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新婚の睦2 ☆
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いつ誰に襲われるか分からないからという名目で、リディアはまだ貞操帯を付けさせられている。
オーガストが外す必要があると判断した時は、彼が持つ鍵で外せばいいのだ。
「あなたの肌をキャンバスにして、絵を描けたらいいのに」
ツゥッと筆先が胸を這い、クルクルと乳暈から乳嘴を旋回する。
「あ……っ、ア……ん」
右手の人差し指の関節を咥え、リディアが懸命に声を押し殺す。繊細な筆先の刺激によって、リディアの先端はすぐに凝り立った。貞操帯の中で花弁が潤み、ジュワリと蜜を吐き出す。
「……オーガスト、ダメ……っ」
ブライアンが途中まで描いた絵を前にして、胸を出し彼の息子の手により感じているだなんて情けない。
小声で窘めるが、オーガストはニヤリと酷薄に笑って取り合わない。
「胸以外の場所には触らないと約束するから」
グッとリディアの腰を引き寄せ、たっぷりと実った胸を下から見上げられる。
「う……」
ふっくらとした白い乳房と、その先端でツンと尖った赤い宝石。思わず自分の胸を見下ろし、焦点をずらせばオーガストと目が合ってしまう。
「リディア、胸を俺に」
オーガストの赤い目に見つめられ命じられると、なぜだか熱を持った体が勝手に動いてしまう。少し身を屈めるとすぐに、オーガストが胸の先端にしゃぶりついてきた。
「ン……、ぁ。あぁ……」
先端をヌルヌルと舌が舐め、チュウッときつく吸われると下肢にジンとした痺れが走る。
オーガストは絵筆を置き、リディアの胸を手で揉んできた。
外気に晒され少し温度の下がった乳房が、オーガストの温かな掌に包まれ安堵すら覚える。
「あぁ……っ、ぁ、あ……胸、ダメぇ……っ」
「駄目じゃないだろう? あなたはここを弄られるのが何より好きなはずだ」
二本の指で勃ち上がった乳首を扱き、オーガストは口の中で舌をひらめかせる。
静かな室内にピチャピチャという水音が聞こえ、リディアは呼吸を乱しつつ夫の頭を抱き締めていた。
その口の端から透明なものがはみ出てしまっているのも気づかず、ただ与えられる快楽に耽溺する。
「んぅ……っ、あ、あ……っ」
貞操帯から蜜が滴り、脚を伝ってゆく。それほどまでリディアは濡れやすく淫靡な体に作り替えられていた。
腰を揺らし脚をすり合わせる彼女を、オーガストが満足気に見上げる。
「辛そうだな? リディア」
「そ、そんな事は……っ」
「一度胸だけで達してしまえばいい。今まで散々できたのだから、できるはずだ」
意地悪な事を言って更にオーガストは胸を吸い立て、指先で何度も乳首を弾いてきた。
「ん……っ、ぁ、あ……っ、お腹、切ない……っ」
狂おしくオーガストの髪をかき乱し、リディアは淫らな声を出す。
いっその事熱く太いモノで貫いてほしいとすら思うのに、オーガストはリディアの下肢に手を伸ばそうとしなかった。
「仕方がないな。リディアは胸で達けるはずなんだろう?」
オーガストは自分の太腿を跨がせ、リディアの深部をグッと脚で押し上げた。
「っきゃふ……っ! あ、……っぁ」
貞操帯の真珠がグリッと敏感な場所を刺激し、ヅンッと脳天まで快楽が駆け上がる。
そしてすぐにオーガストが執拗に乳首を吸い、指で虐め、リディアはあえなく達してしまった。
「ん――っ、あ、……っぁ……あ、……ふぅ」
蕩けきった妻の顔をオーガストは目を細めて見つめ、顔を傾け口づけてきた。
「んぅ、……ん、……ん、ぁ、んふぅ……」
下肢はまだオーガストの太腿に押しつけられ、真珠がリディアを苛んでいる。
胸をやわやわと揉まれたまま濃厚なキスをされ、リディアは絵の前であるという背徳感もすべて忘れてしまった。
やがてちゅ……と音をたててオーガストの唇が離れると、リディアは物欲しげな顔で唇を開く。
「……もう終わりなの?」
「もっとしてほしいのか?」
やはり意地悪な夫の言葉に、リディアは恥ずかしそうに目を逸らした後、自ら体を押しつけてキスをした。すぐにオーガストの片手が背中にまわり、二人はいつまでも濃厚なキスを続けていた。
けれどリディアは知らなかった。
部屋の扉の向こう、廊下にカルヴィンが立っていた事を――。
一途にリディアを想い続けてきた彼が、暗い顔で向かいの壁を睨み、一人拳を握っていた事を、――知らなかった。
同時に遙か西にある離宮から、カツカツと街道を馬蹄が踏みならし高貴な馬車が近付いている事も――。
オーガストが外す必要があると判断した時は、彼が持つ鍵で外せばいいのだ。
「あなたの肌をキャンバスにして、絵を描けたらいいのに」
ツゥッと筆先が胸を這い、クルクルと乳暈から乳嘴を旋回する。
「あ……っ、ア……ん」
右手の人差し指の関節を咥え、リディアが懸命に声を押し殺す。繊細な筆先の刺激によって、リディアの先端はすぐに凝り立った。貞操帯の中で花弁が潤み、ジュワリと蜜を吐き出す。
「……オーガスト、ダメ……っ」
ブライアンが途中まで描いた絵を前にして、胸を出し彼の息子の手により感じているだなんて情けない。
小声で窘めるが、オーガストはニヤリと酷薄に笑って取り合わない。
「胸以外の場所には触らないと約束するから」
グッとリディアの腰を引き寄せ、たっぷりと実った胸を下から見上げられる。
「う……」
ふっくらとした白い乳房と、その先端でツンと尖った赤い宝石。思わず自分の胸を見下ろし、焦点をずらせばオーガストと目が合ってしまう。
「リディア、胸を俺に」
オーガストの赤い目に見つめられ命じられると、なぜだか熱を持った体が勝手に動いてしまう。少し身を屈めるとすぐに、オーガストが胸の先端にしゃぶりついてきた。
「ン……、ぁ。あぁ……」
先端をヌルヌルと舌が舐め、チュウッときつく吸われると下肢にジンとした痺れが走る。
オーガストは絵筆を置き、リディアの胸を手で揉んできた。
外気に晒され少し温度の下がった乳房が、オーガストの温かな掌に包まれ安堵すら覚える。
「あぁ……っ、ぁ、あ……胸、ダメぇ……っ」
「駄目じゃないだろう? あなたはここを弄られるのが何より好きなはずだ」
二本の指で勃ち上がった乳首を扱き、オーガストは口の中で舌をひらめかせる。
静かな室内にピチャピチャという水音が聞こえ、リディアは呼吸を乱しつつ夫の頭を抱き締めていた。
その口の端から透明なものがはみ出てしまっているのも気づかず、ただ与えられる快楽に耽溺する。
「んぅ……っ、あ、あ……っ」
貞操帯から蜜が滴り、脚を伝ってゆく。それほどまでリディアは濡れやすく淫靡な体に作り替えられていた。
腰を揺らし脚をすり合わせる彼女を、オーガストが満足気に見上げる。
「辛そうだな? リディア」
「そ、そんな事は……っ」
「一度胸だけで達してしまえばいい。今まで散々できたのだから、できるはずだ」
意地悪な事を言って更にオーガストは胸を吸い立て、指先で何度も乳首を弾いてきた。
「ん……っ、ぁ、あ……っ、お腹、切ない……っ」
狂おしくオーガストの髪をかき乱し、リディアは淫らな声を出す。
いっその事熱く太いモノで貫いてほしいとすら思うのに、オーガストはリディアの下肢に手を伸ばそうとしなかった。
「仕方がないな。リディアは胸で達けるはずなんだろう?」
オーガストは自分の太腿を跨がせ、リディアの深部をグッと脚で押し上げた。
「っきゃふ……っ! あ、……っぁ」
貞操帯の真珠がグリッと敏感な場所を刺激し、ヅンッと脳天まで快楽が駆け上がる。
そしてすぐにオーガストが執拗に乳首を吸い、指で虐め、リディアはあえなく達してしまった。
「ん――っ、あ、……っぁ……あ、……ふぅ」
蕩けきった妻の顔をオーガストは目を細めて見つめ、顔を傾け口づけてきた。
「んぅ、……ん、……ん、ぁ、んふぅ……」
下肢はまだオーガストの太腿に押しつけられ、真珠がリディアを苛んでいる。
胸をやわやわと揉まれたまま濃厚なキスをされ、リディアは絵の前であるという背徳感もすべて忘れてしまった。
やがてちゅ……と音をたててオーガストの唇が離れると、リディアは物欲しげな顔で唇を開く。
「……もう終わりなの?」
「もっとしてほしいのか?」
やはり意地悪な夫の言葉に、リディアは恥ずかしそうに目を逸らした後、自ら体を押しつけてキスをした。すぐにオーガストの片手が背中にまわり、二人はいつまでも濃厚なキスを続けていた。
けれどリディアは知らなかった。
部屋の扉の向こう、廊下にカルヴィンが立っていた事を――。
一途にリディアを想い続けてきた彼が、暗い顔で向かいの壁を睨み、一人拳を握っていた事を、――知らなかった。
同時に遙か西にある離宮から、カツカツと街道を馬蹄が踏みならし高貴な馬車が近付いている事も――。
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