15 / 71
初夜2 ☆
しおりを挟む
けれど残酷な事に、オーガストはリディアの目の前でこの上もなく嬉しそうに笑ってみせた。
「父上が崩御してから、あなたに共寝を禁じられる十五までの五年間。俺はあなたが寝入ってから夜着を紐解き、その素肌に触れ唇を這わせた。あなたの胸がこんなに感じやすいのも、ほんの僅かな刺激で下がはしなたく濡れるのも……。全部俺があなたの体に教え込んだからだ」
「――――!」
ブルブルと体が震えるほどの衝撃がリディアを駆け抜け、彼女の体が硬直した。
「信じられないかい?」
「だ……だって……。わ、私……目覚めなかったの?」
「あなたは随分疲れているようで、一度眠ったらあまり目覚めない体質のようだ。俺が胸を揉んでも、こうやって舐めしゃぶっても……」
「あっ」
言葉の通りむっちりと実った果実を揉まれ、舌でもって愛撫され、リディアの体に淫らな感覚が這い回る。
「そして……ココも」
オーガストの手が伸び、リディアのなだらかな腹部を撫でてあえかな銀色の茂みに至った。その先の突起を指がかすり、もう潤沢に蜜を蓄えている場所をひと撫でした。
「だっ……ダメっ!」
咄嗟にリディアはオーガストの手を押さえるが、彼は艶然と笑うのみだ。
「駄目? どうして? 俺は何度もココに顔を埋めてあなたの蜜を啜り、指だって数え切れないほど入れて掻き回したのに。可愛らしい声を上げて何度も果てて……あなただって気持ち良かったでしょう?」
「…………」
大きなショックを受けたリディアは、呆然としたまま何も言えなかった。
確かにオーガストと共寝をした五年間、やけに翌朝体が重怠かった気がする。それがまさか、寝ている間に悪戯をされていた事によるものだったとは――。
「ご、……五年……も」
どうして気づかなかったのだろう? と、呑気に寝ていた自分に絶望する。
けれどオーガストは更なる言葉を重ねてきた。
「まぁ、正しくはつい先日までですがね?」
「え?」
今度こそ訳が分からず目を丸くして問いかける。そんなリディアの頭を、オーガストはよしよしと撫でてくる。
「あなたと公に共寝をしなくなっても、俺は秘密の通路を抜けてあなたの寝室にやって来ていた。首から提げた鍵を使えば、貞操帯だって外れるしね?」
「そんな……」
「この十年。実にあなたは淫靡な体に育ってくれた。俺の舌と指を味わい覚え込み、それでなければ満足できない体になった」
「ま、まさか最後まで……っ」
恐怖を覚えて掠れた声を上げると、オーガストは残念そうにかぶりを振る。
「それはご安心を。俺のコレで貫いた事はまだない」
リディアの手を引き、オーガストはトラウザーズの上から自分の強張りを触らせた。
「や……っ」
手に触れたモノは、布越しにも熱く硬くなっているのが分かる。二十八歳になっても誰かと男女の仲になった事のないリディアは、男性にそういう器官があると知っていても見た事も触れた事もなかった。
「ですが、あなたの胸に挟ませてもらったり、口に入れさせてもらった事はあった。寝ている間に数々の無礼、ここにお詫び致します。けれどあなただって、たっぷり感じていたでしょう?」
「……オーガスト……あなた……」
知らない間に自分の体が蹂躙されていたと知り、リディアは絶望する。
「嫌でしたか? 俺はあなたを愛している。あなたも俺の事を愛してくれていると思っていた。……これは愛情のない望まない行為ですか?」
泰然自若としたオーガストに見つめられ、リディアは何も言えなくなる。
オーガストが自分に義母以上の想いを持っているのは確かだろう。自分が知っている純粋で優しい愛情とは違うかもしれないが、それも確かに愛だ。
加えてリディア自身も、オーガストを自分の半身のように愛している。彼を今まで息子としか思っていなくても、愛は愛だ。
「……分からない……。もうどうしたらいいのか分からないの……っ」
「じゃあ、俺を信じて愛すればいい」
グッと両肩を掴まれ、オーガストが迸るような情熱を見せた。リディアは息を呑み、彼の赤い目に惹きつけられる。
「自分の愛がどこへ向かおうとしているのか分からず、突然の結婚に戸惑い自分がどうしたらいいのか分からないのなら――。あなたを真っ直ぐに愛し、奴隷のように傅き、忠実な僕であろうとする俺を、信じればいい」
「…………っ」
グラグラと揺らいだリディアの心を、真っ直ぐな目が貫く。
オーガストの手によって絶望の淵に立たされ正常な判断を持てなくなったリディアに、そのオーガストの存在が救いになろうとしている。
「……愛して、……くれるの? 私を……」
「俺はずっと昔からあなたを見てきた。俺だけは絶対にあなたを裏切らない。先に死なない。あなたが満足するまで愛し、子を授け、母にする」
「……ぅっ……」
ずっと孤独だった。
母としてオーガストを生きがいにしていたけれど、女としては孤独だった。
あらゆる誘惑はあったけれど、オーガストを国王にするまでは自分が女である事にも目を背けていた。
誰かに触れられたい。「愛している」と囁かれ、キスをされたい。髪を撫でられ褒められて、何でもない事で幸せそうに笑いたい。
その『欲』を、今オーガストがすべて満たしてくれると言っている。
「もう……っ、愛する人を失いたくないの……っ。一度ブライアン様を喪った私は、新しい国王陛下であるあなたにとって、不吉だわ」
「父上の病は仕方がなかった。あなたが責任を感じる必要などありません」
記憶にあるブライアンのものより大きくなった手が、リディアを撫で甘やかす。
互いの胸が密着するまで距離を詰め、オーガストが囁く。
「ねぇリディア。俺にはあなたが必要だ。そしてあなたにも俺が必要だ。俺はあなたが側にいてくれる限り、国王として頑張れる。父に負けない王となり、善政を敷くと約束しよう。その平和な国で、いつまでも笑っていてくれないか?」
耳元で低い声が囁き、チュ、チュ、とリディアの顔にキスの雨を降らせる。
柔らかく温かい唇の感触に、リディアは自分の中で硬くなっていたものがゆっくりと溶けてゆくのを感じた。
「……本当? ずっと側にいてくれるの? 良い王様になって、私の事も愛してくれる? 私の……生きがいでいてくれる?」
脆くなった女の本能が、リディアに弱い涙を流させた。
オーガストはそれをチュッと舐めとり、彼女の目の前で微笑んでみせる。
「この命にかけて約束しよう。俺の命も生き方も、すべてあなたのものだ」
リディアの細められた目から涙が零れ、しばらくの沈黙のあと彼女が呟いた。
「……なら、あなたを夫として受け入れます。今までの悪戯の事も、目を瞑ります」
「……良かった」
オーガストの中の獣が、舌なめずりをする。
リディアの上に跨がったまま、彼はおもむろにトラウザーズを脱ぎ去った。
「あ……」
みっしりと筋肉がついた美しい肉体の下には、隆起して肥大したモノが天を突くほどに昂ぶっていた。
「これからあなたを抱く」
短く宣言した後、オーガストは再びリディアにキスをし、胸を揉んだ。
「父上が崩御してから、あなたに共寝を禁じられる十五までの五年間。俺はあなたが寝入ってから夜着を紐解き、その素肌に触れ唇を這わせた。あなたの胸がこんなに感じやすいのも、ほんの僅かな刺激で下がはしなたく濡れるのも……。全部俺があなたの体に教え込んだからだ」
「――――!」
ブルブルと体が震えるほどの衝撃がリディアを駆け抜け、彼女の体が硬直した。
「信じられないかい?」
「だ……だって……。わ、私……目覚めなかったの?」
「あなたは随分疲れているようで、一度眠ったらあまり目覚めない体質のようだ。俺が胸を揉んでも、こうやって舐めしゃぶっても……」
「あっ」
言葉の通りむっちりと実った果実を揉まれ、舌でもって愛撫され、リディアの体に淫らな感覚が這い回る。
「そして……ココも」
オーガストの手が伸び、リディアのなだらかな腹部を撫でてあえかな銀色の茂みに至った。その先の突起を指がかすり、もう潤沢に蜜を蓄えている場所をひと撫でした。
「だっ……ダメっ!」
咄嗟にリディアはオーガストの手を押さえるが、彼は艶然と笑うのみだ。
「駄目? どうして? 俺は何度もココに顔を埋めてあなたの蜜を啜り、指だって数え切れないほど入れて掻き回したのに。可愛らしい声を上げて何度も果てて……あなただって気持ち良かったでしょう?」
「…………」
大きなショックを受けたリディアは、呆然としたまま何も言えなかった。
確かにオーガストと共寝をした五年間、やけに翌朝体が重怠かった気がする。それがまさか、寝ている間に悪戯をされていた事によるものだったとは――。
「ご、……五年……も」
どうして気づかなかったのだろう? と、呑気に寝ていた自分に絶望する。
けれどオーガストは更なる言葉を重ねてきた。
「まぁ、正しくはつい先日までですがね?」
「え?」
今度こそ訳が分からず目を丸くして問いかける。そんなリディアの頭を、オーガストはよしよしと撫でてくる。
「あなたと公に共寝をしなくなっても、俺は秘密の通路を抜けてあなたの寝室にやって来ていた。首から提げた鍵を使えば、貞操帯だって外れるしね?」
「そんな……」
「この十年。実にあなたは淫靡な体に育ってくれた。俺の舌と指を味わい覚え込み、それでなければ満足できない体になった」
「ま、まさか最後まで……っ」
恐怖を覚えて掠れた声を上げると、オーガストは残念そうにかぶりを振る。
「それはご安心を。俺のコレで貫いた事はまだない」
リディアの手を引き、オーガストはトラウザーズの上から自分の強張りを触らせた。
「や……っ」
手に触れたモノは、布越しにも熱く硬くなっているのが分かる。二十八歳になっても誰かと男女の仲になった事のないリディアは、男性にそういう器官があると知っていても見た事も触れた事もなかった。
「ですが、あなたの胸に挟ませてもらったり、口に入れさせてもらった事はあった。寝ている間に数々の無礼、ここにお詫び致します。けれどあなただって、たっぷり感じていたでしょう?」
「……オーガスト……あなた……」
知らない間に自分の体が蹂躙されていたと知り、リディアは絶望する。
「嫌でしたか? 俺はあなたを愛している。あなたも俺の事を愛してくれていると思っていた。……これは愛情のない望まない行為ですか?」
泰然自若としたオーガストに見つめられ、リディアは何も言えなくなる。
オーガストが自分に義母以上の想いを持っているのは確かだろう。自分が知っている純粋で優しい愛情とは違うかもしれないが、それも確かに愛だ。
加えてリディア自身も、オーガストを自分の半身のように愛している。彼を今まで息子としか思っていなくても、愛は愛だ。
「……分からない……。もうどうしたらいいのか分からないの……っ」
「じゃあ、俺を信じて愛すればいい」
グッと両肩を掴まれ、オーガストが迸るような情熱を見せた。リディアは息を呑み、彼の赤い目に惹きつけられる。
「自分の愛がどこへ向かおうとしているのか分からず、突然の結婚に戸惑い自分がどうしたらいいのか分からないのなら――。あなたを真っ直ぐに愛し、奴隷のように傅き、忠実な僕であろうとする俺を、信じればいい」
「…………っ」
グラグラと揺らいだリディアの心を、真っ直ぐな目が貫く。
オーガストの手によって絶望の淵に立たされ正常な判断を持てなくなったリディアに、そのオーガストの存在が救いになろうとしている。
「……愛して、……くれるの? 私を……」
「俺はずっと昔からあなたを見てきた。俺だけは絶対にあなたを裏切らない。先に死なない。あなたが満足するまで愛し、子を授け、母にする」
「……ぅっ……」
ずっと孤独だった。
母としてオーガストを生きがいにしていたけれど、女としては孤独だった。
あらゆる誘惑はあったけれど、オーガストを国王にするまでは自分が女である事にも目を背けていた。
誰かに触れられたい。「愛している」と囁かれ、キスをされたい。髪を撫でられ褒められて、何でもない事で幸せそうに笑いたい。
その『欲』を、今オーガストがすべて満たしてくれると言っている。
「もう……っ、愛する人を失いたくないの……っ。一度ブライアン様を喪った私は、新しい国王陛下であるあなたにとって、不吉だわ」
「父上の病は仕方がなかった。あなたが責任を感じる必要などありません」
記憶にあるブライアンのものより大きくなった手が、リディアを撫で甘やかす。
互いの胸が密着するまで距離を詰め、オーガストが囁く。
「ねぇリディア。俺にはあなたが必要だ。そしてあなたにも俺が必要だ。俺はあなたが側にいてくれる限り、国王として頑張れる。父に負けない王となり、善政を敷くと約束しよう。その平和な国で、いつまでも笑っていてくれないか?」
耳元で低い声が囁き、チュ、チュ、とリディアの顔にキスの雨を降らせる。
柔らかく温かい唇の感触に、リディアは自分の中で硬くなっていたものがゆっくりと溶けてゆくのを感じた。
「……本当? ずっと側にいてくれるの? 良い王様になって、私の事も愛してくれる? 私の……生きがいでいてくれる?」
脆くなった女の本能が、リディアに弱い涙を流させた。
オーガストはそれをチュッと舐めとり、彼女の目の前で微笑んでみせる。
「この命にかけて約束しよう。俺の命も生き方も、すべてあなたのものだ」
リディアの細められた目から涙が零れ、しばらくの沈黙のあと彼女が呟いた。
「……なら、あなたを夫として受け入れます。今までの悪戯の事も、目を瞑ります」
「……良かった」
オーガストの中の獣が、舌なめずりをする。
リディアの上に跨がったまま、彼はおもむろにトラウザーズを脱ぎ去った。
「あ……」
みっしりと筋肉がついた美しい肉体の下には、隆起して肥大したモノが天を突くほどに昂ぶっていた。
「これからあなたを抱く」
短く宣言した後、オーガストは再びリディアにキスをし、胸を揉んだ。
21
お気に入りに追加
2,102
あなたにおすすめの小説

【R18】純粋無垢なプリンセスは、婚礼した冷徹と噂される美麗国王に三日三晩の初夜で蕩かされるほど溺愛される
奏音 美都
恋愛
数々の困難を乗り越えて、ようやく誓約の儀を交わしたグレートブルタン国のプリンセスであるルチアとシュタート王国、国王のクロード。
けれど、それぞれの執務に追われ、誓約の儀から二ヶ月経っても夫婦の時間を過ごせずにいた。
そんなある日、ルチアの元にクロードから別邸への招待状が届けられる。そこで三日三晩の甘い蕩かされるような初夜を過ごしながら、クロードの過去を知ることになる。
2人の出会いを描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスを野盗から助け出したのは、冷徹と噂される美麗国王でした」https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/443443630
2人の誓約の儀を描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスは、冷徹と噂される美麗国王と誓約の儀を結ぶ」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/183445041

婚約者が巨乳好きだと知ったので、お義兄様に胸を大きくしてもらいます。
鯖
恋愛
可憐な見た目とは裏腹に、突っ走りがちな令嬢のパトリシア。婚約者のフィリップが、巨乳じゃないと女として見れない、と話しているのを聞いてしまう。
パトリシアは、小さい頃に両親を亡くし、母の弟である伯爵家で、本当の娘の様に育てられた。お世話になった家族の為にも、幸せな結婚生活を送らねばならないと、兄の様に慕っているアレックスに、あるお願いをしに行く。

義兄に甘えまくっていたらいつの間にか執着されまくっていた話
よしゆき
恋愛
乙女ゲームのヒロインに意地悪をする攻略対象者のユリウスの義妹、マリナに転生した。大好きな推しであるユリウスと自分が結ばれることはない。ならば義妹として目一杯甘えまくって楽しもうと考えたのだが、気づけばユリウスにめちゃくちゃ執着されていた話。
「義兄に嫌われようとした行動が裏目に出て逆に執着されることになった話」のifストーリーですが繋がりはなにもありません。

魔性の大公の甘く淫らな執愛の檻に囚われて
アマイ
恋愛
優れた癒しの力を持つ家系に生まれながら、伯爵家当主であるクロエにはその力が発現しなかった。しかし血筋を絶やしたくない皇帝の意向により、クロエは早急に後継を作らねばならなくなった。相手を求め渋々参加した夜会で、クロエは謎めいた美貌の男・ルアと出会う。
二人は契約を交わし、割り切った体の関係を結ぶのだが――
イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?
すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。
「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」
家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。
「私は母親じゃない・・・!」
そう言って家を飛び出した。
夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。
「何があった?送ってく。」
それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。
「俺と・・・結婚してほしい。」
「!?」
突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。
かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。
そんな彼に、私は想いを返したい。
「俺に・・・全てを見せて。」
苦手意識の強かった『営み』。
彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。
「いあぁぁぁっ・・!!」
「感じやすいんだな・・・。」
※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。
※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。
それではお楽しみください。すずなり。

巨乳令嬢は男装して騎士団に入隊するけど、何故か騎士団長に目をつけられた
狭山雪菜
恋愛
ラクマ王国は昔から貴族以上の18歳から20歳までの子息に騎士団に短期入団する事を義務付けている
いつしか時の流れが次第に短期入団を終わらせれば、成人とみなされる事に変わっていった
そんなことで、我がサハラ男爵家も例外ではなく長男のマルキ・サハラも騎士団に入団する日が近づきみんな浮き立っていた
しかし、入団前日になり置き手紙ひとつ残し姿を消した長男に男爵家当主は苦悩の末、苦肉の策を家族に伝え他言無用で使用人にも箝口令を敷いた
当日入団したのは、男装した年子の妹、ハルキ・サハラだった
この作品は「小説家になろう」にも掲載しております。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる