軽やかな笑い声が夏の庭園に響いていた。
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けれど魔の手はオーガストだけに留まらなかった。
「カルヴィン……? 何を――」
信頼の置ける臣下としてカルヴィンと今後の公務について話し合い、一通り来月の予定が纏まった後だった。
向かいのソファに座っていたカルヴィンが腰を上げ、リディアの隣に座ってきた。
そして彼女の手を両手で握り、あまつさえ唇を押し当ててきたのだ。
今まで親愛の情としてカルヴィンから手にキスをされても、このように体を密着させられた事はなかった。
「ど、どうしたの? カルヴィン。距離が近いわ」
「私は……もう我慢ができません。私はあなたのために手を汚した。あなたのために十年我慢をしたので、そろそろご褒美を頂けてもいいのではありませんか?」
熱の籠もった眼差しを向け、カルヴィンはリディアの足元に跪くとサテンの靴を脱がした。
薄いストッキングに包まれたつま先に口づけされかけ、リディアは大きく体を引く。
「や――やめて! な、何をするの? 急にどうしたの?」
「間もなく陛下は失脚するでしょう。あの避妊の薬はちゃんと飲まれていますね? 陛下がいなくなった後、あなたは私の子を産めばいい。この国の国母となり、真なる王を産むのです」
ギラギラとした目が下からリディアを見つめ、その異常な熱に身が竦む。
けれどオーガストに危機が訪れるという言葉は、聞き捨てならなかった。
「オーガストに何が起こるのです? 何か知っているのなら教えて」
足を掴まれたままという無様な姿だが、リディアは必死になって食い下がる。
足の甲にカルヴィンの唇がつけられ、ヂュウッと強く吸ってくる。恐ろしさと気持ち悪さに体が震えるが、オーガストに何が起こるのか聞かなければならない。
「カルヴィン、お願いします。教えてください」
キスが終わった後、カルヴィンはねっとりとリディアの足に舌を這わせる。温かい舌が足という汚い部分を這い回り、怖気が走る上に体が震えて堪らない。
「い……っ、いやっ、とにかく、……や、やめて!」
体を引いて足も懸命にバタつかせるが、男であるカルヴィンの力に叶わない。あっという間にソファの上に押し倒され、リディアは蒼白になっていた。
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カルヴィンにオーガストとの共寝の事を言われ、ザッと血の気が引いた気がした。
「な……何を……」
震える声で言えば、カルヴィンはとろりと目を細める。
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「もう少しです。もう少しで私の願いが成就される。あなたは何も変わらず、幸せそうに笑っていればいい」
どこか狂気を湛えた笑みが恐ろしく、リディアは強引に立ち上がると部屋を飛び出た。
時間になったら侍女が迎えに来る事になっていたが、それも無視をして自分の部屋に急ぐ。
今まで全幅の信頼を置いていたカルヴィンに変化が起こり、心がついていかなかった。
(私は誰を頼ればいいの……?)
カルヴィンに手を出されたと、オーガストに訴えるのは簡単だ。
けれどカルヴィンが優秀な宰相である事は明白で、彼が長い間この国を支えてくれていたのも事実だ。恩を仇で返すような事は、なるべくしたくない。
急に孤独を感じたリディアは、自室に戻った後ほんの少しだけ泣いた。
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